思春期・若年成人を指す「AYA世代(15~39歳)」のがんは、種類が多様で、治療に難渋するケースが多い。また、進学や就職、結婚など重要な節目と治療時期が重なるため、患者が抱える悩みや不安に対するケアも大切となります。
◆AYA世代で罹患率が最も高いがん種
・15~19歳:白血病
・20~29歳:胚細胞性腫瘍、甲状腺腫瘍
・30~39歳:女性の乳がん、子宮がん
◆患者が抱える悩み
・治療のために進学や就職が困難になる
・抗がん剤や放射線治療による性腺機能不全の心配
・容姿の問題で、恋愛や結婚に消極的になる
◆AYA世代のがん(上皮内がんを除く)の年間罹患数約2万2500例(2016年)の内訳
・15~19歳:約970例
・20~29歳:約4500例
・30~39歳:約1万7000例
国立成育医療研究センター小児がんセンターの松本公一センター長曰く、「小児から成人への移行期に当たるため、小児に好発するがんと成人に好発するがんのいずれもが発症する可能性があります。また、希少疾患が多く、症例の集積が困難で、有効性の高い標準治療の開発が遅れるなど、治療法が確立されていないことも多い」とのことです。診療科がばらばらで、患者数が少ないため、診療経験が豊富な医師が少ないという課題も指摘されています。
ところで、これらのAYA世代のがんの悩みは、プラズマ療法でサポートを行うとかなり少なくなります。進学や就職への負荷は少なく、プラズマ療法では大きな副作用は報告されていません。当然、容姿への影響もないので、気持ちがまったく楽です。気持ちも楽なので、さらにがんに対する免疫力にもプラスに働きます。
これから、ますますAYA世代をはじめ、さまざまながん治療やそれに伴う悩みへのサポートが求められて来ています。
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