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厚労省が「高齢者に抗がん剤は効かない」と発表しています‼

厚労省は「高齢者に抗がん剤は効かない」と発表しています。

このような衝撃的な内容を見たのでご紹介します。

高齢者は、心肺機能が落ちていたり、様々な生活習慣病の持病を持っています。体の主な代謝機能を担っている肝臓や腎臓の機能も低下しています。

ですから、高齢者にはがん治療は危険なのです。

『大往生したけりゃ医療とかかわるな』の中村仁一医師は、有言実行で肺がんを放置して、自宅で穏やかに旅立たれました。

年齢に関係なく、がんの9割は放置して痛みだけ抑えたほうが楽に長生きできます。

とりわけ高齢者は、手術や抗がん剤のダメージで命を縮めやすいのです。全身麻酔の手術が終わったらボケていた、入院生活から寝たきりに直行などのトラブルも多発します。

また、手術時の全身麻酔について、全身麻酔下では自力呼吸ができなくなり、人工呼吸器が必須になります。その他、中枢機能、心臓の働き、ホルモン分泌など、生きていくために欠かせない体の機能のほとんどが抑制されたり、乱れます。そのため、70歳を過ぎて心肺機能が弱っていたり、狭心症や脳梗塞、糖尿病、腎臓病などの持病があると、全身麻酔によって状態が悪化することがあります。また、手術後にせん妄(幻覚)やボケが急激に進むという研究データがいくつも出ています。

厚労省が行った研究で、国立がんセンターを受診した70歳以上の高齢患者、約1500人を「抗がん剤治療を中心にしたグループ」と「痛みをやわらげる緩和ケアを重点的に行ったグループ」の2つに分けて、初診から死亡までの生存期間を比較したものがあります。

その結果、肺がん、大腸がん、乳がん末期の高齢患者では、成績に差はありませんでした。しかし、肺がんでは「40カ月以上生存した人たちは、抗がん剤治療をしていないグループのみ」「75歳以上で10カ月以上生存した人の割合は、抗がん剤治療をしていないグループの方が高くて生存期間も長かった」。

つまり「抗がん剤を使わない方が長生きする」という、思惑とは逆の結果が出ていました。

2500人以上の末期がん患者を診てきた小野寺時夫医師が次のようなため息をついています。

「ホスピスで心を痛めるのは、抗がん剤治療でズタズタの人が多すぎること。いろいろ試しても効かず、衰弱しきってホスピスにくる。副作用で食べ物の味はしない、手足はしびれる、だるくて身の置き場がない。そして間もなく死亡。これほど痛ましいことはないです。」

抗がん剤、分子標的薬などあれこれ投与されて副作用で死ぬまで苦しんでいるのです。

ですから、「無治療で明るく穏やかに『在宅がん自然死』が僕の究極の理想です。」と近藤誠医師は述べています。

以上を考えれば、高齢者にはプラズマ療法でサポートすると良いと思いますね。

 

(参)がんの逆襲

[がん]2021.10.08