スタッフ公式ブログ

2023年06月

先日、都内で「堤未果のショック・ドクトリン」出版記念講演会に行ってきました。

堤未果氏は9.11の体験から、裏でうごめく世界の仕組みを画策する動きに気づき、国際ジャーナリストとして各種メディアで幅広く発信をされています。

私は、9.11を見た瞬間に「パールバーバーだな」と気づき、その後もいろいろありますが、さらに今回のコロナ騒動も分かっていたので、堤未果氏の活躍を大いに応援している一人として参加して来ました。

今回は、やりたい放題にさまざま仕掛ける勢力にコントロールされている現政府から、いかに身を守るのかという具体例をお聞きしたいと思っていました。

その前に、仕掛ける方法である本題名の“ショックドクトリン”についてお伝えします。

これは2007年、ナオミ・クラインが紹介した造語で、テロや戦争、自然災害、パンデミック、金融危機、食糧不足、気候変動など、強いショックで国民がパニックで思考停止している隙に、通常なら炎上するような新自由主義政策(規制緩和、民営化、社会保障切り捨ての三本柱)を猛スピードでねじ込んで、国や国民の大事な資産を合法的に略奪し、国際金融資本家が大儲けするという手法です。いわば“火事場泥棒”です。

コロナ騒動では、世界中で恐怖を煽り、人々を分断し、効かないワ〇〇〇で儲けよう、人口〇減しようというカラクリです。

現在ではロシアを引きずり出して始まったウクライナ戦争においては、イラクの二の舞で、国際資本企業がウクライナの豊かな土地を奪い始めて草刈り場とし、さらに復興事業を手ぐすねを引いて待っています。

そして、国際金融資本家が次から次へと繰り出す強欲な手に気づいて行くには、違和感のアンテナを磨くことです。そのチェック内容は主に次になります。

メディアが横並びで一斉報道/コメンテーターの論調がみな一緒/ワイドショーやSNSが騒いでいる間に、国会で新しい法案または法改正が可決していた/前から反対や批判があった計画が一気に強行された/ショック期間に急に決まった新しい法律、政治事業で巨額の利益を得た人・企業がいた/反対意見や疑問が出ると「陰謀論」「差別主義」など、内容でなく「人」にレッテルが貼られる/反対意見や疑問を投げかける動画がYouTubeやSNSから削除されていた/恐怖や不安が先に煽られ「国民のため」という名目で言論統制・監視体制が導入された/「外国では」「国際社会では」と一方向に誘導する報道が増えた/ファクトチェックしているのが利害関係者/大多数が信じていたり、正しそうに見えても、なぜかモヤモヤする(重要です!)

さて、「今だけカネだけ自分だけ」の強欲資本主義者の仕掛けが益々大規模に、多面的に、そしてスピーディーになっています。

そこで今回の堤未果氏が提案している“ショックドクトリン対策”です。

まずは、筋トレのように、先程の違和感という直感を磨き続けることです。溢れる情報に翻弄されないように、時に情報オフの時間を取り、五感を再起動することです。そして、ショックドクトリンでは、誘導したい一つの選択肢を早く選んで欲しいので、あえて減速して、他の選択肢がないかゆっくりと考えることです。堤未果氏は京都人の視点でと言っていましたが、つまり、長い時間軸で物事を考えてみることです。そして、時間稼ぎをすることです。

ゼロかイチかという二者択一で考えないことです。分断すればするほどショックドクトリンはしかけやすいのです。大切なのは、正しさよりやさしさで選びましょう孤立しないよう人と食事したり、会話したりして、よく考えてみて、モヤモヤするなら一抜けしてみる

このような対策が有効であると話されていました。

私も東洋医学と同時に“人間は自然物である”という東洋哲学、自然思想を学ぶ中、益々違和感が続いて、気づけるようになって来ました。

ゆっくり呼吸をして、ゆっくり食事をとり、せかせか働かないで、皆と仲良く過ごし、自然を愛で楽しみ、心豊かに過ごして行きたいですね。

[ブログ]2023.06.28

各種細胞から分泌されている”マイクロRNA”は細胞間の伝令です!

体の各細胞同士のコミュニケーションツールにはさまざまな物質があり、細胞間を飛び交っています。それらには、エクソソーム(Exosome;膜小胞(エキソソームとも呼ぶ))やインターロイキン、Wnt(ウイント)などのタンパク質があり、その中で特にがんとの関連で注目されている“マイクロRNA”についてお伝えします。

このマイクロRNAは、細胞から分泌されるエクソソームに含まれています。エクソソームは、がん細胞から分泌される情報伝達物質で、その中にはマイクロRNA以外に核酸、各種酵素、ヒートショックプロテインなどの各種タンパク質などを内臓しています。

がんは遺伝子変異が蓄積されて無秩序に増殖を起こしたものではなく、計画的に増殖、浸潤、転移を起こし、生き残り戦略を展開しているのが研究で解明されていて、その戦略物質の一つにマイクロRNAがあります。

マイクロRNAは、一般に20~25mer(マー;1merは1塩基対)の長さを持つ一本鎖のRNA(リボ核酸)であり、その種類は2000以上が確認されています。マイクロRNAの指標はmRNA(メッセンジャーRNA)であり、その遺伝子発現を調節しています。つまり、遺伝子の本体であるDNAに書かれているタンパク質の情報がmRNAに転写され、それが核から細胞質に出て行って、そのmRNAにマイクロRNAが結合することによって、タンパク質への転写が抑制されるようになっています。

また、マイクロRNAの設計図がコードされているのは、DNAの中で一般のタンパク質の設計図がコードされていない部分であり、以前は“ジャンクDNA”と呼ばれていた領域で、生命の奥深さを本当に感じます。

そして、マイクロRNAは遺伝子の転写後の発現調節に関与していて、DNAのメチル化やヒストンのメチル化やアセチル化による転写前の発現調節も含めて、エピジェネティックにタンパク質の発現を調節しています。このような多重の調節機能も生命の営みの深遠さと言えるでしょう。

さて、このマイクロRNAはこれまでの研究により、特定のがん細胞により発現量が増加しているものと、減少しているものがあることが分かっています。そして、ただ一つのマイクロRNAが標的にしているmRNAの種類はかなり多く、例えばmiR520dでは、なんと8000種類以上と推定されています。ヒトの遺伝子の総数が21,787個しかないことを考え合わせると、一つのmRNAを複数のマイクロRNAで制御し合って調節している様は、つくづく生命現象の複雑さと奥深さに驚嘆せざるを得ません。

そして、このmiR520dはマウスでの導入実験で、がん細胞を正常幹細胞に変換するということをしています。

このことは、がん幹細胞の遺伝子は正常であり、計画的にがん細胞を生み出していたことを示唆しています。さらに、がん細胞は環境改善により正常になることをも示唆するものです。

がんは細胞環境の悪化によるものであり、その改善によりがんは正常にもどるのです。

がんになるとショックで辛い事ですが、心と生活のアンバランスや生活習慣、人間関係など、いろいろな意味でずれているということを知らせてくれているメッセージなのです。

アメリカのがん抑制効果のある食品「デザイナーフーズ」をしっかり摂って行きましょう!

デザイナーフーズ計画は、1990年代に米国国立がん研究所(NCI)で「果物、野菜などに含まれるがん予防に有効な天然の化学物質で強化された食品を作る」ことを目的として2000万ドルの予算規模で発足されたプロジェクトです。実はこの前、1970年代後半に、上院議員だったマクガバン氏が連邦政府及び議会に提出した一連のレポートを総称したもので、その中で「食習慣を変えない限り、肥満人口が増え、多くの国民ががんになる。その結果、国民医療費の増大により国家は破産する」と警告されていました。

その中に、果物や野菜を積極的に食べることが必要であると報告されていて、それを受けての計画になるのです。

計画では、過去10年間の疫学調査の中でがんの予防効果を示唆する研究報告がある約40種類の食品を集約したもので、より有効だと認められるものから順に上からピラミッド型に配置しました。

この上位の野菜は、ニンニク、キャベツ、大豆、ショウガ、セロリ、人参などで一般になじみの深い食品がほとんどです。

これらの食品には、がんを抑える驚くべき働きが次から次へと報告されました。

例としてニンニクを上げれば、この中に生じる抗がん成分は複数存在しています。特にジアリルトリスルフィド(DATS)は、すりつぶしたり短時間加熱処理により生じる成分で、次のような報告があります。

動物レベルで、移植した低分化型前立腺がんを濃度依存的に増殖を抑制した。皮膚がん細胞の細胞周期を停止させ、アポトーシスを誘導する。肝臓の代謝酵素の活性を調整して、発がんの抑制をサポートする、などです。

その他、キャベツ、大豆、ショウガ、セロリ、人参なども複数の作用機序によりがんの抑制が報告されています。

これだけ熱心に野菜のがん抑制効果の研究がなされるのは、がんの発病や死亡率の増加に歯止めをかけたいと真剣に考えていたからです。

同時に、1988年、数千ページにも及ぶ「がんの病因学」という報告書で「抗がん剤は増がん剤である」と発表されていました。また、1990年には「自然療法の方が通常の抗がん剤、放射線治療、手術よりも治癒効果が高い」と報告され、さらに「患者には代替療法を含めて効果的な医療を受ける権利があり、医師は効果的な治療法を提示する義務がある」(アクセル法)とされました。

これらにより、アメリカでは野菜の摂取量は増加して、がんの死亡率は低下し続けたのです。

一方、日本では真逆で、野菜の摂取量も低下していて、先進諸国の中では日本だけががんの死亡率が増加しているのです。

まず野菜をしっかり摂り、生活習慣の改善指導を優先にしましょう。

[がん/]2023.06.21

水道水の汚染から身を守り、健康に良い水を摂って行きましょう!

最近、東京都多摩地区の国分寺、立川両市の住民の血中のPFAS濃度が高く、米国で健康被害の恐れがあると定める指標を超えていたことが問題になっています。

このPFASとは、発がん性が疑われる有機フッ素化合物の総称でペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物と呼んでいるものです。代表的なものとしては、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)があり、撥水剤、消火剤、コーティング剤等に用いられており、環境中で分解されにくく、蓄積性が高い物質です。

今回の汚染源は、地下水も上流に位置している米軍横田基地が影響しているとされていますが、この地域の地下水は東日本大震災後に放射性物質による汚染も言われていました。

ちなみに、よく浄水器に使われている活性炭が有効とされていますが、PFASの浄化はせいぜい2割ほどとされています。

ですから、プロトン技術で大本から影響を取り除くのが安価で万全な方法になります。単にPFASの影響だけでなく、放射性物質や農薬その他の汚染による影響からの根本解決です。しかも、土壌の微生物が善玉化して地域がイヤシロチ化します。

また、家庭単位ではプロトン水生成器イリスを取り付ければ、同様の悪影響を防ぐばかりか、今まで蓄積されて悪影響を続けている状況を終わらせることが出来ます。なぜなら、体内で代謝等の過程で発生する悪玉活性酸素を、その都度安全な水に替えて排泄してくれるからです。当然、食事からの添加物や悪い油などの悪影響からも守り、さらなる健康増進につながります。

プロトン水生成器は前回お伝えしたように、他の浄水器と違って単なる浄水器ではなく、解離水を作るエネルギー水生成器の医療機器です。物質レベルを超えたエネルギーレベルで健康増進と環境浄化を果たしてくれます。

人間に一番大切な水を優れた形で摂り続けることは、健康への一番の近道です。

もともと、プロトン技術は健康増進と環境浄化で世界的に貢献して来ました。ですから、イリス1台で自身や家族の健康のみならず、地域の環境浄化にも貢献できるのです。

ぜひ、この機会にプロトン技術が拡がって欲しいと願います。

[ブログ/健康法]2023.06.17

がんの砦”がんニッチ”の防御力を知りましょう!

がんは決して遺伝子変異が積み重なって出来ているわけではありません。

むしろがんは、生活習慣の乱れ、悪い食習慣、ストレスをかかえた状態などの自身の生活の乱れによる体内環境の悪化、細胞環境の悪化によって、自らがん化を選んで浄化しようとする姿です。幹細胞はがん幹細胞となり、がん幹細胞は自らの複製とがん細胞を多く生み出し始めます。女王バチが働きバチをたくさん産んで集団を大きくして行くようなものです。悪化した環境を浄化するために、自ら様々に遺伝子変異を模索して行くようになります。

その中で、がん幹細胞は様々な生存戦略を作り出します。具体的には、悪化した環境を改善するために解毒機構をパワーアップするために、解毒酵素を増産したり、毒物を細胞外に排出するための細胞膜のポンプを増加するなどします。また、オートファジーを強化して必要な材料を速やかに提供する体制を構築します。

当然、自分の体の細胞なので、細胞表面にはMHCクラスⅠ分子などを提示するなどして免疫細胞の攻撃から逃れます。各種のエキソソームなどの便りを分泌しながら免疫を抑制したりして、がん細胞の増殖に有利な条件を整えて行きます。

そして、さらに大きくなるにつれて(平均的にはがん組織の直径が5mm以上になると)酸素や栄養を供給する独自の血管をがん組織の中に作り出します。ちなみに、この新生血管は内皮細胞が分厚く、少し荒めに配列したがん専用の血管です。新生血管の内皮細胞は、がんの局所の血管内皮細胞以外に、がん細胞自体が分化したり、骨髄から新たに供給されたりして作られます。

このようにして成長してきたがん細胞の塊は、砦のようにがん細胞を始め、各細胞が配置された構造物を構築しています。これが“がん微小環境”であり、別名“がんニッチ”と呼ばれる構造物で、内部にはがん幹細胞と、それによって生み出されたがん細胞、さらに好中球、マクロファージ、リンパ球、繊維芽細胞などが一緒になって塊を形成しています。そして、この微小環境全体をバリアのように細胞外マトリックス(細胞外で形成されている繊維状あるいは網目状の構造体で細胞制御も行っている)で包んでいます。

このがんニッチの中の免疫細胞は、がん細胞を殺すこともなく、むしろ逆にがん細胞の生存や育成に協力しています。代謝も生存しやすいようにする中で、ケトン体を利用できるようにしたり、二酸化炭素を利用するフマル酸呼吸も取り入れたりしています。

さて、がん幹細胞にはもともと抗がん剤が効かないことは知られていました。がんニッチは様々な方法で抗がん剤や放射線からがん幹細胞を守っています。

具体的には、がんニッチの内部の血流を適度に制限して、内部の抗がん剤濃度が上がらないようにします。休眠状態になって抗がん剤を取り込まないようにしたり、放射線からの障害を少なくします。障害されたDNAの修復能力と高めます。抗がん剤を細胞外に排出したり、抗がん剤がターゲットの代謝系を変更したり、抗がん剤そのものの構造を化学的に変化させるなどして薬剤耐性を高めます。アポトーシス(自滅)のシステムを抑えるようにします。

このようにがんニッチは、遺伝子持つの過去の記憶を総動員して、人智を上回る手段を次から次へと繰り出して、生存のための戦略を強化して行きます。

つまり、化学療法はがん幹細胞の生命力を一段と高めるだけなのです。

繰り返しますが、がんは細胞環境の悪化により自らがん化したもので、環境が悪くてそのままでは生き延びられないからこそ、周囲にバリアを設け、その内部だけでも浄化し、住みやすい環境を作り出したものです。風の谷のナウシカに例えると、腐海が汚染された土壌を飲み込んで浄化していく姿です。焼いても無駄で、殺しきれない。きれいな空気と水こそ、腐海の植物が毒を出さずにおとなしくなります。

体内環境に影響を与える食事などをしっかりと見直して改善すると、がんも正常細胞に戻ったり、おとなしくなり共生できます。

このことを理解して、エビデンスに基づいて生活を見直し、自然療法など代替療法を上手く取り入れている欧米では、がんの罹患率や死亡者は減少に転じています。

がんは決して不治の病ではありません。きちんとがんを理解して対処して行きましょう。

運動や肉体疲労に塩化マグネシウムを利用しましょう!

マグネシウム(Mg)は、最も重要なミネラルであるにも関わらず、最も枯渇しているミネラルとされています。Mgは体内の325種類以上の酵素を制御していて、そのうちで最も重要な酵素は、エネルギーの産生や運搬、貯蔵、利用を行う働きをしています。

Mgには多数の生理的な役割があって、神経作用の調整、心臓活性、筋肉収縮、血管緊張、末梢血流などに関与しています。Mgは、どこに利用しても細胞に新しい生命やエネルギーをもたらし、全身の薬にもなります。

Mgが体に満たされれば、感染症やインフルエンザと楽に闘うことができる、強力な免疫システムを持つことになります。Mgは白血球の数を増やすことなく、白血球の能力を強化させる作用があるとしています。

Mgは、天然のスタチンに例えられます。コレステロールは、細胞の生体膜や、ステロイドホルモン、ビタミンD、CoQ10、胆汁の原料などとして、種々の生命活動に不可欠な存在であるため、スタチンによってコレステロールの合成が遮断されると、時にガンを始め、実に多様な健康問題を招くことにつながります。

Mgは天然のトランキライザーとも呼ばれ、精神疾患の治療や中年期の記憶力低下の回復、ストレス対処には有効なミネラルであるといえます。

血中Mgの高値は、あらゆる死因による死亡リスクの4割減と関連していた他、循環器系による死亡リスクにおいても同程度でした。さらに、DNAの不安定を修復する働きもあり、ガンにおいては5割低下していました。

Mgは、月経困難症、早産の予防、期外収縮、妊娠高血圧症候群の緩和、さらに更年期の症状にとって必須です。

特に経皮的に使用した場合、自然な方法で徐々にDHEAが増えることが報告されています。DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は「若返りの泉」と言われる生活の質全体を改善する天然のホルモン物質です。

とにかく、Mgは性的能力や免疫反応、脳機能、寿命との関連性が強固で、これらあらゆる要素において不可欠です。

そして、炎症を鎮めたりするのもMgで、アスリートは競技や練習後、局所にマグネシウムのスプレーをして効果的にMgを補給しています。

神経、血管、細胞膜などの全身の機能を高めるので、スポーツ栄養にとって最も重要なミネラルだからです。十分なMgは運動能力アップや、ケガや疲労の回復を増進します。

Mgを補給すると、運動能力試験において最大酸素摂取量と総運動量の増加がみられました。

特に、Mgの補給においては“塩化Mgの経皮療法”が優れています。高濃度の塩化Mgを飲食に利用する以外に、塩化Mgのスプレーや入浴剤などで経皮からの利用で運動のパフォーマンスアップを試して見て下さい。

[健康法/栄養]2023.06.11

プロトン水は生体が利用している解離水そのものです!

医学博士の中島幸一先生は「生体は解離した部分のみを細胞内に選択的に取り込んでいます。したがって、大半の水は外へ出されています。」とおっしゃっているように、水でも利用できるのは“解離水”です。

水道水や一般の飲料水の中にも僅かではありますが、解離した状態の水もあり、生体は解離した部分のみ取り込んで利用しているのです。

植物の中にも高解離した水が多量に含まれていて、私たちは自然の食物を通じて高解離した水分を摂り、そこに溶け込んでいる糖分やミネラル、ビタミン類なども摂取して来ました。経験的にこれらをより多く摂ると、身体が元気になることを理解していました。

また、ドイツのノルデナウ、メキシコのトラコテ、インドのナダーナの世界三大名水は、科学的なレベルではいずれも高解離した状態であることが確かめられています。

そして、この高解離した水が生体の老廃物を排出し、細胞内をきれいにして病気改善に寄与していることにより、海外では“薬水”と呼んでいます。

世界に何カ所かある長寿村に住んでいる人々には、善玉菌とプロトン量が体内に圧倒的に多いことも分かっています。

現在、水素水、素粒水、アルカリ電解水、磁化水等、さまざまな水がありますが、きちんと生体に機能しているかどうかは“解離しているかどうか”によります。簡単な実験では、食パンをそれぞれの水に入れて行って、酸性になってしまう(pH試験紙で黄色になる)と利用しにくい解離度の低い水であるということが分かってしまいます。

このプロトン水は、他と比べものにならないくらいの高解離した水だという事が分かります。そして、人の腸(お腹)に入っても機能水として解毒や整腸に働くのです。

プロトン水の特徴は、以前にもお伝えしたように、大きく三つあり「エネルギーチャージ(元気アップ)」「解毒(体内の悪玉活性酸素の除去)」「栄養素を引き出す」という働きです。

補水して速やかに利用できる水だからこそ、有名大リーガーからパラ・オリンピックの数多くのアスリート、プロスポーツ選手らが取り入れているのです。持久力の向上、ケガや疲れの速やかな回復、ケガをしにくい炎症体質の改善、脳の機能アップ等の多くの実証例に裏付けられているからこそです。

50年以上の歴史を持つプロトン水は、世界最大級の油田火災事故による環境改善で高く評価されたことで、日本の研究所や大学のみならず、現在ではアメリカの各省庁・研究所等でも多くの研究成果が上がっています。その中には、薬水レベルの驚くべき実験結果が多く上がっています。

現在注目されているミトコンドリアに働きかけ、元気アップや脳の機能アップを図ることは、高齢者社会を迎える私たちには必須です。そのサポートをプロトン水は行ってくれます。

ぜひ、普段飲みする水を解離水であるプロトン水にして健康長寿を謳歌しましょう。

[健康法]2023.06.06

感情のコントロールが効かなくなる”感情失禁”は〇〇のサインです!

中高年になってキレやすく、いったん怒り出すとなかなかおさまらないことが多くなる方がいます。

これは、特に脳に動脈硬化や小さな脳梗塞をいくつも起こしている人で起こり、感情が漏れ出てきて、それを抑えることが出来ない状態で「感情失禁」と精神医学では言っています。

老化といえば、記憶力の衰えが最初にくると思われがちですが、実は記憶力よりも、さらには体力よりも、もっとも先に衰えてくるのが感情なのです。

これは脳の前頭葉の萎縮により、老け込むことになります。

前頭葉は、思考、意欲、感情、理性、性格など、人間が人間らしく生きていくための要素が詰まっているので、その萎縮により、どうしても思考が短絡的になり、怒り出したら止められなくなる一方で、ものごとを疑うことも出来にくくなり、オレオレ詐欺に引っかかったりするのです。

そして、感情が衰えると、表情がとぼしくなり、まわりの人には不機嫌そうに見えることもあります。感情のコントロールがうまく出来なくなると、状況に応じた表情もとれなくなり、周りからは距離を置かれて孤独になり、不機嫌になり、さらなる悪循環に陥って行きます。

一方、笑顔で過ごしていると、脳の血流は良く、周りの人も近づいて来て機嫌が良くなります。会話も弾み、さらに笑顔で過ごすことが出来る環境になります。

また、運動や耳もみで脳の血流を良くすることも出来ます。

プラズマ療法では、脳の血管をしなやかにして血流を高め、自律神経のバランス力も高めます。脳神経細胞やグリア細胞も活性化されます。エネルギーチャージにより、意欲が湧きます。

脳の血流が良く意欲も増すと、楽しい考えや発想が出来たり、友人との会話や旅行などを楽しむことも出来ます。

脳の老化防止、記憶力アップ、認知症の予防のサポートに、プラズマ療法やプラズマウォーターをぜひ、ご活用下さい。