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「糖尿病対策にはマグネシウム」は世界の常識

“金”偏に“美しい”と書いてマグネシウムと呼びます。

そのマグネシウムは、人体では生命にかかわる代謝に不可欠で、600種類以上の酵素に必須であり、体内における適用の広さと効果が奇跡的と言われています。

現代は、大多数の方がマグネシウム欠乏で、これを積極的に摂ることでさまざまな健康効果を得られることになります。特に、毒性のある西洋薬を止め、毒性のないミネラルであるマグネシウムを使うことは、医学界全体を新しい方向を示すことにもなるでしょう。

マグネシウムは、次のように多くの臨床的な効果が示されています。

ぜんそく、うつ病、疲労、心疾患、高血圧、糖尿病、がん、神経障害、不眠症、骨粗鬆症、腸疾患、婦人科疾患等

今回はその中で、糖尿病についてお伝えします。

マグネシウムは、インスリンの合成、輸送、およびインスリンが機能するために必須です。実際、平均総マグネシウム摂取量が少ないほど、インスリン抵抗性が高い傾向があります。ですから、マグネシウム不足の患者さんにはインスリンのみを与えても無駄なことになるのです。逆に、インスリンが効かないという方には、まずマグネシウムの投与が大切になります。

ここで、2004年ハーバード大学が行った12万人超えの大規模研究では、マグネシウムを最も多く摂取していたグループでは最も少ないグループに比べ、糖尿病の発症リスクが男女とも3割以上低かったことが報告されています。

その後、複数の研究結果の解析を通じて、マグネシウムの摂取量が1日100mg増えるごとに、糖尿病の発症リスクが15%減少することなども示唆されています。

そして、マグネシウムはブラザーイオンであるカルシウムとのバランスも要注意で、特に嗜好品である牛乳や乳製品はマグネシウムとカルシウムとのバランスを乱し、結果として、糖代謝異常を招いてしまうのです。

ですから、牛乳や乳製品など健康を害するものはひかえて、穀類・雑穀や豆類、青菜類、海藻類、種実類など「マゴワヤサシイ」食事に従っていれば、良質な炭水化物や糖代謝にかかわるミネラルやビタミンをまんべんなく得ることができるだけでなく、マグネシウムとカルシウムも適正なバランスで摂取できるのです。

ちなみに、プラズマ療法は糖尿病にとても役立ちます。体内酵素を活性化したり、神経・血管系にもプラスに働くからです。ひだまり庵では、糖尿病の方にも総合的にサポートしています。ぜひ、体験して見てくださいね。

 

(参)家族みんなが病気にならない食べ方事典

[栄養]2021.08.01