皆、奇跡の人
「奇跡の人」サリバン先生によって運命を切り拓いた天才「ヘレン・ケラー」さんに、こんな逸話があるので、ご紹介します。
ある時、森に住むヘレンのもとへお客さんが訪ねて来ました。
そのお客さんにヘレンが「森はどうでしたか?」と聞くと、お客は「別に」と。
この言葉に衝撃を受けます。
この人、目も見えるし、耳も聞こえる。それなのに、森を歩いて何も感じない!
小鳥のさえずりも、木々の薫りも「そんなもったいないことがあるんだろうか!」
その経験から、ヘレンは私たちにこんな言葉を残しています。
目の見えない私から、目の見える皆さんにお願いがあります。
明日、突然目が見えなくなってしまうかのように、全てのものを見てください。
そして、明日、耳が聞こえなくなってしまったかのように、人々の歌声を、小鳥の声を、オーケストラの力強い響きを聞いてください。
明日、触覚がなくなってしまうかのように、あらゆるものに触って見てください。
明日、嗅覚、臭覚を失ってしまったかのように、花の香りを嗅ぎ、食べ物を一口づつ味わって見てください。
五感を最大限に使ってください。
世界があなたに見せてくれている、全てのもの、喜び、美しさを讃えましょう。
このメッセージは、三重苦の地獄を知る人からの「持っている幸せ」を忘れている私たちへの「言葉のプレゼント」です。
ありふれた日常、普通の日常、それら全てが奇跡です!
目があって幸せ!耳があって幸せ!命があって幸せ!・・・
毎日が奇跡!地球人としていることが奇跡!・・・
皆、奇跡の人!