スタッフ公式ブログ

がん

私たちの命はミトコンドリアが握っています!

私たち人間を含む高等動物は、2つのシステムで可動しています。それは、私たちの細胞が活動するエネルギー通貨であるATPを作り出す2つのシステムのことです。

一つは、酸素を必要とせずに糖質をピルビン酸に分解するまでの解糖系と、もう一つ、ピルビン酸や脂肪酸から作られた脂肪酸アシルCoAをミトコンドリアが取り込んで大量にATPを作り出すクエン酸回路、電子伝達系を有するミトコンドリア系のシステムです。

しかし、現在の人間の活動量を担保し、素早い動作が出来るのはミトコンドリアのおかげです。

ミトコンドリアは、太古に共生関係が成り立った異種生物であり、人間の遺伝子とは別個の遺伝子を持っています。このミトコンドリアは、一つの細胞内に数百から数千個存在し、占める体積は細胞のおよそ20%、体重の約1割にもなります。

赤血球などの特殊な細胞を除いて、ほとんど全ての細胞内に存在し、エネルギーを多く必要とする心筋、肝臓、筋肉、神経の細胞内に多く存在しています。

ミトコンドリアの一番の大きな働きは、エネルギーを生み出すことで、酸素呼吸によって、エネルギー通貨であるATPを産生します。

また別の働きは、小胞体との連携によるオートファジーの実行です。オートファジーとは、細胞内の余計なものを細胞自体が取り除き、さらに処理したタンパク質の材料を回収、リサイクルするシステムです。2016年、大隅良典先生がこの研究でノーベル生理学・医学賞を受賞されています。

そして、3つ目の働きが、アポトーシスの制御です。アポトーシスとは、活性酸素などでDNAが傷つき、修理が追いつかないとき、自殺して悪影響を残さないようにするメカニズムです。

このアポトーシスの制御の可否が、がん治療のカギになっています。

体内環境の悪化などにより、ミトコンドリアの働きが悪くなると、細胞は自らプログラムを変更して遺伝子改変を模索して細胞を変化させていきます。それが、がん細胞です。

一方、ミトコンドリアが正常であれば、がん化を防ぎます。

実験では、核を抜き出した正常細胞とがん細胞を細胞融合させると、がん細胞は腫瘍組織を作る能力が無くなることが報告されています。

すなわち、がん細胞に移入された正常細胞のミトコンドリアが、がん細胞の悪性の性質(腫瘍組織を作る能力)を抑制することができるということです。また、細胞の核の遺伝子変異はがん化の原因でなく、結果ということです。

ちなみに、今から90年以上も前に、オットー・ワールブルグ博士はミトコンドリア発がん説を提唱しています。

このように、ミトコンドリアを増やし、元気にさせると(酸化的リン酸化の亢進)、がん細胞の増殖能や浸潤能は低下し、がんの進展が阻止されることが明らかになっています。

つまり、ミトコンドリアは私たちの命を握っているのです。

プラズマ療法では、抗がん剤や放射線を使ってがん細胞を叩くのと違って、直接、弱ったミトコンドリアを元気にして、がんのアポトーシスを促して行きます。ミトコンドリアを元気にして、シトクロムCの放出を促しアポトーシスを発動させます。

体内環境の改善、ミトコンドリアの若返りにぜひ、プラズマ療法をお試しください。

 

(参)ミトコンドリア革命、ミトコンドリアを活性化するとがん細胞は自滅する

[がん/ブログ]2022.11.09

プラズマ療法はがん患者さんの気力を高めて、抗病力を高めます!

がんと診断されるだけで、とてつもないストレスを背負いこみます。

なかには、不安と恐怖で自殺する方もいますし、それ以上にうつになる方が多くいらっしゃいます。

それは、がんが死の病であるという誤った認識と、それに伴う恐怖からです。

しかし、がんの多くが生活習慣病であり、細胞の環境悪化によるものです。それと、今までのストレスと心の持ち方によります。

ですから、がんというものを正しく理解し、自身の生活習慣、ストレスや性格を再確認してみましょう。

このことは、現代西洋医学にない取り組み方です。

そうは言っても、いきなり“がん”と言われれば、気持ちが落ち込みます。

その時に、当サロンでは正しくがんを理解できるよう、少しずつ気付きに導くように伝えて行きます。

そして、その方に合わせて、大切な体内環境改善への取り組み方をお伝えして行きます。

その上で、プラズマ療法を施術させて頂きます。

がんのアポトーシスによるサポートとエネルギーチャージです。

アポトーシスによる改善例は、多くの医師達が成果を報告しています。

ステージ1と2が半年~1年で治癒率80%以上、ステージ3と4が1~2年で治癒率60%以上です。

しかも、プラズマ療法では、つらい有害作用は一切ありません。当然、西洋医学の抗がん剤による複雑で過酷な有害作用で煩わされることは一切ありません。(これだけでも、とてもがんの方々の心を明るくしています。)

プラズマ療法におけるプラズマパルサーは、大量の電子を体に供給します。

エネルギー通貨であるATPを増やすので、東洋医学、漢方でいう“気”を増すことになります。補気・補腎です。気力が増し、免疫力を高めてくれます。

ですから、うつや副腎疲労をサポートしたり、腎気の衰え・老化による諸症状の改善のサポートに役に立つのです。

このサポートが、どれだけがんの患者さんを救うことになるでしょう。

不安や恐怖によりエネルギーが減退してしまった状態に、十分なエネルギーを供給して気力・元気を与えることが出来るのです。

ですから、主目的のがんのみならず、心のエネルギーをサポートしてくれるプラズマ療法を、ぜひご利用下さいね。

 

がん予防の習慣は他の病気を防ぎます!

がんを防ぎ、健康長寿につながる習慣が5つあります。

禁煙・適度な飲酒・適切な食事・体格に合った体重・活動的な生活です。

これら5つの習慣は、がんだけでなく、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病全般を予防するなど、多くの病気の予防や改善に有効です。さらに、心疾患や脳梗塞などの命に関わる病気の予防につながります。

その中で糖尿病のある人は、特に注意して改善に取り組むことが大切です。というのも、糖尿病がある人は、そうでない人に比べて、がんが発生するリスクが高いことが分かっています。

これには、糖代謝に関わる“インスリン”というホルモンが関係すると考えられています。インスリンは細胞を刺激して、がん化を促すと考えられているからです。

インスリンは、すい臓から分泌される血糖値の上昇を抑えるホルモンで、糖尿病(Ⅱ型)によりインスリンの効きが悪くなったり、分泌が不足したりします。

厚生労働省の2016年「国民健康・栄養調査」によると、日本人の成人の6人に1人、約2000万人の糖尿病あるいはその予備軍がいるとされ、もはや「国民病」と言われています。

高糖質食、運動不足などの生活習慣が大きく関係しています。

がん予防を意識した適切な生活習慣は、必然的に糖尿病の予防にもなるのです。

そして、乱れた生活習慣を取ってしまう大きな原因にストレスがあります。もつれにもつれて大きなストレスを抱えてしまった場合に、まず、生活のリズムを整えることです。開運法にも通じるものです。

寝る時間を11時頃までにする。朝6時頃にはきちんと起きる。日中は、自分の心を一分たりとも曇らせない。明るく朗らかな気持ちで生活する。気づいたら、直ぐ行動すること。太陽の光を浴びる。しっかり歩く。「ま・ご・は・や・さ・し・い・わ」の食事を実践し、よく噛む食事をする。生かされていることに感謝する。縁ある人に親切にする。・・・

一度に出来るはずはありませんが、少しずつ取り組んでみましょう。

どの取り組みも、しっかりと味わうかごとく実践していくと、良いことが必ず起きて来ます。

私自身が取り組んでいて難しいのが、朝起きの実践で、朝6時前には起きるのですが、目が覚めたらすぐ起きるという取り組みです。“目が覚めた時”というのが重要で、宇宙が、自然が役目を果たすために、“朝意識を戻してくれた”=“目が覚めた”ということなのです。その時に、かってわがままに理屈を述べてだらだらと寝床でいるのと、目が覚めて直ぐに喜んで起きるのとは、その日一日がまるで違います。

人生を豊かにハッピーで過ごして行きましょう。

 

(参)がんにならないための5つの習慣

[がん/健康法]2022.11.02

がん細胞の指令物質”エクソソーム”の働き

細胞はさまざまな物質(サイトカインやホルモン、アポトーシス小体など)を分泌して、お互いの情報のやり取りをしながら生体機能を維持しています。

体内環境の悪化によってガン化した細胞も同様に、さまざまな物質を分泌しています。

がん細胞の成長に必要な栄養を届ける血管を新生するための物質や免疫細胞から攻撃されないよう逃れる仕組み作りの物質など、とても興味深いものです。

その中で、今回はがん細胞が分泌する「エクソソーム(又はエキソソームexosome)」という顆粒についてお伝えします。

 

このエクソソームという顆粒は、正常細胞でも多く分泌していますが、がん細胞においてもがんの増殖や転移、再発において重要な役割を果たすことが明らかになってきています。この顆粒は、直径30~100nmの膜小胞です。

この顆粒の中にさまざまなタンパク質やHSP(ヒートショックプロテイン)、mRNA(メッセンジャーRNA)、miRNA(マイクロRNA)といった物質が含まれています。

このmRNAは、数百種類以上あり、血液中を流れていて、遺伝子の働きを調節し、細胞の働きを変えてしまう作用があります。

例えば、がん細胞がエクソソームを使って血液脳関門を突破する方法は、まるでコンピュータウイルスのようです。血液脳関門を構成する内皮細胞は、エクソソームをがん細胞から来たものと知らずに受け取り、カプセルを開封してしまいます。すると、エクソソームの中に潜んでいたmRNAが内皮細胞の中に侵入して、遺伝子の働きを変えることで、血液脳関門のバリアを緩めさせてしまうのです。そして、緩んだ部分からがん細胞は脳内に入り込み、転移することになります。

 

さて、がんは悪い食事やその他生活習慣などによる体内環境の悪化によって、私たちの細胞が自らガン化したものです。

その大本のがん幹細胞が、エクソソームやタンパク質を使って周囲の正常細胞に遺伝子変異を起こさせることによってがん細胞に変身させます。決して、正常な細胞に遺伝子変異が蓄積したからガン化したのではなく、エクソソームやタンパク質を受け取ったことによってガン化したのです。

 

ですから、がん細胞はエクソソームを使って生存しやすい環境に変えるために、細胞外基質の分泌を促進するように働きかける。免疫細胞に対しては、がん細胞を攻撃することのないように働きかける。血管内皮細胞に対しては、腫瘍組織内に血管を張り巡らせるように働きかける。このように、さまざまな働きかけを行ってがん細胞は成長していくのです。

ですから、まずは体内環境を改善するような生活習慣を取り戻していくよう心がけてみましょう。そして、自らの細胞なので自身を愛して行きましょう。

 

AYA世代のがんの悩みにもプラズマ療法でサポートできます!

思春期・若年成人を指す「AYA世代(15~39歳)」のがんは、種類が多様で、治療に多くのケースで難渋しています。また、進学や就職、結婚など重要な節目と治療時期が重なるため、患者が抱える悩みや不安に対するケアも大切となります。

 

AYA世代で罹患率が最も高いがん種

・15~19歳:白血病

・20~29歳:胚細胞性腫瘍、甲状腺腫瘍

・30~39歳:女性の乳がん、子宮がん

患者が抱える悩み

・治療のために進学や就職が困難になる

・抗がん剤や放射線治療による性腺機能不全の心配

・容姿の問題で、恋愛や結婚に消極的になる

AYA世代のがん(上皮内がんを除く)の年間罹患数約2万2500例(2016年)の内訳

・15~19歳:約970例

・20~29歳:約4500例

・30~39歳:約1万7000例

 

国立成育医療研究センター小児がんセンターの松本公一センター長曰く、「小児から成人への移行期に当たるため、小児に好発するがんと成人に好発するがんのいずれもが発症する可能性があります。また、希少疾患が多く、症例の集積が困難で、有効性の高い標準治療の開発が遅れるなど、治療法が確立されていないことも多い」とのことです。診療科がばらばらで、患者数が少ないため、診療経験が豊富な医師が少ないという課題も指摘されています。

そうであれば、これらのAYA世代のがんの悩みは、プラズマ療法でサポートを行うとよいと思われます。プラズマ療法では、有害事象はないので、進学や就職への負荷は少なく、がんケアサポートではファーストチョイスでしょう。当然、容姿への影響もないので、気持ちがまったく楽です。気持ちも楽なので、さらにがんに対する免疫力にもプラスに働きます。

これから、ますますAYA世代をはじめ、さまざまながん治療やそれに伴う悩みへのサポートが求められて来ています。

[がん/ブログ]2022.10.02

がんはお腹で作られます!

腸は、私たちの免疫という観点で重要な器官です。そして、日々の食事の影響を受け続けています。

食生活を中心とした大規模な調査「チャイナ・スタディ」では、地域や各国の食習慣の違いでがんの発生率に100倍以上の差が生じていたことが明るみに出ました。その調査では、がんの多い中国の都市部では肉やパン、揚げ物、加工食品などの食事が多く、がんの少ない農村部では、野菜やイモ類、豆類が食事の中心でした。

つまり、中国の農村部では食物繊維の多い食材が中心で、便秘が少なく腸内環境が整っていたためだと考えられます。

腸内環境が良好に保たれれば、高い免疫力を発揮することができるのです。

ところが、現代日本人は野菜やキノコなどの摂取が少なく、食物繊維は不足し、動物性タンパク質や加工食品の摂取が多くなっています。それにより、良い便を出すことができない状態や毎日の排便ができない便秘が当たり前のようになってしまっています。

すると、腸内では、食べ物の残りが腐敗したり、酸化したりして“炎症”を引き起こしてしまいます。ひどい場合には、腸内が赤く腫れたりして、虫垂炎や憩室炎、大腸炎などになります。

さらに、腸内環境の悪化が持続すると、免疫力も低下し、体中全体の環境が炎症体質になり、酸化・酸性化し、がんが作られて行きます。

そうならないように、日々の食事やストレス管理、運動も含めた生活習慣などに気を付けることが大切です。

そして、さらに、食事や運動、ストレスなどにより、その都度発生する活性酸素を消去して炎症を起こさないようにして行くことがとても大切になります。

炎症、酸化を引き起こす活性酸素は、がんを始め、認知症、糖尿病などさまざまな病気の根本原因だと知られるようになって来ました。

ですから、食事に気を付け、その活性酸素を都度処理して、健康を保って行きましょう。

 

(参)がんは腸で治る!

[がん/]2022.09.18

本当の自分に出会えば、病気は消えていきます!

お辛い病気に悩まされている方には厳しいお話しですが、「病は気から」とか言いまして、病気は“自身の思い込み”から作っていることが分かっています。

また「病気は生活の赤信号」とも言いまして、病気は“本来の自分から外れている”、“本当の自分の人生を生きていない”ことで病気になっていることが分かっています。

今回は、自分の思い込みや自分の人生を生きていないことに自身が向き合って、病気を消していくヒントを、トランスフォーメショナル・コーチの梯谷幸司氏の教えからご紹介します。

 

病気・事件事故などさまざまなトラブルは、生活のバランスが崩れていることから発しています。さらにその心の奥に、本当の自分を生きていないことを知らせてくれているのです。

よく「病気は神様からのプレゼント」と言いますが、まさにその通りです。

病気でいつまでも苦しむのは、「辛い」「何で私が」と言い続けたり、思い悩み続けているからです。

病気をやめることができる人は、病気を「敵」と見なしていません。最初は「敵」とみなしていたとしても、次第に、その病気が「今の自分」に必要だから起こっているのだと気づき、和解し、そのメッセージを素直に受け取れるようになっていきます。

病気を敵だとみなしていると、いつまでたっても病気はやめられません。

そして、病気を敵と見なしているかどうかは、ある言葉を使っているかどうかで見極めることができます。

それは「病気と闘う」という言葉です。

闘うということは、相手は敵であることが前提になります。病気を敵と見なして、それと懸命に闘っている状態を続けてしまうのです。

その状態に陥らないためには、病気を敵と見なさないことです。むしろ「本当の自分からズレているよ」というサインであり、向き合う存在です。

病気を通じて、これまで自分が許して来なかったさまざまなもの、自分の気持ちを押し殺して違う自分を演じていることなどに気づくことができます。さらに、病気という経験は、それらを許していくきっかけにもなります。

病気と、そういう関係性を築けたとき、病気を“やめていく”ことができるのです。

そして、結果が欲しいのであれば「頑張る」「目指す」「努力する」は禁句です。

これらも、脳・潜在意識は「頑張る」「目指す」「努力する」が自らに課せられた仕事と認識してしまい、ひたすらその作業に取り組み続けます。そのため、いつまでたっても治癒にたどり着けなくなってしまいます。

これは「~が欲しい」と言っていると、「欲しいもの」が手に入らないのと同じです。脳は言葉をそのまま受け取ります。

そのときには「私は~のために、病気をやめる」という具合に病気をやめた先の未来のことと一緒に使いましょう。すると、その焦点が、病気をやめた先の未来に置かれます。そして、脳が取り組むべき仕事は、病気を治して(やめて)、その未来を実現させることになります。

「あなたは、何のために今その状態にいるのですか」

「これから、どんなワクワクする未来に進むのですか」

「私は健康です」「私は幸せです」「私は豊かです」

 

・・・ありがとうございます。愛しています。

 

(参)すごい無意識、本当の自分に出会えば、病気は消えていく

「がん遺伝子」は怖いもの?

私たちの体の設計図である遺伝子は、1950年代、ワトソンとクリックが二重らせん構造を発見してから飛躍的に解明が進んできました。

ちなみに、遺伝子は、生体の特徴(遺伝情報)を指定するDNA領域であり、ヒトには約2万種類の遺伝子があります。

がんは“遺伝子の異常を原因とする疾患である”と、現代医学では教えています。

そして、がんは遺伝子異常が一つだけでは不十分です。複数の遺伝子異常が必要です。

このとき、特に、がん細胞の発生や異常増殖などの原因となる遺伝子を“がん関連遺伝子”といい、多くのがん関連遺伝子が見つかってきました。その機能から“がん遺伝子”と“がん抑制遺伝子”とに大きく分けられています。

がん遺伝子は、細胞増殖を促進する機能を担っていて、増殖因子や細胞周期の進行などに関わるタンパク質を生成します。過剰に活性化をきたす遺伝子異常を起こしたときに発がんにつながります。

一方、がん抑制遺伝子は、細胞増殖を抑制する機能を担っていて、細胞周期の停止や、DNA修復、アポトーシス誘導などに関わるタンパク質を生成します。不活化をきたす遺伝子異常を起こすと発がんにつながります。

このがん遺伝子とがん抑制遺伝子は、車のアクセルとブレーキに例えることができ、アクセルであるがん遺伝子とブレーキであるがん抑制遺伝子が正常に機能することで、車の速度(細胞増殖速度)が適正な範囲に調整されています。

ここで、がん関連遺伝子は、名前に「がん」がついているので、がん遺伝子やがん抑制遺伝子があれば、即がんになるというように考えがちですが、そうではありません。私たちの遺伝子には、もともとがん遺伝子とがん抑制遺伝子があり、それが正常に機能しているのです。

そして、私たちの食事や生活習慣の悪化によって細胞環境が悪化したことで、正常に働いていたがん関連遺伝子に異常をきたし、結果、それらの生み出す異常なタンパク質ががんを発生させるのです。

ですから、「がん遺伝子」は“悪者”でなく、怖くはないのです。

特に、がん抑制遺伝子の方は、普段から傷ついたDNAの修復などに役立っています。特に、有名ながん抑制遺伝子の「p53(TP53)」は、主に転写因子として、数百ある多くの標的遺伝子の転写を活性化することで発がん・がん進展を抑制する多種多様な機構に関わっています。DNA損傷などの緊急時に活性化して、細胞周期停止、DNA修復、アポトーシス、血管新生抑制など多数の機能を持っています。

細胞環境に優しい生活習慣を身に付けて行き、がん遺伝子が真面目に働ける環境整備こそ、真の健康と予防・治療になると思っています。

 

(参)がんがみえる

がんはタンパク質の異常で起きて来ます! 

タンパク質は筋肉だけでなく、髪や肌、ホルモン、酵素など、私たちの身体を作っている材料です。現代人は、カロリーは摂れているけど、栄養が摂れていないと言われ、ビタミンやミネラルの他、このタンパク質も不足しているとされています。

そのため、タンパク質の不足は命を維持するための機能すべてに関わっています。脳内物質で心を落ち着かせるセロトニンや喜びを感じさせるドーパミン、やる気を湧かせるアドレナリンなどもタンパク質なので、感情や気持ち、記憶、睡眠にも影響があるのです。

「慢性疲労」「冷え症」「むくみ」など、原因のわかりにくい不調も、実はタンパク質の不足の可能性があるのです。

ですから、しっかりとタンパク質を摂っていくことが大切です。

一方、日本人の死亡原因のトップであるがんや、認知症の原因になるアルツハイマー、筋肉の異常からさまざまな合併症を引き起こす筋ジストロフィーなどの病気は“タンパク質の異常”が原因で起こると言われています。

一般的に、がんは細胞分裂を促す遺伝子、もしくは分裂を抑制する遺伝子に傷がつき、分裂が暴走して発症するといわれています。その中で、遺伝子の命令で実際に働いているのはタンパク質であり、細胞分裂を促すタンパク質、もしくは抑制するタンパク質の異常ががんの直接の原因なのです。日常的に遺伝子は傷ついていますが、遺伝子の修復ができないなど、がん関連遺伝子の異常でタンパク質に異常が起き、がんが発症するのです。

ですから、タンパク質を摂り過ぎると異常なタンパク質は増えてしまいます。遺伝子が作るタンパク質の不良品が溜まり小胞体ストレスが引き起こされ、がんが発症します。

特に、タンパク質を摂る時に何から摂るかということが大切です。

牛肉や豚肉などの肉を多食することによって、大腸がん、乳がん、前立腺がんなどの欧米型のがんの発生率が上昇します。動物性タンパク質が問題なのは、ヒトの細胞で作るタンパク質と類似のアミノ酸配列を持ったものが含まれていることです。それらが細胞外に増えると、小胞体は細胞外のタンパク質量をそれ以上増やさないためにも輸送を制限します。それが小胞体ストレスです。さらに、肉類に含まれている成長促進物質やホルモン類などが、この状況に拍車をかけてしまうのです。

ですから、がんの治療では肉類や乳製品はひかえて、魚や大豆、野菜などからタンパク質を摂るようにしましょう。

 

(参)新しいタンパク質の教科書、がんがみえる

[がん/]2022.08.23

体内環境をアルカリ性に変えることで「劇的寛解」に導く和田式食事術

今回は、元京都大学医学部附属病院呼吸器外科医として2000例を超える肺がん手術を手掛ける中でたどり着いた、和田洋巳医師の“和田式食事術”をご紹介します。

先生ご自身も退官前にスキルス性胃がんが見つかり、手術はしたものの、その後はアルカリ化食の実践で寛解をされています。がんと診断されてから再発も転移もなく、すでに13年に及んでいます。

ちなみに、がん治療においては完治という言葉はないので、寛解という言葉を使っています。がんが一時的に縮小または消失して安定し、かといって治癒ではない状態を呼んでいます。

和田医師の指導の方針は「がんを作り出す生活習慣の中心となっているのは食生活で、これを徹底的に見直し、がんを作り出した“土壌”である体の改良から始めていく」というものです。具体的には以下の五つの方針を掲げています。

 

  • がんを作り出した土壌を改良するための準備として体の浄化を行う(腸内環境の改善)
  • 血管や臓器の慢性炎症レベルを下げる
  • アルカリ化食などによって体内環境をアルカリ性に保つ
  • がん細胞を攻撃する「獲得免疫」を高める
  • その上で、QOL(生活の質)を保つことができる範囲内のゆるやかな抗がん剤治療などを行う

 

そして、和田医師の治療戦略は、がんの特性を徹底的に検証し、これを逆手に取ったものになります。がん細胞が好まない、がんが住みにくい体と細胞環境に改善することが“和田式食事術”のポイントになります。

その大原則は「植物性の食材を中心に、精製・加工されていないものを丸ごと食べる」です。

具体的に、以下の8つのポイントがあります。

 

  • 炭水化物は玄米や全粒粉パンなどから控えめに摂る
  • 治療を目的とした場合、塩分摂取量は無塩に近い量が望ましい
  • タンパク質は大豆などの植物性のタンパク質や青魚などから摂取する
  • 野菜は1日400g、合わせて果物やキノコ類を多く摂取する
  • サラダにはオメガ3系(亜麻仁油など)、加熱料理にはオメガ9系の油(オリーブ油など)を使用する
  • 乳製品の摂取と甘いケーキの摂取はひかえる
  • 肉と油、2つの発がん性物質とトランス脂肪酸の摂取をひかえる
  • トリテルペノイドとパルテノライドを積極的に摂取する(省説明)

 

以上の食事により体内環境をアルカリ性にすることで、ステージⅣの患者さんも「劇的寛解」を得ています。

当サロンでも、上記のような食事指導等を丁寧に行ってサポートをしています。がん治療には、食事の改善は必須なのです。

 

(参)アルカリ化で「劇的寛解」に導くがんを鎮める食事術

[がん/]2022.08.21