プラズマ療法を開発した田丸滋先生が、スキルス胃ガンで肝臓、肺への転移もあり余命3カ月の状態から、何とかガンの進行を止めたのが「プラズマウォーター」でした。
開発初期のプラズマウォーターは、今の1000分の1程度のレベルにもかかわらず、転移した末期ガンの進行を止め、そのような中でプラズマウォーターのパワーを高めつつ、もう一つの特許技術であるプラズマパルサーを開発して自身のガンを克服したのでした。
ともすると、プラズマ療法のメインが機械であるパルサーにあると思いがちですが、実はそれ以上の能力がもう一つの特許技術であるプラズマウォーターにあるのです。そして、このプラズマウォーターのパワーの源の一つがNO(一酸化窒素)になります。
ちなみに、気体であるNOを水の中に保持する技術は、今まで大資本の世界中の製薬メーカーなどが開発を試みましたが、かなわないものでした。
今回は、このNOの奇跡の多能性について、ノーベル医学・生理学賞受賞者ルイス・J・イグナロの著書「NOでアンチエイジング」からお伝えします。
1998年、NOに関する画期的研究にノーベル医学・生理学賞が授与されたのが始まりでした。この発表のプレリリースには「奇跡の分子」NOが果たす多くの機能が概説されていました。
以下にその抜粋を示します。
① 心臓
アテローム性動脈硬化では、内皮のNO産生能力が低下する。しかし、ニトログリセリン治療によってNOを補給することができる。
② 肺
集中治療患者にNOを吸引させて治療することができる。
③ ガン
白血球は、バクテリア、カビ、寄生虫などの感染源を死滅させるだけでなく、患者を腫瘍から保護するためにもNOを用いている。
NOガスによってアポトーシス(プログラム細胞死)を引き起こすことができるため、科学者は現在、腫瘍の成長阻止にNOが使用できるかどうかをテスト中である。(これに関しては、すでに腫瘍阻止も確認できています。また、プラズマ療法として使われています。)
④ 不能
NOは勃起組織の血管を拡大することによって勃起を開始させる。(すでに、この機序のある勃起不全治療薬〈バイアグラ、シアリス、レビトラ等〉が出来ています。)
⑤ 診断分析
肺や腸でのNO生成を分析することで、炎症性疾患を診断できる。
⑥ 他の機能
NOは嗅覚や違った臭いをかぎ分ける能力にとって重要である。また、記憶力のためにも重要である。
(出所:カロリンスカ研究所ノーベル賞選考委員会)
さらに、NO(一酸化窒素)の特徴と果たしている役割をご紹介します。
NOは、
・寿命はわずか数分の1秒です。
・内皮細胞は、多くの通常疾患から私たちの身体を守ってくれるNOを作り出す心血管系統の中にあるNOの産生工場です。
・血管の内皮細胞だけでなく、神経細胞や白血球でも産生されています。
・プラーク形成やアテローム性動脈硬化になる危険性が低下させます。
・血餅を出来にくくし、心臓発作や脳卒中を起こす危険性を引き下げます。
・血流を制御し、血圧降下にも役立ちます。
・プラークの形成を阻止する重要な役割を果たしています。
・血小板の凝固に干渉し、脳卒中の危険性を低下させます。
・破壊的なフリーラジカルを撃退できる強力な抗酸化物質です。体内のあらゆる天然抗酸化物質の1000倍以上は強力です。
・抗酸化物質の役割を果たす際、酵素や遺伝子と反応して消炎剤として機能します。
・補う機能性食品とNO強化の栄養機能成分(Lアルギニン、Lシトルリン、ビタミンC・E、葉酸)を相乗的に組み合わせることによって、体内のNO産生が徐々に拡大されます。さらに、運動を加えることで、血液の流れを速め、NOを産生する酵素であるNO合成酵素の活動レベルを引き上げ、体内のNO産生量を増大させます。
ここで、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、LDLコレステロール、精製された糖質の多い食事をしていたのでは、体内のNOの産生は低下してしまいます。
一方、良い油(オメガ3)を積極的に摂り、抗酸化力豊富な野菜をしっかり摂ることが、NOの働きを守ってくれます。
以上の実践を通してNOの産生レベルを大幅に引き上げることで、心血管系の疾患リスクを低減して若々しいしなやかな血管を取り戻して行くことができます。
プラズマ療法にて、このようなすばらしいプラズマウォーターを、ぜひ取り入れて行って下さい。
私たちの体の中では、常に新陳代謝が行われていることはご存知でしょう。
しかし、古くなった細胞を単に捨ててしまうのではなく、きちんと分別して使えるものは使うというリサイクルシステムを私たちの体の中にも備えているのです。
そのリサイクルシステムのカギである「分解」に関わる機能が「オートファジー」です。
オートファジーは、2016年東京工業大学の大隅良典栄誉教授が「細胞の自食作用(オートファジー)の機構の解明」でノーベル医学生理学賞を受賞したことで認知されるようになりました。
実は私たち人間も含め、生物の体内では数十兆個あるといわれる細胞一つひとつの中で、古くなった異常タンパク質や異物などを分解し、その分解でできたアミノ酸から新たなタンパク質を作るためのリサイクルが行われています。
このリサイクルシステムは、大きく2つあります。
「ユビキチン-プロテアソーム系」と「オートファジー」の2つです。ユビキチン-プロテアソーム系は、個々のタンパク質ごとの小規模な分解方法で、オートファジーは一度に多量のタンパク質をまとめて処分する分解方法になります。
特に、オートファジーが注目されるのは、このオートファジーの働きが、人間の健康や病気の発症に大きな影響を与えるとされ、オートファジーの異常はパーキンソン病や糖尿病を引き起こすからです。また、オートファジーの遺伝子の異常は、ガンや神経疾患を含む幾つかの状態にも関与しているからです。
では、このオートファジーのリサイクルの流れを簡単に説明します。
① 細胞の中に詰まっている古くなったタンパク質を膜に包む。(オートファゴソーム)
② これに分解酵素を持つリソソームと呼ばれる物質がくっついて(オートリソソーム)分解酵素が流し込まれ、アミノ酸に分解する。
③ 分解されたアミノ酸は膜の外に出され、新たなタンパク質を作るための栄養として再利用される。
この流れの中の②の部分がオートファジーと呼ばれる自食作用の所になります。
ちなみに、貪食細胞が細胞内に取り込んだバクテリアや老化細胞を処理するときも、このようなメカニズムによって行われます。
オートファジーの機能は、細胞内あるいは生体内のタンパク質が不足してきた場合にも活発に行われます。食べるタンパク質を減らしたり、ファスティングを行ったりすると、細胞におけるオートファジーの働きが活発になり、異常なタンパク質や過剰なタンパク質の分解処理が亢進されます。このことは、疾患を治療したり、健康を維持するためにとても重要になります。
もともとタンパク質は完成までにとても手間がかかっているので、再利用しないともったいないですね。ちなみに、リサイクルに回す前には、HSP(ヒートショックプロテイン)と呼ばれる異常タンパク質の機能を修理する分子シャペロン(※1)が再フォールディング(※2)にあたっています。(詳しくは後述)
細胞内には、このような驚くべきメカニズムが無数にあり、それは医薬品や手術によって解決しようとしている医学の到底及ばない世界ですね。
※1分子シャペロン:タンパク質分子を正しく折りたたみ(フォールディング)をして機能を獲得するのを助けるタンパク質の総称
※2再フォールディング:タンパク質分子を再び折りたたむこと
◆ガンを知る
1981年以来、日本人の死因のトップがガン
ガンの原因の1位は食生活で約35%、他喫煙が約30%、感染症が約10%
ガンとは、ガン細胞が増殖して0.5~1cmの大きさになり、肉眼で見えるようになったもの。重さは約1gほどです。「増殖しても死なない」1個のガン細胞が細胞分裂を繰り返して、10億個ほど集まって初めてこのサイズになります。これが、いわゆる「早期ガン」です
ガンの芽は毎日5,000個程生まれていて、それがいくつかの遺伝子の変化によって「ガン細胞」になります。1つのガン細胞が成長して、私たちの生命を脅かす「ガン」になるには、およそ9年かかります
「多段階発ガン説」とは、何種類ものガン遺伝子とガン抑制遺伝子が変異を重ねながらいくつものステップを踏んでガンが進行するという説
一般的にも「ガン体質」とか「ガン家系」といった言葉を耳にするが、親のガンがそのまま子どもに遺伝することはありません
○発ガンのプロセス①イニシエーション(引き金)
遺伝子のミスコピー、変異を引き起こすのが発ガンの第1段階
イニシエーター:タバコ、感染症(ウイルス・細菌)、ハムやソーセージなどの発色剤、加工食品に含まれる酸化防止剤や防カビ剤、紫外線、放射線、活性酸素など
○発ガンのプロセス②プロモーション(促進)
プロモーター:タバコ、活性酸素、熱い飲み物、アルコール、脂肪・塩分の摂りすぎ、肥満など
○発ガンのプロセス③免疫力の低下
免疫とは、病原体や毒素などの進入物、体内で生じたガンなどの異物を排除して、生存に不利な外敵から自らを守ろうとする仕組み
◆ガンにならない食習慣①ファイトケミカルを摂る
①イニシエーション②プロモーション③免疫力の低下の3つ全てをリセットしてくれるのが野菜や果物に含まれる「ファイトケミカル」
ファイトケミカルとは、植物が自らを守るために作り出した天然成分であり、機能性成分の総称で、植物が作る化学物質と訳されます
ファイトケミカルは「食物繊維」に次ぐ第7の栄養素
抗ガン作用は、具体的には、①抗酸化作用、②発ガン物質の抑制作用、③免疫力増強作用の3つがある
ファイトケミカルは、①ポリフェノール、②含硫化合物、③脂質関連物質(カロチノイド類など)、④糖関連物質(βグルカン、フコイダンなど)、⑤アミノ酸関連物質(グルタチオンなど)、⑥香気成分(オイゲノール、リモネンなど)
ファイトケミカルを効率的に摂取するには、加熱して食べるのが良く、最適なのはスープ
◆ガンにならない食習慣②低GI値(グリセミック指数)の食品を選ぶ
糖尿病患者がガンに罹る確立は男性で約2.8倍、女性で約3.2倍
Hba1c値が高いほど、発ガン率は高い
特に、すい臓ガンは糖尿病患者に多く、50歳以上で新規に糖尿病と診断された人では、120例に1例の割合ですい臓ガンを発病するといわれています。これは人口比リスクの8倍という高率
糖尿病と診断されてから5年以内に、すい臓ガンの発ガンリスクは最大になります
なぜ糖尿病になるとガンを引き起こすのかは、インスリンがガンの芽をガンへと成長させる過程を助長させるから
GI値とは、50gのブドウ糖を摂取した時の血糖上昇率を100として数値化したもの
糖質は含まれている食品により、消化吸収のスピードに違いがあり、血糖値を上昇させるスピードに差があります
ガンのプロモーションを起こさせないためには、高GI値の食品を避け、低GI値の食品にスイッチするのが有効です
食べる順番も大切で、主食を食べる前に、主菜と副菜を先に食べるようにします。副菜は食物繊維が豊富ですから、先に野菜や海藻類やキノコ類などが胃の中に入ると、後から主食の糖質が入ってきても、血糖値の上昇度合いが緩やかになります
甘い清涼飲料水やスイーツは、俗に「エンプティカロリー」と呼ばれています。これはカロリーがないという意味ではなく、糖質によるカロリーばかりで栄養がない(=エンプティ)という意味です
インスリンは「肥満ホルモン」とも呼ばれ、血糖値が上がり、インスリンが分泌されるたびに、血糖は中性脂肪に変えられて肥満を進める
◆ガンにならない食習慣③過剰な鉄分摂取を控える
過剰な鉄分がガンを引き起こすのは、鉄が活性酸素を発生し、DNAを酸化するため
鉄が運ぶ酸素は毒性が強い半面、酸素を使うと多くのエネルギーが得られるというメリットがある
鉄イオンや銅イオンは触媒となり、過酸化水素からヒドロキシルラジカルが生じる
ファイトケミカルを摂っても、大量のヒドロキシルラジカルが生じると完全に処理できない恐れがあります。活性酸素による発ガンをブロックするには、鉄イオンによるフェントン反応を避けるために、過剰な鉄分摂取を抑えることが大切
鉄分が多く、避けたい食品には、レバー、アサリやハマグリなどの貝類、赤身の肉や魚介類があります
動物性食品に含まれる鉄分は「ヘム鉄」と呼ばれており、体内への吸収率は20~30%だが、野菜や大豆などの植物性食品に含まれる鉄分は「非ヘム鉄」と呼ばれており、吸収率は5%程度です。ですから、ファイトケミカルを摂るために野菜をいくら食べても、鉄分による酸化の害を心配する必要はない
◆アメリカでの研究
1977年アメリカでまとめられた「マグガバンレポート」では、ガン、心臓病、脳卒中などの生活習慣病は、間違った食生活に起因する「食源病」であると指摘した
この間違った食生活とは「動物性食品と砂糖の過剰摂取、精製度の低い穀物や食物繊維が多い野菜類の摂取が少ない」食生活のこと
1982年、アメリカ国立科学アカデミーでは、「食と栄養とガン」というレポートの中で「脂肪の摂取量が増えるとガンの罹患率も増えるのに対して、野菜、果物、未精製の穀物の摂取量が増えるとガンの罹患率が低下する」と指摘している
◆この「ライブラリー」のコーナーでは、健康、医療等の情報を中心に書籍の要約をご紹介します。さまざまな情報が出回っていますが、要約だけでも出来る限り皆様の健康のプラスになるよう役立てて頂ければ幸いです。
プラズマ療法を導入している産婦人科医のお話しでは、
出生適齢期による着床率について、
15~20歳 100%
20~30歳 75%
30~40歳 50%
40歳~ 25%
とされています。
プラズマ療法を受けることにより、着床率が上がることが分かっています。
プラズマ水による抗酸化力やプラズマパルサーによる毛細血管の新生や各細胞の再生、低体温の改善等により妊活に大いに役立っているとのことです。
当然、適正な食事指導等により、血液浄化や羊水の改善による胎児への好ましい影響もプラスに働きかけます。
統合医療とは、患者様を多面的にとらえ、西洋医学のみならず、他のさまざまな医療の長所を組み合わせて実践する医療です。
統合医療は、治癒(healing)指向で全人的(body,mind,spirit)視点を持つ西洋医学と代替医療のあらゆる適切な療法の活用です。(weil博士)
医聖ヒポクラテスの誓いに準じ、「自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、害を知る治療法を決して選択しない」医療こそ統合医療です。
東京女子大自然医療研究所では、「個人の年齢や性別、性格、生活環境さらに個人が人生をどう歩み、どう死んでいくのかまで考え、西洋医学、補完・代替医療を問わず、あらゆる療法からその個人にあったものを見つけ、提供する受診者主体の医療」としています。
現在は、医療ビジネスと揶揄される傾向のある西洋医学主体が現代医療となっています。
しかし、このような偏りのある構造は、経済偏重の今の社会の縮図だからでしょう。
近代以前の医療は、人間が自然物であり、生かされているという哲学に基づいている伝統医療がなされていました。近代になり科学の進歩とともに、救命救急や感染症に優れた技術を持つ西洋医学が今までの伝統医療を軽く凌駕してしまったのです。そのメリットは、検査技術や薬物療法など、他を圧倒しています。
しかし、優れた面が大きいほど、副作用も大きいことが問題になって来ました。同時に、長寿になって来たために、現代の生活習慣や食習慣による生活習慣病の罹患者の増加と認知症患者の増加が大きくなってきました。
この現代の疾患構造の原因が、生活習慣と大きく関わっていて、その中で特に食習慣の影響がとても大きく絡んでいます。
このことは、生活習慣病を主体とする慢性疾患は西洋医学には向かないということです。まずは、生活習慣を整え、食事や栄養を整えることが治療の第一段階になります。
そして、このような考え方が統合医療になります。
ちなみに、近代以前の伝統的な医療は5つあり、以下に列挙します。
① ナチュロパシー(自然療法)
自然な食・水・空気すべてが味方(漢方やプラズマ療法も含む)
② オステオパシー(カイロプラクティック、整体療法)
体のゆがみから病気を治す
③ サイコオパシー(心理療法)
心と体は不可分、心が治れば病気も消える
④ ホメオパシー(同種療法)
自然治癒力を活性化させ自らの力で治す
⑤ アロパシー(薬物療法)
毒で病気の症状を抑え込む対処療法(今の西洋医学)
統合医療は、これらの5つの医療を患者様の状態に最適化すべく取り扱うことになります。
ですから、全て西洋医学で対処するべきではありません。
ここで、西洋医学のメリットとデメリットを見てみましょう。
●メリット
・検査や分析に優れている
・救急疾患に強い
・急性病に強い
・感染症に強い
・薬漬け治療で、対処療法に強い
・患部治療に強い
・病名診断は得意
・清潔区域がしっかりしていて、殺菌した場を作っている
●デメリット
・慢性病に弱い
・西洋薬のほとんどが酵素阻害剤で、副作用が甚大であり、長期では病気を悪化させる
・手術や放射線による欠点が多い
・薬漬けで必ず致命的な余病(新たな病気)を発症する
・がんの三大医療では寿命が短縮する
・不健康寿命を延伸させる
・がん治療においては、抗がん剤の効果が少ないにもかかわらず、非常に高額である
このデメリットの理由は、慢性病の治療に向かないわけで、科学的なデジタル医療である西洋医学がアナログに出来ている人間の体に対処しようとすることに無理があるからです。
西洋医学は、病気を生み出す根本的な原因を探ろうとせず、むしろそこを無視して結果に対処する「対症療法」「対処療法」に一生懸命に終始する医学だからです。
もし、根本に向き合えば、手間暇の時間はかかり、食事・栄養の指導や生活指導が根本治療の根幹なため、経営のプラスにもなりません。それよりは、出ている症状に効率よく薬を渡して対処した方が楽に経営がうまく行きます。
そして、対処療法の仕組みを応援しているのが我が国の国民皆保険で、効率性が高められて、医療ビジネス化してしまっています。
特に命を奪うガン疾患(悪性腫瘍)においては、対処療法の極みである三大医療(手術、抗がん剤、放射線)は苦しみながら寿命を縮めてしまっています。
それこそ、害をなさない根本治療をまず提供すべきなのです。
統合医療の精神を心に留めて、真摯に患者様に向き合うと自ずと本質的な対処に向かうはずです。そのときに、栄養療法・食事指導やがん活性消滅療法(CEAT)やプラズマ療法は第一選択枝になるはずです。
世の中はますます良くなるはずです。当サロンでは、統合医療の考え方から始まる医療を応援すべくサポートしています。
がん活性消滅療法(Cancer Energy Annihilation Therapy(CEAT))とは、元東京女子医大教授の前田華郎先生が自らの前立腺ガンの治療体験から編み出したがん治療法です。
西洋医学で行われている標準治療と言われる手術・放射線・抗がん剤の三大療法を上回る治療法ですが、今の日本では認めようとしない人々が西洋医学のトップに登れるシステムになっているようで、気を使いながら悩める患者さんを救っているのが現状です。
具体的には、アメリカで特許を認められたOリングテストと言われるアプライド・キネシオロジーの診断法の完成度を高めた共鳴反応検査の技術で、がんの活性を診断し、もう一つの特許技術であるマイクロ波を照射することで、がんをアポトーシスに導くものです。
日本と違って、すでに諸外国では抗がん剤は効かないばかりか、増がん剤であるとの認識から使用が減っています。
そんな中、このCEATは、アメリカ、カナダなど7カ国で特許を取得され、欧米の医療界では注目を浴びています。残念ながら、日本の特許庁はどこかを忖度して取得を認めていません。その構造の中に今の西洋医学もあるので、早く変わって欲しいと願い続けるだけです。
医聖ヒポクラテスはこう言っています。「自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない」「依頼されても人を殺す薬を与えない」
話がそれてしまいましたが、CEATでいう「がん活性」とは、がんの芽が放つエネルギーです。そして、がんの芽とは、細胞の中の核にある遺伝子が、ウイルスの刺激で悪性化(がん化)し、正常な人間の持つエネルギーとは異なった強いエネルギーを持って増殖し始める。その時の最小単位の活性化がん遺伝子のことです。このがんの芽が数年以上たち、ようやくCTなどの画像や腫瘍マーカーでとらえられることになります。
但し、今の医療では、10%以上の誤診のもあるとのことですし、3大療法と言われる標準治療による副作用も甚大なものです。さらに、医療ビジネスとして医療費も肥大化しています。
CEATががん治療の第一選択肢となりえるのは、まずは安全で安心して受けられるからです。それと、開発者の前田先生の善なる思いで、CEATがとても安く受けられるからです。さらに、診断も的確で、高額で大がかりな今の装置と比較になりません。
ですから、CEATをされているクリニックの先生方やスタッフもとても明るく、クリニックにこられる患者様も皆が笑顔で談笑の輪を作っています。
日本トップの経営コンサルタントであった故船井幸雄さんが、本物の条件でこんなことをおっしゃっていました。
「本物とは、①つきあうものを害さない②つきあうものを良くする③高品質で安全、そして安心できる④単純でしかも万能である⑤経済的である」
まさに、CEATとプラズマ療法は本物の条件を備えています。ですから、諸外国でこれらが注目を浴びているのです。
いずれ、評価が逆輸入されて入ってくるものと思っています。
CEATもプラズマ療法もがんをアポトーシスすることは、さまざまな大学や研究機関で証明されていますし、患者様を救っています。但し、プラズマ療法は診断技術もないので、いつがんが消滅したのか分からないので、だからこそ、CEATとのコラボが可能なのです。
ですから、当サロンではがんの患者様には希望に応じてCEATを紹介しているのです。
但し、CEATをされている先生方は、まだまだ少ないため、どのクリニックも2~3カ月待ちになってしまっています。それもあり、プラズマ療法でサポートすることで、CEATの混雑の解消が出来、相乗効果による早期の回復を望めると思います。
最後に、このCEATについて参考にした「がんの本体(がんエネルギー)を知らない標準治療はがん患者を救えない(前田華郎著)」の総論を紹介したいと思います。
●現代の標準治療は、がんの本体が分からないから、誤診を生む
●微細ながん遺伝子を発見できないから原発不明がんは解決できない
●完治できない抗がん剤が主体だから、再発を食い止められない
●がん専門医たちは、がん治療率は低いから、生存率を発表する
●CEATで年1~2回、検診を受けていれば、がん・難病から身を守ることができる
(参)がん治療に苦痛と絶望はいらない、「がん活性消滅療法」という選択、がんの本体(がんエネルギー)を知らない標準治療はがん患者を救えない
タウリンといえば、おなじみの〇〇ビタンDの主成分。
タウリンは、臓器別では特に心臓に多く含まれ、次いで筋肉、肝臓、腎臓、肺、脳、さらに網膜、卵巣、精子などにも含まれます。
タウリンの働きは多岐に渡り、以下に列記します。
・胆汁酸の分泌液の一部として、肝臓の機能回復、解毒作用強化、肝細胞の再生促進作用
・全身の細胞膜の安定(ホメオスタシス(恒常性維持)作用)
・疲労回復効果
・血圧降下作用
・血液凝固抑制により動脈硬化症や血栓症の予防
・コレステロール低下作用
・骨格筋や心筋の過興奮抑制作用
・臨床的心不全の治療効果
・アルコール禁断症状抑制作用
・インスリン分泌促進作用(厳密にはグルカゴンとのバランス調整)
・抑制性神経伝達物質として、てんかん発作や不安・多動などの抑制作用
・目の保護や視力の確保、加齢黄斑変性症の予防
最後に述べた加齢黄斑変性症の予防などの目に良い訳は、網膜中に存在するアミノ酸類の4~5割をタウリンが占め、体内でタウリンの濃度が最も高い部位の一つであるからです。
「ネコは魚介類を食べないと失明する」のは、ネコにはタウリンの合成酵素を持っていないため、タウリンの豊富な魚介類をエサとして必ず取らなければならないからです。
一方、現代の食生活ではマグネシウムやビタミンB群が十分に摂取できてないために、タウリンの合成に支障をきたしている人が増えていると考えられます。
つまり、「人間のネコ化」が進んでしまっているといったところです。
タウリンは、多彩な働きをしているだけに、私たちにとって必須化しつつある栄養素です。
目の不安な人以外、血圧やコレステロールの高い人、神経の緊張がある人、疲れている人、飲み過ぎた人には、ぜひ積極的にタウリンを活用してみてください。
ちなみに、タウリンは魚介類のカニ・イカ・タコ・エビ・カキなどに多く含まれています。タウリンは水に良く溶けるので鍋など汁ごととれる形で摂取したいですね。
そして、ネコが魚をネコババしたときには、これからはおおらかな気持ちで見守ることができますね。
神智学から始まるニューエイジの思想に大きな影響を与えたエドガー・ケイシ―の人生を豊かにする13の法則をお伝えします。
辛い思いをしている方からこれからの志を遂げたい思いにまい進してしている方まで、心に栄養を与える応援メッセージです。
1.長所を大きく見て、欠点を小さく見る
2.相手のなかに見える欠点は、自分自身にもある
3.人を裁かない、批判しない
人を裁く者は自分も裁かれる、これが宇宙の法則。
4.自己弁護しない
自己弁護自体が人を裁くことと同じである。
5.もっとも弱き者にすることは、神に為すに等しい
6.忍耐を養う
7.体験に感謝する
たとえ難しい問題があったとしても、宇宙はしかるべき配慮をもって体験させてくれます。
8.愛する
その人がいてくれることを喜ぶ(神に感謝する)。
9.自分自身を愛しているか?
私を創った宇宙もすばらしい。宇宙が創ったほかの人もすばらしい。
10.霊の果実を蒔く
霊=思いやり、忍耐、親切、柔和、愛
11.才能や知識は、人のために使うことで有益になる
12.このご縁を大切にする
13.こっけいな側面を見る
(参)日本エドガー・ケイシ―センター
前回は、自然界に存在する「油」、特に必須脂肪酸であるオメガ3とオメガ6についてお伝えしました。
今回は、人工的に作られた「ターミネーター」のような性格を持つ「トランス脂肪酸」についてお伝えします。
実は、「油」のとり方で大切なことは、前回お話ししたオメガ3とオメガ6の性格を知り、そのバランスを意識していくことと、もう一つ、今回お伝えする「トランス脂肪酸」を理解して、この油をとらないようにしていくことなのです。
トランス脂肪酸は、私たちが本来必要とする「油」がきわめて不自然な構造に変化したものです。
具体的には、液体の植物油などに含まれる不飽和脂肪酸の一部に水素を添加して硬さを調節した人工油です。ですから、何年放置しても酸化せず、虫もよらず、カビも生えません。
このような油は、マーガリンやショートニング、植物油としてさまざまな食品材料になっています。
この異様な油を「マーガリンは本当に食べものではなく、“食べられる形をしたプラスチック”なのだ」と結論づけている博士もいます。
そんな不自然なものが、私たちの体を構成する37兆個ともいわれる細胞に入り込み、数々の健康上の問題を引き起こす恐れがあります。
このことが脳で起これば、例えば子どもの発達障害や大人の認知症を増やす原因になっている可能性もあるのです。
ちなみに、トランス脂肪酸を多く含む食品トップ10をご紹介します。
品 名 / 食 品 名
1. スプレッド :マーガリン、ショートニング
2. 粉ミックス :ケーキ用小麦粉
3. インスタントラーメン:カップラーメン
4. ファーストフード:フライドポテト
5. 冷凍食品 :冷凍チキン
6. オーブン食品 :ドーナツ、パウンドケーキ
7. スナック菓子 :ポテトチップス
8. シリアル :オートブラン
9. クッキー、チョコレート:チョコレートクッキー
10. トッピング :ホイップクリーム、コーヒーフレッシュ、ドレッシング
このように、さまざまな便利な食品に暗殺者のように潜んでいるわけで、トランス脂肪酸を「ターミネーター」と呼ぶ所以です。もしも冷蔵庫にマーガリンが入っていたら、とにかく今すぐ捨てましょう。なぜなら、マーガリンは心臓病や糖尿病といった現代病の原因となる最悪の油だからです。
すでに、諸外国や有識者の間では、マーガリンは有害な食品として追放されつつあります。もちろん、マーガリンを材料に使った菓子パンやクッキー、ビスケット類もすべて有害です。
お隣の韓国では、2007年にアジア初となるトランス脂肪酸の法規制をスタートさせています。製菓会社が自社製品からのトランス脂肪酸の完全排除を実現させたり、学校給食ではトランス脂肪酸の規制などに違反すると給食会社や栄養士が罰金や懲戒処分などの対象になったりしています。
栄養に関して自国民を守る意識が正常に機能しているからこそ、平昌オリンピックで日本人の選手村に送った日本食材の農薬汚染のひどさで返品をしたり、放射能汚染が解決されていない事実があるからこそ、日本の食品輸入にきちんと対処したりしているわけです。
アメリカでも、アメリカ食品医薬品局(FDA)が2018年6月から全国規模での規制をスタートしています。ですから、皮肉なことに、アメリカで買って食べる日本メーカーのカップ麺やスナック類の方が、比較すると安全なものになるわけです。
では、トランス脂肪酸が実際にどのような疾患リスクをもたらしているのかをご紹介します。
・脳の活動に必要な酵素を破壊し、うつ、注意欠陥障害(ADHD)などを引き起こす。
・認知症になりやすくなる。
・血中の悪玉コレステロールを増やし、心臓だけでなく脳の動脈硬化も進む。
・代謝できないため内臓脂肪として蓄積され、太りやすくなる。
・胆石、アトピー性皮膚炎、クローン病などを引き起こす。
・大腸ガン、膵臓ガン、胃ガン、前立腺ガン、乳ガン、卵巣ガン、悪性リンパ腫、皮膚ガンなどのガンのリスクに関連性がある。
・糖尿病、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、加齢黄斑変性症に関連性がある。
以上のようにさまざまな悪さをしているのです。
「油」について正しく理解することは、健康で豊かな人生をもたらします。子供を守り、家族を守り、社会を健全な姿に変えることができるのです。
当サロンでは、栄養指導はとても大切な柱です。
自ら健康に取り組めるよう、分かりやすく、繰り返しお話しているのも、健全で幸せな社会に貢献して行きたいからです。
(参)病気がイヤなら「油」を変えなさい!、トランス脂肪酸から子どもを守る
今回は、杏林予防医学研究山田豊文先生から学ばせて頂いた「油の選び方」をご紹介します。
「油」には「炎症を起こす油」と「炎症を抑える油」があります。今の日本で日頃とる「油」では、どうしても炎症体質になってしまいます。知って意識して「油」を選ぶことで、炎症を抑える体質に持っていくことができます。
炎症とは、発熱、熱感、腫れ、痛み、機能障害の5つの徴候をいいます。
炎症反応は、体内でつくられるいくつかの物質が介在することによって生じていることが知られていますが、実はこれらの物質の一部が体内の「油」を原料につくり出されるのです。しかもそれは、一個一個の細胞の膜を構成している「油」です。
細胞膜にはオメガ3とオメガ6の両方がバランスよく存在している必要があります。そして何らかの異常事態が体に起こったときに、この二つの「油」から相反する特徴をもった物質がそれぞれにつくり出され、体を守ろうとします。
我々の日頃の食事では、オメガ6を無意識にとり過ぎています。
というのも、オメガ6食品はあふれかえっているのに、オメガ3の摂取源はごく一部に限られること、そのために驚くほど簡単にオメガ6過多に陥ることになります。
もう一つ問題の「油」があります。それは、マーガリンや菓子類、ファーストフードなどに大量に含まれている「トランス型脂肪酸(トランス脂肪)」です。トランス脂肪は、単に「控えるべき」という警告程度ではすまされない、私たちの心と体を蝕む「油」です。いわば、「ターミネーター」です。
トランス脂肪がオメガ6と決定的に違うのは、「体に必要か否か」につきます。オメガ6はとり過ぎてはいけないけれども必要な存在であるのに対し、トランス脂肪はとにかく全く必要ないのです。その分、トランス脂肪の蔓延のほうがオメガ6過多の現状より、さらに悪質であるということです。
しかし今回は、トランス脂肪は後にして、必須脂肪酸であるオメガ3とオメガ6の「油」についてお伝えします。
まず「油」、脂質は細胞膜のなどの生体膜を形成しています。
次に、糖質についで第二のエネルギー源として働きます。
ほかにも脂質は、熱の発散を防いで体温を保ったり、太陽の光を利用してビタミンDを合成したり、脂溶性のビタミンA、D、E、Kなどの吸収を助けたりします。
また、内臓を支えたり外の衝撃から守ったりするためには、しなやかな筋肉とともに、やはり脂肪も必要なのです。
覚えておきたい脂肪酸の分類
飽和脂肪酸:動物性脂、一部の植物性油 ・・・食べるなら控えめに!
バター、ラード、牛脂、綿実油、ココナッツ油、ヤシ油(中鎖脂肪酸)
不飽和脂肪酸:植物性、これには「一価不飽和脂肪酸(オメガ9)」「多価不飽和脂肪酸(オメガ3、オメガ6)」と3つに分類されます ・・・質とバランスを考えてとること
オメガ9・・・オレイン酸が多い油 オリーブオイル、キャノーラ油、品種改良でオレイン酸量を多くしたひまわり油やベニバナ油、ピーナッツ油など
オメガ6・・・リノール酸が多い油 ベニバナ油、サラダ油、コーン油、ゴマ油など。
オメガ3・・・α-リノレン酸、DHA、EPAが多い油 フラックスオイル、シソ油、えごま油、青背の魚油(天然もの)など。
トランス脂肪:人工脂肪、不自然な油脂製品 ・・・食べないこと
飽和脂肪酸の特徴は、融点が高く、劣化しにくいことです。理論上は、揚げ物や炒め物などの高温調理をする場合にむいているということです。
飽和脂肪酸は体内で合成できるため、つまり必須脂肪酸ではないため、食事からとる必要は必ずしもありません。むしろ、とり過ぎによる弊害のほうが指摘されるくらいです。
まず、オメガ9についてです。この一価不飽和脂肪酸は、不飽和脂肪酸の中ではもっとも融点が高くて酸化しにくいため、加熱調理に向くとされます。オメガ9の代表となる脂肪酸が「オレイン酸」で、特にオレイン酸を70~80%含むオリーブオイルは、善玉コレステロールを下げずに悪玉コレステロールだけを下げる働きがあることがわかっています。
オリーブオイルをふんだんに使う地中海沿岸の人々に動脈硬化などの心疾患が少ないことから世界中で注目されています。
但し、オリーブオイルには種類や製法によって良し悪しがあります。選びたいのは「エクストラバージンオリーブオイル」で、コールドプレスされたオーガニックのものが良いでしょう。
ここからが特に大切な「多価不飽和脂肪酸」であるオメガ3とオメガ6の油です。
この二つは私たちの体内で合成できないため、食事などを通して外から補う必要があります。ゆえにこれらを「必須脂肪酸」と呼びます。
オメガ6でポピュラーなのが「リノール酸」で、ベニバナ油、サラダ油、コーン油、ゴマ油などに豊富に含まれています。これらは、フライドポテトやスパゲティ、カップラーメン、スナック菓子、ドレッシング、マヨネーズなど、あらゆる加工食品に利用されています。
オメガ3の方は、サバやイワシなどの青背の魚に多いエイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)、そしてフラックスオイル(亜麻仁油)やシソ油に多いα-リノレン酸が代表的です。
オメガ6とオメガ3は、どちらも細胞膜の材料になることは共通していますが、オメガ6は主にアラキドン酸、オメガ3は主にEPAという物質にそれぞれ転化した形で細胞膜を構成します。この二つの脂肪酸がバランスよく構成されることで、柔軟性と張りを兼ねた細胞膜をつくることができ、筋肉や血管、脳、心臓など組織が正常に機能できるようになるわけです。
そして、この二つから構成された細胞膜からちぎれて生産されるエイコサノイドは体内で相反する作用をします。ちなみにエイコサノイドとは、限られた部分でホルモンのようにさまざまな働きかけをする「局所ホルモン」とも呼ばれ、プロスタグランジン、トロンボキサン、ロイコトリエンといったいくつかの作用があります。
例えば、転んで出血が起こるとアラキドン酸由来のトロンボキサンが増え、血液を固めて止血しようとします。また、血栓ができそうになると、今度はEPA由来のトロンボキサンがつくり出されて血液を流れやすい状態にします。
このように相反する作用ですが、まとめますと以下になります。
オメガ3:炎症抑制、アレルギー抑制、血栓抑制、血管拡張 「消防士」の働き
オメガ6:炎症促進、アレルギー促進、血栓促進、血液を固める 「放火魔」の働き
良い悪いではなく、体の中で発生する異常事態に柔軟に対応するうえで非常に大切なことで、両方の機能がしっかり働くためには、これらの材料となるオメガ3とオメガ6をバランスよくとることが大切になります。
一般に、オメガ6とオメガ3の理想のバランスは1~4対1が適切であるといわれています。
ところが、ほとんどの現代人がオメガ6とオメガ3の食事バランスが10対1、あるいは50対1という、とんでもない比率になっており、さまざまな現代病を引き起こす大きな原因となっているのです。
これは、オメガ6のリノール酸は血中のコレステロールを低下させる作用があるとして、「動物性脂はコレステロール値を上げるが、植物性のリノール酸は下げるので体に良い」「バターよりマーガリン」という誤った栄養学が常識とされる時代がずっと続いたため、日本人のリノール酸摂取量は大きく増加したのです。
その結果、リノール酸の過剰な摂取により、体内のアラキドン酸の量が増え血液を凝集するエイコサノイドのトロンボキサンにより脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めてしまいました。
このようなオメガ6のリノール酸の過剰摂取による弊害は他にもあります。
・ガン細胞の増殖を促進する
・アトピー性皮膚炎や花粉症、乾癬などのアレルギー症状を悪化させる
(ロイコトリエンの作用は、ヒスタミンに比べ約1000倍強い)
・授乳中の母乳にも影響を及ぼし、乳幼児のアトピー性皮膚炎の発症リスクを増加させる
・子供の学習障害の増加、総合学習能力の低下、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の増加
特に、オメガ3の不足は、子供の脳の発育や人格形成に大きなダメージを与えてしまいかねません。味覚は幼児期に決定しますし、子供に正しい食習慣を身につけさせるということは、子供の知能の発達のみならず、自ずとしつけの問題につながってきます。
明治時代にすでに「食育」の重要性について述べた人がいます。「身土不二」の原理を発表した陸軍軍医の石塚左玄は、「体育も智育も才育もすべて食育にある」といっています。
・スポーツ栄養学において、オメガ6の過剰が怪我や故障などで炎症が起こりやすくなる
オメガ3の比率を高めることで、スタミナ強化や疲労回復、さらには怪我や故障の改善につながっています。
ちなみに、ライナス・ポーリング研究所のエビデンスであるオメガ3の予防・治療効果のある主な疾患や症状を紹介します。
・視力や神経の発達
・循環器疾患(冠動脈心疾患、心筋梗塞、心臓突然死、脳卒中)
・アルツハイマー型認知症
・2型糖尿病
・炎症性疾患(関節リウマチ、炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)、喘息、IgA腎症)
・神経精神疾患(うつ、双極性障害、統合失調症)
このように、オメガ3は体内の消防士として優れた抗炎症作用を持ち、細胞の生体膜の完全性を維持し、細胞や組織の保護や治癒に役立ちます。
以上「油」のとり方を簡単にまとめますと、加熱調理にはオメガ9のオリーブオイルを使い、普段からオメガ6の油を控えめにする。特に、オメガ6はジャンクフード、加工食品やスナック菓子類などでよく使われているので出来るだけとらないようにする。そして、肉やマグロを控えめにしてオメガ3の豊富な青背の魚を適度にとりつつ、亜麻仁油やエゴマ油を加熱せずにドレッシングとしてとることが大切になります。
「放火魔」の油を少なくし、「消防士」の油をしっかりとっていくことです。
(参)病気がイヤなら「油」を変えなさい!
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