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がん
オーソモレキュラー療法は、病気を改善させるために必要な至適量の栄養素を用いる治療法であり、がん患者さんの生存期間を延長します。
通常では、栄養素は不足にならないようにしていれば十分であると考えられています。これは栄養素の発見が、それぞれの栄養素の欠乏症の治療を目的にしてきたことによります。そのため、ビタミンB1は脚気にならないために必要十分な量として1日1mgという量が決められ、ビタミンCに関しては壊血病にならず現代社会でも欠乏しない量として1日100mgとなっています。 オーソモレキュラー療法で使用する栄養素の量は、通常の食材から得られる量と比較して、ときに100倍以上になります。そのため「大量ビタミン療法」とか「メガビタミン療法」と表現されることがあります。しかし、この表現は不適切なものであるといえます。ビタミンCによるがん細胞への効果は、高濃度ビタミンC製剤を用いて点滴によって投与しなくては達成できない濃度で初めて得られるものです。一般的な化学では、ある反応が得られる最適な濃度のことを至適濃度と表現し、その濃度が得られる物質量を至適量と表現します。 オーソモレキュラー療法は、病気を改善させるために必要な至適量の栄養素を用いる治療法であり、メガとか大量という言葉で表現されるものとは異なるのです。 また、オーソモレキュラー療法で用いる栄養素の至適量は、治療対象となる病気によってそれぞれ異なっています。たとえば、疲労感を改善するために必要なナイアシンの至適量は1日1g程度であり、うつ症状の改善には1日2g、統合失調症の症状改善のためには1日3g程度が必要と、同じ栄養素でも至適量が全く異なるのです。 そしてもう一つ重要な要素が、使用する栄養素の質です。使用量が通常の100倍以上の栄養素を用いることもあるので、質の良さが重要なのです。 原材料が天然素材で質が良いとうたっていても、本当の質については知ることができませんし、量に関しても、計算上の量を表示しているので、実際の含有量が少ない製品もあります。そして、しっかりと効果が得られるサプリメントを作るためには、大変なコストと手間がかかります。含有量を見て、あまりにも割安なサプリメントには注意しましょう。
さて、オーソモレキュラー療法を確立したもう一人の重要な人物にカナダの精神科医エブラム・ホッファー先生がいます。先生は、統合失調症に関するナイアシン補充療法を発表して以来、大学教授の職や学会会長などの立場を全て失うことになりましたが、うつ症状を伴うがん患者を数多く診療されました。先生は、薬をできるだけ使用せず、食事とサプリメントを用いて精神症状の治療をするのですが、それによりがん患者が元気で長生きすることが分りました。そのホッファー先生の長期的な臨床結果は驚くべき成果でした。 がん患者への栄養処方は、通常では食事で補うことが不可能な量なので、サプリメントを使用しています。1日量として、βカロチンは30000IU、ビタミンB群は50~100mg、ビタミンCは12gなどです。ビタミン以外では、セレンと亜鉛のミネラルもあり、先生のレシピでは体内のフリーラジカルを消去する作用が強調されています。 そして、先生のレシピによって治療を受けた患者群と、同じ程度のがんの進行度でオーソモレキュラー療法を受けなかった患者群との平均生存期間は、オーソモレキュラー療法を行った患者群では45カ月で、行わなかった群は2.6カ月と、約20倍の生存期間延長に成功しています。ちなみに、対象は、乳がん、子宮がん、卵巣がん、肺がん、すい臓がんなどで、比較した全てのがんにおいて、著しい生存期間の延長です。(1978年からの15年間の観察結果なので、現在ではそれぞれ延長しているのでそこは勘案する必要があります) そして、この効果は一時的な腫瘍の縮小ではなく、生存日数だということです。 このように、栄養療法が標準治療よりはるかに優秀にも関わらず、標準治療に取り組んでいる医師たちがまだまだ無関心なのはとても残念です。 がんの詳しい診断がされるまで、あるいは治療が始まってからでも、このような栄養療法は取り入れて行きたいですね。 (参)分子栄養学講座、がんになったら肉を食べなさい
近藤誠先生が考える治療法の決め方
- がん細胞は自分の体の一部。だから敵対視しないで、共生する道を考えてみよう。
- がんの成長は、世間で思われているほど速くない。早期がんも進行がんも、今の大きさになるまでに、5年、10年、時には30年もかかっている。だから「治るか治らないか」の運命は、診断の前にほとんど決まっているはずだ。
- その運命が、診断後1カ月や2カ月のうちに変わるとは考えにくい。だから、あせらず腰を据えて、治療を受けることが損か得か、受けるとしたらどの治療法にするか、じっくり見極めよう。
- がんで死ぬのは自然なことだけれども、治療で死ぬのは不自然で、不条理だ。それに副作用や後遺症のない治療法はないから、治療のデメリットのほうもよく考えよう。
- 治療が苦しくても、治療後にラクになることが確実なら、治療期間中と直後の時期はがまんしよう。
- 逆に治療前より日常生活が苦しくなり、それが一生続くなら、本当の意味の治療ではない。手術で胃や食道などの臓器を摘出したら、わずかな例外を除いて、ふつう手術前より苦しくなり、不便が一生続く。従って摘出手術の多くは、治療として失格。また副作用が強い抗がん剤治療も、ずっと続けなければならないなら失格。
- 本物のがんはほぼ、治療でなく延命が目標になる。しかし人それぞれの本来の寿命がわからないから、治療によって延命したのかどうか、本当のところはわからない。あるかないかわからないのに「延命をもたらす」という治療法に賭けると、人生がめちゃくちゃになる恐れもある。
- だから、発想を転換して「日々の生活能力が保たれ、これからの日常をよりラクに過ごすことができる治療」を選ぶ。それは結果的に、延命の可能性につながるだろう。
- 例えば手術と、臓器を残せる放射線治療がある場合は、放射線を選ぶ。がん切除手術はほとんど役に立たず、手術以外の治療法で十分という例が少なくない。例えば、子宮頸がん、食道がん、膀胱がんの進行がん、前立腺がんなどは放射線治療をやってみて、手術を考えるのは、その結果を見てからで十分だと思う。手術をするにしても、臓器を全部取るのではなくて縮小手術でよい場合がある。例えば、乳房温存療法など。日本では、がんの転移や再発予防と称してリンパ節の廓清を非常に広い範囲に行うが、世界的にはその意味が認められていない。切除するにしても、もっとずっと狭い範囲でよく、リンパ節の廓清も必要ないことが多いから慎重に。
- 医師に「この手術には1%の可能性がある」と言われたら、100%助からないと考える。まれに生きる人がいても、それは手術をしたからではなく、何もしなくても同じだった。1%と言われた場合、手術で助かったり、いい結果が出る可能性はゼロ。
- 巨大図書館、書籍・雑誌・新聞、ネットなど、あらゆる情報源にあたり、治療成績や生存率のデータも調べて、判断の材料をできるだけ豊富にしよう。
以上ですが、がんの成長は世間で思われているほど速くないので、3大療法を勧められてもすぐに取り入れずに、放置療法が良いということですが、ただ様子を見るよりは、治療成績がよく、安心、安全な方法があれば、それを取り入れる機会があります。 その一つは、治療成績は抜群で、アメリカのガン学会に呼ばれてライフアチーブメント賞を受賞したプラズマ療法になります。あまりにも斬新すぎるだけに、まだ正規に医療に組み入れられていませんが、多くの医師も取り入れてすばらしい成績をだしているものですから、がんのファーストチョイスになると思います。また、がん活性消滅療法(CEAT)も同様で、これはがんに特化しているだけに、こちらの方が適していると思います。ですから、医師でない方の施術の場合は、CEATの医師との連携をお勧めします。また、しっかりと栄養をとっていくこともとても大切です。分子栄養学などを理解されている医師の指導を仰ぐのも良いでしょう。ただし必要なときには、必要最小限の抗がん剤や放射線治療、手術もあり得ます。 とにかく、近藤誠先生の放置療法を選んだのであれば、栄養を考えながらCEATかプラズマ療法を取り入れて行くのが優れているように思います。 (参)「余命3カ月」のウソ、「増え続けるがん、がん特有の周波数の有無を調べれば誤診は解消する」
運動不足は第2の喫煙‼がん患者さんにこそ、運動が必要という真実
●座りがちな生活は第2の喫煙 ・・・運動をすることで、まず気持ちが晴れます。積極的で活動的な気分になり、自尊心も高まります。これは単なる気のせいではなく、実際科学的に証明されていることなのですが、その理由としては、運動はさまざまな神経伝達物質の分泌に測定可能なほど影響を与えるので、このような効果があると考えられています。もちろん同じ理由で、認知機能の低下やアルツハイマー病だけでなく、うつも予防したり、メンタルヘルスにも効果があります。 また運動をするとエネルギー消費が上がることと、お腹がいっぱいと感じるホルモンの分泌が促進されるため、自然に食欲が落ち(正常化し)、万病の基である肥満や2型糖尿病の発症率も下げます。そのため心血管系疾患は特に運動との関連が強く、週に3時間以上運動すると、女性は心臓発作や脳卒中のリスクを50%、男性は脳卒中のリスクを3分の2に、心臓発作はなんと驚きの3分の1までリスクを減らしてくれることがわかっています。もちろんその他にも、免疫機能を高めて感染症のリスクを減らしたり、サルコペニアを予防したりすることができます。 2014年に発表された素晴らしいスウェーデンの研究では、参加者に片方の脚だけ3カ月間運動してもらい、その後運動した脚の遺伝子発現を調べたところ、運動した脚のみ、炎症やインスリン反応、代謝に影響を与える5000を超える遺伝子が良い変化をしていたことを発見しました。またその遺伝子の変化は運動をしていない期間も続いたということです。・・・ ●がん患者さんにこそ運動して欲しい理由 膨大な量の研究(コホート研究やメタ研究)から、運動は、結腸がん、乳がん、子宮内膜がん、肝臓がん、腎臓がん、食道がん、膀胱がんの発症リスクを減らし、結腸がんに至っては、アメリカでは年間4万3000件が運動不足によって生じている。つまり防げるはずだったがんであると米国国立がん研究所(NCI)は発表しています。 もちろん発症リスクだけでなく、多くのがんで、がんによる死亡率、再発率も劇的に低下させます。2016年のメタアナリシスでは、乳がん、結腸直腸がん、前立腺がんの患者さんが運動をした場合、死亡率が3分の1以上減少し、再発率の低下も認められました。 ・・・800人以上の前立腺がんを17年間追跡調査した論文では、活動的な男性は死亡率が最大40%減少。転移性大腸がんの患者さんでは、15年で死亡率が40%以上減少。適度な運動で、乳がんの再発リスクはなんと50%も減少したと報告している論文もあります。 またとても興味深いのは、化学療法や放射線治療中に運動することで、標準治療の抗腫瘍効果が高まることや、化学療法や放射線治療による副作用(がん性疲労や疼痛、睡眠や食欲の悪化、うつや不安感)が減るという報告がありますが、運動したがん患者さんに有害反応があったという研究はない、ということです。 がんになってしまったから、普通の人より体力がないからこそ、運動が必要なのです。アメリカがん学会は、1週間に2.5時間(1日22分)の運動を推奨していますが、その22分でさえ1度に連続でする必要はありません。むしろ、こまめに短い運動をするほうが健康にメリットがあると言われています。 どうですか、普段から運動を取り入れてがん予防をしましょう。そして、がんの方もタンパク質など栄養をしっかりとりながら、無理ない範囲で運動をしましょうね。 (参)リオルダンクリニック通信
[がん]2021.01.06
放射線の怖い『バイスタンダー効果』を知ろう!安易な放射線使用は、バイスタンダー効果によりがんを引き起こしてしまいます!
- マウスの頭部(脳)を鉛で保護して、全身に放射線をかけた実験では、この脳を保護したマウスに悪性脳腫瘍が出来ました。
- 前立腺ガンに放射線を当てた症例では、高率に肺ガンを発症することが分かっています。(二次的発ガン)
- ラットの実験で、肝臓に放射線を当てたところ、記憶・認知・実行機能など遠隔の脳に著しい障害が出ました。
- ある生けすの魚に放射線を当てます。この生けすに新しい魚を入れると、その魚も放射線を当てていないのにもかかわらず、放射線障害が見られました。
- チェルノブイリ原発事故の被爆者およびガンで放射線治療を行った人の血液を取り出し、正常細胞が入ったペトリ皿に加えると、正常細胞の染色体がダメージを受けました。
- 男性の頭部に放射線を当てると、その男性の精子に異常が起こります。そして、その男性の子供が白血病になる確率が高くなることまで分かっています。
「がん難民」を総合的にサポートしていく時代です
日本先進医療臨床研究会理事の小林平大央氏は、がん難民が存在する原因には、我が国が先進国の中で唯一抱えている「混合診療禁止」というルールがあるからではないかとおっしゃっています。混合診療とは、保険診療と保険外診療を併用することですが、日本では禁止されているのです。 ちなみに諸外国にはそうしたルールはなく、逆に積極的に混合診療をしています。保険適用の治療法と、最先端の治療法や伝承療法などを組み合わせて、難治性の疾患であるがんや難病の解決に取り組んでいます。 しかし、これには一長一短があります。 危惧するところですと、コンビニのように乱立している歯科医院を見てみれば、日本の安心できる保険制度の範囲で治療できるのに、稼ぎになるインプラントを無理に進める歯科医院や審美治療に走る歯科医院の増加です。 同様にがん治療をこの流れで考えると、完治が難しいステージ3期以降のがん患者さんに、効果が乏しいけれど、先進医療と称して数百万円以上もする高額な免疫療法を勧めたりすることも想像できます。 現時点でも、高額な免疫療法は問題視されていますし、保険制度の範囲でできる治療効果と同等のものを、高額な治療で行うクリニックの話しをよく聞きます。 本来、がんは体内環境の悪化が主な原因であり、生活習慣病の一つと捉えれば、今までの抗がん剤や手術を中心とした標準治療といわれるものが正しい治療のやり方でないことは明らかです。なのに標準治療を押し付けられれば、当然困惑し、多くが「がん難民」になるのでしょう。 アメリカでは、1990年に上院で問題調査委員会が組織され、通常医療と代替医療との比較調査を行い、代替医療の方が副作用も少なく、治癒率が高いとの結論を出しています。 現在、日本の大きながんの患者会である”いずみの会”や”ガンの患者学研究所”の生存率を見れば明らかでしょう。 また、日本プラズマ療法研究会や癌活性消滅療法学会の医師達が出したがんの治癒率のデータも立派なもです。(ステージ1、2で80%以上、ステージ3、4で60%以上) しかも、これらの代替療法や先端医療は副作用がほとんどなく、安全・安心・安価であることです。 ちなみに、皆保険制度と高額療養費制度により分かりにくくされていますが、現在のがん治療は医師・製薬企業の大きな収入源となっていて、抗がん剤で完治できない固形がんですら、今では1千万円以上もする抗がん剤が多用され始めています。 一方、プラズマ療法や癌活性消滅療法は、開発者がもうけにしてはならないとのことで、実費でありながら格安です。ステージ1、2くらいなら月4万円ほど、ステージ3以上であれば月10万円以下でしょう。当サロンであれば、それぞれ月3万円以下と5万円以下です。(都内の家賃の高いところは別として、多くのプラズマサロンはだいたいこのくらいでしょう)
世界最先端の研究では、食事や住環境、生活習慣など、心理的・物理的・化学的ストレスに起因する慢性炎症(細胞の環境悪化)が、細胞内のミトコンドリアの呼吸代謝異常を引き起こし、酸素不足から逆行性シグナル伝達を起こす結果、がんを発症させていることが分かってきました。 つまり、がんの克服には「ミトコンドリアの活性」、「免疫力の強化」、「アルカリ化」などがカギとなること、また、がん予防にはストレスケア、食事、環境などが非常に重要であることも分かってきました。 ですから、従来の治療の延長線上にはがんの克服はありえません。新たな治療戦略が必要なのです。 このような総合戦略で、がん治療へ向き合う医師は増えてきていると実感しています。 初代厚生労働大臣、元衆議院議員の医師、坂口力医学博士は次のように述べております。 「医師は優秀で従順な人が多い。誰に従順な人が多いのだろうか。上司、大学では教授や、その道の大家に対して従順すぎるきらいがあり、患者に対して従順な医師は数少ない。同じ抗がん剤で一時の快復はあっても同様な死の結末を迎えるのであれば、もっと治療法に工夫があって然るべきである。しかし、快復しないのが当然の結果として片づけられている。それだけではない。新しい試みをしようとする人に対して批判の矢を放ち、がん治療から除外しようとする医師も存在し、時にはそれが大学教授であったりすると悪影響は大きい。代替医療もすべての人に同様に効果があるわけではないが、抗がん剤の結果よりも優れたものが時には現れているということに理解を示すべきだと言いたいのだ。患者に従順で、新しい治療法を積極的に取り入れ、がん罹患率とがん死亡率の低下に焦点を合わせた医師の養成と制度の確立を進めなければならない。急務である。」 当サロンでも、がんの本質を理解した上で、がん患者さんの心身両面への総合的なサポートを模索しながら、メインのプラズマ療法でサポートさせて頂いております。 少しでも、がん難民を安心させてサポートできればと願っております。 (参)ガン治療革命
[がん]2020.06.08
近藤誠先生の「抗がん剤だけはやめなさい」から学んだ”抗がん剤の真の姿”
・抗がん剤はすべて猛毒であり、発がん物質である ・がんの治療現場で、頻繁に使われる「ケモ死」(抗がん剤の化学療法で死ぬこと)は病名のようになっている ・多くの臓器の正常細胞はがん細胞より分裂が速いので、正常細胞が効率的に死滅することになる ・患者さんがよく気にする副作用に、吐き気や脱毛がありますが、これらの副作用は回復可能です。しかし、問題なのは回復不能の副作用で、抗がん剤によってやられる臓器や程度・頻度が異なりますが、心不全、脳障害、肺線維症、腎不全などが生じることがあります ・抗がん剤の「治験成績」データにはウソがあり、有名医学雑誌にインチキ論文が載る ・特殊な一部を除いて、固形がんの場合、抗がん剤に延命効果はない ・抗がん剤の延命効果は、人為的に操作されていて、データはインチキだらけ ・臨床医は、情報の操作や隠ぺいに気が付かない ・早期発見で、生存期間が延びたように見える ・抗がん剤を乗り換えるごとに死亡率は高まる ・抗がん剤は、命を縮める効果しかなく、しかも、ロシアンルーレットのように「数回目の抗がん剤投与で、一気に衰弱。あるいは急死」ということがよく起きます。 ・抗がん剤が「効く」というのは、治るとか延命に役立つという意味ではなく、単に「一時的にしこりが小さくなる」というだけです ・抗がん剤は、がんだけでなく全身の正常細胞もたたくので、「しこりは小さくなりましたが、命も縮んでしまいました」ということが、よく起きます ・今までどれだけ多くの人が延命効果もない「画期的新薬」のPRにのせられ、「副作用はほとんどない」とだまされて、もがき苦しみ、死んでいかなければならなかったか ・抗がん剤は、命を賭けた、勝ち目のないギャンブルです
(一般的な固形がんに対して)抗がん剤がこのような真の姿であることで、近藤先生はがんの治療において、患者さんにできるだけ快適に暮らして欲しい、出来る限り長生きして欲しいという願いで、懸命に相談に乗っていらっしゃいます。 また、良心的な知り合いの医師等は、抗がん剤の本当の姿を知っていて、抗がん剤をやめるように言っています。さらに、世界の多くの医師も、自身の治療に過酷な抗がん剤を使いませんし、患者さんにも使用をひかえるようになっています。専門医が、自身ががんになったら、300人中299人が抗がん剤を使わないとのアンケートもあります。 ですから、抗がん剤を使わないで治りたいという方へのサポートには、プラズマ療法はとても適していると思っております。 ただ、サロンの立場では、決して「やめるように」とは言えないので、知り合いの医師やクリニックを紹介したり、書物を教えて気付いてもらったりしています。 抗がん剤は、発がん物質でもあり、体内環境をひどく汚染させます。 このように、抗がん剤の真の姿を理解して、適切ながん治療が、もっと現場で実現していくことを願うばかりです。 (参)抗がん剤だけはやめなさい、「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人、がん放置療法のすすめ、医者のデマ、がんメディカルサービス
[がん]2020.05.11
抗がん剤の付き合い方と真の実力(?)についてUASオンコロジーセンター長の植松稔医師から学びます
・・・『乳がんの抗がん剤治療やホルモン療法は「臓器転移」が見つかってから行っても間に合わない。しかし、「微小転移」のうちに治療すれば治る人もいて生存率が上がる。』 これは、間違った医学界の常識です。 真実は、『乳がんの抗がん剤治療やホルモン療法は「肉眼的転移」にも「微小転移」にも同様な効果なので、存在の確認できない「微小転移」を治療すべきではない。はっきりと「臓器転移」が見つかってから考えればよい。』・・・ ・・・『分子標的薬「ハーセプチン」は、がんの転移が進行してから使っても効果は同じ。 「臓器転移」した「ハーツー」陽性の乳がんの場合、がんが進行してから「クロスオーバー」(最初は使わないはずだった薬を後から使うこと)で「ハーセプチン」を用いても最初から使用したのと同じ生存率であった。「ハーツー」陽性の進行がんの分子標的薬「タイケルブ」についても、進行がんの場合も、最初から使ったのと病気がさらに進行してから使っても、同じ効果が得られる。だから、「ハーツー」陽性の進行性乳がんの場合、「タイケルブ」を早く使うべきだ、そのほうが効果が高いという専門家の常識が間違っていたことが証明されているのです。』・・・ ・・・『抗がん剤は毒をもって毒を制す治療です。実際には「微小転移」ゼロの患者さんのほうが多いのですから、その場合明らかに有害といえるでしょう。もちろん、いずれ抗がん剤の治療を考えなければいけない人、つまり、本当に「微小転移」が隠れている人もいるのですが、そのような人たちも再発・転移がでてから抗がん剤を考えれば十分なのです。 乳がんでは手術しか治療がなかった時代、1期患者は8割以上、2~3期でも半分以上には再発・転移は出なかったのです。本来、これらの人たちには一生涯抗がん剤やホルモン剤は不必要なのです。最初にやっても転移が出てからやっても結果は同じ(延命効果なし、副作用あり)、抗がん剤治療に関してご理解できたでしょう。』・・・ ・・・『抗がん剤の真の実力を見てみたいと思います。抗がん剤でがん細胞をゼロにするのは、とてもたいへんなことで、肉眼的な病巣のがんをゼロに出来たからといって、「微小転移」のがんをゼロに出来るとは限らないのです。そして、MDアンダーソンがんセンターの20年におよぶ長期観察などのデータから、抗がん剤による「真の再発・転移予防効果」は4%くらいなのです。・・・但し、今日同じような転移が出てしまった患者さんに対して、もっと新しい薬剤を工夫して用いれば、もう少し良好な生存率が得られる可能性は高いと思われます。』・・・
本書の最後の章に「かしこい患者になるためのヒント」が書かれていて、次のように記されています。 ・・・さて、抗がん剤やホルモン剤を受けるか否かは本人が最終決定できることです。 どんなに周囲が薦めても、本人が断ればそれで完結する話です。 「自分には抗がん剤やホルモン剤の予防投与は不要だ」と無理なく判断できる方が少しでも増えればと期待しています。 「ガイドラインに従って抗がん剤やホルモン剤の予防投与をしないなら、もうあなたの面倒は見れませんよ」などと脅し文句を言う医師もいそうですが、どうせ、その手の輩はガイドラインに従ったとおり一遍の治療(標準治療)しかできないわけですから、本当に転移が出て困ったときには、それこそ本当に面倒をみてくれなくて緩和ケア科を紹介するだけになってしまうのではないでしょうか。 患者さんが「転移の予防では薬を使いたくないが、もし転移が出てしまったときには、状況に合わせてしっかり考えたいので、よろしくお願いします」と言ったときに、それを受け入れてくれる度量のある医師であれば信頼して任せてもよいでしょう。このように考えると、抗がん剤について自分の意見を言うことは医師の良否を見極める試金石としても有効かもしれません。・・・
現在の抗がん剤の実力は、数%もあるのでしょうか。静岡県立静岡がんセンター「処方別がん薬物療法説明書」を覗けば、各レジメンの奏効率が詳しく見ることが出来ます。また、近藤誠先生の「がん・部位別治療事典」では、部位別、状況別に判断しやすいでしょう。きちんと、その実力(?)を理解するならば、「延命効果」や「生活の質」に考慮して、正しい判断ができるのではないかと思います。そして、治癒率を高めている実力の大部分は、患者本人の「生命力」であり、「自然治癒力」です。抗がん剤の副作用は相変わらず過酷です。ですから、主治医と本音でよく治療や生き方を話し合って、治療を理解し、自分で選択して行きましょう。 もし、仮に様子を見ると決めたのでしたら、安全・安心・安価でサポート出来るプラズマ療法は、お勧め出来るものです。先程の生命力を高め、自然治癒力を大きくサポートするものです。 これからも、ぜひ、プラズマ療法を利用して見て下さいね。 (参)抗がん剤のうそ、最高のがん治療、がん・部位別治療事典
[がん]2020.05.04
ガンを告知されたときに知っておくべき7つのこと(その2)
[がん]2020.04.13
ガンを告知されたときに知っておくべき7つのこと(その1)
[がん]2020.04.11