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女性たちは「ホルモン異常食」を食べています!

現代の女性たちは、知らずのうちに高脂肪の食事をしています。

そして最大の問題は、この脂肪の摂り過ぎが女性ホルモンの増加につながっていることです。というのも、摂取した脂肪分は、体内で「コレステロール」として蓄積され、それが女性ホルモンを作る材料になっているのです。

この食というものが、女性ホルモンにいかに影響を与えているかは、逆の方向から見てみると分かりやすいと思います。例えば、過度なダイエットをしている人や拒食症などの摂食障害でガリガリにやせている女性のほとんどは“生理”が止まっています。それくらい女性ホルモンは食事の影響が出やすいのです。

もちろん、適切な量の女性ホルモンが分泌されていれば何の問題もありませんが、現代の女性は知らずのうちに脂肪を摂り過ぎ、それが女性ホルモンの過剰分泌を引き起こしているのです。

そして、この女性ホルモンの過剰分泌はさまざまな婦人科系の病気をもたらしています。特に、“欧米型の食事”は高脂肪のものが多く、乳がん罹患率を高めるとされています。ですが、多く指摘されているような“肉の食べ過ぎ”だけが乳がんの原因だとは限りません。

女性たちが口にしているのは、あきらかにパンやパスタ、スイーツの方が多い。日本人食としての“お米”を摂ることが少なくなっています。

実は、ピザやパスタは概ね牛丼やカツ丼の2~3倍脂肪が多く、特にカルボナーラはカツ丼の約4倍も脂肪が多いのです。また、パンやパスタなどの食事のお供にも脂肪の多い乳製品が付きものです。こうした食生活が高脂肪になる最大の原因で、女性ホルモンの異常な分泌を促進し乳がんの発症を増加させているのです。

ですから、パンやパスタ、スイーツなどは「ホルモン異常食」と呼んで良いでしょう。

現代はとんでもなく高脂肪の食生活になりかねない時代になっています。それと気づかず、無自覚のうちに高脂肪食型の食生活になっている女性があまりにも多くなっています。または、健康や美容のために良かれと思っている食生活が、思わぬ逆効果になっている場合が本当に多いのです。

まずは、小麦製品をひかえ、お米をしっかり摂ることを意識して、“ま・ご・わ(は)・や・さ・し・い・わ”を心がけていってみましょう。

 

(参)乳がん患者の8割は朝、パンを食べている

[]2022.09.28