スタッフ公式ブログ

健康法

水道水の汚染から身を守り、健康に良い水を摂って行きましょう!

最近、東京都多摩地区の国分寺、立川両市の住民の血中のPFAS濃度が高く、米国で健康被害の恐れがあると定める指標を超えていたことが問題になっています。

このPFASとは、発がん性が疑われる有機フッ素化合物の総称でペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物と呼んでいるものです。代表的なものとしては、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)があり、撥水剤、消火剤、コーティング剤等に用いられており、環境中で分解されにくく、蓄積性が高い物質です。

今回の汚染源は、地下水も上流に位置している米軍横田基地が影響しているとされていますが、この地域の地下水は東日本大震災後に放射性物質による汚染も言われていました。

ちなみに、よく浄水器に使われている活性炭が有効とされていますが、PFASの浄化はせいぜい2割ほどとされています。

ですから、プロトン技術で大本から影響を取り除くのが安価で万全な方法になります。単にPFASの影響だけでなく、放射性物質や農薬その他の汚染による影響からの根本解決です。しかも、土壌の微生物が善玉化して地域がイヤシロチ化します。

また、家庭単位ではプロトン水生成器イリスを取り付ければ、同様の悪影響を防ぐばかりか、今まで蓄積されて悪影響を続けている状況を終わらせることが出来ます。なぜなら、体内で代謝等の過程で発生する悪玉活性酸素を、その都度安全な水に替えて排泄してくれるからです。当然、食事からの添加物や悪い油などの悪影響からも守り、さらなる健康増進につながります。

プロトン水生成器は前回お伝えしたように、他の浄水器と違って単なる浄水器ではなく、解離水を作るエネルギー水生成器の医療機器です。物質レベルを超えたエネルギーレベルで健康増進と環境浄化を果たしてくれます。

人間に一番大切な水を優れた形で摂り続けることは、健康への一番の近道です。

もともと、プロトン技術は健康増進と環境浄化で世界的に貢献して来ました。ですから、イリス1台で自身や家族の健康のみならず、地域の環境浄化にも貢献できるのです。

ぜひ、この機会にプロトン技術が拡がって欲しいと願います。

[ブログ/健康法]2023.06.17

運動や肉体疲労に塩化マグネシウムを利用しましょう!

マグネシウム(Mg)は、最も重要なミネラルであるにも関わらず、最も枯渇しているミネラルとされています。Mgは体内の325種類以上の酵素を制御していて、そのうちで最も重要な酵素は、エネルギーの産生や運搬、貯蔵、利用を行う働きをしています。

Mgには多数の生理的な役割があって、神経作用の調整、心臓活性、筋肉収縮、血管緊張、末梢血流などに関与しています。Mgは、どこに利用しても細胞に新しい生命やエネルギーをもたらし、全身の薬にもなります。

Mgが体に満たされれば、感染症やインフルエンザと楽に闘うことができる、強力な免疫システムを持つことになります。Mgは白血球の数を増やすことなく、白血球の能力を強化させる作用があるとしています。

Mgは、天然のスタチンに例えられます。コレステロールは、細胞の生体膜や、ステロイドホルモン、ビタミンD、CoQ10、胆汁の原料などとして、種々の生命活動に不可欠な存在であるため、スタチンによってコレステロールの合成が遮断されると、時にガンを始め、実に多様な健康問題を招くことにつながります。

Mgは天然のトランキライザーとも呼ばれ、精神疾患の治療や中年期の記憶力低下の回復、ストレス対処には有効なミネラルであるといえます。

血中Mgの高値は、あらゆる死因による死亡リスクの4割減と関連していた他、循環器系による死亡リスクにおいても同程度でした。さらに、DNAの不安定を修復する働きもあり、ガンにおいては5割低下していました。

Mgは、月経困難症、早産の予防、期外収縮、妊娠高血圧症候群の緩和、さらに更年期の症状にとって必須です。

特に経皮的に使用した場合、自然な方法で徐々にDHEAが増えることが報告されています。DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は「若返りの泉」と言われる生活の質全体を改善する天然のホルモン物質です。

とにかく、Mgは性的能力や免疫反応、脳機能、寿命との関連性が強固で、これらあらゆる要素において不可欠です。

そして、炎症を鎮めたりするのもMgで、アスリートは競技や練習後、局所にマグネシウムのスプレーをして効果的にMgを補給しています。

神経、血管、細胞膜などの全身の機能を高めるので、スポーツ栄養にとって最も重要なミネラルだからです。十分なMgは運動能力アップや、ケガや疲労の回復を増進します。

Mgを補給すると、運動能力試験において最大酸素摂取量と総運動量の増加がみられました。

特に、Mgの補給においては“塩化Mgの経皮療法”が優れています。高濃度の塩化Mgを飲食に利用する以外に、塩化Mgのスプレーや入浴剤などで経皮からの利用で運動のパフォーマンスアップを試して見て下さい。

[健康法/栄養]2023.06.11

プロトン水は生体が利用している解離水そのものです!

医学博士の中島幸一先生は「生体は解離した部分のみを細胞内に選択的に取り込んでいます。したがって、大半の水は外へ出されています。」とおっしゃっているように、水でも利用できるのは“解離水”です。

水道水や一般の飲料水の中にも僅かではありますが、解離した状態の水もあり、生体は解離した部分のみ取り込んで利用しているのです。

植物の中にも高解離した水が多量に含まれていて、私たちは自然の食物を通じて高解離した水分を摂り、そこに溶け込んでいる糖分やミネラル、ビタミン類なども摂取して来ました。経験的にこれらをより多く摂ると、身体が元気になることを理解していました。

また、ドイツのノルデナウ、メキシコのトラコテ、インドのナダーナの世界三大名水は、科学的なレベルではいずれも高解離した状態であることが確かめられています。

そして、この高解離した水が生体の老廃物を排出し、細胞内をきれいにして病気改善に寄与していることにより、海外では“薬水”と呼んでいます。

世界に何カ所かある長寿村に住んでいる人々には、善玉菌とプロトン量が体内に圧倒的に多いことも分かっています。

現在、水素水、素粒水、アルカリ電解水、磁化水等、さまざまな水がありますが、きちんと生体に機能しているかどうかは“解離しているかどうか”によります。簡単な実験では、食パンをそれぞれの水に入れて行って、酸性になってしまう(pH試験紙で黄色になる)と利用しにくい解離度の低い水であるということが分かってしまいます。

このプロトン水は、他と比べものにならないくらいの高解離した水だという事が分かります。そして、人の腸(お腹)に入っても機能水として解毒や整腸に働くのです。

プロトン水の特徴は、以前にもお伝えしたように、大きく三つあり「エネルギーチャージ(元気アップ)」「解毒(体内の悪玉活性酸素の除去)」「栄養素を引き出す」という働きです。

補水して速やかに利用できる水だからこそ、有名大リーガーからパラ・オリンピックの数多くのアスリート、プロスポーツ選手らが取り入れているのです。持久力の向上、ケガや疲れの速やかな回復、ケガをしにくい炎症体質の改善、脳の機能アップ等の多くの実証例に裏付けられているからこそです。

50年以上の歴史を持つプロトン水は、世界最大級の油田火災事故による環境改善で高く評価されたことで、日本の研究所や大学のみならず、現在ではアメリカの各省庁・研究所等でも多くの研究成果が上がっています。その中には、薬水レベルの驚くべき実験結果が多く上がっています。

現在注目されているミトコンドリアに働きかけ、元気アップや脳の機能アップを図ることは、高齢者社会を迎える私たちには必須です。そのサポートをプロトン水は行ってくれます。

ぜひ、普段飲みする水を解離水であるプロトン水にして健康長寿を謳歌しましょう。

[健康法]2023.06.06

感情のコントロールが効かなくなる”感情失禁”は〇〇のサインです!

中高年になってキレやすく、いったん怒り出すとなかなかおさまらないことが多くなる方がいます。

これは、特に脳に動脈硬化や小さな脳梗塞をいくつも起こしている人で起こり、感情が漏れ出てきて、それを抑えることが出来ない状態で「感情失禁」と精神医学では言っています。

老化といえば、記憶力の衰えが最初にくると思われがちですが、実は記憶力よりも、さらには体力よりも、もっとも先に衰えてくるのが感情なのです。

これは脳の前頭葉の萎縮により、老け込むことになります。

前頭葉は、思考、意欲、感情、理性、性格など、人間が人間らしく生きていくための要素が詰まっているので、その萎縮により、どうしても思考が短絡的になり、怒り出したら止められなくなる一方で、ものごとを疑うことも出来にくくなり、オレオレ詐欺に引っかかったりするのです。

そして、感情が衰えると、表情がとぼしくなり、まわりの人には不機嫌そうに見えることもあります。感情のコントロールがうまく出来なくなると、状況に応じた表情もとれなくなり、周りからは距離を置かれて孤独になり、不機嫌になり、さらなる悪循環に陥って行きます。

一方、笑顔で過ごしていると、脳の血流は良く、周りの人も近づいて来て機嫌が良くなります。会話も弾み、さらに笑顔で過ごすことが出来る環境になります。

また、運動や耳もみで脳の血流を良くすることも出来ます。

プラズマ療法では、脳の血管をしなやかにして血流を高め、自律神経のバランス力も高めます。脳神経細胞やグリア細胞も活性化されます。エネルギーチャージにより、意欲が湧きます。

脳の血流が良く意欲も増すと、楽しい考えや発想が出来たり、友人との会話や旅行などを楽しむことも出来ます。

脳の老化防止、記憶力アップ、認知症の予防のサポートに、プラズマ療法やプラズマウォーターをぜひ、ご活用下さい。

老化細胞は単に邪魔なだけではありません!

私たちの細胞はもとをたどると受精卵と呼ばれるたった1個の細胞から分裂・増殖して成長したものです。そして、一旦臓器や組織が出来上がると、それぞれの細胞はそれ以上増えることはなく、必要に応じてコントロールされています。

その臓器や組織の細胞の中には、放射線、紫外線、化学物質などや代謝産物などの影響で正しい機能を果たさない細胞が生じています。中には異常増殖してがん細胞になるものもありますが、普段は生命を維持していくために自動的にプログラムされているリスク回避の仕組みがあります。一つは、周囲の細胞に悪影響を与えないように自動的に死滅する「細胞の自殺」いわゆる「アポトーシス」と呼ばれる仕組みです。もう一つが「細胞老化」です。

細胞には命の回数券と呼ばれるテロメアが染色体の端にあり、限度を超えて短くなるとこれ以上分裂出来なくなり「老化細胞」と呼ばれる状態になります。

この老化細胞は、細胞分裂もせずに生体内において長期間生き続け「ゾンビ細胞」とも呼ばれます。老化細胞はがん化のリスクを回避する点では必要な仕組みですが、長期的な視点ではやっかいなものだということが分かってきました。

それは、老化した細胞が体内に蓄積していくと、様々な炎症性サイトカインを産生・分泌させる「細胞老化関連分泌現象(SASP)」を引き起こします。この現象は本来、老化細胞が自らを始末させるために白血球などの免疫細胞を呼び寄せるものです。

しかし、過度に老化細胞が蓄積されると不都合なことが生じます。年齢や生活環境の影響で免疫細胞がうまく働かなかったりして老化細胞が頻繁に起こることで、SASPによって放出され続ける炎症物質が、周囲の健康な臓器や組織に慢性的な炎症を誘発し、身体機能の不具合を引き起こすのです。

SASPが原因で慢性炎症が生じると、心血管疾患、糖尿病、白内障、慢性閉塞性肺疾患、アルツハイマー型認知症、骨粗しょう症、変形性膝関節症など、様々な病気につながることが明らかになりました。

ですから、老化細胞はただ邪魔だけではないのです。

そして、細胞老化を防いで細胞を若返らせることで老化細胞の蓄積を減らしたり防ぐことが大切になります。それが、日々細胞をメンテナンスする「オートファジー」という機能です。細胞が自らの成分を分解処理する自食作用のことで、細胞内のリサイクルのシステムでもあります。このオートファジーというシステムをしっかり働かせることが、細胞の若さを保ち病気を予防することになります。

そのためにはしっかりした睡眠と適度な運動、そして腹八分の食事です。特に、60歳を過ぎるとオートファジーやアポトーシスの働きも一気に低下するので、そのころからは無理をせず睡眠をしっかり取ることです。また、納豆や味噌に含まれるスペルミジンはオートファジーを活性化することが確認されているので、やはり「ま・ご・わ・や・さ・し・い・わ」を基本にした食事にしていきましょう。

ちなみに、プラズマ療法は老化細胞をアポトーシスに導いたり、細胞のメンテナンス機能を高めることが実臨床で確認されています。ぜひ、体内からのアンチエイジングとしてご活用下さい。

 

(参)食と健康のマーケティング

リンを減らすことは「最強のアンチエイジング」です!

過剰なリンの摂取は、腎臓を傷つけ、様々な不調を引き起こして寿命を短くします。

血液中にあふれたリンはリン酸カルシウムとして血管に付着して動脈硬化を引き起こし、心臓病や脳血管障害のリスクを高めます。また、慢性炎症から慢性腎臓病のみならず、肥満、アルツハイマー型認知症、糖尿病、がんなどを引き起こします。

ですから、日ごろからリン添加物の多い加工食品を減らすことが健康長寿につながることになります。

ここでリンは、肉、魚介類、穀物、野菜、乳製品など、普段食事するたいていの物に含まれています。

ところが、現代人は食品から入るリンに匹敵するくらいの量のリンを食品添加物からも摂取していて、食品からのリンと合わせると必要量の3倍くらいのリンを摂るようになっています。インスタント食品、スナック菓子、ファストフード、コンビニのお惣菜など、添加物の多いものを普段からよく食べている人の場合だとリンの摂取量はもっと跳ね上がります。

リンは無味無臭で、酸味料や着色料、pH調整剤など非常に多くの食品添加物に含まれていますが、さらに成分表示ラベルに「リン」と表示されていないことがあり、見えない場合が多く、注意していても気づかずにたくさんのリンを摂ってしまっています。

またリンには「吸収されやすい無機リン」「吸収されにくい有機リン」があります。

先程の添加物として使用されているリンは、体内への吸収率が90%以上の「吸収されやすい無機リン」です。一方、食品の肉類、魚介類、卵、乳製品、野菜、穀物などに含まれているリンは、体内への吸収率が20~60%と「吸収されにくい有機リン」です。

さらに、食品の有機リンの中でも、肉や乳製品などの動物由来の有機リンは吸収されやすく、野菜などの植物由来の有機リンは吸収されにくい傾向があります。特に大豆の場合は、フィチン酸の形で含まれているので、リンは吸収されません。

ですから、リンによる老化の防止には、インスタント食品、スナック菓子、ファストフード、コンビニのお惣菜などの添加物の多いもの、またハム、ベーコン、プロセスチーズ、かまぼこなどの加工食品をひかえて穀物、野菜を中心にした食事が理想になります。普段から言っている「ま・ご・は・や・さ・し・い・わ」ですね。味や見栄えに騙されず、ステルスのリンを意識してひかえ、健康を保って行きましょう。

 

(参)腎臓が寿命を決める

[健康法/]2023.05.06

リンは”老化加速物質”?

私たちのエネルギー通貨であるATP(アデノシン三リン酸)にもリンが3つくっついていて重要な働きを占めていますが、そのリンは実は、寿命を決めている物質だということが分かっています。

どういうことなのかと言いますと、血液中のリンの濃度が低い動物ほど寿命が長いということです。身近な動物を血液中のリン濃度を多い順で並べてみると、ネズミ3年、ウサギ10年、ヒツジ20年、ゾウ70年、ヒト・・・というわけです。体内にリンを貯めがちな動物ほど寿命が短く、リンの排出の調整能力が高い動物ほど寿命が長くなっているのです。

そして、私たち人間において、リンは人体に欠かすことの出来ない物質ですが、摂り過ぎると腎臓の機能を低下させたり血管トラブルや慢性炎症を引き起こしたりするようになり、老化を加速させる大きな原因になっているのです。

リンは主に(約80%)カルシウムと結合して「リン酸カルシウム」を作り、骨の主成分になっています。また、リンは遺伝子であるDNAや細胞膜の主成分でもあります。

ところが、リンを摂り過ぎると骨以外でリン酸カルシウムがタンパク質と結合してコロイド粒子の形で血液中を移動して血管や組織の細胞に運ばれて析出して石灰化を引き起こして行きます。血管では動脈硬化になり、組織でも石灰化により機能低下を引き起こして、様々な不調や病気を発生するようになります。

特に、高濃度のリンは細胞毒として腎機能を低下させて行きます。

腎臓は、単に尿を作っているのではなく、体内の血液や体液の成分バランスを調整したり、血圧を調整したり、ビタミンDを活性化させたり、造血ホルモンを分泌したりと各臓器とのネットワークの重要なポジションとして働いているのです。

ちなみに、腎臓において体内に不必要なものをろ過する最小単位のネフロン(糸球体とボウマン嚢からなる)は左右の腎臓に個人差はありますが、約100万個以上あり、実際に機能しているのはその10%程度と言われていますが、60代、70代になるとネフロン数が20代の頃の半分程度に減ってしまうのです。そして、このネフロンが消耗されて数パーセントくらいにまで減ると慢性腎臓病から腎不全の危険が高まってくるのです。そして、ネフロンがゼロになりろ過出来なくなると(おしっこが出なくなると)、尿毒症で死んでしまいますから腎移植か人工透析になるのです。

事実、現在では人工透析患者数は30万人を超えていて、毎年1万人のペースで増え続けています。毎週3回人工的に血液をろ過して延命しているのです。

このように血中にリンが増加して腎機能を低下させて行くと、血管の石灰化や慢性炎症などのトラブルで同時多発的に不調や疾患が発生するようになります。動脈硬化、成長障害、心肥大、骨粗しょう症、皮膚の萎縮、老人肺、サルコペニア(筋肉量の減少)、感音性難聴、認知症などとなり、寿命の短縮になるのです。

ですから、普段からリン添加物の多いファーストフード、インスタント食品、スナック菓子などの加工食品をひかえるようにして行きましょう。

リン添加物は“老化加速物質”なのです。

 

(参)腎臓が寿命を決める

[健康法/]2023.04.29

骨質を担うコラーゲンにも「善玉」と「悪玉」があります!

骨の健康では良く「骨密度」という骨量が話題になりますが、骨の質も重要です。その「骨質」は強さとしなやかさを表し、主にコラーゲンの質によります。

そのコラーゲンにも実は「善玉」と「悪玉」とがあります。善玉コラーゲンは、弾力性を保ちながら骨を強くするのに対して、悪玉コラーゲンは骨を硬くするだけで陶器のようにもろくしてしまいます。

この善玉と悪玉の違いを決定づけているのが「ホモシステイン」という物質と「糖化」という現象です。

ホモシステインは、必須アミノ酸であるメチオニンが体内で代謝される途中の物質で、ビタミンB群の働きで別のアミノ酸になったりしますが、ビタミンB群が少ないと増加して行きます。一般的に血中ホモシステイン値が高いと動脈硬化になりやすく、心疾患にもかかり易いとされています。

そして、増えたホモシステイン自身は酸化されると、体内の酸化ストレスを高めて、その結果、糖とタンパク質が結合した糖化最終産物(AGEs)が産生されやすくなり、産生されたAGEsがコラーゲン分子の架橋を過剰に形成し、悪玉コラーゲンとして肌や骨のしなやかさや適度な弾性が失われて行きます。

事実、大腿骨頸部骨折した高齢者の骨には悪玉コラーゲンが多く、血中のホモシステイン濃度が高いことが分かっています。

ですから、コラーゲンの悪玉化を防ぐためには、ホモシステインの代謝に関わるビタミンB群の内の「葉酸、ビタミンB12」や「ビタミンB6」を補うことが重要です。また、酸化ストレスを抑え、正常なコラーゲンの生成を促すビタミンCやポリフェノールなどの抗酸化物質の摂取を心がけて行きましょう。

ちなみに、腸内細菌も「葉酸、ビタミンB12」、「ビタミンB6」などのビタミンを作ってくれています。ですから、腸内環境を整えて、細菌の力を最大限借りることも大事です。

 

(参)老化を止める

[健康法/栄養]2023.04.26

危ない放射線に備えましょう!

現在、福島原発事故地域に保管中の放射性物質汚染水を来春から放出するための準備が進められています。それまでに、放射性物質汚染残土を全国に持って行ってもしています。

東日本大震災から現在でも、近隣諸国は日本の食品の輸入停止規制を続けています。

政府や東電が放出しようとしている多核種除去装置(ALPS)処理水(汚染水)には取り除けないトリチウムやコバルト60、ストロンチウム90などの放射性物質が残っています。

トリチウムは半減期が12.3年で、60年間保管すれば、トリチウムの97%が崩壊するとされていました。ちなみに、コバルト60は半減期5.27年、ストロンチウムは半減期28.8年です。

まだまだ、汚染水が出続ける中で、人間や環境への危険を拡散することはとんでもないことです。これらが海洋放出されることで魚類や海底堆積物にどのような影響を及ぼして行くのでしょうか。生物濃縮の問題や海底堆積土の問題をどのように考えているのでしょうか。

まだまだ、キノコなどの山菜やイワナ、ヤマメなどの淡水魚、カレイやアンコウなどの底物の魚の汚染は続いています。

そのような中で、私たちに出来ることは、たとえ毒素が体内に入っても、排泄を促進し、被曝による悪玉活性酸素を都度解毒することです。放射線被ばくでは、悪玉活性酸素を生み出して、私たちのDNAを各所で切断し、発ガンにつながります。

ですから、普段から免疫を保つ食事、充分なミネラルを摂取していくことと、プロトン水を常時飲むことです。

現代のプロトン水生成器は、震災後に第5回目のリニューアルが行われて、それまでの添加物や農薬などの解毒に加えて、放射線の害による悪玉活性酸素まで瞬時に解毒できるプロトン水が作れるようになっています。

ただでさえ、酸化されエネルギーレベルの低い常水は様々な疾患を抱えさせたままにします。その水をプロトン水にすることの大切さが今以上に求められて来ています。

ぜひ、プロトンエネルギー生成器でプロトン水を日常飲み出来るようにしませんか。

[ブログ/健康法]2023.04.15

高温加熱調理による糖化物質は、ほどほどにしましょう!

調理には、煮る、蒸す、揚げる、焼くなどとありますが、特に揚げる、焼くといった高温加熱調理はタンパク質に糖がくっついた糖化物質を発生させます。

唐揚げ、ドーナツ、フライドポテト、ポテトチップス、ワッフル、インスタント食品など、私たちがついつい口にしがちなものが、これらに該当します。

この糖化物質は、体内で酸化状態作り出し、活性酸素の毒に見舞われて炎症を起こします。炎症は血管内だけでなく細胞内でも発生し、細胞核やミトコンドリアの破壊につながります。細胞内の汚染やミトコンドリアの機能低下はがん化につながります。

血管内の糖化は、血液の流れを悪くします。毛細血管のゴースト化にもつながります。

そして、これらの影響で、さまざまな疾患を引き起こしてしまうのです。

3大生活習慣病の一つである糖尿病も糖化物質が血液の流れを悪くしたことが、大きな原因とされています。ですから、目の網膜や腎臓の糸球体といった毛細血管の流れが悪くなり、糖尿病の合併症の網膜症や腎症、壊疽を引き起こすのです。

糖化物質の多い食品の摂取では、いくつかの研究がなされています。

例えば、フライドチキンや唐揚げを毎日1個摂ると、13%死亡率を上げます。

また、フライドポテトは週に2回でも2倍に死亡率を上げます。

若いのに突然死というのも、ジャンクフードばかりの不摂生な生活が引き起こしていると推測されます。

揚げるのに使う油のトランス脂肪酸の問題もありますが、糖化食品、ジャンクフードはひかえて行く方が良いでしょう。

逆に糖化度が少ないのは、生野菜や煮たり、蒸したりした料理です。

また、プラズマ療法のプラズマウォーターは抗酸化で血管をしなやかにして行きます。

体の内からの整体として、ぜひご活用下さい。

[ブログ/健康法/]2023.04.05