恐怖の感情を手放すのは治癒の最善策です!
恐怖は人間の生存本能に不可欠な感情です。もし、恐怖を感じなければ、私たち人類はこの地上にすでにいなくなっているでしょう。
そして、遥かに安全になった私たちの日常において「死への恐れ」は時代が変わっても、誰もがいつかは直面する感情です。
特に、がん患者は「あなたはがんです」と告知されたとき、何の準備もないまま、否応なしにその恐怖に直面させられます。
恐れは、がん患者を支配する感情であり、まずこの感情への対処がとても必要になります。
まず、回復のために恐れること自体をやめることです。感情は自分ではありません。思い込みです。恐れることによって、自分が今持っている力まで忘れてしまいます。
恐れが身体にどれほどの害をもたらすのかについて、明らかになった研究があります。
あるグループに「新しい抗がん剤だ」と言って塩水の点滴をしました。すると、30%の人の髪の毛が抜け落ちました。彼らは抗がん剤治療を受けていると思い込んでいたからです。そして、分かったのは、彼らの身体に副作用をもたらしたのは、副作用への強い恐怖心だったということでした。
恐怖の感情に縛りつけられていると、休息や修復モードに切り替えられなくなるのです。恐怖を感じていると、身体は治癒に向かうことが出来なくなるのです。身体が自己治癒するのは、その人が恐れの感情を抱えていないときなのです。
また、恐怖にとらわれやすい人がストレスにさらされると、その人の体内にはがん細胞をやっつけるナチュラルキラー細胞がまったく存在しなくなります。一方、もともとあまり恐怖にとらわれない性質の人は、ストレスを受けても、体内でナチュラルキラー細胞が生み出されます。恐れは私たちの免疫システムの働きをストップしてしまうのです。
劇的な寛解をした人々は、口をそろえて「恐怖の感情を手放すのは治癒の最善策だ」と言っていました。
人生には「まさか」という坂があるのは当たり前です。突然「がんです」と言われて「ラッキー」と返せるのはまれです。どんな状況にも自分事ととらえて、最後まで人生を自分で演じようとするひとはまれです。ですが、恐れに自分の主導権を奪われないようにして下さい。人生を続けたければ、執着していたものを手放して生き方を変えてみて下さい。
今や「死は究極の悦び」と称されるようになっています。命は続きます。死を過度に恐れることをせず、降りかかった病気は、今までの心身のアンバランスを教えてくれているのです。「本当の自分を生きていないよ」というメッセージです。
がんが治るのは、その人が恐れを手放したときです。先行きの見えない、不確かな状態とうまく付き合うことが大切です。「今」に腰をすえ、先行きへの不安を思い描かない人はうまく治癒するものです。「今このとき」を十分に満喫できるならば、身体はリラックスでき、身体は治癒に向かいます。
当サロンでは、プラズマ療法で体の内から環境を整えながら、恐怖にとらわれないよう心理的にサポートしています。ぜひ、ご活用下さい。
(参)がんが自然に治る生き方