スタッフ公式ブログ

2022年06月

熱中症予防に漢方薬を活用しよう!

今年は、梅雨らしさもなくあっという間に開けて、まだ6月にもかかわらず、40℃近い猛暑が続いてきました。熱中症に罹る方も急増し始めました。

快適に過ごすために、室内の温度や湿度の管理も大切ですが、私たちの体内環境に気を配ることも大切です。

暑いと体温を冷ますために血液は体表に多く分布してしまい、胃腸などの内臓への血流は相対的に減少します。すると、胃腸や肝臓などの機能が低下するので、消化力が弱くなったり、解毒力も低下してしまったりします。そのような状態で、冷たい飲み物やアイスなどを飲食すると、余計に内臓の働きが低下してしまいます。すぐに、お腹が痛くなったり、下痢したりして具合が悪くなります。

そして、摂った水分の代謝も悪くなるので、体内の水分の偏在が起き、むくんだりして体が重くなったり、だるくなったりします。

また、暑い中での作業やスポーツなどでは、体内の水分が汗などで過剰に排泄されて脱水状態になり、熱中症を引き起こしてしまいます。血液が濃縮されることで、血栓ができやすくなり、脳梗塞などの塞栓症のリスクも高くなります。

このように水分代謝の異常や水分の偏在、不足のリスクの多い時期こそお勧めしたいのが、漢方薬の「五苓散」です。

五苓散は、猪苓、沢瀉、蒼朮、茯苓、桂皮の五つの生薬で構成されていて、利水止瀉、消腫の効果があり、一般的には“口渇、尿不利”に用いられています。

脱水状態ですが、機能低下により、胃腸内に水分が動けずに溜まっている状態を改善します。

喉が渇いて水を飲みたがるのですが、飲むとすぐに吐いてしまう状態に良いわけです。現代医学では点滴の適応になりますが、軽度であれば経口補水液が推奨されています。

この五苓散は、水分の代謝を整えてくれて、体内の水分の偏在を解消してくれます。代謝が悪くなって水分が滞っていれば、その水をさばいてくれますし、水分が不足しているところには潤いを保つように水分を持ってきてくれて機能を高めてくれます。

ですから、このような蒸し暑い時期に予防で五苓散を服用しておくと、過剰な脱水を防ぎ、熱中症や脳梗塞のリスクを下げてくれて体調を維持してくれるのです。スポーツであれば、熱中症の予防とパフォーマンスを維持するのに役に立つのです。

また、普段室内での仕事が多い方でしたら、暑い環境に出る前に、体調管理を目的に五苓散を利用して見てください。

ただし、このように暑い時期は、胃腸などの内臓機能が低下しやすい時期なので、養生として、冷たい飲み物やカフェイン・アルコールの過剰摂取は避けて、こまめな水分補給やビタミン・ミネラル補給を心がけて過ごしましょう。

また、夏バテで食欲も落ちてぐったりする状態では、気を補う生薬の“人参”や“黄耆”が入っている「清暑益気湯」、さらに憂うつや心労があり睡眠の質の低下があれば「清心蓮子飲」がお勧めです。

ちなみに、調剤薬局に相談すれば、処方箋無しで実費で1日当たり300~400円ほどで頂けるので、役立てて見てくださいね。かかりつけ医があれば、この時期お願いして処方してもらっても良いかと思います。

当然、夏バテや心労、睡眠の質の低下等の不調は、当サロンでもサポートしていますので、ぜひお試しください。

 

(参)漢方処方の構成と適用

[健康法]2022.06.29

プラズマ療法をがんサポートのファーストチョイスに!

私は、医療の人間で、医療を通して、縁のある方を幸せにしたいという思いで仕事をしてきました。

東洋医学では、上医、中医、下医という分類があり、上医は「未病」を治す医師「未だ病まざるものの病を治し、中医は病まんとするものの病を治し、下医はすでに病みたる病を治す」とあります。さらに、「上医は国を治し、中医は人を治し、下医は病を治す」ともあります。アフガニスタンで医師からブルドーザーに乗って土木工事をして水を引き、緑・畑を取り戻し、多くの地域住民を救って来た中村哲医師、最後は残念ながら凶弾で亡くなりましたが、まさに、上医です。

そして、今の対処療法に終始している現代西洋医学は、下医であり、さらに、医療ビジネスと化しています。

私は、少なくとも中医を目指して様々な医療を学んで来ました。ですから、単に薬を渡すだけではなく、食事指導、運動指導、ツボ刺激、電磁波対策、波動医学、ストレス対策、心の癒し、時に、心を癒し、その人の魂・星を輝かしたいと思って感動する文章のコピーを渡したりして来ました。

医療にいる中で、21世紀に入ってから、医療に対して厳しい環境になる一方、ますます医療ビジネス化するなど、非常に危機感を強めて来ました。

その中では、スタップ細胞をつぶして外国にその特許を渡したり、子宮頸がんワクチンを無料で打たして薬害を引き起こしたり、ピロリ菌除菌を補助して推進したり、ピロリ菌を除菌すると逆に、悪性度の高いがんが増えることも分かっています。そして、今回のコロナ騒動です。肉体の栄養が食事であり、魂の食事は希望・感動です。

私は最初から、こう来たかと企てと分かっていました。日本のマスコミは本当の情報を言いませんが、世界ではWHOのテドロスを中心とした企てだと暴露されてデモも繰り返されていました。

ですから、その流れでお注射と来たときは、もっと危ないと思い、周りに危険を知らせていました。事実、お注射した方が、感染しやすく、死者や重症者が増え、治験を中止すべき薬害レベルです。しかも、在庫があるからと子供たちにも打たせ始めて、既に5名がなくなり、多くの身体障碍者を生じています。そして、今年に入ってからの統計で、ついに数万人の超過死亡となってきました。

得体の知れない治験中のお注射は止めましょう!マスクなどの洗脳行動も止めましょう!

そして、この騒動の3年近くで80兆円もの大金のバラマキです。多くはお注射代として外資に支払い、誰が良いと決めたのでしょう。消費税にすれば10数年間分無料に出来ます。そして、無駄な人流制限などで経済はがた落ち、自殺者も増加です。

私は医療の危機、特にがん医療が特に危険だと思い、3年少し前から本物技術のプラズマ療法を中心としたがんサポートをして来ました。プラズマ療法は、臨床例では、ステージⅠ、Ⅱが85%、ステージⅢ、Ⅳが50%の治癒率で、アメリカがん学会に招待されて、がん消失率世界一ということで表彰されています。安心・安全・安価の本物技術です。ですから、私は、プラズマ療法をがん治療のファーストチョイスにしたいと言い続け、活動しているのです。

方や日本の西洋医学では、未だ3大療法に終始していて、抗がん剤の寛解率は数パーセントです。しかも、必ず副作用に見舞われます。遺伝子が偶然傷ついてがんになったこととして、毒を振りかけたり、切ったり、焼いたりしているのです。

がんは生活習慣病です。ですから、食事を中心に生活を改めたり、ストレスを遠ざけ、心の安定を図ったり、有害電磁波対策をしたりして、生活習慣や生活環境を整えて、体内環境が良くなれば自ずとがんはおとなしくなり、消えて行くのです。

今、抗がん剤の価格は数百万円どころか、数千万、一億を超えるものまで出てきました。家一軒分どころではありません。それでいて、効果は数パーセントあれば良いという程度です。

食を整えれば、がんはかなり減少します。この根本を無視しているので、増加する一方なのです。必ず副作用を伴う下医の医療よりは、本物技術を使ってサポートすれば、医療費は激減し、がんの罹患率や死亡者も減少するでしょう。

もともと、病気は生活の赤信号と言われています。自分でいくらでも改善できるのです。ですから、いい加減な生活をして、がんになってから泣きついて、下医の出す抗がん剤で苦しむのは見たくありません。もっと、自分自身を大切にして行きませんか。

そして、今の図式は実は、日本人が食い物にされていることが良く分かります。

つまり、多量の添加物を含む食事で依存させ、病気にさせて高額な医療で殺されているのです。添加物や農薬を作って売っているのも、高額な抗がん剤を売っているのも多くが同類の会社、ビッグファーマです。食い物にされているのです。

ですから、先ずは早寝早起きし、テレビ・新聞を見ない、きちんとした食材の食べ物を食べることです。後は、適度に体を動かし、電磁波対策をしていくことです。

そして、心を曇らせず、明るく朗らかに過ごしていきましょう。

ゴボウ茶の勧め

私が普段飲みしているお茶にルイボスティーやゴボウ茶があります。今回は、ゴボウ茶のお話しをします。

私の所のゴボウ茶は、知人が自家畑で作ったゴボウから作っているものです。

ゴボウを水にさらすと真っ黒な色が出ますが、アクではありません。これは、ゴボウに含まれる滋養強壮成分の「サポニン」というポリフェノールの一種です。漢方薬の万能薬として有名な朝鮮人参の滋養強壮成分と同様のものです。

根菜類の皮には、土の中の細菌やカビなどの微生物や虫などから身を守らなければなりません。そのため、石鹸の泡と同じ界面活性作用のあるサポニンが細菌やカビの細胞膜を破壊して、防菌・防虫効果を発揮するのです。同時に腸内や血中のコレステロールも吸着して体外に排出するので、ダイエットにもなるのです。

また、ゴボウは三年草です。冬の乾燥した大地の中で春の発芽に向けて水を蓄えなければなりません。そのため「イヌリン」というムコ多糖類の吸水性ポリマーを持っています。おむつや生理用ナプキンの中に入っている白い粉です。血中のイヌリンは、体内の余分な水分を吸着するので、利尿作用があり、むくみを取ってくれます。

ですから、ゴボウを調理するときに、皮をむいて、ささがきにして、水にさらすと、若返りと健康のモトである栄養成分は洗い流され、植物性の食物繊維しか残りません。

そこで、ゴボウのメリットを常に得るのにゴボウ茶は有益です。

ゴボウはたわしで土をよく落とし、皮をむかずにピーラー(皮むき器)で薄いささがきにします。水にさらさずに天日で半日、夏なら2~3時間干します。この間にデンプンが分解されて甘みが出ます。次にフライパンでから煎りします。乾燥させる意味もありますが、焦がさないように茶色くなるまで煎って、焙じ茶のように「焙煎」するのです。余熱を取ってから冷蔵庫に保存しておけば1週間はもちます。急須に入れてお湯で飲んでもいいですし、水出し麦茶のようにして冷やして飲んでも良いです。

ぜひ、ゴボウ茶を楽しんでみて下さい。

 

(参)乳癌百話

[健康法]2022.06.22

ホスピス・在宅ケア研究会に参加して

昨日、ホスピス在宅ケア研究会の勉強会に参加する機会を得て行ってきました。

今年、90になられる聖心会シスターの鈴木秀子さんのお話しを直にお聞きできる貴重な場でした。

まずは、代表の内藤いづみ医師がユーモアたっぷりでいて、看取りの経験から人生の含蓄あるお話しをされました。看取りと大切な人を失った家族との関りを24時間、365日行う在宅ケアという仕事の中で、自身をケアする自分への感謝を教えて頂きました。それは、寝る前に今日自分が出来たこと、どんな些細なことでもいいので3つ見つけます。そして自分の名を読んで「ありがとう」というものです。在宅ケアでは、悲しみあり笑いあり、様々な人生にふれあうことが出来ます。そのような場で、自分を大切にし、自身の才能をフルに使うことができることへの感謝です。「己を尊び人に及ぼす」です。

内藤先生からは、大好きで増やしているという自身のクリスマスローズの種を全員にプレゼントして頂きました。

そして、鈴木秀子シスターのお話しです。始終笑顔でお話しをされました。シスターは臨死体験もされていて、死をよく理解されています。現在は不確実で不安定な世情ですが、その中でも心を揺るがすことなく、平穏に過ごすコツ(下記の著書にも通じる内容)を丁寧に教えて下さいました。

その後、目を閉じて深呼吸しながら、自分への感謝、周りの人々への感謝・祈り、自然界などへの感謝・祈り等のワークを行いました。とてもすっきりとして、心身が洗われた感覚になりました。素敵なシスターの導きによるワークと共に、とても幸せな時間を頂くことが出来ました。

プラズマ療法でも、がんの方との別れもあります。きっとあの世で、私たちの活動を応援してくれていると信じながら、真面目に精一杯努力してサポートして行こうと思いました。

最期に、鈴木秀子シスターの「機嫌よくいれば、だいたいのことはうまくいく。」というご著書をご紹介します。内藤いづみ先生絶賛です。

  1. 小さなことを面白がれば人生は大成功
  2. 日々機嫌よく、心を整えるコツ
  3. 大切な人との別れ、悲しみを生きる力に変える
  4. いつかくる死、終わりがあるから一生懸命になれる

ぜひ、ご覧ください。

 

[ブログ]2022.06.19

習慣を変える連想法

人類が数億年以上の長い月日を生き残っているのは、常に危険を察知して警戒して行動していたわけで、そのため、人の心の奥には警戒心や恐れなどのマイナス感情が押し込まれています。ですから、ついついマイナスな感情や言動が出てくるのは致し方ない面があります。

しかし、人間はこの世の中を楽しく過ごし、社会を少しでも良くして次世代に渡して行く義務があります。マイナスな言動ばかりでは、健康を損ねたり、社会を良くすることはできません。

今回は、潜在意識の中にあるマイナス感情という観念要素を入れ替えて、プラスに物事をとらえて積極的な言動になり、健康や幸せを手にするのに効果的な「連想法」をご紹介します。

これは、有名な中村天風氏の教えの一つです。ビックリすることに、今大リーグで活躍している大谷翔平選手も日本ハムの時に天風氏の本も繰り返し読んでいたとのことです。納得ですね。

この「連想法」は、自己暗示法の一つです。想像力を利用して、寝るまでの間、心が明るく楽しくなるようなことだけを寝床で思い浮かべる方法です。寝がけに行う理由は、寝ぎわの大脳の活動が低下して暗示されやすくなっているからです。想像したことや考えたことは皆暗示となって、潜在意識に強く印象づけられます。

人は同時に二つのことを考えられません。毎晩、明るく楽しくなるようなことだけを考えていると、マイナスのことを考えなくなります。

日中あったいやなことや辛いこと、腹立たしいこと、心配なことが、寝がけに脳の抑制がゆるみ、再び思い出されてくるものです。そこをあえて「そんな考えは明日に回そう」と棚上げし、プラスの連想を行います。

それでもマイナスが浮かぶようなら、マイナスをそのまま放置します。その上で強制的にプラスのことを考えるのです。自分の心ですから、出来ないことはありません。人は同時に二つのことを考えられないので、マイナスは自然に消え去ります。

時に、楽しかった思い出の写真を用いるのも効果的です。

他にも、昼間にやる修行法があります。通勤や通学の電車などで積極的なことだけを集中的に考えるのです。この方法を天風氏は、連想法を応用した修行法「連想行」と呼んでいました。一定時間、積極的なことを連想する訓練です。

肉体は病んでも心まで病むことはありません。ぜひ、この連想行を実践してみて下さい。

また、丸山敏雄氏の万人幸福の栞の明朗愛和の章にも同様のことが書かれています。以下に紹介してこのブログを終わります。

・・・一人の明朗な心境は、その人の肉体健康の元であり、家庭健康の中心であり、事業健康の根源である。うち沈んだ、暗い、よわよわしい心の持主は、きっと体が弱い。・・・

明朗の心、一日も一分も曇らしてはならぬのは、人の心である。・・・

真に正しい事とは、まず己が救われ、それと一緒に人が救われることでなくてはならぬ。明朗こそ、まず己が救われるともしびであり、己のかかげたこの燈火で、人もまた救われる。そして世の中が光明に輝いて来る。

 

(参)中村天風「自力」で運命を動かせ、万人幸福の栞

[ブログ/健康法]2022.06.15

サラリーマン川柳でコロナを笑い飛ばしましょう!

第一生命保険の恒例の「サラリーマン川柳コンクール」ベスト10の発表がありました。

今回は、コロナ劇場を笑える内容が上位を占めていたので、ぜひ、笑って免疫を上げて下さい。

 

1位「8時だよ‼ 昔は集合 今閉店」

2位「ウイルスも 上司の指示も 変異する」

3位「にこやかに マスクの下で 「うっせえわ!」」

4位「巣ごもりで MからLに 服反応」

5位「マスク顔 確信持てず 見つめ合う」

6位「マスクとる 緊急事態 ノーメイク」

7位「あっ、マスク! 降りた階段 また登り」

8位「恋心 マスク外せば 花と散る」

9位「デジタル化 しますと紙で 通知する」

10位「ズーム中 ペット参加で 盛り上がる」

 

ここ1カ月、何度か都内に用事があり、電車に乗る機会がありました。未だに、マスクをされている方ばかりでビックリしました。世界では、もうコロナが企てだと分かって来たので、ノーマスクになっています。風邪の一種と捉えれば、もう暑いこの時期、風邪を引かれる方は少ないでしょう。パンツレベルの汚染したマスクを着け続けることは別としても、健康面でもマスクは良くない時期です。もう普通に戻しましょうという祈りも込めて、あえてマスクを外して乗車したりしていました。本当に、普段の生活に戻して行きたいですね。

 

今、ぶどうの粒も大きくなり始め、滴粒をしたり、ジベレリン処理後の笠かけ(雨除けの目的)を手伝い始めました。滴粒は成長した大きさを創造しながら、ぶどうの粒を間引きする作業です。イメージしながらの、ある意味、創作活動であり、没頭できるので、マインドフルネスに近いものです。

普段と違う筋肉を使い、低めのぶどう棚の下の作業なので、首、肩、腰に来ますが、頻繁にプラズマパルサーにかかり、ケアしながら頑張っています。また、秋にはおいしいシャインマスカットをお届けできればと思っています。

[ブログ]2022.06.12

遺伝子変異はがんの原因ではありません!

がんは遺伝子が傷つき、変異した異常な遺伝子が積み重なって出来たという説がまかり通っていますが、実は遺伝子異常、遺伝子変異は結果です。

その「がんの原因」を検討する重要な実験が、1980年代に相次いで行われていました。

その中で、核の遺伝子が、正常細胞になるかがん細胞になるかのカギをまったく握っていない、ということをはっきりさせた実験があります。

このノーベル賞級の実験は、2011年発表のCancer as a metabolic diseaseに掲載され、世界中の医師たちがその内容を目にすることになりました。

その結果、がんはミトコンドリア呼吸代謝異常だという認識が、今では世界の知識となっているのです。

このサイブリット博士の実験では、「細胞核を抜いた正常細胞の細胞質とがん細胞の核を融合した細胞(ハイブリッド)が分裂増殖すると、正常細胞になる」ことを証明しました。

逆に、「正常細胞の核と細胞核を抜いたがん細胞の細胞質を融合すると、がん細胞になるか死ぬかとなる」ことを証明しました。

この実験結果は、核の遺伝子説(偶然の遺伝子変異によるがん化説)の間違いを示すものですが、この事実は、がんの三大療法の根拠をすべて無意味にさせることになってしまうので、医療業界からの抵抗も非常に大きなものとなります。

もし、遺伝子異常でがんが発生するのであれば、遺伝子情報は細胞核に保管されているので、がん細胞の核を正常細胞の細胞質にいれた細胞は、変異したDNAによってがん細胞になるはずなのです。

つまり、がん細胞になるかどうかはDNAのある核に影響されるのではなく、細胞質の状態に左右されるのです。

では、細胞質のどのような状態が、がん化の原因なのでしょうか?それは、がん細胞に関する実験や観察された事実から次のような仮説が得られています。

それは、細胞の環境の悪化により、ミトコンドリアが分裂し断片化し、酸素呼吸が低下し解糖(発酵)の増大を引き起こし、がんの代謝が起こること、つまりがん化するのです。

また、がん細胞にサポニンを投与したり、サイクリックAMPを投与することで、がん細胞が正常細胞に再分化(正常化)することも確認されています。

つまり、がん細胞には遺伝子は関与していないということなのです。(性悪説の否定)

がんは、加工品や添加物の多い食事やストレス、寝不足等の体内環境の悪化により代謝異常が起こり発生するのです。がんの発生において、遺伝子異常も起こるけれども、それはがん化のプロセスの下流の現象、副次的な変化である、という主張です。

ですから、食事や生活習慣を改めることで、体内環境を改善すれば、抗ガン剤よりも効果があることは実証されていますし、さらに、がん細胞を正常細胞に変えることも不可能ではないのです。

当サロンでは、プラズマ療法によりミトコンドリア等の機能を高め、がん細胞をアポトーシスに導くサポートをするだけでなく、食事指導等の生活習慣の改善や心の元気を取り戻すアドバイスなどによって、トータル的にサポートさせて頂いています。

ぜひ、がんのご不安な方は気軽にご相談下さいね。

グルタミン酸ナトリウム(MSG)が味覚音痴に加担?

味覚を壊す黄金トリオというのがあります。「食塩」「うま味調味料」「タンパク加水分解物」の三つです。この黄金トリオに様々な風味をつけることで、私たちの日常にあふれる加工食品が作られています。例えば、各種のだしの素、ラーメンスープ、スナックなどです。これらの濃い味の中毒になり、本物の食材の味が分からなくなり、塩分に鈍感になってしまうのです。

今回は、この味覚破壊の黄金トリオの一つ、「うま味調味料」の主要な成分である“グルタミン酸ナトリウム”についてお伝えします。

このグルタミン酸ナトリウムは、そもそも自然のアミノ酸ではありません。「化学合成物質」の一種です。それらの化学物質を1980年代に、印象を良くする名称の「うま味調味料」に変えてあるのです。

このグルタミン酸ナトリウムは、天然の原料による発酵法を利用して、以下のようにして作られています。

サトウキビから砂糖をとるときに、これ以上砂糖はできない「廃糖密」、いわば、砂糖を搾り取った残りカス(残滓)というものが出来ます。この「廃糖密」をエサにして遺伝子を組み替えたバクテリアによって、大量のグルタミン酸を作り出しているのです。このグルタミン酸は天然成分ですが、これだけでは味がほとんどないため、炭酸ナトリウムや苛性ソーダでグルタミン酸ナトリウムという化合物に合成しているのです。

ここで、昆布などの天然のうま味成分である「グルタミン酸」と化学合成物質である「グルタミン酸ナトリウム」は似て非なるものです。この認識がとても重要です。

アメリカでは、このグルタミン酸ナトリウムを「MSG(Monosodium Glutamate)」と呼び、とても敬遠されています。というのも、1960年代に中華料理を食べた人が頭痛、体のしびれ、疲労感などの症状を訴えたことがきっかけです。これがマスコミにグルタミン酸ナトリウム(MSG)が原因の「中華料理症候群」として大きく取り上げられたのです。それから半世紀経った現在でも、アメリカの健康志向の根強さから「No MSG」が潮流となっています。

食品の安全について、かなり厳しい審査基準を設定している欧州食品安全機関(FFSA)は、2017年に1日における許容摂取量(ADI)を30㎎/㎏と定めています。60キロの大人で1.8グラムとなります。日本人の1日当たりのうま味調味料の摂取量は、1.9グラム(平成12年、厚生省)と既にオーバーしています。

2014年「子どもの味覚に異変が起きている」と報道がありました。東京医科歯科大学の研究グループが、小学1年生から中学3年生までの350人ほどを対象に、基本となる4つの味「甘味、塩味、酸味、苦味」を感じることができるかを調査しました。その結果、いずれかの味を正しく感じることができない子どもが30%あまりもいることがわかったのです。

そして、味覚を感じることができなかった子どもには共通の特徴がありました。加工食品などの味の濃いものや、人工甘味料を使った清涼飲料水を頻繁に口にしていたのです。

「安い」「簡単」「便利」「きれい」「おいしい」という添加物の5つのメリットも含め、食の意味を考えてみましょう。

小さなころから、このような食事をしていると、脳や心もダメになります。そして、大人になったとしても、がん、脳・心臓などの血管疾患、慢性炎症疾患、そして認知症が待っています。ですから、普段の食事をエサにするのではなく、心や体を養う大切なものとして選んでいきましょう。

 

(参)家族と自分を守る「安心な食品」の選び方

[ブログ/]2022.06.04

”見えない油”が体を蝕んでいます!

東京大学などのグループによる本格的な調査によって、30代女性で約33%、40代女性で約38%、トランス脂肪酸を過剰摂取していることが公表されました。

食べるプラスチックと呼ばれている「トランス脂肪酸」は世界では規制されています。世界保健機関(WHO)は、1日にとるトランス脂肪酸の摂取量を総エネルギー(カロリー)の1%未満に留めることを推奨しています。日本人ではおおむね2gです。

ところが、上記のように40代女性では約38%もWHOの推奨する目安を超えて摂取されていたのです。その女性たちは、主に都市部に住んでおり、ケーキ、クッキー、菓子パンなどの菓子類、スイーツ類の摂取が多い傾向にありました。

これらの食品には、植物油、マーガリン、ショートニングといった形でトランス脂肪酸が大量に含まれています。

インスタ映えするキレイで美味しそうなスイーツには、ある意味“毒”があるのです。

しっとりおいしい“高級パン”にもたくさん添加されています。フワフワを出すために、マーガリン、ショートニング、植物油脂の硬化油3点セットを入れ、モチモチ、しっとり感を出すためにファットスプレッドをパン生地に練り込んでいます。

また、ファストフード店のメニューにも要注意です。代表的なファストフード店の主なスイーツのトランス脂肪酸を調べたところ、アップルパイは4.5g、ホットケーキは4g、ドーナツは4~7gもありました。1個食べると、WHOの推奨する目安を日本人の場合は、軽々オーバーしてしまうのです。

世界各国の研究により、トランス脂肪酸による以下の健康リスクが明らかになっています。

・心筋梗塞のリスク約3割増

・前立腺がんのリスク約2倍

・不妊症のリスク約73%増

・認知症のリスク2.4倍以上

・乳がんのリスク約75%増

このように、トランス脂肪酸が有害物質と認めざるをえない結果により、カナダと台湾ではトランス脂肪酸を含む食品の製造、輸入販売が禁止されています。アメリカでは「一般に安全と認められる食品添加物」からトランス脂肪酸を含む油が除外され、実質上、加工食品での使用禁止措置がとられています。他にも、欧州や韓国など複数の国で、食品中のトランス脂肪酸の含有量の規制や表示義務があるのです。

一方、日本ではトランス脂肪酸の規制や表示義務はありません。「日本人の大多数がエネルギー比1%未満であり、また、健康への影響を評価できるレベルを下回っていることから、通常の食生活では健康への影響は小さいと考えられる」という理由からです。

しかし、安全でないことは事実であり、しかも何%以下だから安心ということではありません。先程のドーナツ1個のトランス脂肪酸の量を見てください。

そして、植物油脂は安価なパーム油、大豆油、コーン油などで、一般的に輸入された遺伝子組み換え原料から作られています。この植物油脂の硬化油は水素反応を調整し、添加物を駆使すれば、様々な硬さに調整できます。安上がりにチョコレートもどきを作るなら、カカオ豆からとれるココアバターの代わりに、体温で溶ける硬化油の植物油を使い、乳化剤でなめらかにし、チョコレート色になる着色料やココア香料を添加します。その一例がチョコレートポッキーです。コーヒーフレッシュも同様で、硬化油に水を加えて乳化剤で混ぜ合わせ、増粘多糖類でトロミをつけ、香料でクリーム風味を出し、着色料で本物らしい色合いにすれば、腐らずフレッシュ(?)のままです。

このように、日本ではスイーツや菓子類、麺、パン類、あらゆるところにトランス脂肪酸が隠れています。ぜひ、色鮮やかでおいしそうなスイーツは街中の「毒キノコ」と再認識して食べないこと。そして、食品の裏側をよく見る癖をつけて、その中に「植物油脂、マーガリン、ショートニング」などの文字を見たら危険を感じる習慣を身につけましょう。

 

(参)「安心な食品」の選び方

[ブログ/]2022.06.01