スタッフ公式ブログ

2020年05月

電磁波の影響を理解しよう

今や私たちの生活に電気を欠かすことは出来ません。 その恩恵はどれほどでしょう。 もし、この瞬間から電気が使えなくなったらどうなるでしょう。 スマホもテレビも冷蔵庫も、すべてただのガラクタ、役に立ちません。 この無くてはならない家電製品の利便を、今では当たり前のように受けているのです。 しかし、物事には必ず陰陽、表裏があります。便利を享受すればするほど、そのデメリットの根も大きくなっているのです。 この電気の大きなデメリットが、電磁波の問題なのです。
人間も、この地球上の動物、植物、細菌等生命も、実は電磁波を生じています。 古代中国では、“”というとらえ方でくくり、ドイツ、ロシアでは波動の一種でとらえています。 ものごとを良い悪いではなく、今の人間に有益か、不利益かの問題としてとらえれば良いのです。 そのとらえ方で電磁波の不利益、害を見てみましょう。 この電磁波には周波数といって、1秒間に繰り返す電波の波があり、これが高いほど体に与える影響は高いとされています。 但し、低周波であっても、長時間それを浴び続けていれば悪影響になります。 さて、現在、電磁波を危惧される主なものが以下になります。 ・高圧電線 ・携帯電話の基地局 ・携帯電話 ・電磁調理器 ・電子レンジ ・電気毛布、電気こたつ ・洗濯機、乾燥機 ・エアコン 特に、体の近いところで使用するものほど影響を受けやすくなります。
電磁波は次のような影響を体に及ぼします。 ① VDT症候群 VDTとは、ビジュアル・ディスプレイ・ターミナルの略で、パソコンのディスプレイなどを長時間見続けることで、目や身体、脳にさまざまな症状が出る病気のことで、IT眼症とも言われます。 目の痛みやかすみ、肩こりや腕の痛み、イライラしやすくなる、また不安感や疲労感などのうつの症状が起きることもあります。 ② 電磁波過敏症 アレルギーの一つと考えられている病気で、頭痛や疲労感、イライラする、不安になるといったことから、めまいや吐き気、皮膚湿疹、目の乾燥などさまざまな症状があります。 ③ 化学物質過敏症 家の新築やリフォームで使われたペンキや殺虫剤、排気ガス、タバコ等に長期間接することによる不調です。体の疲れ、風邪症状がなかなか治らないなど、他の病気との区別が付きにくく、心身症と診断されることもあります。 ④ 慢性疲労症候群 原因不明の疲労感が6カ月以上続き、日常生活に支障が出る病気です。微熱や頭痛、筋肉痛、睡眠障害等の症状が続きます。   現在は、健康によかれといった木造住宅でも1000m以上の配線が家中に張り巡らされています。外部から電気を引き込んでいる分電盤までの電線が一番電磁波が高くなっていますが、家中の配線が枕元や家電等から、絶え間なく悪影響を及ぼしているのです。 とりあえ出来る電磁波の悪影響の予防法は、電磁波の発生源から距離をおくことです。 スマホを枕元に置かない、テレビは離れて見る、電球をLEDにするなどです。 それでも先にあげた悪影響のみならず、これからやってくる次世代通信5Gの悪影響も考えるのならば、もっと積極的に電磁波対策をして行きましょう。 家全体の電磁波フリーは、株式会社レジナのホームページを見て下さい。すでに住んでいる家の電磁波対策も様々な対処法がありますので、ぜひ積極的に対処して行きましょう。

次世代通信技術5Gとの付き合い方

日本では、電磁波問題はあまり取り上げられてはいません。 しかし、世界では21世紀の公害の一つとして問題視されています。 子どもに携帯電話を持たせないとか、高圧電線の2km以内には住宅を建てない等の対策をしています。 また、地磁気が整っている場所を「イヤシロチ(癒しろ地)」と言われますが、電磁波はこれを狂わせます。 特に、次世代技術5Gが導入されると、この問題は深刻化します。 5Gを設置した病院の壁に鳥たちが次々とぶつかり自死する、実験場にムクドリの群れが入り、100羽以上落ちて死ぬ等、不思議な現象が相次いでいます。 ベルギーなど5G導入を中止する国も出ています。 ところが、日本では高速通信の利点だけをアピールし、確実に導入される勢いです。 今や私たち自身が自分で真実を知り、個人で電磁波対策をしなければなりません。
次世代技術5Gで使用される60GHz周波数帯は、酸素分子を吸収するスペクトルです。分子レベルで電子の軌道を狂わせ、血液中のヘモグロビンと酸素の結合能力を阻害します。 つまり、酸欠、呼吸不全になります。 その他、5Gの害を列挙すると・・・ ・免疫を低下させる ・ウイルスを変異させる ・5Gはパルス波を使うため、細胞膜に一時的に穴を開け、ウイルス等侵入をしやすくする ・白血病や脳腫瘍など、がん化促進 ・脳波改変、人格操作等 このように5Gの人体への悪影響を見ると、突然ぶっ倒れるなど、今回のコロナウイルスとそっくりな症状もあります。 なぜか、昨年10月武漢省で1万基の5G基地局が設置され、日常的に60GHzにさらされた環境でした。 中国全土ではすでに13万基も展開され、ダイアモンド・プリンセス号でも5Gを使用。 韓国は世界一5Gが多く、2位中国、3位アメリカ。 イタリアはヨーロッパで最初に5Gを開始・・・ 今までも電磁波の有害性に対して、さまざまな手段で対処して来ましたが、5Gは専門家たちが出す警告数値の1万倍です。 ですから、今まで以上に積極的に対処して行くべきでしょう。
5Gから身を守る電磁波対策として、当サロンでは現在(株)ヒーリングのカーボンバランサーαをお勧めしています。 UFO-M 有効範囲半径70m 35万円(税込) UFO-S 有効範囲半径7m  15万円(税込) お部屋に置くだけで、電磁波や地下からの地磁気、LED証明などから心身を守る安心・安全な空間創りや身体の電子の軌道を整えるサポートをします。 また、それ以外にも仙台の開業医、丸山修寛先生の各種グッズやソマヴェディック等の電磁波対策も含めトータル的にアドバイス、サポートもしておりますので、健康習慣にぜひ、今後ともひだまり庵をご利用ください。

長引く痛みの原因に「モヤモヤ血管」があります

痛みが長引くのはとても辛いものです。現在、日本人の20%以上の人が「長引く痛み」を抱えています。 「長引く痛み」は寿命を短くしてしまうことが分かっています。 また、新たにがんになる確率や心臓病で亡くなる確率も高いことが分かっています。 その痛みは、レントゲンやMRIでも異常が分かりません。ストレスのせいなのでしょうか。 とりあえず痛み止めでごまかすことになりますが、胃が荒れてしまいます。 実は、「長引く痛み」の場所には、「モヤモヤ血管」があるのです。 「モヤモヤ血管」は局所で小さな血管が無秩序に増えています。そして、モヤモヤ血管には血液が大量に流れ込むので、血行は促進されているのです。 つまり、「痛い場所は血液の流れが悪くなっている」というのは迷信であり、オックスフォード大の整形外科医エスパボディ氏は、超音波検査のカラードップラーにより、腰痛のある人は正常の人に比べて血液の流れが1.5倍に増えていることを調べました。
では、モヤモヤ血管がなぜ痛みの原因になるのでしょうか?理由は3つあります。 ① モヤモヤ血管が炎症細胞の供給源(インフラ)になってしまう ② モヤモヤ血管の周りに神経線維が増えてしまう ③ 無駄な血流が増えて、低酸素になってしまう これらの3つのうちどれかひとつ、あるいはいくつかが重なることで「長引く痛み」が生じてしまうのです。   さて、血管を新しく作る指令を出す物質は「血管内皮増殖因子(VEGF)」と言い、炎症やがん細胞によりたくさん出ます。このVEGFが過剰に作られると、血管が一気に増え、その時にぐちゃぐちゃした血管(モヤモヤ血管)が出来てしまうのです。 ですから、炎症があるところには必ずモヤモヤ血管があるのです。 次に、血管と神経とは対になって増えるという基本ルールがあり、モヤモヤ血管の周りにもすぐそばに寄り添う形で神経線維が一緒に増えています。 その増えた神経線維にはミエリンという脂肪組織で出来ているカバーのない、「裸」の神経線維であり、モヤモヤ血管に血液が流れることで周りにある神経線維から絶えず痛みの信号が送られているようなのです。事実、血管の流れを遮断することで、非常に早く痛みが改善するのです。 最後に、モヤモヤ血管のあるところには乳酸の濃度が高く、低酸素状態になっているのです。つまり、モヤモヤ血管には血液が多いのに、栄養や酸素を届けるパイプとしての役目を果たすことが出来ていないのです。なぜなら、モヤモヤ血管の手前の動脈から出口の静脈に直接橋渡しをしている「動静脈短絡」という血管が出来ているからなのです。この血管により、モヤモヤ血管部位へ送られるはずの栄養や酸素が盗み取られてしまっているのです。 以上により、モヤモヤ血管が痛みを長引かせてしまうのです。
さて、モヤモヤ血管は40歳から急増してきます。 人体には、本来、軟骨や靭帯、あるいはさまざまな軟部組織には「新しく血管を作らないように」という指令を出す物質がたくさんあります。それが、40歳くらいから枯渇してくるので、その年齢を超えるとそのような血管への防御機構が破綻して血管が新生しやすくなってくるのです。 年齢以外にモヤモヤ血管が出来やすくなる要因として、「姿勢の乱れ」や「繰り返される負担(過労)」「外傷」などがあります。 では、どうやって長引く痛みを改善したら良いのでしょうか。 セルフケアをいくつかご紹介します。 ① 普段の姿勢を変えてみる。正しい姿勢を意識する。 ② ウォーキングや自転車など有酸素運動を行う。 ③ 高カロリーの食事をひかえ、炎症体質を改善する。 ④ 適度なストレッチを行う。 ⑤ 痛みの場所を5秒から10秒程、持続的に圧迫する。 ⑥ 痛みが改善したらどんなことをしたいか、目標を定め、行動や環境を変えてみる。   簡単なところからやってみて下さいね。プラズマ療法は血管を正常化するサポートは得意分野の一つです。ぜひ、長引く痛みを我慢せず、体験にいらして下さいね。   (参)長引く痛みの原因は、血管が9割

[痛み]2020.05.19

近藤誠先生の「抗がん剤だけはやめなさい」から学んだ”抗がん剤の真の姿”

現在、近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来をされている近藤誠医師の数々の著書の中で繰り返し述べていらっしゃる「抗がん剤だけはやめなさい」ということをお伝えしたいと思います。 一般的に、がん治療の大きな柱として「抗がん剤」があります。 しかし、その抗がん剤はどのように使われて、どのくらい効果があるのかということを、私なりに勉強して来ました。 医師・薬剤師などの専門家が読む成書では、とても多くの抗がん剤のきめ細かな使い方があり、効能・効果が述べられています。しかし、 一般的な医薬品と違って、「抗がん剤が効く」ということが、医師等専門家と患者さんとの間に大きなギャップがあることと、副作用の過酷さ、それと、真の抗がん剤の姿に気付かされました。 特に、正直に、かつ正確に抗がん剤の世界を理解させてくれた医師の一人に近藤誠先生がいます。 その先生の多くのご著書から学んだ「抗がん剤の本当の姿」の数々をお伝えしたいと思います。
・抗がん剤はすべて猛毒であり、発がん物質である ・がんの治療現場で、頻繁に使われる「ケモ死」(抗がん剤の化学療法で死ぬこと)は病名のようになっている ・多くの臓器の正常細胞はがん細胞より分裂が速いので、正常細胞が効率的に死滅することになる ・患者さんがよく気にする副作用に、吐き気や脱毛がありますが、これらの副作用は回復可能です。しかし、問題なのは回復不能の副作用で、抗がん剤によってやられる臓器や程度・頻度が異なりますが、心不全、脳障害、肺線維症、腎不全などが生じることがあります ・抗がん剤の「治験成績」データにはウソがあり、有名医学雑誌にインチキ論文が載る ・特殊な一部を除いて、固形がんの場合、抗がん剤に延命効果はない ・抗がん剤の延命効果は、人為的に操作されていて、データはインチキだらけ ・臨床医は、情報の操作や隠ぺいに気が付かない ・早期発見で、生存期間が延びたように見える ・抗がん剤を乗り換えるごとに死亡率は高まる ・抗がん剤は、命を縮める効果しかなく、しかも、ロシアンルーレットのように「数回目の抗がん剤投与で、一気に衰弱。あるいは急死」ということがよく起きます。 ・抗がん剤が「効く」というのは、治るとか延命に役立つという意味ではなく、単に「一時的にしこりが小さくなる」というだけです ・抗がん剤は、がんだけでなく全身の正常細胞もたたくので、「しこりは小さくなりましたが、命も縮んでしまいました」ということが、よく起きます ・今までどれだけ多くの人が延命効果もない「画期的新薬」のPRにのせられ、「副作用はほとんどない」とだまされて、もがき苦しみ、死んでいかなければならなかったか ・抗がん剤は、命を賭けた、勝ち目のないギャンブルです
(一般的な固形がんに対して)抗がん剤がこのような真の姿であることで、近藤先生はがんの治療において、患者さんにできるだけ快適に暮らして欲しい、出来る限り長生きして欲しいという願いで、懸命に相談に乗っていらっしゃいます。 また、良心的な知り合いの医師等は、抗がん剤の本当の姿を知っていて、抗がん剤をやめるように言っています。さらに、世界の多くの医師も、自身の治療に過酷な抗がん剤を使いませんし、患者さんにも使用をひかえるようになっています。専門医が、自身ががんになったら、300人中299人が抗がん剤を使わないとのアンケートもあります。 ですから、抗がん剤を使わないで治りたいという方へのサポートには、プラズマ療法はとても適していると思っております。 ただ、サロンの立場では、決して「やめるように」とは言えないので、知り合いの医師やクリニックを紹介したり、書物を教えて気付いてもらったりしています。 抗がん剤は、発がん物質でもあり、体内環境をひどく汚染させます。 このように、抗がん剤の真の姿を理解して、適切ながん治療が、もっと現場で実現していくことを願うばかりです。   (参)抗がん剤だけはやめなさい、「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人、がん放置療法のすすめ、医者のデマ、がんメディカルサービス

[がん]2020.05.11

薬には必ず副作用という”リスク”があることを、しっかり頭に入れておきましょう。

私たち日本人は、世界で最も多く薬を使うようになってしまっています。 耐性が出来て効かないといわれているタミフルですら、未だに使われ、世界の40%以上も処方されています。 風邪には〇〇ロン、頭痛には〇〇〇リン、痛みには〇〇〇ニン、便秘には〇ー〇ックなどと、知らずに刷り込まれていますね。 しかし、私たちの身体は、病気になったとき、薬を使わないと治らないのでしょうか。 必ずしも、そんなことはありませんね。 風邪なら水分をしっかりとって安静に過ごすことで自然に治りますし、頭痛など痛みなら無理せず休むなどして治まりますね。(救急を要する場合や重篤な場合は別ですよ) 心配で受診しても、最近は、良心的な医師は、安易に抗生物質や対症療法としての薬は出さなくなっています。 もっと、自身の体の強さ、要するに自然治癒力・自己治癒力を信頼してみませんか。
薬は、さまざまな副作用という“リスク”を持った不自然な異物です。 先程の風邪薬ですら、薬の箱に付いている説明書に次のような副作用が載っています。 「発疹、発赤、かゆみ、吐き気、嘔吐、食欲不振、めまい、排尿困難、アナフィラキシーショック、肝機能障害、腎障害、ぜんそく、再生不良性貧血、無顆粒症、呼吸抑制、便秘、口渇、眠気・・・」 これらが必ず起こるわけではありませんが、安易に飲むことで、実に多くの方が副作用を経験されています。 また、厚労省が風邪に抗生物質を安易に処方しないように勧告されていますが、その抗生物質は人間に影響を及ぼさないで、目的の菌を抑えるとされています。ところが、抗生物質は、私たちの健康に寄与している腸内細菌をやっつけることになりますし、ミトコンドリアについての2019.6.3のブログでご紹介したように、体重の10%もあり、共生していてエネルギー通貨であるATPをたくさん作ってくれているミトコンドリアの遺伝子には害を与えることが分かっています。それにより、急に悪影響が出るのではないのですが、長期的には多くの疾患の元を作ることになります。 そして、薬の副作用をよく見てみると、ジョークのような世界を理解できます。 例えば、痛み止めとしてよく処方される“ロキソニン(ロキソプロフェン)”の副作用には、「頭痛」「筋肉痛」。 逆流性食道炎としてよく処方される“ネキシウム”の副作用には、「食道炎」「十二指腸炎」。 うつなどで処方される“サインバルタ”の副作用には、「不安」「焦燥」「自律神経不安定」。挙げたらきりがありません。 抗がん剤に至っては、アメリカ食品医薬品局(FDA)や厚労省が「抗がん剤は発がん物質であり、増がん剤」だと言っていて、腫瘍内科を始め、がん治療の医師の間では常識です。 このように、治しているのか、さらに病気を作っているのか、副作用なのか、単に効いていないのか、よく理解できませんね。 治したい目的のために、数多くの病気を作る構造が“薬”にはあることを知っておいてください。薬は“リスク”です。 すでに、がんが早期発見されても、場合により急ぐ必要はなく、がんを治療するはずの抗がん剤で延命できる証拠はないので、がんの症状が出てから必要な処置をする流れに、少しずつ変わってきています。
ですから、安易に薬に頼らずに、食生活を始め生活習慣を見直して見ましょう。 余計なストレスをどうしたら軽くできるのか、寝不足にならずにはどうしたらよいのか、胃腸の具合を良くするにはどのように食事を取って行ったらよいのか等、生活習慣を見直して自分の身体を労わってあげましょう。 「薬は“リスク”」だということを、もう一度頭に入れておいて下さいね。   (参)医者が飲まない「市販薬」「処方薬」大事典、「薬のやめ方」事典、食物養生大全

[薬はリスク]2020.05.05

抗がん剤の付き合い方と真の実力(?)についてUASオンコロジーセンター長の植松稔医師から学びます

がん放射線専門医で現UASオンコロジーセンター長の植松稔医師の「抗がん剤治療のうそ」から、現在の抗がん剤治療の使い方や実力が理解できます。その一部をご紹介します。 植松先生は、10年にわたって「乳がん専門医」等を標榜する立場でしたが、学会が主導する治療方針が、特に「抗がん剤の使い方が不適切」だと気付き、学会を退会された正直な先生です。多くのがんでは、乳がんほどには抗がん剤が効かないとのことで、乳がんについての理解を深めれば、その他多くの固形がんにも役に立ちます。そこを考えて、以下抜粋したことを参考にしてみて下さい。
・・・『乳がんの抗がん剤治療やホルモン療法は「臓器転移」が見つかってから行っても間に合わない。しかし、「微小転移」のうちに治療すれば治る人もいて生存率が上がる。』 これは、間違った医学界の常識です。 真実は、『乳がんの抗がん剤治療やホルモン療法は「肉眼的転移」にも「微小転移」にも同様な効果なので、存在の確認できない「微小転移」を治療すべきではない。はっきりと「臓器転移」が見つかってから考えればよい。』・・・   ・・・『分子標的薬「ハーセプチン」は、がんの転移が進行してから使っても効果は同じ。 「臓器転移」した「ハーツー」陽性の乳がんの場合、がんが進行してから「クロスオーバー」(最初は使わないはずだった薬を後から使うこと)で「ハーセプチン」を用いても最初から使用したのと同じ生存率であった。「ハーツー」陽性の進行がんの分子標的薬「タイケルブ」についても、進行がんの場合も、最初から使ったのと病気がさらに進行してから使っても、同じ効果が得られる。だから、「ハーツー」陽性の進行性乳がんの場合、「タイケルブ」を早く使うべきだ、そのほうが効果が高いという専門家の常識が間違っていたことが証明されているのです。』・・・ ・・・『抗がん剤は毒をもって毒を制す治療です。実際には「微小転移」ゼロの患者さんのほうが多いのですから、その場合明らかに有害といえるでしょう。もちろん、いずれ抗がん剤の治療を考えなければいけない人、つまり、本当に「微小転移」が隠れている人もいるのですが、そのような人たちも再発・転移がでてから抗がん剤を考えれば十分なのです。 乳がんでは手術しか治療がなかった時代、1期患者は8割以上、2~3期でも半分以上には再発・転移は出なかったのです。本来、これらの人たちには一生涯抗がん剤やホルモン剤は不必要なのです。最初にやっても転移が出てからやっても結果は同じ(延命効果なし、副作用あり)、抗がん剤治療に関してご理解できたでしょう。』・・・   ・・・『抗がん剤の真の実力を見てみたいと思います。抗がん剤でがん細胞をゼロにするのは、とてもたいへんなことで、肉眼的な病巣のがんをゼロに出来たからといって、「微小転移」のがんをゼロに出来るとは限らないのです。そして、MDアンダーソンがんセンターの20年におよぶ長期観察などのデータから、抗がん剤による「真の再発・転移予防効果」は4%くらいなのです。・・・但し、今日同じような転移が出てしまった患者さんに対して、もっと新しい薬剤を工夫して用いれば、もう少し良好な生存率が得られる可能性は高いと思われます。』・・・
本書の最後の章に「かしこい患者になるためのヒント」が書かれていて、次のように記されています。   ・・・さて、抗がん剤やホルモン剤を受けるか否かは本人が最終決定できることです。 どんなに周囲が薦めても、本人が断ればそれで完結する話です。 「自分には抗がん剤やホルモン剤の予防投与は不要だ」と無理なく判断できる方が少しでも増えればと期待しています。 「ガイドラインに従って抗がん剤やホルモン剤の予防投与をしないなら、もうあなたの面倒は見れませんよ」などと脅し文句を言う医師もいそうですが、どうせ、その手の輩はガイドラインに従ったとおり一遍の治療(標準治療)しかできないわけですから、本当に転移が出て困ったときには、それこそ本当に面倒をみてくれなくて緩和ケア科を紹介するだけになってしまうのではないでしょうか。 患者さんが「転移の予防では薬を使いたくないが、もし転移が出てしまったときには、状況に合わせてしっかり考えたいので、よろしくお願いします」と言ったときに、それを受け入れてくれる度量のある医師であれば信頼して任せてもよいでしょう。このように考えると、抗がん剤について自分の意見を言うことは医師の良否を見極める試金石としても有効かもしれません。・・・
現在の抗がん剤の実力は、数%もあるのでしょうか。静岡県立静岡がんセンター「処方別がん薬物療法説明書」を覗けば、各レジメンの奏効率が詳しく見ることが出来ます。また、近藤誠先生の「がん・部位別治療事典」では、部位別、状況別に判断しやすいでしょう。きちんと、その実力(?)を理解するならば、「延命効果」や「生活の質」に考慮して、正しい判断ができるのではないかと思います。そして、治癒率を高めている実力の大部分は、患者本人の「生命力」であり、「自然治癒力」です。抗がん剤の副作用は相変わらず過酷です。ですから、主治医と本音でよく治療や生き方を話し合って、治療を理解し、自分で選択して行きましょう。 もし、仮に様子を見ると決めたのでしたら、安全・安心・安価でサポート出来るプラズマ療法は、お勧め出来るものです。先程の生命力を高め、自然治癒力を大きくサポートするものです。 これからも、ぜひ、プラズマ療法を利用して見て下さいね。   (参)抗がん剤のうそ、最高のがん治療、がん・部位別治療事典

[がん]2020.05.04

代謝アップで若返る「舌トレーニング」は病気の予防にもなります。

みらいクリニック院長で今井一彰先生は診療の中で、舌の重要性に気付き、口の体操や鼻呼吸の健康効果を研究して来られました。その中で、今回ご紹介する「舌トレーニング」を指導し続けています。 なぜ舌を鍛えると代謝が上がって、見た目も若返るのか? 舌は大部分が筋肉でできていて、約200g(スマホ1個分程)の重さがあるので、スマホが口の中に入っているようなものです。 その舌を鍛えなかったら、だらっと下がってしまいます。加齢などで舌の筋力が衰えると垂れ下がります。 ほうれい線が深くなったり、シワが増えたり、アゴが垂れ下がったりして、見た目にも老けてしまったりします。口がポカンと開いてしまって、だらしのない顔になってしまいます。 表情だけではなく、口呼吸になると、バイ菌が体内に入りやすくなり、喉の炎症につながり、さらに、病巣感染という全身のさまざまな疾患を引き起こしてしまうのです。 また、寝ている間に舌が喉の奥に落ち込むと、睡眠時無呼吸症候群という病気になったり、口腔内の衛生にも悪影響を及ぼしたりして、虫歯や歯周病の増加にもつながります。 よって、舌の筋肉を鍛えておけば、代謝が上がりシワやたるみの改善どころか、全身の健康増進にもとても役立つのです。
ここで、以下のような人は、舌の衰えと思われるサインで、今すぐにでも舌トレーニングを始めた方が良いです。   ・ご飯を食べるとき、むせるようになった ・いびきをかくと言われる ・食べるときにくちゃくちゃと音を立てていると言われる   「舌トレーニング」の方法は、歯と唇の間にベロを入れて回す方法です。 これを、連続して右に5回、左に5回まわします。ほうれい線を伸ばすイメージで舌を回すと良いでしょう。 この「舌回し」を毎日続けることで、代謝が自然とアップし見た目も若返るでしょう。 そして、舌を鍛えると血行が良くなり、顔を始め、上半身(デコルテの上)がポカポカしてきます。サーモグラフィーで確認すると、舌トレ20分後から、額から首にかけて温度が上がり、さらに1時間後には顔全体から首にかけてさらに温度が上がったことが確認されました。血行が良くなって、顔から首まで全体がポカポカになって代謝が上がるのです。しかも、この状態が約2時間続くとのことです。 さて、本来、舌は軽く上アゴについているのが正常ですが、「落ちベロ」と言われるように、舌の筋力が低下して上アゴから離れている状態の方がいます。 実は、舌はある部分の力にも関係していて、舌の位置を変えることで、脚力がアップすることがイタリアの大学の研究で分かっています。 これは、舌が上の方にある場合と、下がっている場合で比較したところ、舌が上にある方が膝を伸ばす力が強かったのです。 よって、舌トレにより、つまずかなくなったり、歩行が良くなったりするのです。 また、舌トレにより鼻呼吸が出来れば、インフルエンザなどの感染症の予防にもなります。 舌トレは唾液をしっかり出すことになるので、しっかり噛むことも大切ですが、消化を助けることになります。ですから、舌トレのタイミングでは、食事の直前に行うと良いでしょう。 この簡単な舌トレを習慣にして、美と健康にお役立て下さい。   参考ですが、舌の筋力を測る「舌圧測定器」という機械があります。機械に備えられた風船を上アゴにつけ、舌を押すことで舌の筋力を測定するものです。(単位はkPa) (参)男性:40代43、50代43、60代38、70歳以上33(kPa) 女性:40代38、50代38、60代38、70歳以上32(kPa)   (参)舌トレ

[健康法]2020.05.03