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がん治療では、マグネシウムが必須です!

生存率の低いがんとして有名な膵臓がんは、マグネシウム摂取量と相関関係があることが分かっています。マグネシウム摂取量が100mg下回るごとに、膵臓がんの発生率は約24パーセント上昇します。

膵臓がんにおいて、糖尿病を罹患している患者では、その発症リスクの大きな要因です。その糖尿病は、糖分の摂りすぎよりも、実は、マグネシウム不足が最大の原因です。そして、そのマグネシウム不足では肥満者の割合も増加しています。

それもそのはず、マグネシウムは体内の300以上の酵素を働きに関与している。つまり、代謝に大きく関与しているので、マグネシウム不足は、代謝の低下を引き起こすのです。

ですから、マグネシウム不足は、がん、糖尿病、腎臓病、高血圧、心臓病、不整脈、動悸、骨粗鬆症、関節炎、喘息、湿疹、蕁麻疹、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、ADHD(注意欠如多動症)、うつ、不安、神経過敏、慢性疲労、頭痛、不眠など、ありとあらゆる疾患や症状を引き起こします。

よって、体内にマグネシウムをしっかり満たしておくことは、生命にとっては絶対的に必須なのです。

ところが、現代食ではミネラルが足りていないことが多い状況です。コンビニや手軽なファーストフードの食品では、高脂肪でカロリーは取れても、ビタミンやミネラル、食物繊維が十分に取れていません。

一方、昔ながらのご飯と具沢山の味噌汁と野菜のおかずでは、多くのミネラルを摂取できます。

その中で、マグネシウムは、私たちのエネルギー通貨であるATPを生み出すミトコンドリアの機能を高めます。それにより、免疫細胞も元気になったり、必要に応じてアポトーシスも誘導されることになり、がんの退縮にも一役担うわけです。

マグネシウムを多く含む食材には、大豆、ゴマ、野菜、果物、海藻など様々ありますが、治療的には高濃度マグネシウムの摂取や入浴剤、外用のマグネシウムローションなどで速やかに体内のマグネシウム濃度の回復を図るのが良いでしょう。

[がん/]2024.03.27