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おいしいものには毒がある。パンとの付き合い方で心身すっきり。

前回は牛乳が健康のために飲むものではない理由をたくさん述べさせていただきました。 今回は、ちまたで話題のパンのトリセツになります。

最近は、高級食パンブームであちこちに専門店が行列を作っています。 確かに、とてもフワフワ、モチモチしていて美味しいですね。 当然それには訳があります。

  牛乳同様、美味しいパンと牛乳をやめてみるだけで、さまざまな不調や病気が改善します。特に子供はすぐにやめた効果が出やすいです。 自傷行為や異常行動がおさまり、疲れ、便秘、肥満、胃腸トラブル、うつ、湿疹、アレルギーなども改善していきます。授業中の眠気が減り、集中力ややる気がアップし授業の理解度が高まります。 子供だけではなく、ぜんそくなどのアレルギー性疾患、慢性関節リウマチ、橋本病などの自己免疫性疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、多発性硬化症などの神経疾患、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎やクローン病などの疾患、線維筋痛症、慢性疲労症候群などの難病、子宮内膜症、不妊症などの生殖器疾患、乳がん、前立腺ガンなどの悪性腫瘍なども改善しやすくなります。 完全に精白された小麦粉と、砂糖で作られたパンは、血糖値を急激に上げ、その後、急激に血糖値が下がる「反応性低血糖」になることがあり、以下の多くの症状に見舞われます。 手足の冷え、ふるえ、冷や汗、目のかすみ、砂糖の渇望、吐き気などの消化器障害、神経過敏、キレやすい、疲れやすい、フラフラする、めまい、ため息とあくび、抑うつ、眠気、不眠、頭痛、決断できない、集中力の欠如、忘れっぽい、精神的混乱、自殺志向、夜驚、動悸、頻脈、筋肉痛、感覚麻痺、筋肉のつり、動きがギクシャクする、痙攣、皮膚のかゆみや違和感など。 パンを食べると、自律神経やホルモンの異常を引き起こすことがあり、太りやすくなります。また、将来的には糖尿病や認知症を発症する危険が増してしまいます。   パンの特徴をまとめてみました。

① 今の小麦は昔の小麦と違い、消化しにくくなっています。

現在の小麦は「フワフワ、モチモチ」を生み出すグルテンを大量に含みます。そのため、もともと持っている人の消化酵素では、消化しにくいものへと変化しているのです。 そして、パンを常食すると、腸に未消化物が多くなり、体内に通すべきでない物質(分子量の多いタンパク質でアレルゲンとなりやすい)を通してしまい、全身のさまざまな組織への攻撃が引き起こされていきます。というのも、小麦のタンパク質と人のいくつかの臓器や体内物質とは、その一部のアミノ酸構造がよく似ていて、私たちの体内で異物を排除するためにできる「抗体」は敵と見誤って攻撃してしまうのです。 そのように攻撃対象となる臓器は以下のものが分かっています。 ・何種類かの神経細胞 ・肝臓・脳・副腎皮質でできる酵素 ・甲状腺、卵巣、精巣、膵臓、胃、心臓、骨などの組織

② 小麦のタンパク質「グルテン」の怖さ

グルテンに対する抗体ができることにより、さまざまな病気が起こっています。 ・腸のトラブル(過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎など) ・神経系の異常(自律神経失調症、神経症、頭痛、パーキンソン病、多発性硬化症など) ・精神疾患(うつ、躁うつ病、統合失調症、不安障害、自閉症、多動症、認知症など) ・自己免疫疾患(慢性関節リウマチ、橋本病、バセドウ病、全身性エリテマトーデス、サルコイドーシスなど) ・皮膚疾患(アトピー性皮膚炎、疱疹状皮膚炎、乾癬など) ・慢性疾患(自律神経失調症、繊維筋痛症、慢性疲労症候群など) ・生活習慣病(糖尿病、肥満など)

③ パンで起こりやすい「反応性低血糖」

現在、パンに使われている小麦のほとんどは、完全に精白されているものです。 さらに小麦には、ほかの穀物と比べて「アミロペクチン」という、血糖値を急激に上げるデンプン(糖質)が含まれています。 その小麦粉でできたパンを食べると、急激に血糖値が上がり、それに伴ってインスリンが急激に分泌されます。その作用で今度は血糖値が下がりますが、このとき丁度よく下がればいいのですが、インスリンが過剰に出てしまい、血糖値が下がりすぎて低血糖になることが少なくありません。(60mg/dl以下)この食事による低血糖を「反応性低血糖」と呼び前述のような症状を呈します。 体質や疲れのせいだと思っていることが、実はパンによる反応性の低血糖の症状という場合も多いのです。

④ 有害な糖化物質が蓄積して糖尿病、認知症を招く

パンを常食して高血糖が続くと、「糖化」(酵素の働きなしにタンパク質や脂質に糖鎖が結合すること)といわれる反応が起こり、身体に有害な糖化物質が作られるという弊害が出てきます。この糖化物質を体にため込むと、細胞のサビでもある酸化や炎症が起こりやすくなり、肌のシミ・シワをはじめ、動脈硬化、腎障害、神経障害など、体のさまざまな場所のダメージが進みます。 さらに、血糖値とインスリン分泌量が乱高下するほど、膵臓に負担がかかり、糖尿病になるリスクが高まります。糖尿病は、インスリンの量や作用が不足して糖がうまく利用できない病気ですが、その一環として「認知症」も起こりやすいことがわかっています。

⑤ 幸せ感の正体は中毒性の物質

パンを食べると体内でモルヒネに似た物質ができます。それは、小麦のタンパク質であるグルテンが分解される途中でできる「エキソルフィン」という物質です。 この物質は簡単に血液脳脊髄液関門を通り抜け、脳内に作用して「幸せ感」をもたらします。さらに、くり返し食べたくなる中毒症状が引き起こされ、食欲も亢進させるので、さらにパンを食べ続けてしまいます。 エキソルフィンは小麦中毒以外に、精神的な不安定さや神経障害を引き起こします。 なお、エキソルフィンの受容体は全身にあるので、「便秘」「なんとなく息苦しい」「眠気や吐き気」「尿の切れが悪い、尿がもれる」などさまざまな器官の働きに悪影響を及ぼします。

⑥ 重要な「メチレーション回路」を阻害する

私たちの体内では、「メチル基」というものをやりとりしながら、次々に必要な物質をつくり出す反応系が回っています。これを「メチレーション回路」と呼び、細胞に必要な物質やさまざまな反応に使う酵素、神経伝達物質などをこの回路からつくり出しています。 この回路を回すための重要な物質の一つが、アミノ酸の一種の「システイン」です。ところが、グルテンからできるエキソルフィンには、システインが体に取り込まれるのを阻害する作用があります。また、パンで起こる炎症は、これらの回路を阻害してしまいます。 そのため、パンなど小麦製品をとると、システインが不足してメチレーション回路が回りにくくなり、自閉症などの発達障害やホルモンバランスの乱れなどの弊害が起きてしまいます。

⑦ 腸の炎症を起こし不要物や有害物質が入りやすくなる「リーキーガッド症候群」を起こす

腸の内側には絨毛と呼ばれる細かい突起で覆われています。その表面がさらに微絨毛と呼ばれる微細な突起を持つ上皮細胞が敷き詰められて、十分に分解された必要な栄養素は通しますが、ある一定の大きさのものは通さないという「ふるい」のような構造になっています。 さらに腸の免疫細胞や腸内細菌も、不要物や有害物を吸収させないように働いています。 また腸では、粘膜と粘液によって侵入物を防いだり、病原体を無力化する免疫グロブリンという免疫物質が働いたり、消化酵素で消化を助けるとともに、異物の侵入を防いだりと、幾重にも関門を張り巡らせているわけです。 ところが、自然界で消化できない物質(加工品や添加物、トランス脂肪酸、電子レンジで変性したものなど)が大量に腸に入り、未消化物が多くなると、悪玉菌がすみやすい環境になり、炎症が起こりやすくなります。 そうなると、腸粘膜の「ふるい」」の穴が大きくなり、体内に通すべきではない異物を通してしまいます。これを「リーキーガッド症候群」と呼びます。その結果、体内に侵入した異物に対する抗体反応によりさまざまな組織で炎症が引き起こされることになります。 小麦にはグルテンの一種であるグリアジンが、腸の透過性を上げる「ゾヌリン」という物質の分泌を促すことで、腸のタイトジャンクションを緩めてリーキーガッド症候群を引き起こします。 つまり、パンを食べると、「未消化物を作る」「その未消化物を腸に入れる」「そのサイクルを続けさせる」という、体を壊す複合作用を発揮することになります。 そして、腸の炎症とリーキーガッド症候群により、アレルギー疾患、自己免疫疾患、精神症状、感染症などが起こりやすくなります。

⑧ 小麦アレルギーは他の食品にも反応する

小麦にアレルギー反応がある人は、牛乳、チョコレート、コーヒー、キヌア、大豆、卵、コーン、米、ジャガイモなどにも反応を起こすことがあります。 このように、一つの食品へのアレルギーが、他の食品にも波及することを「交差反応」といいます。 小麦を筆頭に、多数の食品にアレルギーが出ていた場合、リーキーガッド症候群もあるでしょうし、まずは小麦を除去するといいでしょう。

⑨ パンに含まれるその他の危険な物質

パンには多くの危険な添加物が使われています。 砂糖、人工甘味料、ベーキングパウダー(ふくらし粉)、着色料、化学調味料、遺伝子組み換え(GMO)、グリフォセート(除草剤)、その他の農薬などです。 小麦はほとんどが輸入品なので、GMOやグリフォセート以外にも、収穫後の殺菌剤、防カビ剤などのポストハーベスト農薬の問題もあります。 グリフォセートに関しては、その使用料と自閉症の発症数との相関性は非常時高いことが研究で調べられているので、子供にはパンは食べさせないほうが良いと言えます。 また、人工甘味料の多くは、反応性の低血糖や糖化物質に関して砂糖と同じ害があるうえ、体内で多くの酵素を阻害して代謝を悪くします。また、腸内環境を悪化させる人工甘味料もあります。   以上、訳のあるパンをこれからも食べ続けますか? 健康と美とアンチエイジングのためにもパンとうまく付き合いましょう。 (参)パンと牛乳は今すぐやめなさい、小麦は食べるな、その「不調」、あなたの好きな食べものが原因だった?「遅発型フードアレルギー」、長生きしたけりゃパンは食べるな、老いない体の生活習慣

[食]2019.06.30

さまざまな不調や病気が牛乳やパンと関係しています。今回は、健康に良いと思われている牛乳のデメリットについてお伝えします。

さまざまな不調や病気が牛乳やパンと関係しています。今回は、健康に良いと思われている牛乳のデメリットについてお伝えします。

  しかし、給食でよく出される牛乳にはメリットもあります。 それは、タンパク質が豊富で生体に必要な全てのアミノ酸を含んでいること、カルシウムが豊富なこと、皮膚・粘膜を健康に保ち、視力を良くし、抗酸化としても働くビタミンAを含むこと、そして安価で保存性も良いことなどがあります。 それでもさまざまな不調が牛乳と関係しています。 デメリットとしては、豊富なタンパク質がアレルゲンとして働いてしまうこと、カゼインにより炎症を起こすこと、乳糖による消化不良の問題、IGF-1(インスリン様成長因子)やエストロゲン、抗生物質の問題、飼料の問題、超高温殺菌やホモジナイズの問題などがあり、健康に寄与する以上のものになっています。ですから世界の常識では、牛乳はコーラと同じ嗜好品で、決して健康のために飲むものになってはいません。   旧態然とした今の日本の栄養学やあまりにも畜産業界を向いているマスコミの影響で、日本の乳製品への常識が世界とは正反対を向いてしまっています。 乳製品が健康を害さないのであればどうでも良いのでしょうが、人々の健康に貢献していく立場としてはとても無視できない問題なのです。そして、事実さまざまな不調や病気が牛乳と関係しています。

「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」の内山葉子医師は、著書の中で、パンと牛乳が深くかかわって発症、あるいは悪化する症状・病気を紹介しています。

それは、日常的な症状では、便秘、下痢、おなかの張り、肩こり、頭痛、日中の眠気、なかなかやせない、疲れやすい、鼻水・鼻詰まり、節々の痛み、生理痛、排尿トラブル、尿もれ、乾燥肌、原因不明の湿疹やかゆみ、じんましん、イライラ、落ち込みなど。 病気では、花粉症、アレルギー性鼻炎、ぜんそく、慢性関節リウマチ、慢性疲労症候群、繊維筋痛症、アルツハイマー病、パーキンソン病、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群、甲状腺疾患、子宮筋腫、卵巣嚢腫、不妊症、うつ、乳がん、前立腺ガンなどのほか、自閉症、多動症、アトピー性皮膚炎など多岐にわたって関係しています。  

牛乳の最大の問題は「体にいい」という思い込みです。 高齢者ほど、骨を強くするために牛乳やヨーグルトをとっています。しかし、逆にこれら乳製品をとればとるほど、骨をもろくする事実があるのです。

・ハーバード大学では、ナースヘルススタディーにおいて、7万8千人の女性を12年間調査し、骨折は乳製品を摂取するほど多く、大腿骨頸部骨折の増加リスクは乳製品由来のカルシウムに関係していると結論づけた。 ・米国国立乳牛議会では、1日1杯の牛乳を2年間摂取した女性は、全く摂取しなかった女性に比べて、骨量が2倍の速さで減少し、牛乳によるタンパク質のとり過ぎが原因と結論づけた。 ・世界的な子育てバイブルとして知られる「スポック博士の育児書」の改訂版では、「アメリカは社会全体で食生活を変えなければならない。最悪の食品は牛乳・乳製品である」「自然界には離乳期を過ぎてミルクを飲む動物はいない。人間も同じで、離乳期を過ぎたらミルクを飲まないことが正常である。必要なタンパク質を植物からとったほうが、子供のカルシウムバランスはよくなる」と修正した。 ・杏林予防医学研究所所長の山田豊文先生は、牛乳をよく飲む(1日2杯以上)人は、飲まない人に比べて骨折リスクが2倍以上、ヨーグルト(1日1杯以上)では約3.5倍、そしてチーズにいたっては、一切れでも約4倍と報告している。  

そして、骨だけではなく、さまざまな不調・病気との関係が明らかになっているわけですが、どういう理由かをまとめてみました。

  ① 牛乳を飲むほど、カルシウムが体内から失われて骨折しやすくなります。 牛乳を飲むと、消化されにくいタンパク質を多くとることになり、腸の中に窒素残留物が増える。その窒素残留物が吸収されて血液中に増えると、血液が酸性に傾くので、それを中和する為に骨からカルシウムを溶かしてしまうことになります。 それが、カルシウムパラドックスといわれるように、牛乳や乳製品をとればとるほど骨粗しょう症を引き起こし、骨折しやすい体にしてしまうわけです。   ② 牛乳はあくまで牛のミルクであり、人の母乳とは組成比率が違います。 牛乳は誕生後すでに成熟している仔牛にはさらなる成長のため、IGF-1を誘導するカゼインが主体となり、未成熟のヒトの赤ちゃんは、免疫や感染防御、腸の修復、便の排出などが優先されるためにホエイ主体になっています。   ③ 今の牛乳は以前と製法が変わり、今の牛乳は危険な飲み物になっています。 これは、牛乳そのものの問題はありませんが、製法や加工による問題になります。 超高温殺菌とは、本来は常温で長期間の船舶向けのために開発された方法で、手間もかからず大量生産に向いていて、今の日本の主流になっています。 牛乳を120~135℃で1~3秒殺菌する方法です。 ちなみに、海外では62~65℃で30分間殺菌の低温殺菌が主流で、大量生産はできませんが、ホエイ・カゼインの熱変性を起こさない方法です。(パスチャライズ、パス乳) さて、超高温殺菌(UHT乳)により、今の牛乳は酵素活性が失われ、タンパク質も変性し、消化・吸収されにくくなり、さらに栄養素も壊れてしまいます。 生の牛乳であれば酵素が生きているので、分解しにくいカゼインも分解する酵素や乳酸菌などの善玉菌も含まれていました。 そして、ホモジナイズですが、これは乳脂肪を砕くことで成分を均一にし、クリームが浮かばないようにするものです。しかし、このことで砕かれた脂肪球がカゼインやホエイを引き込み巨大なタンパク質へ変化することで、アレルギーを起こしやすくしてしまいます。   ④ 牛乳のタンパク質の約80%を占める「カゼイン」を人は分解・消化できません。 母乳のカゼインはβ型カゼインですが、牛乳は主にα型カゼイン(αs1)で分解・消化できず、それが腸の中に未消化物としてたまると腸に炎症が起こりやすくなります。(αs1-カゼインはホエイの6倍のIL-8という炎症性サイトカインの分泌を誘導) ちなみに、カゼインと乳清タンパク質の含有量の比率は、母乳が4対6なのに対して、牛乳が8対2で、牛乳の方が圧倒的にカゼインを多く含みます。 さらに、人間が消化できないα型カゼインはアレルゲンとなりやすいため、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、花粉症、さらに遅延型アレルギー(IgG型)の原因にもなります。   ⑤ 牛乳のカゼインから不完全に分解されてできるカソモルフィンはモルヒネ様物質です。 カソモルフィンというモルヒネ様物質“エキソルフィン”もパン同様に中毒症状を起こし、精神不安や神経障害を起こします。 脳神経に影響を及ぼして、ふらついたりめまいがしたり、物が二重に見える方もいます。さらに気づきにくいですが、便秘や排尿トラブル、呼吸器異常もあります。   ⑥ 牛乳が胃酸と反応すると乳餅(カード)ができ、栄養素の吸収を阻害します。 もともと、カゼインタンパク質は「にかわ」状の物質で、木工用ボンドに使われる粘着性の極めて強いものです。それから出来るカードは、さらに粘着力が強く、ビタミンやミネラルの吸収を妨げます。最近ではチーズがもてはやされているので、さらにカードによるビタミン、ミネラル不足による肥満や疲労感、無気力感が増加し、さらに女性では特に、「鉄」の吸収阻害による鉄欠乏性貧血が問題となっていくでしょう。   ⑦ 日本人の約8割は乳糖を分解する酵素がありません。 牛乳には5%前後の糖質が含まれますが、ほとんどが乳糖です。生乳であれば、乳糖を分解するラクターゼという酵素が含まれていますが、加熱している現在の牛乳には含まれないので自前の酵素で分解するしかありません。 ところが、体内でラクターゼを作れない「乳糖不耐症」の人が日本人に多くみられます。乳糖不耐症の人が牛乳を飲むと、下痢をしたり、おなかにガスがたまったりします。 基本的に赤ちゃんは乳類によって成長するので、日本人でも2歳くらいまでは乳糖を分解する酵素と作ることができます。しかし、2歳を過ぎて、それほど急激に成長しなくなると、乳糖を分解する力も不要になるため、徐々にその酵素はなくなっていくのです。 ところで、乳糖は砂糖のように甘くはないのですが、体内で分解されるとブドウ糖ができます。乳糖にはα型とβ型があり、牛乳に含まれるのは、血糖値を上げやすいβ型です。乳糖不耐症でない人にとっては、乳糖が消化できることによる血糖値上昇の害も考える必要があります。   ⑧ 牛乳に含まれる女性ホルモン(エストロゲン)、抗生物質や有害物と乳がんとの関連が疑われています。 牛乳は、本来、牛の赤ちゃんが体重を1日に1kg増やすために必要な成長ホルモンが含まれています。この成長ホルモンは「IGF-1(インスリン様成長因子)」と呼ばれるものです。 また、多くの乳牛は、エサに遺伝子組み換え穀物が使われ、乳腺炎などの病気も多いので抗生物質も多く与えられています。「母乳は白い血液」といわれるほど、母牛の血液の状態を反映した成分になります。 不健康な牛からは、不健康な成分の牛乳しかとれません。 その結果、牛乳に含まれる多くの化学物質やホルモンにより、生殖器の病気やホルモンに関する甲状腺や膵臓、副腎などの病気のリスクが高まってしまいます。 さらに、効率を求める畜産により常に乳牛が妊娠状態のままなので、どうしても牛乳中のエストロゲン濃度は高くなっています。 そのことが、ヒトの血中のエストロゲンレベルを過剰にしてしまっています。 その結果、特に女性において月経開始年齢を早め、月経前症候群や生理痛をひどくし、次にはエストロゲンに敏感に反応する生殖器官(子宮・卵巣)や乳房の細胞に異常な成長を促し、やがて腫瘍やガンを形成させてしまうことになるのです。 特に、乳ガンについては、すでに牛乳・乳製品との関連がいわれていて研究もされています。 ガンだけでなく、牛乳は動脈硬化や腎障害のリスクを高める食品でもあります。牛乳は動脈硬化を進める脂肪酸を多く含むうえ、ほかの肉や魚に比べて、タンパク質の中に腎臓への負担となるリンも多く含むからです。 つまり、牛乳を摂取すると、太い血管から毛細血管まで障害を受けてしまうのです。 以上の多くの理由から、サロンにおいて栄養指導や食事指導の中で牛乳や乳製品がもはや健康飲料・健康食品でないと言い続ける理由です。   (参)パンと牛乳は今すぐやめなさい、食物養生大全、分子栄養学実践講座、医学常識はウソだらけ実践対策編、老けない体を作る生活習慣

[食]2019.06.23