スタッフ公式ブログ

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自律神経を乱さない発し方をしましょう!

私たちはイライラしていると、とがった言い方になって相手を責めたり、疲れが溜まっていると、いい加減な言い方になってしまいます。このように「言い方」が、気分や状況によって変わってしまう根本的な原因は“自律神経”にあります。

ですから、普段何気なく使っている言葉に注意することで、人間関係や健康を左右する自律神経をコントロールすることができるのです。

自律神経が乱れると、血流が悪化し、全身の細胞に酸素と栄養が行き渡らなくなります。すると、集中力や判断力が低下し、正しい言い方が出来なくなってしまいます。

攻撃したりされたり、侮辱したりされたり、嘲笑したりされたりするなどのネガティブな言い方はする方もされる方も、自律神経のバランスを乱します。すると、血管は収縮し、血流は悪くなり、どんどん自律神経のバランスは崩れて行きます。そして、短期的には頭痛や疲れやすい、便秘などの身体への悪影響も出て来ます。長期的には、がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病などの生活習慣病に発展してしまいます。

反対に、自律神経のバランスが整っている時は全身の隅々まで血液が行き渡るので、脳も冴え渡ります。その結果、説得力のある言い方や、思いやりのある言い方、相手を敬う言い方など、場面に応じた適切な言い方をすることが出来ます。心身ともに明朗で柔和な心持ちで過ごすことが出来ます。

言い方を変えることで、「口は災いのもと」から「口は幸運のもと」に変えることが出来、人生も変えて行くことが出来ます。

ですから、体調が優れないことを自覚して、意識的に言い方を変えることで、自律神経のバランスを整えて、体調を良い方に持って行くことが出来ます。

その時のやり方のヒントは以下になります。

  • ゆっくり話す
  • 背筋を伸ばす
  • 笑顔で
  • 抑揚をつける
  • フーッと長く息を吐く
  • ポジティブに
  • 意表をつく、ユーモアのある言い方や茶目っ気のある言い方をする
  • ほめる
  • 無駄な心配をしない
  • 余計なことを話さない

 

寒さが厳し時期ですと、どうしても自律神経の働きが悪くなります。どうぞ暖かくお過ごしください。

ちなみに、プラズマ療法やDENBAヘルス(デンバ技術)は自律神経を整えて血流を良くすることが確認されています。ぜひ、体験されて見てください。

 

カロリーゼロの落とし穴

カロリーを気にする人々の支持を得ている“人工甘味料”。「アスパルテーム」「スクラロース」「アセスルファムカリウム」「ネオテーム」などなど。菓子類、ジュース類など幅広く使われています。糖類たっぷりだと体に悪いからと、人工甘味料の方が体に良いと思っている方もいますが、実はこれらには様々な危険性があるのです。

大まかに、人工甘味料は不自然な化学物質であり、腸内環境を悪化させます。腸脳相関により、脳も不安定になります。その結果、精神的に不安定になるので、体への影響も出て来ます。

特に、痩せたい方や糖尿病の方が摂取するのに逆効果だという論文が出ています。簡単に紹介すると、ゼロカロリーの清涼飲料水は、砂糖ゼロでカロリーゼロですが甘い。すると、脳はたっぷりのジュースを飲んだと勘違いします。血糖値が上昇してくることを見越して、甘さを感じた段階であらかじめ、血糖値を下げるインスリンというホルモンを分泌してしまうのです。ところが、実際に飲んでいるゼロカロリー飲料には糖類が入っていないので、血糖値がインスリンを作った分だけ低下してしまいます。血糖値が低下すると、体はすぐに血糖値を回復しようとして「空腹」の信号を出します。つまり、人工甘味料の飲料を飲めば飲むほど食欲が増加してしまうのです。こうして、糖尿病の人やダイエットを考えている人が、これらのゼロカロリー飲料を飲んでしまうことによって、かえって太ってしまったり、血糖値コントロールを乱して悪化させてしまいます。

また、Natureという科学雑誌でイスラエルの研究チームが、人工甘味料は糖尿病や肥満など生活習慣病のリスクを上げ、代謝に関わる腸内細菌のバランスを崩して血糖値が下がりにくい状態にする作用があるという研究結果を発表しました。

ですから、人工甘味料によって血中にブドウ糖が長くとどまるほど、糖尿病、心血管疾患、慢性腎臓病のリスクが高くなります。

他に、人工甘味料の摂取量が多い人は、がんのリスクが高まる可能性が示されました。

現在、スポーツ飲料やジュース類、栄養ドリンク、ノンアルコールビール、菓子類に多く使われていますので、ぜひ成分表示を確認して見てください。

本来なら、これらの飲料よりも、自宅でお茶やハーブティーを入れて飲むのが良いでしょう。そして、菓子類もコンビニやドラッグストア、スーパーで買うよりも、和菓子店やチェーン店でない洋菓子店で作っている素材の分かるものを選んで買いましょう。

 

(参)ワースト添加物

[ブログ/]2024.01.13

DENBA技術はすばらしい!

DENBA技術は、水分子と同じ波長の低周波を活用することで、本来、食品鮮度保持の実現から始まった技術です。“流れる水は腐らない”と言われるように、水分子を動かし続けて新鮮さを保ちます。

現在では、商品生産、産地保持、輸送、中継保存、加工などの様々な流通過程で大いに役立っています。特に、船舶輸送などの長期間の鮮度保持でもDENBA技術は能力を発揮しています。また、中国では富裕層向けにDENBA技術を取り入れた高額な冷蔵庫が多く売れています。

日本では、油が酸化しにくく減りにくく、カラッとおいしく揚がるとのことで、富士そばさんが、天ぷらを揚げるフライヤーに使用しています。

そして、常識を変えるほどのDENBA技術は、健康分野でもビックリ現象を引き起こしています。

本物技術だと理解した伊藤忠商事などの大手が資金を出して、東京大学や慶應義塾大学等で様々な研究が行われていて、多くのエビデンスが集まって来ています。

今はまだ、医療機器でないので、曖昧な言い方しかできませんし、以下の疾患の回復例はあくまで個人の感想としての取り扱いになりますが、余命を切られた方の回復をはじめ、自律神経系を強化していると思われる症例が集まっています。

人により睡眠薬を手放すことが出来た方もいて、自律神経の働きが良くなり、睡眠の質も良くなるので、ホテル業界で有名なアパホテルさんでは、「グッドスリーププラン」を作り、各ホテルにDENBAのマットを設置し始めました。

元徳洲会病院最高顧問、現井口病院院長の高野良裕医師はDENBAの可能性を理解していて、次のようにおっしゃっています。

DENBAテクノロジーは人間の体の健康の本質的な部分に働きかけているのだと考えられます。僕はこれから自分の病気も含めて、西洋医学では治療困難な病気に対して、いろいろと研究し挑戦していきたいですね。その意味でDENBA Healthの登場は大きな勇気を与えてくれますね。」

DENBAは、体内の水分子に振動を与えることで、体の内から温めて、免疫や自律神経系の働きを良くするようです。ですから、がんや神経難病、自律神経失調症などに役立っています。また、体の新陳代謝を良くしたり、機能を高めてくれるようです。

ですから、スポーツ選手が使い始めています。体が柔らかくなったり、疲れなくなったり、怪我が早く治ったり、自律神経のバランスが整いパフォーマンスが良くなったりと、手放せなくなっています。

よく本物技術と言いますが、まさにDENBAは本物で、付き合うものを害さない、付き合うものを良くする、シンプルで安心、安全、安価な技術です。

ぜひ、日常に取り入れてご家族皆様の健康に役立ってもらいたいと思っています。

当サロンでは、がんの方の日常サポートの一環で、プラズマ療法とともにご利用されると良いと思っています。DENBAによって、日常の体調が少しでも良くなればと願っています。

 

「祈り」や大切な人に思いを馳せる効用

年明け早々、能登・北陸・新潟では悲しい災害が起こりました。また、2日には羽田空港でも大きな事故が起きました。

世界に目を転じても、イスラエルとパレスチナの紛争やウクライナでの紛争と悲惨な状況が続いています。

そして、世界では大きな病で自身と向き合って戦っている人々が大勢います。

このような時に、遠く離れた私たちには、そのような人々に「祈る」ことしかできません。

この「祈り」は送られる人にも、「祈る」という行為を行う人にも、良い効果をもたらします。

病気の家族や友人のために「祈る」、困難な状態にある人々のために「祈る」行為は、大きな効果があることが実験で認められています。

カルフォルニア大学での実験では、心臓病の患者393人を、192人と201人の2つのグループに分けました。そして、192人のグループだけ毎日、他の人々から祈りを送ってもらいました。

すると、祈りを送ってもらったグループでは9人の病状が悪化したのに対して、送ってもらわなかったグループでは48人も悪化したそうです。

また、ミズーリ州の病院での実験です。1000人の患者を2つのグループに分けて、一方のグループだけに他の人から祈りを送ってもらいました。

すると、祈ってもらったグループの人たちのほうが、10%も回復が早かったという結果が出たそうです。

また、デューク大学が1986年から1992年に行った実験もあります。

この実験では、65歳以上の4000人を調査したところ、毎日祈りをささげている人は、祈らない人よりもずっと長生きしたそうです。

つまり、祈りを送られる人にも、祈るという行為を行う人にも、祈りは良い効果をもたらすのです。誰かが困難な状況にあるとき、相手には知らせなくても、心から愛と祈りを送ってください。それはきっと相手の力になるからです。

そして、祈ること以外に、頼れる人がいるんだと、大切な人の顔を思い浮かべると生きる力が大幅にアップします。

祈りや大切な人を思うことは、私たちの意識をより高い方向へと集中させることができます。そのとき、私たちはより方向へ導かれるでしょう。

苦しくてどうにもならずに心の底から祈るとき、どこからともなく、『ゆだねなさい。そのままにしておきなさい。』という声が聴こえることもあるでしょう。

しかし、多くの場合、はっきりとした答えや導きは現れないかもしれません。けれど、あなたが心から祈るとき、あなたはどこかで自分を捨て、大いなるものにゆだねているのです。

そして、自然と心が落ち着いてくるでしょう。それもまた、祈りの効用なのです。

私も毎日、家族や縁ある方々に祈りを奉げています。それは以上の効用を知っているからなのと、自身の心の浄化のためです。

ぜひ、皆様も祈りや大切な人を思い馳せることを日常に取り入れてみましょう。

 

(参)祈りの言葉

2024年、明けましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます。

昨年もいろいろなご縁に恵まれて、さまざまな情報を得ることが出来ました。

がんサポートに関することでも、がんの兵糧攻めのような働きの「アムリタ(量子加工)」、普段使いの水で抗酸化・抗炎症体質に向かわせる「プロトン水」「ナノバブル水素水」、重金属やワクチン添加物などによる体内汚染をデトックスによって改善をしてくれる「コンドリ」、居住空間をイヤシロチにしてくれる「DENBA」が新たに加わりました。

これらは、“本物”の定義にかなうものだと思っています。その“本物”の定義とは、「付き合うものを害さない。付き合うものを良くする。高品質で安全。そして、安心できる。単純で、しかも万能である。経済的である」というものです。

本物で万能だから、がんのサポートにもなりますし、アムリタ、プロトン水、ナノバブル水素水、DENBAなどはプロのアスリートやオリンピック選手らがパフォーマンスを高めるために使っています。

そして、昨年末ごろからは、先端医療の一つの再生医療にも目を向け始めました。学ぶと、人間の自然治癒力の素晴らしさに気付かされます。特に、各組織、臓器を構成する細胞の中に住まう幹細胞の働きや、細胞同士の情報伝達としての複雑なネットワークの一部である各種サイトカインやエクソソームの働きには神秘を感じます。ある意味、人間関係における目に見えない縦糸や横糸のネットワークのような複雑な絡み合いが、人体の中でも複雑に機能し合って、絶妙にバランスを保とうとしているのです。

心を明るく保って“ごきげん”で過ごし、食生活を始めとする生活習慣を改善することで、細胞らが「もう体内環境が良くなっているから、がんになっている必要はないよ」とエクソソームなどのお便りである伝達物質を体内全体に発送して行くのです。

「引き寄せの法則」において、創造する力を発揮する唯一の方法は、深い感謝の念を抱き続けることです。なりたい姿のイメージを持ちながら、それがもうすぐ現実になることに心から感謝することです。空き時間を全てイメージすることに集中し、イメージをどんどんふくらませることです。そして、やって来るご縁が目の前に現れた時には、すぐにつかみ取り行動することです。関わった縁ある全ての人に、繁栄のイメージが伝わるように祈ることです。

そして、イメージの鮮明さ、決意と信念の固さ、感謝の深さによりますが、このよう実行していけば、必ず幸せに豊かになって行きます。

一方で、今年、さらに地球は、太陽エネルギーの影響で益々マグマが熱せられ沸騰化して、災害が甚大化して行きます。自身の健康のみならず、住環境にも注意を払って災害対策にも気をつけて行きましょう。

その中で、私たちは多くの菌類に囲まれて生きています。その菌たちは、人の心を映し出すかのように生態を変化させています。私たちを支えて、生かさせてくれている菌たちに優しい生き方が、自身や地球環境を守ることにもなります。そのことに思いを馳せ、深く感謝して過ごす一年にして行きたいですね。

本年も、どうぞよろしくお願いします。愛・感謝!

[ブログ]2024.01.01

幹細胞培養上清液は面白い

先月のあるイベントで、女性企業家100億円プロジェクトを推進している株式会社アジアビジネストラスト代表取締役CEOの道端泰代さんと知り合い、その縁で再生医療の幹細胞培養上清液を取り扱うことになりました。

この幹細胞培養上清液は、ヒトから採取された幹細胞を培養する際に使用した培養液だけを抽出し、遠心分離させて滅菌処理等を施した上澄み溶液のことです。

この上清液の中には、幹細胞から分泌された様々な生理活性物質であるサイトカインや増殖因子、免疫調整因子、エクソソームなどの成分が豊富に含まれています。そのため、老化などにより衰えた細胞の回復を後押しして、健康や美容に対する効果が期待できます。

現在、幹細胞治療においてはして、様々な疾患に対して研究が進められています。アルツハイマー型認知症、脳梗塞、関節リウマチ、アレルギー疾患等です。

ただ、再生医療においては、自家細胞を使った自家移植と、他家細胞を使った他家移植があり、自家移植での拒絶反応はないですが、移植するまで待たされることと、本人が40歳を超えていたり、病気だと健康状態に影響されて幹細胞の能力も低くなりがちです。一方、他家移植では、若くて健康な細胞を必要な時にすぐに使用できますが、骨髄間葉系幹細胞は大丈夫なのですが、一般では免疫拒絶反応に注意しなければなりません。

そして、幹細胞治療はまだ初期の段階にあり、かなり高額になります。例えば、日本初の他家間葉系幹細胞医療製薬であるJCRファーマ株式会社の「テムセルHS注」は、成人の標準的用法でおよそ1400万円になります。また、札幌医科大学附属病院で行われている自家由来の骨髄幹細胞を用いた治療ではおよそ3000万円を超えると言います。

ですから、他家由来の幹細胞培養上清液を使うことで、いつでも利用でき、副反応はほぼなく、格段安い価格で使用できるので、多くのエビデンスが集積されて来ています。特に、国際幹細胞普及機構の骨髄幹細胞の上清液を用いた症例では、末期がんやパーキンソン病患者の方々への有効性や万能性が証明されています。

そして、注射での投与以外に、単に塗布したり、エアガンで導入したり、光音響バイオ機器などによって導入できるので、医師以外の方の施術にも応用ができます。ご希望の方には、機器をご紹介します。

特に、点眼や点鼻による吸収も優れているので、様々なお悩みに対応していければと思っています。

来年は、体験会なども開催して行きたいと思っています。

また、ご縁を頂いた方々には、この1年間、本当にありがとうございました。

これからも、よろしくお願い申し上げます。

[ブログ/健康法]2023.12.30

現役医師が提唱「医療はもっと身を切る改革に挑むべき」

来年の診療報酬改定が迫っていますが、医師の森田洋之さんは「医師は医療の量を自分で決められる上、必要以上の医療でも健康保険で支払われる。こうしたモラルハザードが医療を儲けさせている。『医師の儲けすぎ』は改善すべきだ」と言っています。

現代の日本の医療制度では、皆保険制度により、医療行為の対価(診療報酬)は国が決めていて、医療機関は自由に決めることは出来ない仕組みになっています。

その上で、現在の医療費の高騰は異常で、介護保険を合わせると約60兆円となっています。

ですから、国はこの診療報酬を出来るだけ下げて行こうとしているわけですが、日本の医療費が下がらないのには大きく二つの理由があります。

一つは「情報と権力の非対称性」と、もう一つが「モラルハザード」です。

「情報と権力の非対称性」とは、医師と患者側で持っている医療情報に差があることで、入院や外来受信頻度、投薬量を決めるのは、多くが「医師の側」です。

つまり、医療というサービス商品は、どれだけ売るか、を売る側が決めている商品ということです。一般的な商品なら、いくら売り手に勧められても、価格が高ければ、消費者は躊躇するのが普通です。ところが、医療においては健康保険という大きな補助があるので、特に高齢者の場合、自己負担が1割しかないので、この考えが働かなくなってしまっています。

そこで、医師は検査や受診回数等で、医療サービス量をいくらでも提供して儲けることが出来てしまうのです。これが、日本の医療が陥っている「モラルハザード」になります。

なお、この問題は、若年層の急病やケガなどの「急性期医療」では比較的生じにくいです。

しかし、今の日本で行われている医療の大半は、高齢者を対象とした「慢性期医療」です。

既にエビデンスを無視して問題になっていますが、血圧・糖尿・コレステロールの管理が本当にそこまで必要なのか疑問で、現状、多くの患者がこれを理由に毎月受診するよう指示されています。これぞまさに「サブスク医療」で、「売りたい放題」の世界観が出来上がっているのです。例えれば、豪華なフランス料理を提供し、その来店頻度までフランス料理店が決めて、売りたい放題売っていい、が現実なのです。

世界から日本の医療を見れば、日本人の外来受診数と入院数は欧米の3〜5倍と異常なのです。

ですから、森田医師は「医療は公的事業であるべき」と主張していて、自身の医院の毎月の診療報酬をSNSで公開しています。

日本では、医院や病院が経営のために診療報酬の一部を使って、広告を使って患者を集めるという異常な行動もあります。

さらに、医師会や医療業界は「マイナスの診療報酬改定では医療機関は潰れる」と批判しています。しかし、医療サービスが過剰な日本では、破綻した夕張市の例でも分かるように、少し医療機関が潰れた方が、寿命が伸びるでしょう。他科の無駄な薬を減らせず、多剤投与を許している現状を打破すべく、大ナタを振って医療改革をして欲しいと思っています。

 

(参)プレジデント「診療報酬の引き下げ」では効果がない

[コラム/ブログ]2023.12.27

十年先の自分を誉められるように

先日の笛吹市倫理法人会のモーニングセミナーにて、茨城県古河市の森誠法人アドバイザーのお話しをお聞きした。全国700ヶ所以上で行われている、早朝からのモーニングセミナーは、朝から倫理や経営、生きる道の学びと元気をもらうパワースポットになっています。

今回は「十年先の自分を誉められるように」と題しての講話をシェアさせて頂きます。

 

現在73歳になる森氏は、従業員500名以上、6つの会社を経営しています。森氏は、今年の秋には21日間かけて、茨城から新潟を周りながら青森の浅虫温泉まで自転車で行く旅をしました。自身の体力を確認したい思いで行ったとのことです。

今まで様々な苦難を経験してきた森氏は、第一は健康、第二は信用、そして第3としてお金の蓄積が大切だとのことです。特に、特別老人施設を経営しているので、人生を生き切るには、①自由に歩けること、②何でも食べられること、③自分で排泄できることが大切だとおっしゃっていました。

ですから、森氏は朝の散歩では、今まで倫理で学んだ中から10の方法を取り入れたメニューを習慣にしています。まず、「謙虚・素直・謙虚・素直・・・」と両手を大きく前後に振りながら3分歩きます。次に、手首や首の運動、バンザイと両手を上げながら、お腹の運動、口の運動、目の運動と続きます。そして、300メートル後ろ向きに歩き、次に大きな声で「万人幸福の栞」と倫理法人会憲章等を斉唱し、最後に命の元である太陽に向かって合掌をして終わります。

悩んだ時には、とにかく「太陽に向かって合掌」とのことです。そして、心を明朗に戻すのです。

良い生き方の基本の一つに「先約優先」があり、それにより信頼を積み重ねていけるのです。家族の予定や仕事の先約があって、その後に大きな仕事の予約があっても、先約に徹するのです。天に信頼を積み上げていくのです。

また、お礼とお詫びには“旬”があるとのことで、誰にでも過ちはありますが、すぐに謝るということです。誰でも、してあげた事は覚えていますが、してもらった事はすぐに忘れてしまいがちです。「刻石刻水(懸情流水、受恩刻石)」かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め、にして行きましょう。

支払いは前日(一日前)に、早めに払う実践です。どうせ支払うのですし、常に早めに支払うことで、信用が蓄積され、困った時には、優先して納品してくれたとか。

また、今のお客様だけではなく、過去のお客様も大切にすることで応援団になってもらうということです。森氏のリフォーム事業は、99%紹介で成り立っているとのことです。

そして、従業員の出入りの多い介護分野でも、辞める社員には退職式を行っているとのことです。身内も含めて自分以外は“お客様”とのことで、繁栄の仕組み作りをして来たことで、ここ10年くらいは経営が落ち着いて来ているとのことです。

人生最後の5年間くらいは良くいたいと、森氏は、まだあと10年は経営を頑張りたいと抱負を述べていました。

 

多くの苦労を乗り越え、素晴らしい企業経営をなさっている森氏は、倫理が血肉になっている方だと思いました。倫理経営は、従業員、家族、経営者、取引先、社会すべてを良くしていくものです。当然、学ぶ経営者の心身の健康にもなっています。その貴重な極意を学べたありがたい朝でした。倫理法人会のモーニングセミナーは、毎朝地域のどこかで行われています。検索して、体験して人生をより良く楽しんで行きましょう。

[コラム/ブログ]2023.12.23

菌の本当の力に感動しました!

先日、EM共生ネットワーク山梨主催の「菌の本当の力」と題した講演会がありました。

山梨県立文学館で行われて、晴天には恵まれたものの、八ヶ岳方面からの冷たい強風の日でした。

講演会は2部構成になっていて、最初は白鳥哲映画監督の「蘇生Ⅱ」の上映から始まりました。白鳥哲監督は小学生の時から地球が大好きで、その大好きな地球をきれいなまま次世代に渡して行きたい思いを持ち、活動を続けています。その活動は、命をつなぐ幸福度の高い地球社会を創りたい、私たちの未来を豊かなものにしたいという想いから2012年に立ち上げた「地球蘇生プロジェクト」です。テーマは、環境、命、医療、農業、食、祈りなどと幅広く網羅しています。私も以前、リーディングの映画制作時に、わずかですが応援させて頂きました。白鳥監督は、「恩送り」というユニークな活動で、愛を基盤に、自他を乗り越え、自主独立するお互いの恵みのために、お互い助け合う地球蘇生、そして、全ての命の調和を重んじるコミュニティを目指した活動もしています。

今回の上映の後の、愛溢れる白鳥監督のお話しも、とても素敵でした。

後半は、EM技術の内容と菌ちゃん先生こと、吉田俊道先生の楽しいお話しでした。

EMとは、農地や水環境の改善に威力を発揮する光合成細菌や、発酵型の乳酸菌、酵母など、自然界にいる人にも環境にもやさしい善玉菌の集合体です。これらの善玉菌を絶妙な比率でブレンドし、相乗効果を生み出したのがEMという共生関係です。EMによって、従来の微生物のバランスを改善することによって自己浄化の働きを強める技術です。1982年に比嘉照夫琉球大学名誉教授によって開発され、現在では、農業、畜産、河川浄化、健康など様々な分野において世界100カ国以上で使われています。

私たちの体にも約1000兆個とも言われる微生物が棲みつき、それらの微生物が人間の健康を左右していることが明らかになっています。その多くの微生物は腸内に棲み、身体だけでなく心や精神の状態にも影響を与えています。

EM技術は、微生物を起点に考えることによって、地球上のあらゆる生命を慈しみ育む社会、安全、ローコスト、ハイクオリティで持続可能な社会の実現にとても有用です。

現在、問題になっているマイクロプラスチックや有害放射線、土壌汚染、水質悪化、自然災害の甚大化等に希望を与えてくれるものだと分かりました。

そして、菌ちゃん先生こと吉田俊道さんの菌ちゃん農法のお話しです。オンラインスクールも開講されて、誰でもできる簡単な無農薬・無肥料栽培の内容でした。今年の夏にも、八ヶ岳で行われた行事でお話しをお聞きしましたが、本物技術は、安全・シンプル・万能だということが本当によく分かりました。来年には、隙間時間で野菜を作ってみようと思いました。

菌ちゃん先生は、これからは菌ちゃん農法にEMを取り入れて行こうとおっしゃっていました。今後のレベルアップが楽しみです。

今回のイベントは、EM共生ネットワーク山梨を運営されている山村丈夫代表や青木のり子さんたちの利他の活動で実現されたものでした。講演会費は格安で、お呼びしている演者はとても有名な方々です。コロナ禍で活動が出来なかったという思いがあり、今回の素晴らしい講演会の実現につながったとのことでした。愛ある活動にとても感動し、感謝の思いでした。少しでも、地球環境を良くして、世の中を良くする方々と、これからもつながって行動して行こうと思っています。(感謝)

[ブログ]2023.12.20

小児期でステロイドの外用剤を使わないことのメリット

小児のアトピー性皮膚炎治療を混乱させる問題は大きく2つあり、食物アレルギーとステロイド外用治療とがあります。

今回は、大阪大学医学部出身で脱ステロイド、脱保湿治療に取り組んでいる佐藤健二、佐藤美津子両医師の著書「赤ちゃん・子どものアトピー治療」より、小児期におけるステロイド外用剤を使わないことのメリットをお伝えします。

本来、アトピー性皮膚炎の治療ですと、ステロイド外用剤がファーストチョイスとされていて、皮膚症状を短期間で確実に抑え込むことが出来ます。早く痒い症状を抑えて楽にしてあげたい、早く湿疹を抑えてアレルギー症状への発展を減らしてあげたいと思うからです。

ところが、痒がっている子どもをすぐに治してあげるという単純な治療思想が本当に正しいのかどうかということが問題になっています。

それは、「確実な方法は、必ずしも安全な方法ではない」からです。調査の結果、ステロイドを使用しない子どもの湿疹が、ステロイドを使った子どもの湿疹よりも早く治り、ステロイドを使った子どもにおいて、再発も多かったのです。

また、幼少期にごく軽症で「その程度の湿疹に、ステロイドを外用しても将来全く問題が起こりません」と医師に言われてステロイドを塗り、いったんはすぐに治った人が、大人になって全身が真っ赤になって受診されたのです。

研究の中に、皮疹部分が全身に拡がってしまった、成人型アトピー性皮膚炎の患者さんの幼少期の皮疹の程度を調べた調査結果があります。幼少期にごく軽症のアトピーであっても、ステロイド治療した場合は、大人になってステロイドの副作用症状としての皮疹、アトピー性皮膚炎にはあまり起こらない部位に皮疹を持つ成人型アトピー性皮膚炎がかなり起こるということを示していました。

ですから、「ステロイド外用は確実ではありますが、必ずしも安全であるとは言えない」という結論になります。

そして、ステロイドなしでも、アトピー性皮膚炎は数ヶ月すれば治ることが分かっています。子どもの皮膚が悪化すると親は不安になりますが、ステロイドは外用せず、焦らずにゆっくりと治す方法を選ぶ方が良いのです。多くのアトピー患者は軽症なので、実際はあまり心配することはありません。

佐藤小児科を受診した患者を、ステロイドを使用してきた患者129名とステロイドを一度も使っていない患者312名の2つの群に分けて、ともにステロイドを使用せずに治療しました。ステロイド使用群と不使用群の間で、受診した平均月齢が前者で4.5ヶ月、後者で3.3ヶ月であったこと以外のバックグランドに差はありませんでした。

結果、ステロイド使用群の顔の湿疹が消失するのには、平均6.4ヶ月かかり、ステロイド不使用群では平均4.8ヶ月でした。つまり、ステロイドを初めから使用しない方が、1.6ヶ月早く良くなっていました。しかも、ステロイド使用群では、その一部の子どもで非常に長期に渡り治りにくい人がいたことです。また、いったん治った後の再発率は、使用群で不使用群の3倍近くに達していました。

成人の患者で、ステロイドを使用して治らない人が脱ステロイドをすると、ほとんど全ての人が良くなっていかれることを考え合わせると、最近アトピー性皮膚炎患者が治りにくくなっている理由は、ステロイド外用によって、治るのが遅れている、あるいは治らなくなっていることを強く示唆するものとのことです。

以上から考えますと、アトピー性皮膚炎のステロイド外用は最良の治療と言えないでしょう。「急いてはことをし損じる」とはよく言ったもので、小児の軽症の皮膚炎には、ステロイド外用は必ずしも安全ではないのです。

 

(参)赤ちゃん・子どものアトピー治療