スタッフ公式ブログ

2019年12月

糖質過剰は、男性も女性も不妊のリスクを高めてしまいます。

現代、日本では、不妊を心配したことがある夫婦の割合は35%、実際に不妊の検査や治療を受けたことがある夫婦は全体で約18%、患者数は約50万人とも推計されています。 なぜ、こんなにも妊娠しづらくなってしまったのかは、現代の生活習慣の影響は大きいと言えます。睡眠を含めた生活のリズム、ストレスや電磁波、放射線、ワクチンも含めた薬剤等も考えられますが、何より私たちの体を構成するための食事の影響は計り知れません。 添加物や遺伝子組み換え食品もありますが、ここでも糖質の過剰摂取があります。 今回は、この糖質過剰摂取の観点から不妊症を考えて見ましょう。
適切なインスリン様成長因子(IGF-1)が卵胞の成長に必要であるため、糖質過剰摂取による全身的なインスリン抵抗性はもちろんのこと、卵胞などの局所的なインスリン抵抗性がミトコンドリア機能障害を起こして、不妊へとつながるのです。また、子宮内膜の局所的なインスリン抵抗性は、着床障害の一部の原因とも考えられます。 さらに、糖質過剰摂取によりAGEsが増加し、酸化ストレスも高まり、炎症も促進され、不妊のリスクが高まるのです。 不妊治療を行っている157人を対象にした研究では、AGEsが多いグループは、AGEsが少ないグループよりも採卵個数が40%以上少なく、受精も40%前後少なく、妊娠の継続率も80%以上少ない結果がでました。 不妊の原因になりやすいPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、全身のインスリン抵抗性が根底にありますが、無排卵性不妊症の70%はPCOSに関連しています。また、PCOSではせっかく妊娠しても流産が通常よりも3倍も多くなっています。 また、PCOSと子宮内膜症との合併は珍しくはありませんが、どちらも炎症を起こしやすいことを考えれば、その炎症による卵管癒着をもたらし、卵管障害による不妊の原因にもなります。
さて、男性の不妊症については、約60~70%が原因不明とされています。しかし、原因不明の男性不妊では、インスリン抵抗性が認められています。 744人の不妊男性からのデータを分析したところ、不妊男性の約15%が、未診断の糖尿病予備軍と判定されました。 勃起不全(ED)もインスリン抵抗性との関連性が指摘されています。EDの男性の半分以上にインスリン抵抗性を認めています。 当然、糖尿病ではEDのリスクが高く、糖尿病のない人と比べると3.5倍にもなるのです。糖尿病は、精子の質、機能にも影響を与えます。 このように、女性側にも男性側にも糖質過剰摂取による高血糖、AGEsの増加、インスリン抵抗性などによる不妊が起きていると考えられます。 不妊治療には、まずファスティングや糖質制限が重要だと考えられます。 数は少ないが、不妊のPCOSの5人の女性が、1日20g以下の糖質制限食を24週間行ったところ、空腹時インスリン値は50%以上低下し、男性ホルモンのテストステロンも30%も低下しました。そして、この研究期間中に2人が妊娠しました。 スイーツ好きの若い男女は多いが、そのスイーツは血糖値を上げ、AGEsを増加させ、インスリン抵抗性を生み、体を傷つけ、子孫を残すための非常に重要な体内環境を狂わせているのです。
さて、妊娠の経過が進んでいくにつれ、母体は自然とインスリン抵抗性になっていきます。正常妊娠でもインスリン感受性が60%低下します。それは、ブドウ糖を自分の体で溜め込まず、胎児に優先して送るためだと考えられています。進化の過程では糖質過剰摂取はほとんどなかったため、肝臓によるブドウ糖の産生は30%増加し、母体のインスリン抵抗性を増加させることにより、胎児にエネルギーを送るメカニズムを獲得したのです。 妊娠中に初めて発見される耐糖能異常である「妊娠糖尿病」の女性では、妊娠後期にインスリン感受性が有意に低下しますが、それは妊娠前にすでに存在していたインスリン感受性の低下を反映しています。 つまり、何もなかったのに妊娠したから妊娠糖尿病を発症したのではなく、元々気付かないうちにインスリン抵抗性を有していた人が、妊娠してさらにインスリン抵抗性が高まったために妊娠糖尿病になると考えられます。 妊娠糖尿病の人が、出産後、2型糖尿病になったり、心血管疾患を発症したり、乳ガンなどのいくつかのガンのリスクが増加するのも、根本原因が同じなので当然です。 さて、肥満の母親から生まれる子どもには、先天的な障害が多くなっています。高血糖、高インスリン血症が母親の肥満を招き、胎児の形態異常を誘発しやすくしていると考えられます。 アメリカで行われた研究によると、1型糖尿病の母親から生まれる子どもにおける主要な形態異常の相対リスクは、非糖尿病の母親から生まれる子どもと比較して7.9倍であり、主要な中枢神経系と心血管系の形態異常の相対リスクは、それぞれ15.5倍と18倍でした。妊娠後期にインスリンを必要とする妊娠糖尿病の母親から生まれる子どもは、非糖尿病の母親の乳児よりも、心血管系に大きな欠陥がある可能性が20.6倍も高くなっていました。 母親の血糖値が高いと、先天性心疾患を発症する可能性が最大5倍高くなります。高血糖に曝されると胎児の心臓の細胞は成熟が遅れるか、そのまま成熟できないかで、いずれにせよ未成熟の細胞が多く生成されてしまいます。 また、妊娠糖尿病では、早産、帝王切開や肩甲難産が増加し、巨大児が増加します。 アメリカの約42万人を分析した研究では、母親が1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病であると、糖尿病がない母親と比較して、自閉症児が増加していました。特に、妊娠初期の段階での高血糖や高インスリン血症が自閉症と関係していると考えられました。 生まれてすぐに赤ちゃんは母乳を摂取しますが、糖尿病の母親の母乳を飲んだ赤ちゃんは発語が遅れるという報告があります。また、新生児が糖尿病の母親の母乳をたくさん飲むほど、肥満のリスクが高まり、幼児期の耐糖能障害を引き起こすことが研究で示されています。 お腹の中でも母親の糖質過剰摂取の影響を受け、生まれてからも母乳で影響を受ける可能性があります。糖尿病や肥満の母親から生まれた子どもは、通常より出生体重が重いことが多く、小児期にはメタボリックシンドローム、インスリン抵抗性を発症するリスクが高くなります。糖質過剰症候群は母親だけの問題だけでなく、自分の子どもにまで伝わってしまうのです。 ここで、母乳についてですが、母乳の利点は非常に大きいものです。人工乳や果汁などには乳児の腸は対応できません。人工乳は、母乳とは大きく異なり、異物です。生後6ヶ月までは、可能な限り母乳で育てた方がよいと考えています。 世界保健機構(WHO)では、6ヶ月までは完全母乳で赤ちゃんを育て、その後も2歳までは母乳を与えることを推奨しています。良い母乳を与えるための良い母体を作ることが重要なのです。 酸化や糖化といった体内環境を意識して、体に入れる食事に気を配って過ごして行きましょう。 (参)「糖質過剰」症候群

[ブログ]2019.12.29

ガン細胞は糖質が大好きです。

ガンの死亡率は、医療の進歩により減少傾向にありますが、罹患率はどんどん増えています。 ガンのエサは通常は主に糖質です。 全てのガンを最終的に完全に殲滅することは難しいかもしれませんが、糖質をできる限り減らせば、ガン細胞はかなり弱ると考えられ、かなりの長期間ガンと共存できる可能性があります。場合によっては他の治療との併用で、ガン細胞が消えることも期待できます。 ですから、糖質制限をしたならば、プラズマ療法やCEAT(ガン活性消滅療法)によって、より短期間にガンが消えることでしょう。
しかし、何よりもガンを発症しないことが最も大切です。 ガン細胞は、ブドウ糖を使って、「嫌気的解糖」という非常に効率の悪いエネルギー生産を行っています。それでいて、ガン細胞はどんどん増殖するので、通常の細胞の何倍ものブドウ糖を必要とします。ですから、糖質過剰摂取はガン細胞から見ると大歓迎なのです。 ちなみに、ガンを検査するPET検査は、ガン細胞がブドウ糖を好んで大量に取り込むことを利用した検査になります。 前回お伝えした、高血糖や高インスリン血症、HDLコレステロール値の低下は、発ガンリスクを増加させます。これらは、全て糖質過剰摂取で起きています。 2018年、ノーベル医学・生理学賞を本庶佑、京都大学特別教授が受賞しました。それは、免疫を担うT細胞の表面にある「PD-1」というタンパク質と、ガン細胞の表面にある「PD-L1」が結合すると免疫にブレーキがかかり、免疫機能が抑制されることを発見し、この結合を阻害する物質、ニボルマブ(商品名:オプシーボ)によりガン細胞に免疫細胞が攻撃できるようになるというものでした。 実際は、この結合を阻害する部分が他にも存在しますし、賢いガン細胞はすぐに別のルートで免疫を逃れるようになるので、結局は、オプシーボなどの免疫チェックポイント阻害薬は高価なだけで、今までの抗ガン剤と同様に副作用も多く、効き目も5%程度なので、若手の医師はあまり使わなくなっています。 とにかく、糖質の過剰摂取は、高血糖により(PKM2活性の低下が起こり、それによりマクロファージのPD-L1の発現量が増加し、そのPD-L1とT細胞のPD-1がくっついてしまい)、免疫が妨げられるのです。 今までをまとめると、糖質過剰摂取は、高血糖、糖化、酸化(活性酸素増大)、インスリン様成長因子増大、免疫低下によりガン細胞が増殖するのです。
さて、ここでいくつかの疾患とガンとの関係をご紹介します。 まず、帯状疱疹ですが、これは子どものころに感染した水痘(水ぼうそう)のウイルスがそのまま体の中に潜んでいて、大人になってから、体調や免疫力の低下により、皮膚に痛みを伴う皮疹を起こす病気です。 この背景となる免疫の低下も、このPD-1の過剰な発現がT細胞の免疫機能を低下させることに関連していると考えられます。T細胞の力でウイルスは休眠状態になっていましたが、PD-1の発現増加に伴い、T細胞の力が低下してしまい、解き放たれてしまうのです。 このPD-1の過剰な発現は、糖質過剰摂取による高血糖でしたね。 台湾のエビデンスでは、帯状疱疹にと診断された後、1年以内にガンに罹患するリスクは、58%増加しました。 また、アメリカのエビデンスでは、糖尿病患者の帯状疱疹のリスクは3倍以上でした。 結局、糖質過剰摂取が免疫機能を低下させているのです。 食事が西欧化すると、ガンの発症が急激に増加しています。 このとき、食事の変化で起きたことは、3大栄養素の中の糖質の増加だけです。もちろん、脂質の質が悪くなったり、その他ビタミンなどの摂取量が低下した可能性も否定はできません。 ここで、糖尿病とガンの関係ですが、糖尿病でインスリン注射をしている人にガン発症が多くなっています。インスリン使用でのガン関連の死亡率は約2倍になります。 肥満もガンと強く結びついています。 過体重や肥満は、少なくとも13種類のガンのリスク増加と関連しています。13種とは、髄膜腫、多発性骨髄腫、食道腺ガン、甲状腺ガン、閉経後乳ガン、胆のうガン、胃ガン、肝臓ガン、すい臓ガン、腎臓ガン、卵巣、子宮および大腸直腸ガンです。 ガンによる死亡リスクは、男性の肝臓ガンは、高度の肥満があると4.52倍にもなり、女性でも腎臓ガン4.75倍、子宮ガン6.25倍です。 アメリカでの全てのガンの40%は、過体重および肥満関連のガンであり、男性で24%、女性で55%です。
ガンを全て糖質過剰症候群と言うことはできず、胃ガンや肝臓ガンではウイルスがガンの原因であるとされています。しかし、胃ガンや肝臓ガンの糖尿病や肥満と関連を見ると、やはりここでもそれらの原因と同時に糖質過剰摂取が起きてはじめて、ガン化する可能性があることがわかります。 アメリカ人の糖尿病のない人では、単純ヘルペスウイルス1型、水痘ウイルス、サイトメガロウイルス感染とは関連がなかったが、ピロリ菌に感染すると糖尿病の発症は2.7倍になっています。ピロリ菌が起こす炎症により、インスリン抵抗性が増加し、そこに糖質過剰摂取が相まって、糖尿病、胃ガンを引き起こすと考えられます。 九州久山町の研究において、胃ガンの人の分析で、空腹時高血糖に加え、ピロリ菌の感染のある人の場合は、どちらもない人と比較すると、胃ガンの発症リスクが、中等度の空腹時高血糖(95~104)で3.5倍、高度の空腹時高血糖(105以上)で4.2倍にもなりました。 このことは、Hba1c(ヘモグロビンエイワンシー)による分析でも同じであり、ピロリ菌に感染していてもHba1cが6未満の人では、Hba1cが6未満かつピロリ菌に感染していない人と比較しても有意差はなかったが、Hba1cが6以上でピロリ菌感染のある人では、胃ガンの発症が4倍にもなりました。 つまり、胃ガンや肝臓ガンなどの感染が関わるガンは、糖質過剰摂取がなければ、ガンにならない可能性が高いわけです。そして、他のガンだけでなく、感染が関わるガンも、糖質過剰症候群と考えられるのです。 繰り返しますが、ピロリ菌に感染していても、糖質の過剰摂取をやめ、抗酸化の野菜などを中心にとる食生活なら胃ガンを恐れることも無いですし、副作用の強いピロリ菌の除菌等をする必要も無いわけです。 本来、ピロリ菌も我々の周りにいる常在菌ですから、居るから殺すというような単純な発想ではなく、地球上の生命同士、仲良くしていきたいものですね。 (参)「糖質過剰」症候群

肥満や糖尿病は、糖質が原因と分かりますが、その他多くの疾患も、元をたどれば一つの原因、つまり糖質の過剰摂取につながります。

清水泰行医師は、根本的な原因が「糖質過剰摂取」につながる様々な病気をまとめて「糖質過剰症候群」と呼んでいます。 糖質は、体を構築するものでもなければ、生き延びるために必須のものではありません。 しかし、栄養素の中で、直接血糖になるのは糖質のみです。 糖質過剰摂取を続けると、インスリンがたくさん分泌され、脂肪が増加し肥満になってしまいます。 高血糖がなぜ悪いのかは、糖質過剰摂取では血糖値が急上昇する「グルコーススパイク(血糖値スパイク)」が、酸化ストレスを増大させたり、炎症反応を増加させ、血管を傷つけたりするからです。 さらに、高血糖が起きると、ブトウ糖の一部はポリオール経路という反応を起こします。これはブドウ糖がソルビトールになり、その後、果糖に変換される反応です。このポリオール経路が亢進すると、反応に必要な補酵素(NADPH)がどんどん消費されます。この補酵素(NADPH)は、酸化型グルタチオンを還元型に戻すのに必要です。グルタチオンは体内の重要な抗酸化物質であり、還元型が減少すれば、抗酸化力が低下してしまいます。 つまり、グルコーススパイクにより、活性酸素を除去する力も弱まってしまうのです。 糖は非常に反応性が高く、体内ではタンパク質とくっついて、糖化反応(メイラード反応)を起こしてしまいます。その反応の最終的な状態である終末糖化物質(AGEs)というものができることにより、機能障害などの有害作用を引き起こしたり、酸化ストレスを増加させたり、炎症反応を起こしたりします。 ちなみに、血液検査で測るHba1cというものがありますが、これはヘモグロビンタンパクと糖がくっついて糖化したものです。 体のほとんど全ての細胞、組織、酵素などは、タンパク質と脂質でできています。つまり、体の中で糖化しないものはないと言っても良いわけです。ですから、高血糖はどのような機能障害をも引き起こす可能性を持っているのです。
さて、血糖値が高くなると、すい臓からインスリンが分泌されます。 ところが、現在の食生活においては、大量のインスリンを分泌しないと血糖値を下げられないほどの糖質量を摂取していて、高インスリン血症になっています。 この高インスリン血症もまた、活性酸素を生み出し、酸化ストレスを増大させます。さらに、インスリンは、弱いながらも細胞増殖や成長作用を持ち、また、インスリン様成長因子(IGF)という、インスリンに似た強い細胞増殖や成長作用を示す物質を増加させるので、大量にあると、必要以上に細胞が増殖したりします。 その一つが、「ガン」になるのです。 また、加齢と言われている根本の多くは、AGEs(終末糖化物質)の蓄積、それに伴う酸化ストレスの増加やミトコンドリアの機能障害であり、ある程度は抗えないものですが、糖質制限によりかなり軽減できるものです。 現在では様々な病気が存在しています。糖尿病、狭心症や心筋梗塞などの心臓病、脳卒中、ガン、脂質異常症、認知症、うつ病、骨粗しょう症、片頭痛など様々です。 今の医療では、その多くの病気の原因は、それぞれにあると考えられています。しかし、それぞれの病気の間には関連が認められていて、原因の原因をずっと追っていくと、それらの原因が大本の原因である「糖質過剰摂取」一つにつながっていきます。そこから考えていくと、多くの病気はつながりがあり、どうして様々な病気が併発することが多いのかが簡単に理解できます。
では、ここで最も分かりやすい糖質過剰症候群として、肥満と糖尿病、メタボについてご説明します。 糖質を過剰に摂取すると、体内ではインスリンが過剰に分泌されます。インスリンは、血液の中のブドウ糖を筋肉や脂肪細胞に取り込ませる役割があります。その結果、筋肉や脂肪細胞に取り込まれたブドウ糖は、エネルギーとしてすぐに使われないと、グリコーゲンや脂肪に変換されて蓄えられてしまいます。それが蓄積されて、肥満となるわけです。 また、糖質により血糖値が上がるが、糖質の摂取過剰はこの血糖値を持続的に高値にする。血中のタンパク質の一つ、ヘモグロビンタンパクの糖化も増加し、糖尿病の診断が下されることになります。 最後のメタボリックシンドロームについて、この診断基準は以下にまとめます。 1. 腹部肥満:ウエストサイズが男性は85cm以上、女性は90cm以上 2. 中性脂肪値150mg/dl以上 HDLコレステロール値40mg/dl未満 (いずれか、または両方) 3. 血圧:収縮期血圧(最高血圧)130mmHg以上 拡張期血圧(最低血圧)85mmHg以上 (いずれか、または両方) 4. 空腹時血糖値110mg/dl以上 1の腹部肥満を必須項目として、2~4のうち2項目以上当てはまるとメタボリックシンドロームとなります。 腹部肥満は内臓脂肪の蓄積であり、糖質の過剰摂取で起こります。中性脂肪も糖質過剰で上昇し、HDLコレステロールは糖質過剰摂取で低下します。 血圧に関しても、糖質過剰摂取でインスリン分泌が多くなるほど、交感神経系は活性化され、インスリンとインスリン様成長因子(IGF-1)はレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系というメカニズムを活性化することにより、血圧を上昇させます。 また、糖質過剰摂取では血管の拡張性が低下し、高血糖は動脈硬化を促進することでも血圧は上昇します。 以上のように、肥満と糖尿病、メタボが糖質過剰症候群の一つと理解されましたが、ガン、認知症、心血管疾患等についても今後ご説明させて頂きます。 必須でない糖質になるご飯、麺、パン等の過剰摂取は、特に意識して行きましょう。 (参)「糖質過剰」症候群

[ブログ]2019.12.19

遺伝子性乳ガン、卵巣ガン患者さんの新たなガン発症を防ぐために、健康な乳房を予防的に切除する手術に保険適用が決まったことに対して、本質的な観点から考えてみましょう。

先日、12月13日、厚労省が、遺伝性の乳ガン、卵巣ガン発症の患者さんの健康な乳房の予防切除を公的医療保険の適用対象とすることを決めました。 専門家等は、予防切除によって新たな発症や死亡のリスクの低減や治療の選択肢の増加は大きな前進と評価しているが、本質的にはどうでしょうか? 2013年に女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、ガンを発症する前の両方の乳房を予防切除したこともあります。 今回は、生まれつきBCRA1又は2という遺伝子の異常によってガンのリスクが高まる「遺伝性乳ガン卵巣ガン症候群(HBOC)」の患者さんが対象になりましたが、もう少し深く理解してみましょう。
まず、「遺伝性乳ガン卵巣ガン症候群(HBOC)」について、現在日本では、新規遺伝性乳ガンは年間9万人の内3~5%(約2700~4500人)、新規遺伝性卵巣ガンは年間1万人の内約10%(約1000人)発症しています。 このHBOCの特徴は、以下の通りです。 ・若年で乳ガンを発症しやすい ・トリプルネガティブの乳ガンを発症しやすい ・乳ガンと卵巣ガン(卵管ガン、腹膜ガンを含む)の両方を発症しやすい ・男性で乳ガンを発症しやすい ・家系内にすい臓ガンや前立腺ガンになった人がいる ・家系内に乳ガンや卵巣ガンになった人がいる ここで、BRCA(1、2)遺伝子については、誰もが持っています。本来、これらの遺伝子は、細胞に含まれる遺伝子が傷ついたときに正常に修復する働きがあります。しかし、このBRCA遺伝子に生まれつき変異があり(1の変異パターンは約600種類、2は約300種類あります)、さらに本来の機能が失われると、乳ガンや卵巣ガンにかかりやすいことが分かっています。 そして、このHBOC(遺伝性乳ガン卵巣ガン症候群)の場合、もう一つの乳ガンにかかる可能性は40~90%、卵巣ガンにかかる可能性は10~60%と高率なので、確かにHBOCの患者さんやBRCA遺伝子に変異を持っている方はとても不安でしょう。 ですから、早めの検診で予防しましょうと言っているのです。
しかし、今ガンが増加している中で、早期発見でこのBRCA遺伝子の変異のある方に、マンモグラフィーやその他電離放射線は、よりガン化のリスクを増加することを理解すべきです。 というのも、もともとBRCA遺伝子は傷ついた遺伝子の修復に関連する遺伝子です。その遺伝子(DNA)の二本鎖切断を起こす主な原因のX線やγ線などの電離放射線は当然致命的になります。BRCA遺伝子変異を持たない場合であっても、検査時に浴びるX線によって、発ガン率が何倍にも高まることが知られています。ですから、頻繁なこれらの検診はとても危険なものですし、BRCA遺伝子変異の場合にはマンモグラフィーは致命傷となります。 本来、BRCA遺伝子の重要度は高くはないと考えられます。本来の正しい食生活や生活習慣を送っていれば、めったに発現することはありません。 また、傷ついた遺伝子が多く発現してくれば、当然、アポトーシスによって排除されるはずです。 「遺伝子の損傷がガン化の直接原因ではない」ので、まずは体内環境の悪化を防ぐことが第一義なのです。 そのためには、増ガン物質として知られる加工肉や乳製品、精製された糖質等をひかえることなどと食事を整えることが必要です。性ホルモンの代謝異常も大きな悪影響を及ぼしているので、そのこともふまえて、ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜をしっかりとることやオメガ3の油をしっかりとることが大切です。 また、乳管上皮細胞が主にガン化することを考えると、小胞体ストレスや乳房を締め付けるいわゆる補正下着、タイトなブラジャーの着用をやめることなども出てきます。
まとめると、遺伝子変異云々よりも先ずは「なぜ、ガン化しなければならなかったのか?」を考えることが重要なのです。先天的にしろ後天的にしろ、遺伝子変異は直接のガン化の原因ではありません。また、小手先の対処療法ではガンの完治は出来ません。人間の知恵よりも、細胞の知恵のほうが格段に優れています。 ガンは周囲の体内環境が適正になれば、ガン幹細胞は正常に戻ります。 ですから、本質的な対処に専念すべきなのです。 また、アポトーシスを最大化するにはプラズマ療法が現時点では唯一の最高のものです。 そして、早期発見と称して実はとても危険な検診よりも、がん活性消滅療法(CEAT)が現時点では最良な早期発見法、対処法になります。 ガンの予防や治療のファーストチョイスに、早くプラズマ療法やCEATが来る世の中になる日を実現すべくこれからも頑張っていきたいと思います。 (参)特定非営利活動法人日本HBOCコンソーシアム

ガンを増殖させるインスリン様成長因子(IGF-1)を知ろう!

インスリン様成長因子(IGF-1)は、胎児や成長期の子供には必要なホルモンの一つですが、成人が動物性タンパク質や乳脂製品(牛乳、チーズなど)を多く摂ると、体には過剰にIGF-1が出現します。 IGF-1は主に肝臓で作られ、GH(下垂体成長ホルモン)によって促されるもので、乳幼児には欠かせないものですが、もうすでに成長してしまった大人にとっては、この物質の過剰は体に極めて良くない現象を起こすことが知られています。
というのもIGF-1は、骨や骨格筋などの成長や分化に関わる一方で、細胞のガン化を誘導する働きがあります。 特に、乳がん、子宮頸がん、前立腺がん、肺腺がん、肝臓がん、卵巣がん、精巣がん、甲状腺がんなどの「ホルモン依存性がん」といわれるガンのほとんどが、このIGF-1の体内増加で起きるということです。 さらに、IGF-1はその他のガンの増殖にも関係しているばかりか、心臓病や脳血管疾患にも密接な関係があるとされています。 ですから、IGF-1を多く生成する食物を減らすことこそ、ガンの予防にとても大切になりますし、ガンになったとしたら、IGF-1を多く生成する食物を少なくともとらないことがとても大切になります。 そして、このIGF-1を多く生成する食物が牛乳、チーズ等の乳脂製品と肉である動物性タンパク質になります。 動物を殺傷するという倫理的なことは別に、肉類を食べ過ぎるのは、タバコを吸うのと同じくらい体に悪いと指摘されています。 ある研究では、肉類やチーズ、牛乳などの動物性食品を大量に食べると、ガンや糖尿病の発症が増加することが分かっています。 酵素栄養学を伝える鶴見先生は、ガンになったら動物性タンパク質と乳脂製品を最低でも1年間は一切とらない指導をしています。 ここで、大豆食品などの植物性タンパク質はどうかと言いますと、納豆や味噌、豆腐といった大豆食品も動物性タンパク質と同等にIGF-1を生成するのですが、IGF-1を結合させて排泄させる結合タンパク質も増加するので、IGF-1の悪い作用は打ち消されることになります。 事実、世界一の大規模研究のチャイナスタディ等においても、大豆の発酵食品を中心にタンパク源を摂っている人ほど、乳がん、その他のガンが少なくなっています。 ところで今の日本は、どちらかというと牛乳は健康に良いという誤った情報を流し続け、テレビのグルメ番組では、おいしそうにチーズや肉料理を見せつけています。 ですから、巷では健康に良いと思い、毎日乳製品をせっせととり、またタンパク質を摂れと肉食え、肉食えの現状です。 放射線の垂れ流し同様に、このままでは、ますますガンが増加していきます。 もう一度繰り返しますが、動物性タンパク質、乳脂製品の過剰摂取はIGF-1の生成を増やし、ガンの発症を増加させるものです。 ですから、ガンの予防としてIGF-1を増やすこれらの食品を嗜好品と位置づけて付き合って行きましょう。   (参)食物栄養大全、家族みんなが病気にならない食べ方事典

[がん]2019.12.14

健康維持やアスリート、受験生にプラズマウォーターを!

プラズマウォーターは、天才田丸滋先生が発明した機能水です。 もともと、末期ガンを自ら克服した田丸先生が、ガンをアポトーシスする目的で作ったものです。 事実、多くのガン患者さんをこの水を使い救ってきました。後に、プラズマパルサーを開発し、この二つを使ったプラズマ療法を編み出しました。
このプラズマ療法により、多くの医師がさまざまな領域、疾患で取り入れて来ています。 特にガン患者さんにおいては、現在までに2000人を超える人々を治療し、実に85%という治癒率を上げたことで、全米のガン学会で評価され、世界一ガンの消失率が高かったということで、「ライフアチーブメント賞」を受賞することになりました。 この異次元のプラズマウォーターの特徴は、一酸化窒素(NO)をプラズマの状態で溶かし込んでいることです。 ルイス・J・イグナロ博士が、「一酸化窒素(NO)を体内に取り込めば、ガンが〇〇る。心疾患が治る。すべての病気が治ってしまう」理論を実証したことで、今から20年前にノーベル賞を受賞しました。 その理論を形にしたのが、このプラズマウォーターなのです。 分かりやすく一酸化窒素(NO)の作用をまとめると、 ・優れた抗酸化作用がある ・悪玉(LDL)コレステロールを下げる ・血液循環を促進する ・毛細血管を再生ししなやかにする ・胃腸の働きを強化する ・免疫を高め、感染症を予防する ・記憶力を増強する ・アポトーシスを誘導する 抗酸化力を発揮し、記憶力を良くし、かぜやインフルエンザなどの感染症の予防を期待できるプラズマウォーターを、ぜひ活用してみませんか?
飲み方 1本(1リットル)を1週間程で3~4倍に薄めて飲みます。 暖かい飲み物に入れても構いませんが、電子レンジは使わないで下さい。 また、水素水とは併用しないで下さい。

「プラズマ化学と世界を救う技術」が発売されました。

プラズマ療法システム「プラズマパルサー」開発者、田丸滋先生を坂の上零氏がインタビューする形で、世界を救うプラズマ技術を紹介する待望の書籍が発売されました。 天才田丸滋先生のプラズマ療法開発秘話をよく理解できます。その概要をご紹介します。 ますます、プラズマ療法の虜になりますね。
プラズマとは一律の場で、プラスとマイナスの電荷が均一に存在する状態のことをいいます。 細胞膜を英語ではプラズマ・メンブレンと呼んでいますが、それは細胞がプラズマ状態だからです。 生命とはプラズマの振動です。 プラズマ宇宙論では時間は存在しない。また、始まりもなければ終わりもない。 地球は巨大な発電機であり、地球全体がプラズマ状態です。 国立大学でもプラズマを研究しています。 プラズマ技術は、その他大勢の技術とは比べものにならないくらい異次元のものです。 1番目にエネルギーなので、エネルギー問題を解決します。 2番目に、がん、難病も含めてさまざまな病気を治してしまう根本的な治療法になります。 3番目に、農業に応用することで、農薬を使わなくても、土の微生物を活性化させて、栄養たっぷりのいいものができます。 その人のDNAの、正しい、もともとのあるべき状態に修復して戻していきます。それは、人間だけではなくて、自然界もです。 東日本大震災でのベントで、200億ベクレルが関東一円に降り注ぎました。1回のベントで飯舘村に2万7000ベクレルの放射性物質が降り注ぎました。2万7000というのは、国際基準の20マイクロシーベルトを超えているからで、人が住んではいけないことになっています。 プラズマウォーターを飲めば、放射性物質やトリチウムやセシウムは体の外に排出されます。 プラズマパルサーにかかると、女性は若返ります。しかも、ミトコンドリアを活性しますから、遺伝子の発現を自分のベストの頃に戻すので、細胞レベルから若返り、健やかになり、正常に戻るのです。 開発者の田丸先生は、米国麻酔学会に日本人として初めて国際論文を通し、Ph.D.という医学博士の称号をもらいました。 50歳のときに、スキルス性胃がんで、肝臓と肺への転移もあり、ステージⅣb、余命3ヵ月と診断されました。 5年間、パルサーを開発して完治するまで、奥さんの掃除の仕事の月々9万円そこそこで生活し、今でも台所3畳と6畳部屋の長屋暮らしです。 免疫療法で、リンパ球とかNK細胞を体外で増やして体に戻すというがん治療がありますが、体の中ではNK細胞もリンパ細胞も分裂しないのです。脊髄から分化して、そこでおしまいです。それを外で大量に分裂させて、体に戻したって、定着しません。 ミトコンドリアというのは、もともと地球に酸素ができる前から住んでいた微生物で、ロドシュードモナスというピンク色のかわいい子たちです。ロドシュードモナスは、ミトコンドリアで水素を燃料にして、ATPというエネルギー伝達物質を合成する機能をもともと持っていたので、寄生された植物性プランクトンは、この多大なエネルギーを使って、動くようになりました。 それが動物の発生です。 私たちはなぜがんになるのか?私たち酸素を使う生命体は、電子伝達系のⅢで、どうしても活性酸素が発生してしまいます。 この活性酸素が、ミトコンドリアの遺伝子を損傷してしまうのです。人の遺伝子は2万1000個くらいあるのですが、ミトコンドリアは1600個しかありません。だから、1個の損傷が非常に響くのです。遺伝子が損傷されると、細胞ががん化します。 アメリカは、「がんが治癒する」と表現していますが、日本は「消失寛緩」という言葉しか使えません。 遺伝子の欠損数が、ある量を超えると、細胞ががん化します。異形化します。そういう情報を察知したときに、アポトーシスを発動します。 電子伝達系のⅢに、シトクロムcという補助酵素と、bという補助酵素があります。アポトーシスを誘発させるには、シトクロムcが遊離してくれないと困るのです。 シトクロムcを遊離させるための物質は、一酸化窒素です。活性酸素を消す物質は、一酸化窒素です。水素が活性酸素を消すことはあり得ません。 水素にマグネシウムをくっつけた物質は、MgH(水化マグネシウム)を水に溶かしたものが医療用の水素水です。これはがんを消すことはないけれど、がんを大きくしないということが国際論文として認められています。 水(H2O)に放電でNOを打ち込んで、水にNOが入りますと、水素とくっついて亜硝酸水(H2NO2)ができます。H2NO2だと亜硝酸です。H2NO3は硝酸水という毒です。でも電子が大量に打ち込まれる状態で作ると、NOに変える反応も起きます。NOだったり、H2NO2になったりする。アメリカでは、これを硝酸ラジカルと言います。プラスに行ったりマイナスに行ったりを絶えず起こしている状態の水だから、プラズマウォーターと名づけました。 この水をペットボトルにいれますと、キラキラして見えます。光は、空気中では毎秒32万キロを走るのですが、水の中は20万キロに減速します。 でもプラズマで処理した水は32万キロで光が走ります。だからキラキラに見えるのです。 これを飲んでいただいて、アポトーシスを起こします。 電子治療器の改良版装置をつけて、大量の電子を体に入れることによってアポトーシスを誘発させます。 この2つの作用で、がん細胞であるとか、がん化した細胞に自ら死んでいってもらうようにしました。 某医大の元教授の働きかけで、日本プラズマ療法研究会が立ち上がりました。 プラズマ療法は奇跡の療法ではありません。効果で一番すごかったのが、横浜市大病院で前立腺がんから背骨に転移した例です。見つかった時点で78歳だったか、ご高齢もあって、手術できません。全身転移数は脳も含めて86ヶ所ありました。 3大療法をやらずにいらした。1年と9ヶ月かかったけど、86個のがんが全部消えました。 プラズマウォーターを飲みますと、おしっこが早くなる。利尿作用が活発になるわけです。 早く体から悪いものを出そうとするんですね。セシウムは水溶性物質ですから、プラズマウォーターを飲むと、尿によって、体外にセシウムを排出できるのです。 トリチウムの除去は、数値確認してあります。 ウクライナでは、田丸先生が持つ特許技術のプラズマ処理で、トリチウムの除去した水道水を飲ませています。 トリチウムは遺伝子の配列をつなぐ物質が水素結合なのですが、これがトリチウムにとって代わってしまうのです。トリチウムが、DNAの遺伝子配列を切ってしまえば、そこががん化していきます。 福島は、チェルノブイリの100倍の爆発をしているのです。 10年後は奇形児とがん患者だらけの日本ですね。 2016年の厚労省の発表では、新規に1年間にがん患者になった数は、100万人以上です。年間、人口の1%以上が新規にがんになっています。 NHKスペシャルが2年前に報道した「被曝の森」にあったように、放射性物質をキノコが胞子として空気中に散布しています。 胞子は、1ミクロンと細かいので、これを遮断できるマスクはありません。そして、北海道から本州の人たちは、みんな、強力な発がん性物質のトリチウムやセシウムを、年の6ヶ月間ずっと空気から吸い続けているのです。 プラズマウォーターは、2ppmの一酸化窒素を含んだ水です。本来、一酸化窒素は水に溶けないのですが、一酸化窒素が血流の促進することを発見した学者はノーベル賞を受賞しました。 ルイス・J・イグナロ博士が、NO、つまり一酸化窒素を体内に取り込めば、がんが治る。心疾患が治る。すべての病気が治ってしまう理論を実証したことにより、今から20年前にノーベル賞を受賞しました。私の功績があるとすれば、それは、一酸化窒素が水に溶けるようにしたことです。
日本プラズマ療法研究会の臨床医の先生方が2000名の患者さんのがんを消失させています。 がんが消えたということなんですが、それは大きな声で言えないことになっています。 私は、抗がん剤ではがんが治せないということを知っていました。宣告された余命を数年延ばすだけがせいぜいです。アメリカ議会でも、24年ぐらい前にすでに抗がん剤ががんを治さない、むしろ転移させると結論を出しています。 だから、私は通常の商業病院では医療やがん治療を受けたくなかったので、一般の病院には行きませんでした。 グラクソ・スミスクライン社が、CAR-Tという治療法を現在、京都大学、東京大学でやっていますが、これを投与すると5%のがん患者さんのがんが消失するのです。 しかし、私の発明したプラズマ装置は、がんを消失させる比率は85%です。がんの完治率が85%です。 それで、ライフ・アチーブメント賞を受賞しました。米国がん学会では、最高峰の医学賞ですが、日本では一切報道なく、無視でした。つまり、日本病です。 プラズマ療法が放射能被害者の症状を改善したり、何らかの作用をした具体的な事例などあります。チェルノブイリの事故後、奇形がすごくて、2人に1人しか赤ちゃんは生まれてきません。生まれた子の50%は心臓に穴が開いてます。それが、「チェルノブイリ・ハート」で、去年になって、チェルノブイリ・エイズというのも出てきました。性感染のエイズではなくて、放射能被曝による免疫不全です。 私の患者さんで、2年間福島でボランティア活動をしたあと、結婚し、子どもを産んだ方がいました。しかし、その子は、心臓に穴が開いていました。「チェルノブイリ・ハート」です。その赤ちゃんは、プラズマで心臓の穴がちゃんとふさがって、今では正常に戻りました。 そのお母さんは、2番目の子どもを妊娠したときに、プラズマ装置にずっとかかられました。正常に生まれました。成長がとても早い、強靭な子どもが生まれました。 プラズマ療法をはじめて最初の2~3年が経過した後に、臨床医の先生方がいろいろな疾患にトライして、治らないと言われている疾患、糖尿病であったり、関節リウマチであったり、整形外科領域で使っていらっしゃいます。泌尿器科領域でEDに使う先生もいらっしゃいます。あと、美容にも使われています。 先天性小児麻痺で成長が止まった子が突然成長を始めました。3カ月で30センチ背が伸び、生理も始まった。左右で違っていた足の長さがそろいました。 遺伝子の状態を修復してもとに戻していきますので、細胞が死んでいなければ、神経が死んでいなければ、戻るということです。 どうでしょう。ぜひ、身近なところのプラズマサロンで体験して、この異次元のすばらしい技術を体験なさってください。