スタッフ公式ブログ

ブログ

ファスティングが体にもたらすプレゼント

断食は昔から多くの聖人が行ってきました。

「月に1度断食をすれば、病気にならない」「病人に食べさせると、病気を養う事になる。一方、食事を与えなければ病気は早く治る」の名言で知られ、「医学の父」と呼ばれている古代ギリシャの医師ヒポクラテスは日常的に断食を実践していました。

現代の日本人は、これと真逆で、食べ過ぎによりさまざまな病気、奇病を作っています。

いつでも、どこでも食が手に入り、それによる病気を多く抱えることになった現代人は、ようやく断食(ファスティング)の価値に気づいて実践するようになりました。

断食は本来、食を断つという意味ですが、近年のファスティングはダイエットやデトックスなど従来の断食とは若干異なった意味で使われています。

主にダイエットを目的に行われていることが多いですが、体の中の毒素を出すデトックスなどの体質改善を目的に行われています。

飽食・偏食の現代では、体に良いものを取り入れ、良くないものを上手に排出することは私たちの健やかな生活には必要不可欠になっています。

今回は、ファスティングが体にもたらす効用、いわゆるプレゼントをお伝えします。

  • 「若返りホルモン」と言われる成長ホルモンの分泌を促し、魅力的に若返ります。
  • 代謝を整え、活性酸素を除去し、遺伝子修復に働く「長寿遺伝子」ことサーチュイン遺伝子が活性化して若返ります。
  • ファスティング2~3日後から内臓脂肪が燃焼し始め、人により腹筋が見えて来ます。
  • 脂肪細胞の中に潜む病原性微生物、有害な情報伝達物質などが排出されます。
  • 体細胞内の有害ミネラルが排出されます。
  • α波が出やすくなり、集中力が高まります。また、勝負に強い「勝負脳」を作ります。
  • 細胞内で傷ついた所を修復するHSP(ヒートショックプロテイン)が増加し、細胞を蘇らせたり、アポトーシスにより修復できない細胞を取り除いてきれいにします。
  • 細胞構成成分のリサイクル機能であるオートファジーを活性化し、体を強化します。
  • 腸内環境を良くして、免疫力を高めます。

 

今回、zoomを使ってのグループファスティングでは、3日から5日にチャレンジしました。

体重をしぼれたばかりか、皆が上記の恩恵を少なからず受け、素敵な心身を取り戻すことができました。

災害予防は多くが実践していますが、自身を襲う不慮の病に対しては対策が不十分に思います。自身のライフスタイル、食を見直し、ファスティングを楽しんでみましょう。

 

”老化促進物質リン”のステルス攻撃に気をつけましょう!

前回のブログで、私たちに必要なリンが、実は危険なもので、私たちの老化を促進していることをお伝えしました。

現代の私たちの食生活では、必要量の数倍ものリンが過剰に摂取されています。

それにより、血管の石灰化(動脈硬化)、心肥大、骨粗しょう症、慢性腎臓病、肺気腫、成長障害、性腺・胸腺・皮膚の萎縮、筋肉量の減少(サルコペニア)、認知症、慢性炎症、寿命の短縮等の多岐にわたる疾患に見舞われていきます。

過剰なリンは、体内で「細胞毒」や「病原体」のように悪さをするのです。

ですから、いかにリンの摂取に気を付けていくかがとても重要になるのです。

今回は、老けやすさに差をつけている“リンの摂取”について気を付けていくポイントをお伝えします。

リンは、肉、魚介類、穀物、野菜、乳製品等、ほとんどの食品に含まれています。こうした「食品から入るリン」に匹敵するくらいの量を食品添加物からも摂取しています。加工食品、カップラーメン、スナック類、ファーストフード、お惣菜など、さまざまな形で私たちの体に入って来ています。

リンは味もにおいもなく、また添加物として見えない場合も多いのです。酸味料や着色料、ph調整剤など、非常に多くの食品添加物に含まれていますが、その食品の成分表示ラベルに「リン」と表示されていないことが少なくありません。このようにリンは、「味がない」「においもない」「見えない」というステルス性のため、ほとんどの人が日々知らず知らずのうちに大量のリンを摂り過ぎてしまうわけなのです。

では、このようなステルス攻撃にどう対処していけばいいかと言いますと、それは「敵を知る」ということです。どんな特徴を持っていて、どういった食品に多いのかを知っておく必要があります。

リンには「有機リン」と「無機リン」の2種類があります。

「有機リン」は、肉類、魚介類、卵、乳製品、野菜、穀物などに広く含まれているリンです。食品中の有機リンの含有量は、タンパク質含有量に比例することが多く、このため、肉、魚、乳製品に多い傾向があります。体内への吸収率は食品によって違いますが、20~60%です。

有機リンには「吸収されやすいタイプ」と「吸収されにくいタイプ」があり、一般的に、肉や乳製品などの動物由来の有機リンは吸収されやすく、野菜や大豆などに含まれる植物由来の有機リンは吸収されにくい傾向があります。

特に、「吸収されないリン食品」が「大豆」です。大豆の有機リンは「フィチン酸」という形で含まれていて、人間の腸からは吸収されません。食品成分表通りの栄養指導では、リン吸収率のデータは不足しているので、盲点になります。豆腐、納豆、油揚げ、豆乳などは「食べても良いリン」になり、腎臓が悪く高リン血症でリン制限があっても差し支えありません。むしろ、これらを控えることでタンパク質不足による栄養不良で、さらに予後が悪くなることが最近の臨床研究で指摘されています。

「無機リン」は、食品添加物として使用されているリンです。ソーセージやハム、ベーコンなどの加工肉、干物や練り物、スナック菓子、インスタント食品、ファーストフードなど、ほとんどの加工食品に含まれています。体内への吸収率は90%以上で、ほとんど吸収されると思ったほうが良いです。日本の食は「添加物まみれ」で「リンまみれ」なのです。

添加物には、かんすい、酸味料、香料、乳化剤、ph調整剤、強化剤、結着剤などと「一括名表示」により、リンが含まれているのか見分けがつけなくされています。また、スーパーなどのお惣菜やお弁当など「店内で製造・加工した食品」にはその成分を表示しなくていいことにされているので、近づかない方が良いでしょう。

リンは老化促進物質です。これからは、この見えない敵にも気をつけて行きましょう。

 

(参)腎臓が寿命を決める

[ブログ/]2022.03.23

腎臓さんが寿命を決めている⁉

人体のさまざまな臓器が互いに連携を取り合って、体内環境のバランスを維持しています。

その中で、腎臓は特に、体内の老廃物をおしっことして出すことで、体内環境をきれいにしていることは知られていますが、さらに、どうやら寿命までも決定していることが分かってきました。

おさらいですが、腎臓は飲食によってさまざまなミネラル成分が入ってきますが、いつも通りに命をキープしていくために、体内の塩分、カリウム、リンなどの成分の量を常に一定範囲内に保っています。不必要な余分なものは尿とともに体外に排泄し、必要なものは体に戻して、常に過不足ないようにコントロールをしているのです。

この働きは、腎臓のネフロンというところで血液をろ過して、1日にドラム缶1本分、およそ180ℓの原尿を作り、そこから必要なものとそうでないものを仕分けておよそ1.8ℓの尿として排泄しているのです。

さて、動物にはだいたい決まった寿命があります。ネズミはおよそ3年、ウサギはおよそ10年、ヒツジはおよそ20年、ゾウはおよそ70年・・・。いったいこうした寿命は何によって決まっているのでしょうか。この疑問に対してよく取り上げられているのが「体の小さな動物の寿命は短く、体の大きな動物の寿命は長い」という説です。ところが、よく調べてみるとこの説に当てはまらない動物が多くいます。体の小さなハダカデバネズミはおよそ28年、コウモリはおよそ30年など。そして、私たち人間は体のサイズの割にとんでもなく長生きする動物の代表です。日本人の平均寿命は、女性が87.5歳、男性が81歳で、ゾウより長生きです。どうしてでしょうか。

実は、生体内の「リン(P)」が動物の寿命の長さに関係していることが分かったのです。

「血液中のリン濃度」の高い順番に、寿命の短い順番通りに動物が並んだのです。先程の動物でしたら、血液中のリン濃度が高い動物から低い動物へと並べると「ネズミ3年→ウサギ10年→ヒツジ20年→ハダカデバネズミ28年→コウモリ30年→ゾウ70年→ヒト・・・」という順です。

つまり、血液中のリンが少ない動物ほど寿命が長いということなのです。

医学研究では、老化が加速したマウスを調べたところ、「クロトー遺伝子」と名づけられた遺伝子が欠損していることが分りました。名前の由来は、ギリシャ神話に出てくる「生命の糸」を紡ぐ女神の名前からです。このクロトー遺伝子は、体内の余分なリンを腎臓から尿中に排泄するのに必要な遺伝子です。そして「血液中のリンこそ老化加速物質」ということが解明されて来ています。

リンは骨やエネルギー通貨であるATPにあり、人体に必須の物質ですが、摂り過ぎると腎臓の機能を低下させたり血管のトラブルや慢性炎症を引き起こしたりして、老化を加速させる大きな原因となっていくのです。一方、普段からリンの摂り過ぎを抑えていけば、腎臓を健やかにして、老化や病気を未然に防いでいくことが出来ます。

血液中のリン濃度が正常範囲内の人およそ4,000人を対象とした疫学調査研究では「血中リン濃度が高い人は、低い人に比べて7割も死亡率が高くなる」という結果が報告されています。

添加物には多くのリンが含まれています。インスタント食品、ファーストフードなどのお手軽な食品ほどリンが多く含まれています。これらの食品をメインにすると、さまざまなトラブルを生じて健康を害していきます。ぜひ、自分の体を大切にして、今食べているものが体内環境を汚すものかどうかを考えて食材を選んでいきましょう。

また、3月末からグループファスティングを行います。ご興味があればご連絡下さいね。

 

(参)腎臓が寿命を決める

[ブログ/健康法]2022.03.20

自分の気持ちを書き記す習慣のメリットと信じる力

日記を書かれている方がいますが、その中にその日に感じた気持ちを書き記している方は、特に好ましい効果を得られることが分かっています。

アメリカのウェイン州立大学の心理学の実験があります。K・M・プロベンザーノ博士らは、大学生74名を二つのグループに分け、グループAには、その日の出来事だけを記録させ、グループBには、その日感じた気持ちを日記に書かせました。

その結果、グループAの学生に成績の向上は見られませんでしたが、グループBの学生の成績は明らかに向上したのです。

特に、プロアスリートのために開発されたチェック項目の中で、人気のあるシートをご紹介します。それは、たった4つの質問に対して、素直な気持ちのままをありのままに記入する「自分との対話ノート」です。

以下がその質問内容です。

  • 今一番欲しいものは?
  • 今一番したいことは?
  • 今一番なくしたい悪習慣は?
  • 今日のハイライトシーンは?

この簡潔な質問で自身の心と向き合い、自分の努力を評価していくのです。

特に、一番目のの一番欲しいもの、夢を常に意識して、ワクワクする気持ち、明るい気持ちを保ち続けることがとても大切なのです。

チャレンジすると、必ず、苦難は来ます。行動を新たに起こすと、必ず問題が起きて来ます。苦難・問題は、2種類あります。それは自分で解決できるものと、そうでないものです。自分で解決できるものは、ただ実行すれば良いです。すぐに改めるほど、すぐ良くなります。

一方、災害だったり、戦争だったり、自身ではどうにでもならない苦難は、素直に受け入れるしかありません。でも、受け止め方は自分で決められます。「何でこうなんだ。」と悩むことも出来るし、心だけは明るく保ち、足元を固めようと努めることも出来ます。

明るい気持ちは、運を良く保ち、苦難を切り開く鍵になります。

そして、その苦難を避けたり、逃げたりすると、以前出来なかったことまでが出来なくなります。

とにかく、苦しいからと苦しい表情で、下を向くよりは、笑顔を保ち、上を向いてチャレンジしてみましょう。何もやらないと退化です。何の成果もありません。しかし、やって見ないと分かりませんが、必ず、何らかの成果はあります。その時には、神様だったら、あるいは、親だったらどう思ってくれるかというような、利他の基準で行動すると、少なくとも悪い結果にはならないでしょう。

戻りますが、上記のシートによって、常に自身の心と向き合い、自身で決定した行動によって、課題解決や人生の向上に役立つのです。

先日、“精神力”ではなく、同じ“せいしんりょく”という読みで“成信力”と書く言葉を教えて頂きました。「信ずれば、そうなる。」の信じる力です。「そう思えば、そう成る。」とも言います。子どもの頃は、とにかく根拠なく信じて行動出来るのに、なぜ、大人になると出来ないのでしょう。いろいろと余計な考えで、自分自身を抑制してしまうからです。しかし、折角の人生、チャレンジしないで、後で後悔しても仕様がないです。

世のため、人のためになることでしたら、自分を信じてぜひ、チャレンジして行きましょう。

 

(参)大谷翔平から学ぶ成功メソッド

[ブログ]2022.03.16

今日は最良の一日、今は無二の好機(日々好日)

これは、倫理法人会の「万人幸福の栞」の17カ条の第1カ条の教えです。

「光陰矢の如し」という言葉があります。今という瞬間は、あっという間に過ぎ、取り戻せません。『今日はまたとめぐって来ない。昨日は過ぎ去った今日であり、明日は近づく今日である。今日の外に人生はない。人の一生は、今日の連続(つづき)である。』

今日、今という一瞬を失うとさまざまなものを失います。「時は金なり」と言いますが、お金だけではありません。お金は取り戻せますが、チャンスはもう戻らないかもしれません。人との縁も一瞬です。

そして、その一瞬の連続である一日をどのように過ごすのかということに成功の秘訣や健康の秘法があるのです。

ぐずぐず、だらだらしている人は、皆「今」をとりにがす人です。

「気づいた時、気軽に、喜んでさっと処理する。」「気づくと同時に行う。」目的を常に意識して持っていると、その一瞬に気づきます。

私も30年間、「医療を通して縁ある人を幸せにしたい」とコツコツ努力し続け、思い続けていたので、ナチュラルアートクリニックの御川先生からプラズマ療法のことを知った時に、すぐそのすばらしさを理解でき、行動に移すことができたのです。

この「気づいた時」がポイントです。栞では『気づいた時―それはその事を処理する最好のチャンスである。それをのばせば、次第に条件が悪くなる。事情の最も高潮に達した時、その波動(うごき)が、人の脳に伝わって気がつくようになっている。これは、「気づくとすぐする」という、ほんの日常の、しかし絶対な生活倫理(くらしみち)の実践によって証明せられる。』続く『第1感を働かせよ。これは叡智である。あとで考えたのは堕落(つまらぬ)人間のばか智慧、気がついたら、毛髪1本のすき間もなく、ぐいとつかむ。ここに幸福の天地がまっている。』

なかなかの名言です。つい心配したり、怠け心で後回しにし、チャンスを逃すことがとても多いでしょう。そこで、気づいたらすぐするという「即行」を身につけてチャンスを逃さない訓練があります。

それは、「朝起き」です。「早起き」ではありません。まずは目が覚めたらサッと起きる「朝起き」です。どんなに気づきの感度が鈍い人でも、一日に一度は「目覚め」の瞬間があります。そして、その目覚めは気づきの一種にほかなりません。その目覚めという気づきの一瞬に、どんな起き方をするかは、本人の意志が決めることです。人間の本性は怠惰ですが、ぐずぐずと布団の中に留まらずに、サッと起き上がってみましょう。朝起きは自ずと早起きになります。早起きは三文の得といいますが、それにより一日が充実していきます。目覚めの時の「即行」が身につくように心がければ、日常のさまざまな場面での気づきの感度が高まっていきます。ピンと来て、難を逃れたり、チャンスをつかめる頻度が高まるでしょう。

ただし、即行が単なる思い付きの行動にならないように、平素の行いも正していきましょう。お勧めは、各地域にある地元の倫理法人会で学ぶことです。一度顔を出すだけでも良いです。とにかく、希望や志を抱いて、気づきの感度を高めていけば、通り過ぎようとする縁をつかんでチャンスをものにしていけるでしょう。瞬間、瞬間、至る所に縁や気づきはあります。一日一日を大切に過ごしていきましょう。今まで不遇だとしても、この瞬間からでも変われます。命の確かな瞬間に「あいにく」はありません。今はまたとない瞬間。今日は最良の一日です。今を無二の好機にしてみましょう。

 

(参)万人幸福の栞、人生の合言葉

[ブログ]2022.03.02

人間の生命力はどんだけ~

人間の生命力には驚かされることがあります。

先日、富士高原の倫理研究所で行われた経営者倫理セミナーに参加してきました。その中で、雪が周りに残り、氷の張る道を素足で散策したのですが、初めて20分以上歩きました。

今まで、京都の杏林予防医学研究所の研修会では早朝のアーシングがあり、また、山田豊文先生直々の80日間アーシングの課題もして来ました。確かに、冬場早朝の鴨川の土手を素足で歩くのは辛いものでした。但し、辛ければすぐにシューズを履くことが出来ました。

ところが、今回は長時間で、途中、雪上や氷上の素足はとても厳しいものでした。

しかし、考えてみると、山に住む鹿やサル、野鳥などの動物たちはシューズも防寒具も羽織っていませんが、その環境でも平気です。白くまは、氷や雪の中で暮らしています。

そして、イタリアの登山家ラインハルト・メスナーの例もあります。そのエピソードをご紹介します。

彼は、ヒマラヤ山脈の8000メートル峰14座全てに、酸素ボンベなしで完全登頂するという偉業を成し遂げた史上初の人物です。一般的にはとても生きて戻ってこられないような極めて過酷な状況です。その偉業の裏で彼が行っていたのが、以下のような修行です。

標高1000メートルの凍結した山の斜面を裸足で駆け上がる

朝に冷水のシャワーを浴びる

腹式呼吸(瞑想)を毎日行う

週に1回は断食を行い、肉類は食べない

このような修行僧のような修練が、自然環境への順応性を高め、偉業を成し遂げるような能力開発につながっていくのです。

空海や多くの僧侶が、自然の中での修行を通じて、悟りを開いて行っています。

超能力を目指すのではありませんが、ぬくぬく過ごす怠惰な生活を改め、自然の環境に即した生活により、人の生命力は高まるのです。

人間の設計図である遺伝子は、適度なストレスによりスイッチをオン・オフして、より心身を強靭にしてくれます。この遺伝子には、不思議なことに、酸素が無い場合には、窒素呼吸が可能な遺伝子もあるとのことです。共生している表在菌の助けにもよりますが、不食の人たちや、驚くような自然治癒力を発揮した人たちを見ると、本当に遺伝子の潜在能力に驚かされます。そして、その遺伝子が環境に応じて自由に発揮できるよう、適度なストレス環境に身をおいて行きましょう。きっと、ミトコンドリアも元気に増加して行きます。

早起き、ウォーキング、運動など、体が喜ぶストレスを上手く取り入れて行きましょうね。

 

(参)死ぬまで元気に生きるための七つの習慣

[ブログ/健康法]2022.02.27

愛のホルモン”オキシトシン”の分泌を促すプチ瞑想を取り入れよう!

私たちの脳内ホルモンの一種に“オキシトシン”というホルモンがあります。このホルモンは、間脳の視床下部から分泌され、心を幸せに満たしてくれる働きがあり、「幸せホルモン」とか「愛のホルモン」とか呼ばれています。

オキシトシンは、体の健康にも効果を発揮して、ストレスの負担を軽減したり、高血圧や認知症の予防や体の痛みを抑えたりします。

このオキシトシンの分泌を促すポイントは、心地良いと感じる刺激を与えることと、人と交流することです。具体的には、美しい風景を心地よい音楽を視聴したり、美味しいものを食べたり、人とのスキンシップを楽しんだりすることです。

そして、一人でも気軽にできる五分間ほどのプチ瞑想もオキシトシンの分泌を促します。

この瞑想は、他人の幸せを祈り続ける「利他と感謝(慈悲)の瞑想」です。元々チベット仏教の瞑想法ですが、近年欧米の心理学者がLKM(Loving Kindness Meditation)という瞑想法を確立して、慢性の痛みや不安・怒りの軽減に役立てています。

ダライ・ラマ法王は、「他人を幸せにしたければ、他人を思いやりなさい。自分が幸せになりたければ、他人を思いやりなさい」と説いていますが、他人を思いやること(利他)でオキシトシンの分泌が増え、かえって自分が幸せになれるからです。

瞑想の方法は、以下になります。

 

姿勢は、仰向けに寝たり、椅子に座っても座禅を組んでも良く、目を閉じて息を吐く時間を長めにとって、ゆっくりと腹式呼吸を行います。

・その時に、自分の大事な人(子供やパートナー、両親など)を思い浮かべ「その人が幸せになりますように」と、毎日五分間、1~2週間祈り続けます。

・次の段階では、もう少し離れた人(友人や昔の同級生など)を思い浮かべて、その人が幸せになりますようにと、五分間、同じく1~2週間祈り続けます。

・次に、日常で出逢う知らない人(お店ですれ違った人、いつも使う駅の駅員さんなど)を思い浮かべて、その人が幸せになりますようにと、五分間、同じく1~2週間祈り続けます。

・最後は、自分の嫌いな人や苦手な人を思い浮かべて、その人が幸せになりますようにと、五分間、同じく1~2週間祈り続けます。

ここまでが一連の流れです。

 

以上のようにしっかり祈るだけでも効果がありますが、利他の心で何かを行うことは、オキシトシンの分泌を高める上でやはり有効です。

公園や道端のごみ拾いやトイレ掃除、ボランティア活動です。このような活動をすると、人は元気になり、長生きしやすいと報告されています。

現在、コロナ禍で、リモートワークやソーシャルディスタンスなどの新生活様式により、人との距離が遠くなり、不安が増大しています。しかし、オキシトシンの分泌が増えれば、不安や恐れが軽減し、心が落ち着き、安心できるようになります。

さらには、他人の幸せと自分の幸せが矛盾しないことに気づけるようになり、朗らかに安らかに笑顔で毎日を過ごせるようになるでしょう。

ぜひ、オキシトシンを活かして幸せな日々を過ごしていきましょう。

 

(参)人のために祈ると超健康になる、月刊致知(R4.2月号)

[ブログ/瞑想]2022.02.06

胃に住み着く”ピロリ菌”は本当に悪者かしら?

かつて、強酸の海である胃壁にピロリ菌が確認されたとき、ピロリ菌の除菌で胃がんは予防できるようになったと考えられ、抗生物質を使った除菌が勧められるようになりました。

除菌は、普段使いの抗生物質の量より多量で、副作用の頻度や症状が重いので、ピロリ菌除菌が保険適応になった2000年の当初から、私は疑問を持っていました。

現在では、適応も少し広がり、リスクよりもメリットがあるとして気軽に除菌する風潮になっています。

しかし、ここに来て胃がんは減って来てはいるのですが、ピロリ菌を除菌すると他の病気が増えることが分かってきました。

細菌学者のマイケル・J・ブレイザー氏は、ピロリ菌陽性者は、陰性者に比べて胃がんによる死亡者は多いものの、脳卒中や心臓系疾患、さらには他のがん、肺がんや食道がん、すい臓がんなどの死亡率が低いことを発見しました。

しかも、最近の研究では、ピロリ菌陽性者は胃がんになる可能性が高いが、除菌しても胃がんになる人が次第に増加してきたことが分かってきました。

これは、メリットがなく食道炎や下痢、口内炎、肝機能障害、アレルギー反応などの副作用のみで、治療とは言えなくなってしまいました。

除菌により、初期の胃がんが発見しにくくなり、「ステルス化」してしまったり、胃酸の分泌が増加することになり、それにより咽喉頭がん、食道腺がん、噴門部がんが発生しやすくなるのです。しかも、これらのがんは治りにくく、胃がんよりも厄介です。

ようやく専門家も、ピロリ菌の除菌は必要ないと正直に言うようになりました。どうやらピロリ菌の除菌は間違いだったということなのです。

そして、2018年頃から、世界の研究者らはピロリ菌だけではなく、乳酸菌によって胃がんの発症と進行が促進されると言い始めました。

専門医は述べています。

「強力な胃酸抑制剤を服用している場合も、胃がんの発生が増えます。これは、胃のPHが上昇し、本来健常な胃に存在しない乳酸菌が胃内で容易に増殖できる環境になるからです。」

乳酸菌の解糖によって生じる乳糖は、がん細胞成長促進作用に働くため、乳酸菌によって胃がんが発症するのです。

いずれにせよ、体内環境の悪化によりがんが発生するのであって、そこにたまたまいるピロリ菌は、その環境のバランスをとるために存在しているのです。その人なりのバランスをとるために、ピロリ菌は守っていてくれたということです。

しかも、ピロリ菌だけが胃酸の海にいるとは思えません。体の表在菌もそうですが、必ず多くの種類の菌たちがバランスをとって存在しているはずです。

そして、一部を敵視し、不自然な抗生物質を多量に服用すれば、バランスをさらに崩して、体内環境が悪化することは目に見えています。

「害のないことをせよ。」と古の医聖ヒポクラテスはおっしゃっていました。この教訓をしっかりと自覚して、人間が自然物であり、バランスによって生かされていることをもっと考えるべきでしょう。

店内や事務所に入るときに、手指にアルコールを振りかけることを習慣にする人が出て来ていますが、これも不自然です。手にも多くの味方の菌が、私たちを守ってくれています。何か儀式をしているならともかく、消毒のつもりなら、頭、顔から足まで振りかけないと意味がないでしょうが、表在菌がかわいそうです。

治験中の異物を直接体内に入れたがる方もいるようですが、自分を大切にして行きましょう。自分がどのような行動をとっているのか、自然な行為か、不自然な行為かをしっかり自覚して判断して行きましょうね。

本質にアプローチする純粋倫理の実践で健康になります

自然療法、東洋医学等の世界では、身体の一部の状態から精神状態も含む全身の様子を察知して、実際の診断や治療に応用しています。

例えば、手指の関節部の黒っぽい色は、体内の酸化・糖化が現れていて、アトピーや自己免疫疾患、がんの方に多く見られます。また、口周りの赤い湿疹などは、ジャンクフードや精製された糖質過多などによる胃腸の炎症症状としてとらえることが出来ます。

そして、手相や人相も、東洋医学のベースである自然思考・東洋哲学などから生まれていて、「その人に会えば、初対面の人でも、その人物の大体は見当がつく」とされています。

このように、身体の状態は、必ず関連する場所にシグナルを出しているのです。

ですから、肉体に病気が起こった場合、これは、肉体だけが悪くなったと片付けて良いのでしょうか。

そして、これまでは、多くは肉体の故障と考えられて、そうした治療法が加えられていましたが、実は体が細菌に侵されたり、悪くなったりするその奥の奥に原因があるのです。

それは、心に不自然なひがみ、ゆがみが出来たことなのです。

その時病気の原因になっている心の間違いは、実は、その人の家庭の不和、事業の不振などから来るのです。そのような生活環境とぴったりと一致しているのです。本当は、家庭や仕事などの生活の不自然さ・暗影が、自分の肉体に赤信号として表れているのです。その表れ方が、また実に見事に、その心の不自然さを映しているのです。

現在、かぜの一種のコロナが流行していますが、おかされる人もあれば、全く平気な人もいます。どこに違いがあるのでしょうか。

そのように病気の原因をとことん究明していくと、どうしても本人の生活習慣や、さらにその奥に隠れている心の持ち方にまで行きつくはずです。しかし、生活習慣であればまだしも、心の持ち方になると、どう計量化してよいかわからないので、通常の医学ではそこまで探求しません。しかし、自然療法や純粋倫理はそこを問うていくのです。

心と身体は相関関係にあり、病気は心のひずみ・ゆがみの映った赤信号だと実践倫理運動を創始した丸山敏秋先生は訴えました。従って、病気の真の原因である心の不自然さを修正して自然な状態に戻せば、病気は自ずから治っていくのです。

逆に、日ごろ生じる心のつかえやストレスを空にして、明朗な心持ちで過ごせば、病気とは無縁の幸せな生活を送ることができると、実践倫理では教えてくれています。

万人が必ず幸福になれる絶対倫理で、宗教でも、主義でも、学説でもなく、実行によって直ちに正しさが証明できる生活の法則(すじみち)を伝える「万人幸福の栞」では次のように伝えています。

「病気の根本である心の暗影(生活の無理なところ)を切り取ってしまって、朗らかなゆたかなうるおいのある心になれば、肉体は、自然に、すぐに、直ってしまうものである。それで、病気は実は、困ったもの、人生の苦しみなどではなくて、有難い自然の注意、天の与えた赤信号であるから、喜んでうけて、間違いを直すべきである。でないと、折角なった病気を、ただそれだけとして直しては惜しい、勿体ない。今や病気をこわがる、恐れる時代は過ぎた。よろこんで、これを利用する時代がきた。

30年ほど前に、施術にこられた原因不明の足首の痛みの方に「親とけんかしましたか?」と問うたことを思い出しました。「どうしてわかったの」と答える彼女に、「謝って、仲良くしましょうね」と言っていました。

現在、私は個人のみならず、地域、環境まで良くし、また、真の健康指導にも役立つ倫理法人会で学び始めています。この学びは、本当に奥が深く、とても良い生活習慣になります。目先の健康のみならず、真の生き方を学べる実践道場だと思っています。ご興味があれば、ぜひ、「倫理法人会」の門を叩いてみて下さい。必ずや、幸福度の次元を挙げてくれるでしょう。

 

(参)万人幸福の栞、万人幸福の栞を読む

[ブログ/健康法]2022.01.25

本庶佑教授のノーベル賞をかけた発言

昨日、ノーベル医学生理学賞受賞者本庶佑教授がノーベル賞の取り消しをかけた発言を行いました。

それは「コロナは自然界のものではない」というもので、今更ですが、メディアを騒がせています。

この発言自体は、既に2年前のコロナ禍が始まった時に、多くの著名な科学者やノーベル医学生理学賞受賞者の大村智先生達が「新型コ〇ナウイルスはゲノム操作で人工的に造られたウイルスの可能性がある」などとおっしゃっていました。ただ、世界的な企てなので、マスコミは無視していただけでした。

今回の発言の内容を以下に記します。

 

・・・それが自然なことであれば、世界中にこのような影響を与えることはないでしょう。国によって種類によって、気温が違うからです。

もし自然現象なら、中国のような同じ気温の国しか影響を受けないはずです。その代わり、スイスのような国では、砂漠地帯と同じように広がっていくのです。自然界であれば、寒いところでは広がり、暑いところでは枯れてしまうはずです。

私は40年間、動物やウイルスの研究をしてきました。それは自然なことではありません。意図的に作られており、ウイルスは完全に人工的なものです。私は中国の武漢の研究所で4年間働きました。その研究所のスタッフはみんなよく知っている。コロナの事故の後、全部に電話したんだ。しかし、その電話機は何カ月も故障したままだし、研究所の技術者も全員死んでしまったことが分かっている。

私のこれまでの知識と調査から、「Corona19」は天然ではないと100%断言できる。コウモリからではありません。中国が作ったんです。もし私が今日言ったことが今、あるいは私の死後も嘘だとわかったら、政府は私のノーベル賞を取り消すことができるのです。・・・この事実はいつかすべての人に明らかにされるでしょう。

 

コロナ禍は世界的な企てです。明らかです。昨年には日本の医師ら450名がワク〇ン中止を要求していました。世界中で、100万人規模の反対デモもありました。また、多くの国でPCR検査中止の判決も下っています。コロナ禍のシナリオも曝露されています。

ワク〇ンには多くの有害物質・未知物質が混入されています。明らかにされているだけで、マイクロチップ、ナノボット(極小ロボット)、ハイドロゲル、磁性タンパク質、ナガレース酵素(ビタミンD合成阻害、マクロファージの免疫力阻害)、ブルートゥース反応(ワク〇ンを接種した人のロット番号が表示されるもの)、ナノ酸化グラフェン(超有毒物質)などです。

ちなみに、今の尾身ク〇ン株は普通の風邪の多くをコ〇ナに持って行って、次なる管理社会に持って行こうとするものです。

とにかく、きちんと自身で調べて、流されないようにして行きましょう。そして、プラズマ療法は接種してしまって具合が悪くなった人にはプラスに働くと信じています。ぜひ、健康管理にお越しください。

 

(参)ザ・フナイ