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新型コロナウイルスの非常事態から、さらに”生きる”について考えてみました。

いきなりノミの話ですが、ノミは自身の100倍以上の跳躍力を持っています。体長は2ミリ程なのに、何と30センチと150倍も飛び跳ねます。170センチの人なら255メートルも高く跳躍することになります。 しかし、このノミをたった15センチ程の深さのガラス瓶に入れて、ふたをして3日間した後、ふたを取ってみると、ノミは出ることが出来ません。今まで30センチも飛び跳ねることが出来たのが、半分以上飛べなくなっていたのです。 この例えは、生きる力や能力も環境により、自ずから閉ざされてしまうことを言っています。
さて、今回、コロナの報道は、NHKを始めそろって異常な報道を繰り返しています。今までのコロナの感染状況を客観的に調べてみると、分かりやすくインフルエンザと比べてみます。 アメリカでは年間8万人がインフルエンザで死亡し、中国では、2019年1月だけで60万人以上の患者(感染者はそれ以上です)が報告されています。ちなみに日本でも年間1000万人近くの感染があり、1000人以上の死者が出ています。 日本では、インフルエンザの患者が1週間に40万人を超えると始めて“注意してください”と「注意報」を出します。 ところが、今回このコロナでは、たった数十名の段階から感染拡大と、データを冷静に読めば明らかに“過大”な大げさな表現をしていました。それで恐怖心を煽り続け、さらに経済に悪影響を及ぼす政策を取る流れになってしまいました。 さんざん不安を煽る、似たような民放の影響で、先程のノミの例のように一般市民は萎縮されてしまったと思っています。 この流れでは、これからの本当の恐ろしい非常事態宣言の予行演習を演じられ、この後のワンワールドオーダーの世界へ押しやられるのではないかと危惧するものです。(杞憂で終わればありがたいですね。予防は、チョコラBBプラスです(ブログ2020.02.23参照)。) コロナウイルスは今までの風邪のウイルスの一種でしたし、インフルエンザも含めて風邪の予防は大切なものです。 しかし、異常な除菌(ウイルスは菌ではありませんし、本来除菌ではなく、除去だけです)や、過剰な手洗いうがいはどんなものでしょう。
ウイルスは、本当に悪者でしょうか? 本来、私たち人間は生命の誕生からウイルスの影響を受け続けて来ています。 数百憶種類あると言われるウイルスとは、他の生命を含め、私たちの生と共存しているものです。手にも、どこにでもバランスを保って共存しています。本来、良い悪いはなく、縦糸と横糸との関係のように共存関係であり、時に悪さをしているように見られる面もありますが、普段は意識せず共生しているのです。 さらに、私の考えですと、ウイルスは構造から考えると生命の情報である遺伝子がちぎれたもので、それゆえ生命でないと言われているのですが、生命間をやり取りする情報であり、自然界のバランスを支えている存在だと思います。人間を含めた動物や植物、真菌、細菌など自然環境を形成している精妙なバランスを築く上での情報のやり取り役が、まさに便りとしてあちこち必要に応じて生じるウイルスではないでしょうか。 これは、人間の体内のバランスを保つ上でやり取りされている、エクソソーム(ブログ2019.10.01参照)などの顆粒と同じではないでしょうか。 体内環境の悪化により、このエクソソームは時にがん化の便りを体内に伝えています。同様に、地球の自然環境の変化を絶えずウイルスなどが情報のやり取りをして、地球の自然環境を守るべく走り回っているのでしょう。 死は必ず訪れます。その死の一つの要因は、自然環境のアンバランスにあります。東洋医学、哲学では死は、「役目が終われば、死という自然淘汰を与えられる」と捉えています。私たちが自然環境の中で生かされている立場を鑑みるならば、ウイルスを悪者にする前に、私たちの生活習慣や社会、文化を含めた生き方をもう一度深く考えてみてはいかがでしょうか。 自然の中で生かされていることへ、今以上に謙虚になり、感謝して過ごして行きませんか。 今年は“庚子(かのえね)”、60年に一度の激動の年と言われています。自然災害もさらにひどい状況になるでしょう。 周りに振り回されずに、時に瞑想し、呼吸を整え、心を落ち着かせて、生かされていることに謙虚に、感謝して過ごして行きましょう。 ただし、今回の新型コロナは重症化率が高いので、密集、密閉、密接の「3密」にならないよう、不要・不急を外出をひかえつつ、免疫を落とさないよう食事にも気をつけて行ってくださいね。