末期がんから自力で生還した人たちが実践している9つのこと
「がんが自然に治る生き方」の著者、ケリー・ターナー氏は腫瘍内科学領域の研究者です。学士号を取得したハーバード大学時代に統合医療に関心を持ち、カルフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得しました。
博士論文研究では奇跡的な回復を遂げた1000件以上の症例報告論文を分析し、1年間かけて世界10カ国へ出かけ、奇跡的な生還を遂げたがん患者と代替治療者を対象に、治癒に至る過程についてのインタビューを行っています。
本書はそこから得られた知見を患者や家族、そして健やかに生きたいすべての人のためにわかりやすくまとめた本です。
その本で、末期がんから自力で生還した人たちが実践している9つの項目があります。順番は、個人的にしっくりする順番に並び替えて、それぞれに対して説明してみます。
- 「どうしても生きたい理由」を持つ
とにかく諦めないことです。「私は生き続けたいんだ。」という確信を持ちましょう。希望や夢を持ち続けて下さい。できることを大いに楽しんで行きましょう。
- 治療法は自分で決める
受身にならずに、自分で行動しましょう。自分の意志で人生を変えましょう。「切る、焼く、殺す」三大療法に身体を預けるのか、自然に学んで食事や生活習慣を見直して、体内環境や心を整えて、生き方を変えて改善を目指すのかということです。(当然、両方もあり得ます)
- 直感に従う
直感は本能的に湧き上がってくるものです。ジークムント・フロイト曰く「大きな決断をするときは、無意識の声に従うべきである」と。直感は信頼に値すると示す実験結果があります。直感とは、私たちが頭で答えを出す前に、どうするのが一番良いかを教えてくれるものなのです。
- 自分の魂と深くつながる
人間の本質は魂にあり、身体は、人間が物理的に存在するための借りの宿です。地球上で生活するための着ぐるみです。体内にいる潜在意識(ウニヒピリ)やハイヤーセルフに話しかけて助けてもらいましょう。
- 抑圧された感情を解き放つ
病気とはアンバランスであり、「詰まり」です。特に、こころの詰まり、父母とのしがらみなどによる恨みや怒りといったマイナス感情や埋もれてしまった記憶が病気を作り出しています。自分も他者もすべて自分です。なかなか難しいのですが、許し合い、愛で包み込んでみましょう。
- より前向きに生きる
人生の目的は、楽しむこと、幸せになることです。辛いことを我慢することではありません。どのような時でも、明るく朗らかさを保つことを心がけて下さい。笑顔の練習を毎日しましょう。毎日幸せを感じることこそが最高の薬です。
- 抜本的に食事を変える
私たちの身体は毎日の食事から作られています。砂糖、肉、乳製品など、がんを育てる食事を改め、がんを抑える食事を摂って行きましょう。
- バーブとサプリメントの力を借りる
農薬のかかった食品や添加物の多い加工食品にあふれた現代の食事だけでは、やっかいながんを抑えるのに力不足な面があります。その時には、ハーブやサプリメントを上手く利用して免疫力を強化したり、体内環境を改善して行きましょう。
- 周囲の人の支えを受け入れる
孤立、孤独は生命力を低下させます。人は社会的な生き物です。お互い様です。助けてくれる人には遠慮なく頼りましょう。支えてくれる医療資源を有効活用しましょう。
どうですか。上記の9つの学びを取り入れてがんを改善して行きましょう。
(参)がんが自然に治る生き方