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健康法

老化細胞は単に邪魔なだけではありません!

私たちの細胞はもとをたどると受精卵と呼ばれるたった1個の細胞から分裂・増殖して成長したものです。そして、一旦臓器や組織が出来上がると、それぞれの細胞はそれ以上増えることはなく、必要に応じてコントロールされています。

その臓器や組織の細胞の中には、放射線、紫外線、化学物質などや代謝産物などの影響で正しい機能を果たさない細胞が生じています。中には異常増殖してがん細胞になるものもありますが、普段は生命を維持していくために自動的にプログラムされているリスク回避の仕組みがあります。一つは、周囲の細胞に悪影響を与えないように自動的に死滅する「細胞の自殺」いわゆる「アポトーシス」と呼ばれる仕組みです。もう一つが「細胞老化」です。

細胞には命の回数券と呼ばれるテロメアが染色体の端にあり、限度を超えて短くなるとこれ以上分裂出来なくなり「老化細胞」と呼ばれる状態になります。

この老化細胞は、細胞分裂もせずに生体内において長期間生き続け「ゾンビ細胞」とも呼ばれます。老化細胞はがん化のリスクを回避する点では必要な仕組みですが、長期的な視点ではやっかいなものだということが分かってきました。

それは、老化した細胞が体内に蓄積していくと、様々な炎症性サイトカインを産生・分泌させる「細胞老化関連分泌現象(SASP)」を引き起こします。この現象は本来、老化細胞が自らを始末させるために白血球などの免疫細胞を呼び寄せるものです。

しかし、過度に老化細胞が蓄積されると不都合なことが生じます。年齢や生活環境の影響で免疫細胞がうまく働かなかったりして老化細胞が頻繁に起こることで、SASPによって放出され続ける炎症物質が、周囲の健康な臓器や組織に慢性的な炎症を誘発し、身体機能の不具合を引き起こすのです。

SASPが原因で慢性炎症が生じると、心血管疾患、糖尿病、白内障、慢性閉塞性肺疾患、アルツハイマー型認知症、骨粗しょう症、変形性膝関節症など、様々な病気につながることが明らかになりました。

ですから、老化細胞はただ邪魔だけではないのです。

そして、細胞老化を防いで細胞を若返らせることで老化細胞の蓄積を減らしたり防ぐことが大切になります。それが、日々細胞をメンテナンスする「オートファジー」という機能です。細胞が自らの成分を分解処理する自食作用のことで、細胞内のリサイクルのシステムでもあります。このオートファジーというシステムをしっかり働かせることが、細胞の若さを保ち病気を予防することになります。

そのためにはしっかりした睡眠と適度な運動、そして腹八分の食事です。特に、60歳を過ぎるとオートファジーやアポトーシスの働きも一気に低下するので、そのころからは無理をせず睡眠をしっかり取ることです。また、納豆や味噌に含まれるスペルミジンはオートファジーを活性化することが確認されているので、やはり「ま・ご・わ・や・さ・し・い・わ」を基本にした食事にしていきましょう。

ちなみに、プラズマ療法は老化細胞をアポトーシスに導いたり、細胞のメンテナンス機能を高めることが実臨床で確認されています。ぜひ、体内からのアンチエイジングとしてご活用下さい。

 

(参)食と健康のマーケティング

リンを減らすことは「最強のアンチエイジング」です!

過剰なリンの摂取は、腎臓を傷つけ、様々な不調を引き起こして寿命を短くします。

血液中にあふれたリンはリン酸カルシウムとして血管に付着して動脈硬化を引き起こし、心臓病や脳血管障害のリスクを高めます。また、慢性炎症から慢性腎臓病のみならず、肥満、アルツハイマー型認知症、糖尿病、がんなどを引き起こします。

ですから、日ごろからリン添加物の多い加工食品を減らすことが健康長寿につながることになります。

ここでリンは、肉、魚介類、穀物、野菜、乳製品など、普段食事するたいていの物に含まれています。

ところが、現代人は食品から入るリンに匹敵するくらいの量のリンを食品添加物からも摂取していて、食品からのリンと合わせると必要量の3倍くらいのリンを摂るようになっています。インスタント食品、スナック菓子、ファストフード、コンビニのお惣菜など、添加物の多いものを普段からよく食べている人の場合だとリンの摂取量はもっと跳ね上がります。

リンは無味無臭で、酸味料や着色料、pH調整剤など非常に多くの食品添加物に含まれていますが、さらに成分表示ラベルに「リン」と表示されていないことがあり、見えない場合が多く、注意していても気づかずにたくさんのリンを摂ってしまっています。

またリンには「吸収されやすい無機リン」「吸収されにくい有機リン」があります。

先程の添加物として使用されているリンは、体内への吸収率が90%以上の「吸収されやすい無機リン」です。一方、食品の肉類、魚介類、卵、乳製品、野菜、穀物などに含まれているリンは、体内への吸収率が20~60%と「吸収されにくい有機リン」です。

さらに、食品の有機リンの中でも、肉や乳製品などの動物由来の有機リンは吸収されやすく、野菜などの植物由来の有機リンは吸収されにくい傾向があります。特に大豆の場合は、フィチン酸の形で含まれているので、リンは吸収されません。

ですから、リンによる老化の防止には、インスタント食品、スナック菓子、ファストフード、コンビニのお惣菜などの添加物の多いもの、またハム、ベーコン、プロセスチーズ、かまぼこなどの加工食品をひかえて穀物、野菜を中心にした食事が理想になります。普段から言っている「ま・ご・は・や・さ・し・い・わ」ですね。味や見栄えに騙されず、ステルスのリンを意識してひかえ、健康を保って行きましょう。

 

(参)腎臓が寿命を決める

[健康法/]2023.05.06

リンは”老化加速物質”?

私たちのエネルギー通貨であるATP(アデノシン三リン酸)にもリンが3つくっついていて重要な働きを占めていますが、そのリンは実は、寿命を決めている物質だということが分かっています。

どういうことなのかと言いますと、血液中のリンの濃度が低い動物ほど寿命が長いということです。身近な動物を血液中のリン濃度を多い順で並べてみると、ネズミ3年、ウサギ10年、ヒツジ20年、ゾウ70年、ヒト・・・というわけです。体内にリンを貯めがちな動物ほど寿命が短く、リンの排出の調整能力が高い動物ほど寿命が長くなっているのです。

そして、私たち人間において、リンは人体に欠かすことの出来ない物質ですが、摂り過ぎると腎臓の機能を低下させたり血管トラブルや慢性炎症を引き起こしたりするようになり、老化を加速させる大きな原因になっているのです。

リンは主に(約80%)カルシウムと結合して「リン酸カルシウム」を作り、骨の主成分になっています。また、リンは遺伝子であるDNAや細胞膜の主成分でもあります。

ところが、リンを摂り過ぎると骨以外でリン酸カルシウムがタンパク質と結合してコロイド粒子の形で血液中を移動して血管や組織の細胞に運ばれて析出して石灰化を引き起こして行きます。血管では動脈硬化になり、組織でも石灰化により機能低下を引き起こして、様々な不調や病気を発生するようになります。

特に、高濃度のリンは細胞毒として腎機能を低下させて行きます。

腎臓は、単に尿を作っているのではなく、体内の血液や体液の成分バランスを調整したり、血圧を調整したり、ビタミンDを活性化させたり、造血ホルモンを分泌したりと各臓器とのネットワークの重要なポジションとして働いているのです。

ちなみに、腎臓において体内に不必要なものをろ過する最小単位のネフロン(糸球体とボウマン嚢からなる)は左右の腎臓に個人差はありますが、約100万個以上あり、実際に機能しているのはその10%程度と言われていますが、60代、70代になるとネフロン数が20代の頃の半分程度に減ってしまうのです。そして、このネフロンが消耗されて数パーセントくらいにまで減ると慢性腎臓病から腎不全の危険が高まってくるのです。そして、ネフロンがゼロになりろ過出来なくなると(おしっこが出なくなると)、尿毒症で死んでしまいますから腎移植か人工透析になるのです。

事実、現在では人工透析患者数は30万人を超えていて、毎年1万人のペースで増え続けています。毎週3回人工的に血液をろ過して延命しているのです。

このように血中にリンが増加して腎機能を低下させて行くと、血管の石灰化や慢性炎症などのトラブルで同時多発的に不調や疾患が発生するようになります。動脈硬化、成長障害、心肥大、骨粗しょう症、皮膚の萎縮、老人肺、サルコペニア(筋肉量の減少)、感音性難聴、認知症などとなり、寿命の短縮になるのです。

ですから、普段からリン添加物の多いファーストフード、インスタント食品、スナック菓子などの加工食品をひかえるようにして行きましょう。

リン添加物は“老化加速物質”なのです。

 

(参)腎臓が寿命を決める

[健康法/]2023.04.29

骨質を担うコラーゲンにも「善玉」と「悪玉」があります!

骨の健康では良く「骨密度」という骨量が話題になりますが、骨の質も重要です。その「骨質」は強さとしなやかさを表し、主にコラーゲンの質によります。

そのコラーゲンにも実は「善玉」と「悪玉」とがあります。善玉コラーゲンは、弾力性を保ちながら骨を強くするのに対して、悪玉コラーゲンは骨を硬くするだけで陶器のようにもろくしてしまいます。

この善玉と悪玉の違いを決定づけているのが「ホモシステイン」という物質と「糖化」という現象です。

ホモシステインは、必須アミノ酸であるメチオニンが体内で代謝される途中の物質で、ビタミンB群の働きで別のアミノ酸になったりしますが、ビタミンB群が少ないと増加して行きます。一般的に血中ホモシステイン値が高いと動脈硬化になりやすく、心疾患にもかかり易いとされています。

そして、増えたホモシステイン自身は酸化されると、体内の酸化ストレスを高めて、その結果、糖とタンパク質が結合した糖化最終産物(AGEs)が産生されやすくなり、産生されたAGEsがコラーゲン分子の架橋を過剰に形成し、悪玉コラーゲンとして肌や骨のしなやかさや適度な弾性が失われて行きます。

事実、大腿骨頸部骨折した高齢者の骨には悪玉コラーゲンが多く、血中のホモシステイン濃度が高いことが分かっています。

ですから、コラーゲンの悪玉化を防ぐためには、ホモシステインの代謝に関わるビタミンB群の内の「葉酸、ビタミンB12」や「ビタミンB6」を補うことが重要です。また、酸化ストレスを抑え、正常なコラーゲンの生成を促すビタミンCやポリフェノールなどの抗酸化物質の摂取を心がけて行きましょう。

ちなみに、腸内細菌も「葉酸、ビタミンB12」、「ビタミンB6」などのビタミンを作ってくれています。ですから、腸内環境を整えて、細菌の力を最大限借りることも大事です。

 

(参)老化を止める

[健康法/栄養]2023.04.26

危ない放射線に備えましょう!

現在、福島原発事故地域に保管中の放射性物質汚染水を来春から放出するための準備が進められています。それまでに、放射性物質汚染残土を全国に持って行ってもしています。

東日本大震災から現在でも、近隣諸国は日本の食品の輸入停止規制を続けています。

政府や東電が放出しようとしている多核種除去装置(ALPS)処理水(汚染水)には取り除けないトリチウムやコバルト60、ストロンチウム90などの放射性物質が残っています。

トリチウムは半減期が12.3年で、60年間保管すれば、トリチウムの97%が崩壊するとされていました。ちなみに、コバルト60は半減期5.27年、ストロンチウムは半減期28.8年です。

まだまだ、汚染水が出続ける中で、人間や環境への危険を拡散することはとんでもないことです。これらが海洋放出されることで魚類や海底堆積物にどのような影響を及ぼして行くのでしょうか。生物濃縮の問題や海底堆積土の問題をどのように考えているのでしょうか。

まだまだ、キノコなどの山菜やイワナ、ヤマメなどの淡水魚、カレイやアンコウなどの底物の魚の汚染は続いています。

そのような中で、私たちに出来ることは、たとえ毒素が体内に入っても、排泄を促進し、被曝による悪玉活性酸素を都度解毒することです。放射線被ばくでは、悪玉活性酸素を生み出して、私たちのDNAを各所で切断し、発ガンにつながります。

ですから、普段から免疫を保つ食事、充分なミネラルを摂取していくことと、プロトン水を常時飲むことです。

現代のプロトン水生成器は、震災後に第5回目のリニューアルが行われて、それまでの添加物や農薬などの解毒に加えて、放射線の害による悪玉活性酸素まで瞬時に解毒できるプロトン水が作れるようになっています。

ただでさえ、酸化されエネルギーレベルの低い常水は様々な疾患を抱えさせたままにします。その水をプロトン水にすることの大切さが今以上に求められて来ています。

ぜひ、プロトンエネルギー生成器でプロトン水を日常飲み出来るようにしませんか。

[ブログ/健康法]2023.04.15

高温加熱調理による糖化物質は、ほどほどにしましょう!

調理には、煮る、蒸す、揚げる、焼くなどとありますが、特に揚げる、焼くといった高温加熱調理はタンパク質に糖がくっついた糖化物質を発生させます。

唐揚げ、ドーナツ、フライドポテト、ポテトチップス、ワッフル、インスタント食品など、私たちがついつい口にしがちなものが、これらに該当します。

この糖化物質は、体内で酸化状態作り出し、活性酸素の毒に見舞われて炎症を起こします。炎症は血管内だけでなく細胞内でも発生し、細胞核やミトコンドリアの破壊につながります。細胞内の汚染やミトコンドリアの機能低下はがん化につながります。

血管内の糖化は、血液の流れを悪くします。毛細血管のゴースト化にもつながります。

そして、これらの影響で、さまざまな疾患を引き起こしてしまうのです。

3大生活習慣病の一つである糖尿病も糖化物質が血液の流れを悪くしたことが、大きな原因とされています。ですから、目の網膜や腎臓の糸球体といった毛細血管の流れが悪くなり、糖尿病の合併症の網膜症や腎症、壊疽を引き起こすのです。

糖化物質の多い食品の摂取では、いくつかの研究がなされています。

例えば、フライドチキンや唐揚げを毎日1個摂ると、13%死亡率を上げます。

また、フライドポテトは週に2回でも2倍に死亡率を上げます。

若いのに突然死というのも、ジャンクフードばかりの不摂生な生活が引き起こしていると推測されます。

揚げるのに使う油のトランス脂肪酸の問題もありますが、糖化食品、ジャンクフードはひかえて行く方が良いでしょう。

逆に糖化度が少ないのは、生野菜や煮たり、蒸したりした料理です。

また、プラズマ療法のプラズマウォーターは抗酸化で血管をしなやかにして行きます。

体の内からの整体として、ぜひご活用下さい。

[ブログ/健康法/]2023.04.05

人の体内には、若さを保つ秘薬を持っています!

 私たちの体の中には、若さを保ち、健康長寿の秘薬とも言えるホルモンを持っています。 この若返りのホルモンは大きく3つあります。ホルモンなので、必要に応じて分泌されますが、残念ながら年齢と共に減少して行きます。

まずは「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」ですが、視床下部からの刺激により、下垂体を介して副腎皮質から分泌されます。強いストレスに対応するため多量のコルチゾールが分泌されたときに、その副作用を少しでも軽減するために一緒に分泌されます。

このDHEAは、その何割かがテストステロン(男性ホルモン)やエストラジオール(女性ホルモン)に変換されて相乗的に若返りの効果を発揮します。その主な働きは、炎症を抑えて免疫を高めて腫瘍を予防する。インスリンの働きを助けて糖尿病を予防する。筋力を維持して代謝を高めて体脂肪を減らす。動脈硬化を予防する。脂質異常症を予防する。皮膚を正常に保つ。骨粗鬆症を予防する。ストレスを緩和して意欲を高め、うつや統合失調症を改善する。認知症を予防、改善する。不妊症を改善するなどです。

次に「成長ホルモン」です。このホルモンは、夜間における最初のノンレム睡眠の時に最も多く分泌されます。成長ホルモンは、傷ついた細胞を修復し、若々しい肌を作ります。 夜間、質の良い睡眠が重要になります。

最期は「メラトニン」です。メラトニンは一般的には睡眠を促すホルモンとして知られていますが、それ以上に抗酸化として働き、免疫を高め抗がん作用を発揮したり、全身的な若返り作用を発揮しています。特に、抗がん作用としては、がんの細胞増殖、血管新生、転移等の抑制に働きます。 メラトニンは、日中大いに太陽の光を浴びることと、日が沈めばブルーライトを始め明るい光を避けて早めに寝ることで分泌量が増加します。

そして、DHEA、成長ホルモン、メラトニンの3つの若返りのホルモンは、日中しっかり体を動かすこと、負荷をかけた運動が不可欠になります。 質の良い食事はもちろんですが、負荷を肉体にかけ睡眠をしっかりとることが若さを保つホルモンを増加させます。 私たちの体内にある秘薬を活用出来るように、日中しっかりと活動し早めに寝ましょう。

[がん/健康法]2023.03.20

がん治療に役立つ音楽?

音楽は私たちを楽しませ、心を癒してくれます。先日も京都、杏林予防医学研究所で山田豊文先生から音楽の効用、すばらしさをいろいろと教えて頂きました。

その音楽は古来から生活に欠かせないものとして活用されてきました。

特に、アフリカでは楽器を置き薬のように用いていたりして、現代諸外国の医療機関では音楽を最良の薬として活用されたりしています。

ちなみに、古代ギリシャの哲学者であったピタゴラスは、2500年前すでに、“音”は病気を治すと記しています。「薬に代わりに適切な方法で音楽を使用することは、人間の健康に大きく貢献する」と。さらに「鳥の声や木々の音が、植物あるいは他の生物たちの成長を促しているのかもしれない」と現代科学が解き明かしていることにも気づいています。

というのも、現在「タンパク質の音楽」として、天上界というか神の住まう世界から降ろされたとしか思えない数々のクラシック音楽などの中に、私たちの健康に寄与していることが解明されて来ているからです。

それは、素粒子の研究者ジョエル・ステルンナイメールが素粒子の分布図が音楽の周波数に当てはまることを1983年の「素粒子の音楽」という論文で発表しました。

また、日本でも遺伝学者の大野乾(すすむ)氏が、いくつかの遺伝子の塩基配列を音符に変換することで記譜、演奏した「遺伝子音楽」を1986年に発表しました。

両氏は別々の方法で、タンパク質を音楽に置き換える方法を編み出したわけです。

例えば、「ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン受容体」のタンパク質を演奏してみると、ベートーヴェンの「運命」のメロディが出てきます。あるいは「オキシトシン受容体」のタンパク質ではモーツアルトの「弦楽四重奏曲第15番ニ短調」のメロディの部分になります。また、ATP合成酵素のサブユニットのATP6を演奏してみると、ナポリ民謡の「オーソレミオ」になります。

このような中で、がん原遺伝子の一つに位置付けられているRasタンパク質の遺伝子発現を抑制する働きがあるメロディーラインとして、サイモンとガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」の出だし部分が挙げられていて、この曲を聞けば、発がんが抑制されることになります。

同様に、Ras遺伝子を抑制してがん細胞の細胞増殖を抑制するGTP分解酵素活性化タンパク質(GAP)はパッヘルベルの「カノンニ長調」の典型的なメロディーラインになります。つまり、「カノン」を聞くことで、がん細胞の増殖が抑えられることになります。

他に、ある曲では脂肪蓄積を抑える酵素を活性化してインスリン抵抗性の改善に働くので、糖尿病や肥満防止に役立つ曲になります。

まさに、音楽は最良の薬になるわけです。

当サロンでも、音楽をさまざまな形で活用しています。プラズマ療法と併用してがんサポート、健康サポートとして活用していますので、ぜひ、お越しください。

[がん/健康法]2023.03.15

現代人は、1日300回ものドーパミン注射をしています!

ドーパミンは、私たちの脳内の伝達物質の一つで、脳の働きに必要な物質です。ドーパミンの主な役目は、私たちを元気にすることではなく、何に集中するかを選択させることです。つまり、人間の原動力とも言えます。

また、ドーパミンは脳の報酬系のシステムでも重要な役目を果たし、生き延びて遺伝子を残せるように人間を突き動かして来ました。人と付き合い、群れで暮らすためにドーパミンが増えることは大切なことなのです。

そして、現代においては、知識を渇望し、周囲をより深く知ることは生存の可能性を高めることになります。新しいことを学ぶ脳は、この時ドーパミンを放出するのです。

情報社会と言われる現代では、さらに新しい情報をスマホやパソコンが次から次へと運んで来ます。スマホやパソコンのページをめくるごとに、脳はドーパミンを放出し、その結果、私たちはクリックが大好きになります。しかも実は、今読んでいるページよりも次のページに夢中になっています。インターネット上のページの5分の1に、私たちは時間にして4秒以下しか留まっていないのです。

ドーパミンを放出する報酬システムが作動するのは新しい経験ではなく、それに対する期待です。何かが起こるかもしれないという期待が、よりいっそう報酬中枢を駆り立てるのです。ネズミの実験でも、時々しか餌が出てこないようにしたほうがレバーを押す回数が多かったのです。サルの実験では、2回に1回という頻度のときに、最もドーパミンが放出されました。というのも、ドーパミンの最重要課題は、行動する動機を与えることだからです。

そして、現代では「もしかしたら大事なのかも」という期待にドーパミンが放出され、スマホを手に取りたくなるのです。

実に、現代の大人では1日に4時間以上をスマホに費やし、10代の若者も4~5時間費やす状況です。朝起きてまずやるのは、スマホに手を伸ばすこと。1日の最後にやるのは、スマホをベッド脇に置くこと。私たちは1日に2600回以上スマホを触り、平均して10分に1度スマホを手に取っているのです。スマホがないと、人の世界は崩壊する状況です。

長い人類の歴史の中で、ほんの20年ほどで私たちの生活様式は大きく変わり、この情報社会に身体がついていけずに様々な問題が出て来ているのです。

その中で、このスマホは毎回あなたに「こっちに集中してよ」とドーパミンを小出しにして誘惑しているのです。スマホにより、1日300回も「ドーパミン注射」を与えられているのです。ゆえに、スマホは最新のドラッグであると言われるのです。

この不自然なドーパミン注射により、私たちは仕事や授業の集中力は低下し、記憶力や学習能力も低下し、周囲への無関心につながり、一緒に食べる仲間がつまらなくなっています。

そのためにも、意識してスマホファスティング、情報デトックスをして行きましょう。

 

(参)スマホ脳

[ブログ/健康法]2023.03.13

「食べる瞑想」をしてみましょう

現代の私たちは、あっという間に、ついスマホを取り出して見る習慣になっています。

電車の中でも、年齢を問わずほとんどの方がスマホ片手に過ごしています。そして、友人や家族と食べている時でも自分の世界を作ったりして「ながら食い」になっています。

今回は、食べることに意識を向けて食事をすることの大切さをお伝えします。

私たちは、肉体と魂の合致したもので、肉体の栄養が食事で魂の栄養が希望や感動です。

私たちの肉体の栄養を摂る行為である食事をおろそかにすることは、私たちの肉体をおろそかにすることに他なりません。日常の食事にしっかり意識を向けて行くことは、私たちの体のみならず、心も養い、心身を整えることになります。

そして、今回の「食べる瞑想」は「マインドフル・イーティング」というものです。

まず、そのやり方をご紹介します。

普段の食事でも良いですが、レーズンやナッツなど一口で食べられるものがお勧めです。

  • 食べ物を観察します。

深呼吸をして、心を落ち着かせて一粒もしくは少量だけ手に取るか箸で取ります。重さや触れた感覚、色、形、表面のしわなど、細かく観察します。

  • 香りを嗅ぎます。

嗅ぎながら、どのような感情や思考がわき起こってくるのか、身体にどのような変化があるのかなどを感じてみます。

  • 口の中に入れます。

口に入れて食感を味わいます。味の変化や唾液の様子、感情などを観察します。

  • ゆっくりと噛みます。

食感の変化や味、ドロドロに溶けて行く感覚や感情などを観察します。

  • ゆっくりと飲み込みます。

最期にドロドロに溶けた食べ物をゆっくりと飲み込みながら、のどを通る感覚や感情などを観察します。

ちなみに、古からある禅の世界で行われている「食禅」ですが、そのやり方は、単に食べ物に集中し、食べる過程に集中する方法ではなく、日常生活の一つとしての食のあり方から食材やその作り手への思い、それを頂く自身への問いかけ、心のあり方、食後の作法等と命と向き合う修行の一環という位置づけになります。

そして、食の瞑想をすることで、食本来の味わいを楽しめるだけでなく、日常を豊かにし、心身の安定、消化力を高める、血糖値が下がるなどの健康効果、ダイエット効果、自身の感覚を繊細にするなどのメリットを得られます。

食べる前後に、食への感謝をしてから、最初の数口からでも始めてみてはいかがでしょうか。

 

[健康法/瞑想/]2023.03.08