船井幸雄氏の”幸せに生きるための「法則」と「ルール」(後半)
新年のご挨拶のときに伝えた、船井幸雄氏の”幸せに生きるための「法則」と「ルール」”の後半をお伝えします。悩みや病気、災難などの苦難から幸福をつかむ知恵として心の中で反すうして見てください。
〇人間の役割と正しい生き方
- 人間は地球と地球上のすべての存在を、より良い方に成長させる使命を持って、人として生まれてきた。
- この使命を果たすために、人間は終生、勉強し、アタマを良くする努力が必要です。
- また、人間は、理性的に生きる努力も必要です。
- アタマを良くし、理性的に生きる努力を続け、使命(地球と地球上の存在を良い方に成長させること)に取り組めば取り組むほど、人間はその本質である魂を成長させられます。(近年「地球や宇宙を救うために生まれてきた」という目的を話す子供たちが増えて来ています)
- 「魂が成長すればするほど、運がつき、人相がよくなり、明るくなり、健康になり、幸せに生きられる」ようにできているようです。
〇人財
自分を活かし、周囲を活かすことのできる人。そのためには、
- 長所伸展、
- プラス発想、
- 勇気、
- 至誠・慈愛、
- 自由
の癖づけが必要。
〇人財づくり、10のコツ
- 希望を与え、プラス発想させる
- 納得できる方向づけをする
- 長所を引き出し、活用する
- 褒める
- できるだけ任せる
- 話を聞く
- 具体的な目標を示す
- (自分が責任のとれる範囲内で)したいことをしてもらう
- 差別しない
- だれからも学び、感謝する
〇人間の成長とは、人間性を高めること
人間性が高まると、
- 批判したり否定しなくなり、すべてを受け入れ、包み込めるようになる
- 嫌いなことが少なくなり、どんなことも好きになれる。他人の欠点、短所も気にならなくなる
- 不平不満が減り、すべてを肯定し、感謝できるようになる
- こだわりがなくなり、あけっぱなしになり、精神的にすこぶる自由になる
- 差別したり、区別したりしなくなり、どんなものも大事にし、融合し、一体化できるようになる
- 脅したり、心配させたり、他人の足を引っぱったりしなくなる
- 自他の長所に気がつき、それを伸ばすようになる。自主的になる
- 人相がよくなり、約束を守り、他人から信頼されるようになる
〇正しく生きるために心がけること
- 地球と地球上のすべての存在に責任があることを知って、これを思考と行動の基準にする
- すべての存在を大事にする
- 常に勉強し、アタマを良くする
- 意志力を強め、良心に従い、良いことをやり、悪いことはやめる
- 常にプラス発想する
- 人間性の向上に、常に努力を傾注する
- 良い世の中をつくるために常に努力をする
〇正しい生き方の具体的手法
- とりあえず、運をつける。そのために、「長所伸展法」「良心法」「親身法」
- 効率的に勉強し、実現を確信できる夢を持とう
- 本物化しよう
- 「マクロの善人間」的生き方をしよう
〇「マクロな善人間的」生き方
- 自慢しない、謙虚
- 否定しない、欠点指摘しない、悪口言わない
- 自他を同じように見て、行動できる
- 周りを蘇生化し、明るくさせ、楽しくさせる
- 常にあらゆるものから学ぶ
- 不要なことをしない
- シンプルである
- 質素である
- 与え好き
- 良心に従う
私もまだまだ未熟で、何度でもこれらを見ては反省しきりです。
すぐカッとなったり、人に迷惑をかけたり、自暴自棄になったり、落ち込んだり。でも「人間だから」。そんな人こそ、皆、”伸びしろ半端ないです”。いろいろな縁がありますが、自分のペースで、少しずつ成長して行きましょう。