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「何を食べるか」で全身の健康と歯やアゴも変化します

日本人にとって穀菜食の少食こそが「伝統食」。欧米型の「近代食」では、健康面でさまざまな悪影響を及ぼしています。

未来を担う子供たちの健康を守るためにも「伝統食」を習慣づけましょう。

欧米型の食事である「近代食」には、精製された砂糖や穀物、加工食品、肉食過多が中心になっています。

これらは、柔らかく甘いものが多く、よく嚙まなくても簡単に食べられるために、虫歯や歯周病が多く、歯並びも悪くなります。体質を炎症体質にし、アトピーや花粉症、喘息などのアレルギー疾患や先天性疾患、慢性疾患が多くなっています。

また、腸内環境も悪く、感染症に罹りやすい体になっています。同時に、すぐに薬に頼り、自身の治癒力を弱めています。

一方、「伝統食」「まごわやさしい(※)」の穀菜食の少食は各種ミネラル・ビタミン・食物繊維が豊富な未精製食品が食事の中心です。

これらはしっかりよく噛む必要があるので唾液もしっかり出て、また、抗酸化、抗糖化、抗炎症の食事のため、虫歯が無くなります。歯並びも整い、アゴも発達しています。

腸内環境も健全で、免疫力も調子が良く、脳の発達や身体の発育も健全になります。

よって、感染症も少なく、生活習慣病と無縁になります。

さらに、親が近代食を続けると、生まれてくる子どもは歯のトラブルを抱え、アゴが変化します。しかし、伝統食に戻すことで、生まれてくる子どもの歯並びや健康状態も回復します。

現在の日本の食事の環境は、特に意識しないと簡単に体内環境が汚染されてしまいます。以前ご紹介した様に、牛乳・乳製品、パン、肉は嗜好品です。常食するものではありません。

少しずつ知識を着けながら、自身や子ども達を守って行きましょう。

※ま:豆類、ご:ゴマ、わ:ワカメ、海藻類、や:野菜、さ:魚貝類、し:シイタケ、キノコ類、い:イモ類

 

(参)「断食力」で脳と体が若返る、食物養生大全

[ブログ/]2021.07.04