スタッフ公式ブログ

“よしりん”から学んだ4毒を抜く大切さ

ある政党の選挙運動の時から知ることになった“よしりん”こと吉野敏明氏から、生き方の姿勢や医療、食について多く学ばせて頂いています。

私は今まで、分子栄養学や酵素栄養学、京都山田豊文先生の細胞環境デザイン学等を学んで来ましたが、よしりんは臨床医として、実際の食事の指導においてシンプルに4毒を抜くことの大切さを繰り返し伝えています。

その4毒とは、小麦・乳製品・甘いもの(精製した糖質)・植物性の油のことです。

小麦は、小麦タンパク質のグルテンが腸壁の細胞を繋ぎ合わせているタイトジャンクションを緩めて、腸内の未消化物質などを血中に入れてしまいます。また、体内に入ったグルテン自体が直接神経障害を引き起こしたり、異物とみなされ攻撃されることで、様々な臓器で炎症が起きてしまったりします。

乳製品もグルテンと同様に、乳タンパク質のカゼインが様々な障害を引き起こしています。血液を作るのに必要なミネラルである鉄の吸収を阻害して鉄不足を起こしたり、カルシウムを骨から溶かして骨粗鬆症を引き起こしたりします。

また、牛乳に含まれる女性ホルモンや有害物は乳がんとの関連も疑われています。

上記の小麦や乳製品の害については、葉子クリニックの内山葉子院長の著書「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」で分かりやすく伝えています。

そして、植物性の油や甘いものは、万病の元である炎症を引き起こします。植物油は糖尿病の元凶にもなっています。

ですから、よしりんは病気を治したかったら、4毒を抜く、3ヶ月は抜くことを繰り返し伝えています。この3ヶ月は、現代人にとってはとてもハードルが高いのですが、がんの方など重い病を本当に良くしたいのであれば、ぜひ実践をお勧めします。

なかなかすぐに腑に落ちないでしょうから、毎日朝、よしりんが「吉野敏明の政経医チャンネル」で配信しているので、それを何度も聞いて覚悟を決めて下さい。

逆に、これら4毒を抜くのに難儀するほど、私たちの食生活が翻弄されていて、乱れていることになります。

まずは、「ま・ご・は・や・さ・し・い・わ」を基準にした和食にすると4毒をストレスなく抜きやすくなります。パンを主食にするから、乳製品やハムやソーセージなどの加工肉、植物油がセットになってしまうのです。

ぜひ、ご飯を主食にして、4毒を抜いて行きましょう。

[ブログ/]2024.10.04

老化を止める食べ方

「加齢と老化は違います」

現代では、老化は病気としていて、廊下の元凶は「酸化」と「糖化」にあります。

この酸化と糖化は、老化を加速させたり、様々な病気を引き起こしたりする原因としています。

そのため、アンチエイジングを実現できるかどうかは、いかに酸化、糖化を防いで行けるかがカギになります。

今回は、糖化が進むとどのように老化を加速させるかをお伝えします。

糖化とは、食事などで摂った余分な糖分がタンパク質と結びついて、体内の組織を劣化させる現象です。

私たちの体は、血管も筋肉も臓器や肌、髪の毛も、ほとんどタンパク質でできています。そのタンパク質は、体内に入ってきた糖と結びつきやすい性質があります。そして、タンパク質が糖と結びつくと、タンパク質は変性、劣化して、もろくて壊れやすい状態になって行きます。これが糖化です。

糖化が進むと、血管、内臓器官、肌などのタンパク質でできた組織が次々に劣化して、もろくて壊れやすい状態に変化してしまうのです。

血管壁で糖化が進むのが、動脈硬化であり、骨で糖化が進めば、骨折しやすくなります。お肌であれば、コラーゲンが変性し、劣化してハリや潤いが失せ、シワやくすみ、たるみの目立つ老け肌になります。

このように糖化が進むと、体中で老化が加速したり、病気が進行したりするようになるのです。

では、そのようにならないためには、糖の摂り方次第になります。糖質過多の生活を続けていると、余った糖がタンパク質と結びついて、凶暴な姿に変わるのです。

ただし、糖化を防ぐというのは、糖質制限ではありません。元々、糖質は人間にとって欠かせない栄養素です。食後に高血糖にならないように、食事に気を付けることになります。

そのためには、精製された糖質たっぷりのスイーツを止めることや野菜や海藻などを先に口にするベジファーストを心がけることが大切です。

また、調理の仕方による食品選びも心がける必要があります。糖化の少ない順に、生、蒸す、茹でる、煮る、炒める、焼く、揚げるとなります。また、加工食品にも気をつけましょう。

加齢に伴い、糖化産物の蓄積量に差がつくと、老化スピードに違いが生じ、体の衰えや見た目の老け具合に差が広がります。

また、糖化産物は体内に炎症を引き起こし、さらに糖化や酸化が進んでしまうという悪循環に陥って行きます。肺の機能低下から、糖尿病、認知症と様々な疾患を引き起こして行きます。

糖化を抑えて、老化を止めて行くには、食品の選び方や食後高血糖に気を付けたり、食後に散歩するなど軽い運動を取り入れることも良いでしょう。

ただし、極端な糖質制限は腸内環境を悪化させたり、血管修復機能が低下したりするので気を付けましょう。

 

(参)老化を止める最強の食べ方

[ブログ/健康法/]2024.09.18

自然な食材で老化細胞を取り除きましょう!

誰しも年を取りたくない、老化したくないということで、昔から「不老不死」が一大テーマとなっています。

特に、現代社会においては、平均寿命の延伸によって「抗老化(アンチエイジング)」ということの重要性が高まって来ています。

80代、90代と年を重ねて行くにつれて、不具合の箇所が増えて来るというのは平均像であり、根本原因は「老化」ということになります。

そして、近年の研究では、「加齢」と「老化」は異なり、「老化は病気(疾患)の一つである」「老化は防げるのではないか」とする考えが優勢になっています。

デンマーク、コペンハーゲン大学の分子生物学者、ニクラス・ブレンドルグ氏は「人間は寿命を200〜300年まで延ばすことは不可能ではない」との研究予測をしています。

その根拠の典型例として、クラゲの一種が成長過程を逆行することも可能であることを見出したものです。つまり、若返りが可能というものです。

また、現在の生物の中には、遥かに長寿の生物が存在していて、ランキングから紹介すると、1位のバクテリアが不老不死とされて、ポセイドニアという海藻は2000年以上生きることがあるとされています。深海鮫のギンザメは脊椎動物では最長の約400年と推定されています。シロナガスクジラは170年とされています。

古文書などでは、ある人の寿命が数百年ということもいくつか記載されています。

ですから、不可能ではないと思います。

さて、現在の研究では、いくつかの物質が寿命の延伸効果を挙げています。ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)や大豆発酵食品に含まれるスペルミジン、メトホルミン、ラパマイシンなどです。

そして、近年では“細胞老化”に関する分野が注目されて来ていて、加齢性のあらゆる疾患を防いだり、治癒を促すためには老化細胞を除去することが重要であるとする考え方が優勢になって来ています。

加齢に伴って、老化細胞のアポトーシスや除去が間に合わなくなり、老化細胞が蓄積していくことは、慢性炎症の主原因になるのです。それにより、生活習慣病やがんなどを引き起こすわけです。それを防ぐためのお薬開発との流れが出来ています。

しかし、自然に生かされている自然物である私たちは、出来るなら自然の食品で老化細胞の蓄積を防ぎ、若さを保ちたいものです。

そのための代表的な食材が植物フラボノイドである“ケルセチン”です。タマネギが有名ですが、その他ブロッコリー、緑茶、リンゴ、ベリー類、ブドウなどです。

ケルセチンは、老化細胞の除去以外に、免疫の調整、鎮痛、抗ウイルス・抗菌、神経保護、抗炎症、脂肪分解、動脈硬化予防などの働きがあります。

また、植物フラボノイドのフィセチンもケルセチンと同様に、老化細胞のアポトーシスを促進させます。フィセチンはリンゴやイチゴなどに含まれますが、桑の葉に多く含まれます。

今回は、食材の紹介になりましたが、私たちは普段食する食材を適切に選択することで、老化を防ぐことが出来ます。ケルセチンを多く含む食材は身近ですから、これからも日常で食して行きましょう。

[ブログ/健康法/]2024.08.30

ミネラルをしっかり取りましょう!

気候の異常で、この夏も暑さが増しています。すでに、静岡でも40℃を超える状態になりました。

暑いと、体の熱を冷まそうと、血液が体表に偏り、胃腸などの内臓への血流が減少傾向になります。そのために、胃腸などの内臓機能が低下して、食欲が落ちたりすることになります。

そして、暑いからと、冷たい飲み物やアイスなどを飲んだり食べたりすると、余計に胃腸の機能低下を起こしてだるさや疲労が引き起こされます。

ですから、暑い時には、胃腸を冷やさないことを意識して飲食すること、消化機能を保つことを意識することが大切です。

よく噛むことで消化を助け、体調を維持するために、食事にも気を付けましょう。

そして、代謝を整えるためには、ビタミンやミネラルなどの栄養素が必要です。これらは、代謝酵素の補酵素として働きます。吸収を助ける胃酸でミネラルがイオン化することが大切なのです。

先ほど述べたように、暑いからと冷えたジュースやビールを飲み過ぎると、消化力を低下させ、なおかつ、代謝でビタミンやミネラルが消耗されて体調を崩します。

甘いものも同様です。

漢方では、胃は湿を嫌うと言い、ダラダラ食いで常にお腹に何か入っている状態は胃腸の機能、消化力を低下させます。

甘いものや加工食品、油の多いものは控え、メリハリを付けて、「ま・ご・は・や・さ・し・い・わ」の食事を心がけて行きましょう。

汗でミネラルが余計に失われる時期です。特に、重要なミネラルと言われていて、一番不足がちなマグネシウムは、しっかりと豆類や野菜、海藻を摂ることで得られます。

このようなことを気を付けて、夏負けしないようお過ごし下さい。

[ブログ/栄養/]2024.07.07

美味しいチーズが病気を増やしています!

戦後から日本人は乳製品を取ることを習慣化され、現在では乳製品を取らない日はないくらいです。朝はパンと卵と牛乳又はヨーグルト、カフェラッテのモーニング、昼はチーズの乗ったハンバーガーやピザ、夜は乳製品入りのドリアやパスタなど、そしておやつにはチーズ入りのスナック類。

40〜50年くらい前には、チーズは高額商品で、流通量も今よりずっと少ない状況でした。現在では、いろんな料理に乳製品が使われるようになっています。

そんな中、特にチーズは乳製品の中で多く使われていて、さまざまな病気に関連していることが分かって来ています。

まず、乳製品は全て骨密度の低下をもたらし、骨折しやすい体にして行きます。私が小さい頃には、給食に必ず牛乳が付いていました。健康飲料として、成長を促し、骨を強くするという理由からでした。

ところが、現在では乳製品はすべからく骨折率を高めることが分かっています。

しかも現在の生産方法では、ホルモン剤や抗生剤等の投与によって不自然な大量生産により、危険度を増したものになってしまっているのです。

そして、タンパク質が濃縮されているチーズにおいては、消化器系にも負担になります。腸内に炎症や腐敗現象を引き起こしたり、リーキーガッド(腸漏れ)により免疫関連の異常を引き起こしたり、アレルギーや膠原病になりやすくしたりします。

さらに、高タンパク質は血液を酸性化し、体内環境の悪化、細胞環境の悪化により代謝の異常、さらには日本人死亡原因第1位のがんの増加にもつながっています。

また、タンパク質の腐敗によって生成されるアンモニア窒素物は肝臓で尿素を放出することになり、腎臓にも負荷がかかります。

そして、動物性タンパク質である乳製品に含まれる過剰なIGF -1(インスリン様成長因子)は、異常な細胞増殖、すなわちがん化につながり、膀胱がん、前立腺がん、乳がん、大腸がんの発症リスクを増大させることが指摘されています。

ですから、『乳製品は美味しい顔をした危険な嗜好品』との認識で、適度な距離で楽しみましょう。

[がん/]2024.04.17

がん治療では、マグネシウムが必須です!

生存率の低いがんとして有名な膵臓がんは、マグネシウム摂取量と相関関係があることが分かっています。マグネシウム摂取量が100mg下回るごとに、膵臓がんの発生率は約24パーセント上昇します。

膵臓がんにおいて、糖尿病を罹患している患者では、その発症リスクの大きな要因です。その糖尿病は、糖分の摂りすぎよりも、実は、マグネシウム不足が最大の原因です。そして、そのマグネシウム不足では肥満者の割合も増加しています。

それもそのはず、マグネシウムは体内の300以上の酵素を働きに関与している。つまり、代謝に大きく関与しているので、マグネシウム不足は、代謝の低下を引き起こすのです。

ですから、マグネシウム不足は、がん、糖尿病、腎臓病、高血圧、心臓病、不整脈、動悸、骨粗鬆症、関節炎、喘息、湿疹、蕁麻疹、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、ADHD(注意欠如多動症)、うつ、不安、神経過敏、慢性疲労、頭痛、不眠など、ありとあらゆる疾患や症状を引き起こします。

よって、体内にマグネシウムをしっかり満たしておくことは、生命にとっては絶対的に必須なのです。

ところが、現代食ではミネラルが足りていないことが多い状況です。コンビニや手軽なファーストフードの食品では、高脂肪でカロリーは取れても、ビタミンやミネラル、食物繊維が十分に取れていません。

一方、昔ながらのご飯と具沢山の味噌汁と野菜のおかずでは、多くのミネラルを摂取できます。

その中で、マグネシウムは、私たちのエネルギー通貨であるATPを生み出すミトコンドリアの機能を高めます。それにより、免疫細胞も元気になったり、必要に応じてアポトーシスも誘導されることになり、がんの退縮にも一役担うわけです。

マグネシウムを多く含む食材には、大豆、ゴマ、野菜、果物、海藻など様々ありますが、治療的には高濃度マグネシウムの摂取や入浴剤、外用のマグネシウムローションなどで速やかに体内のマグネシウム濃度の回復を図るのが良いでしょう。

[がん/]2024.03.27

3大ミネラルで感染に備えましょう!

良質な食事に欠かせないものに、3大ミネラルがあります。

それは、マグネシウム、亜鉛、セレンの3つです。これらは、免疫を高めて感染から体を守るのに欠かせない体作りに不可欠なものです。

まず、マグネシウムは何百種類もの代謝酵素の働きに不可欠なミネラルで、多くの生命活動に関与しています。免疫システムにもダイレクトに関わり、白血球のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)やT細胞の一種には、感染細胞を処理する働きがありますが、マグネシウムが不足すると、この働きが著しく低下することが分かっています。

また、亜鉛もマグネシウムと同様に数多くの代謝酵素に不可欠なミネラルで、NK細胞やT細胞などのリンパ球に強力なサポートをしています。特に、胸腺の中でT細胞を分化・成熟させるのに不可欠な酵素に不可欠なミネラルです。この時、亜鉛が足りないと、未熟なT細胞がアポトーシス(細胞死)を起こして胸腺が萎縮し、T細胞のトレーニングを正しく行えなくなります。

また、亜鉛はB細胞の受容体に作用することによって、抗体産生をコントロールして免疫力を働かせています。

3つ目のセレンも、さまざまな酵素の作用や構成成分として非常に重要なミネラルです。抗原に対する白血球の反応を高めたり、サイトカイン(炎症の重要な調節因子)の生成をコントロールしたりして、感染症に対する効果や治癒率を高めることが知られています。

そして、亜鉛とセレンは、体内で作られる重要な抗酸化物質(抗酸化酵素)の構成要素としても不可欠なミネラルです。玄米や大豆、種実類などの高マグネシウム食品が、亜鉛やセレンの摂取源としても優れています。

ちなみに、この3大ミネラルは必須ミネラルの中でもとりわけ重要で、がんの予防や改善においてもそれぞれが強力なパワーを発揮するため、究極の抗がんミネラルでもあります。

ですから、手軽なインスタント食品などのジャンクフードを避け、感染症の予防として、必須栄養素を豊富に含む“精製や加工の度合いが低い食べ物”をしっかり摂って行きましょう。

 

(参)ウイルスにおびえない暮らし方

カロリーゼロの落とし穴

カロリーを気にする人々の支持を得ている“人工甘味料”。「アスパルテーム」「スクラロース」「アセスルファムカリウム」「ネオテーム」などなど。菓子類、ジュース類など幅広く使われています。糖類たっぷりだと体に悪いからと、人工甘味料の方が体に良いと思っている方もいますが、実はこれらには様々な危険性があるのです。

大まかに、人工甘味料は不自然な化学物質であり、腸内環境を悪化させます。腸脳相関により、脳も不安定になります。その結果、精神的に不安定になるので、体への影響も出て来ます。

特に、痩せたい方や糖尿病の方が摂取するのに逆効果だという論文が出ています。簡単に紹介すると、ゼロカロリーの清涼飲料水は、砂糖ゼロでカロリーゼロですが甘い。すると、脳はたっぷりのジュースを飲んだと勘違いします。血糖値が上昇してくることを見越して、甘さを感じた段階であらかじめ、血糖値を下げるインスリンというホルモンを分泌してしまうのです。ところが、実際に飲んでいるゼロカロリー飲料には糖類が入っていないので、血糖値がインスリンを作った分だけ低下してしまいます。血糖値が低下すると、体はすぐに血糖値を回復しようとして「空腹」の信号を出します。つまり、人工甘味料の飲料を飲めば飲むほど食欲が増加してしまうのです。こうして、糖尿病の人やダイエットを考えている人が、これらのゼロカロリー飲料を飲んでしまうことによって、かえって太ってしまったり、血糖値コントロールを乱して悪化させてしまいます。

また、Natureという科学雑誌でイスラエルの研究チームが、人工甘味料は糖尿病や肥満など生活習慣病のリスクを上げ、代謝に関わる腸内細菌のバランスを崩して血糖値が下がりにくい状態にする作用があるという研究結果を発表しました。

ですから、人工甘味料によって血中にブドウ糖が長くとどまるほど、糖尿病、心血管疾患、慢性腎臓病のリスクが高くなります。

他に、人工甘味料の摂取量が多い人は、がんのリスクが高まる可能性が示されました。

現在、スポーツ飲料やジュース類、栄養ドリンク、ノンアルコールビール、菓子類に多く使われていますので、ぜひ成分表示を確認して見てください。

本来なら、これらの飲料よりも、自宅でお茶やハーブティーを入れて飲むのが良いでしょう。そして、菓子類もコンビニやドラッグストア、スーパーで買うよりも、和菓子店やチェーン店でない洋菓子店で作っている素材の分かるものを選んで買いましょう。

 

(参)ワースト添加物

[ブログ/]2024.01.13

遺伝子組み換え食品に注意しましょう!

SDGsのもと、農業分野では雑草を抜く手間、収穫の手間を省くために、遺伝子組み換え作物と一緒に農薬をセットに売り込んでいます。

それにより、この遺伝子組み換え作物(GMO)は世界中に広がっています。市場において、全世界の大豆の80%以上、トウモロコシの35%、キャノーラ(セイヨウアブラナ)の30%が遺伝子組み換えといわれています。

私たち日本の大きな輸入先のアメリカでは、大豆の91%、トウモロコシの95%、キャノーラの85%、甜菜糖の90%が遺伝子組み換えです。

アメリカでは、遺伝子組み換え牛成長ホルモンを注入させた乳牛からの牛乳が出回り、乳がん、前立腺がん、アトピー、慢性鼻炎などに影響しているとされています。また、遺伝子組み換え牛成長ホルモンの注入によって乳牛の乳腺炎が増加し、膿が牛乳へ混入したり、乳牛への抗生物質の投与によりインスリン様成長ホルモンが増加します。

そして、私たちの体の中に、遺伝子組み換え作物とセットで使用する農薬のグリフォサートも残留農薬として摂取することになります。

さて、この遺伝子組み換え作物は、動物や昆虫、ウイルスや細菌の遺伝子を組み込むことにより、その作物のもつタンパクの構造を変えてしまいます。それにより、体はその作物を食物と認めず、異物とみなして、免疫システムを使って攻撃します。自分の細胞まで殺してしまうなどの混乱を引き起こし、アレルギーや自己免疫疾患、がんを引き起こす可能性もあるなど、とても怖い食品です。自閉症、ADHD(注意欠如・多動症)、小児がんなどが増えているのも、GMOが原因の一つになっている可能性があります。

そして、除草剤である農薬グリフォサートは、小麦などでよく使われる方法ですが、茎と葉を枯らすために収穫前に大量に使用されます。グリフォサートは、腸内の善玉菌を殺し、病原菌の成長を促し、それにより腸の炎症を引き起こし、リーキーガットという腸粘膜の透過性を上げてしまう病態を引き起こします。

私たちの腸粘膜は、いわば木の根っこです。その根を枯らし、栄養が吸収できなくなり、木は病気になります。同じように、腸内環境がバランスを崩し、自己免疫疾患、神経障害による発達障害や自閉症の増加、アレルギー、がんなどの増加につながるのです。

グリフォサートはいわば抗生物質です。腸内環境を悪化させてしまうのです。

現在、日本の食品の原材料表示では、5%以下なら「これは遺伝子組み換え作物ではありません」と表示しても良いことになっています。ですから注意して、遺伝子組み換え食品はできるだけ摂らないようにして下さい。

 

(参)毒だらけ

[ブログ/]2023.12.13

隠れ油に注意しましょう!

私たちの体は食べたもので出来ていますが、その健康度は油が大きな影響を与えています。取る油によって、体質が変わります。

サラダ油や菜種油に代表される植物油やお肉の脂などは、主に炎症体質に持って行きます。サラダ油というと、イメージ的に健康に良さそうに思えますが、リノール酸豊富なオメガ6脂肪酸は体質を炎症体質にしてしまうばかりか、加熱すると、さらにヒドロキシノネナールという神経毒を発生させ、それが蓄積し細胞膜を連鎖的にサビさせ、脳細胞を死に至らしめ、やがて認知症を発症し、ついには脳を殺すとされています。

一方、亜麻仁油や魚油などは主に炎症を抑える体質に持って行きます。

現代では、植物油がアトピー性皮膚炎や花粉症、糖尿病から睡眠不足や慢性疲労といった体の不調の原因になっています。

このような日常の食事に使われている油には、急性症状がないのが厄介なことですが、すでに医学的、科学的な研究で植物油の危険性が多く報告されています。

ですから、植物油が使われているドレッシングや揚げ物は控えて行きましょう。そして、さらにその危険な植物油ですが、特に気をつけるべきは、食品に隠れている「隠れ油」です。

その隠れ油は、マヨネーズ、菓子パン、チョコレート、カレーのルー、フライドポテトなど、何気なく食べている食品の多くに潜んでいるのです。

例えば、マヨネーズは、何と原料の70%が隠れ油です。主成分は卵ではないのです。

また、菓子パンにおいては、多量のマーガリンが使われていることが多いので危険です。マーガリンの原料は、菜種油、パーム油、大豆油など摂取を避けたい植物油であり、トランス脂肪酸の弊害もあります。また、安い菓子パンやケーキ、アイスに使われているチョコレートはチョコもどきであり、やはり多くの植物油脂が使われています。チョコレートは、高くてもピュアチョコレートを選びましょう。

また、アイスクリームも本来のアイスクリームは、乳固形分が15%以上のものを指し、3〜10%はラクトアイスと分類され、乳脂肪の少なさをパーム油でカバーしているので注意が必要です。

また、揚げ物が乗っている海苔弁にも多くの油が入っていますし、カップ麺もスープも怖いですが、麺の油も問題です。

そして、スナック類や揚げ煎餅にも多量の油が使われているので控えて行きたいものです。

とにかく、植物油は多くの健康問題を引き起こします。

一流のアスリートは、勝ち飯にカツ丼は食べません。脳や体の機能をスムーズに働かせたいのならば、隠れ油にも気を遣って行きたいものです。

 

(参)その病気、その疲労、「隠れ油」が原因です!

[ブログ/]2023.11.29