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健康法

水道水は動脈壁に傷をつけます!

一般的に、日本では、蛇口をひねればどこでもおいしい水を安価で飲めます。

東京都では自信を持って、水道水をペットボトルに詰めて販売しています。そして、それなりにきちんとした安全基準に準じて、国民の衛生を担って来ています。

しかし、衛生上必要な塩素消毒には少なからず問題もあります。塩素消毒により、細菌は含まれていないので、それによる衛生上のメリットはありましたが、私たちの腸内細菌に悪影響を及ぼすことや、血管壁を傷つけることになるのです。

私たちがコレステロールの値を気にするのは、悪玉コレステロールと言われているLDLコレステロールが動脈の壁に沈着して動脈硬化を進め、血管梗塞や血管閉塞による重篤な血管疾患を引き起こすからです。

その悪玉コレステロールが動脈壁に付着する理由は、動脈壁の傷であり、その主な原因の一つが水道水の含まれる塩素なのです。ちなみに、他の原因には、マーガリンやショートニングに含まれる硬化油(食べるプラスチックと言われるトランス脂肪酸を含む)と乳製品(ホモナイズ加工されたもの)があります。

塩素の入った水は、飲み水だけでなく、シャワー、お風呂、プールの水等の皮膚から吸収される形もあるのです。

具体的には、水道水の水は、それから作られたものを食べたり飲んだりする。水道水を使って育てられた食品を食べる。水道水を飲んだ動物の肉、魚、乳製品を摂る。水道水のシャワーを浴び、入浴する。水道水の中で泳ぐ等です。

特に、私たちの身体における最大の器官である皮膚から、1回のシャワーで吸収される毒素(この場合は塩素)は5~8杯の水を飲むより多いという報告があります。シャワーを浴びると皮膚から塩素が吸収されるだけではなく、多くの揮発性毒素が蒸気化します。サウナやスイミングプールは、最も高濃度の毒素が吸収される場所なのです。

経皮毒という言葉もありますが、外用として日常的に使っている化粧品やシャンプー、日焼け止めなどにも注意して行きましょう。口に入れてはいけないものは、安易に肌にもつけてはいけません。

皮膚疾患のある方は、特に飲む水や外用する物質に気を付けて行きたいものです。

そして、4月1日から水道法の改悪で水質基準も甘くなり、さらに安心できなくなってきました。

このような中で、プラズマ療法では、一酸化窒素を過飽和されたプラズマウォーターが血管を修復し、しなやかさを保ってくれます。また、プロトン水は瞬時に毒素を安全な水に変えて体外に排出してくれます。日常的にこれらを使って、体内環境を汚さない生活をして行きましょう。

 

(参)病気にならない人は知っている

[健康法/]2022.04.23

長寿村の条件

日本の現在の平均寿命は男女共に80歳を越えていますが、その内の不健康年数は10歳前後と世界的には異常な状態になっています。

では、なぜこのような状況になっているのか、食生態学者の故西丸震哉氏が挙げていた世界各地の長寿村の条件から考えてみましょう。

 

  • 水・空気の質がよい
  • 気候がやや厳しい
  • 労働がややきつい
  • ストレスが少ない
  • 大食ができない(摂取カロリーが少ない)
  • 美食ができない(摂取タンパク質が少ない)
  • 野菜の摂取量が多い(いも類、海藻類を含む)

 

現在、当たり前の水や空気が汚染されていて、それが皮膚炎だったり、アレルギーなどの症状を抱える人数が異常に多くなっています。

本来、体質や抵抗力など健康のもとになる部分は、だいたい20歳になるまでに決まるとされています。従って、20歳までに上記のような条件を満たす生活をしていたかどうかで長寿が決まるとされています。

今の80歳代、90歳代のお年寄りが過ごしてきたような生活環境のもとで20歳を迎えることができたなら、今生まれたばかりの赤ちゃんは80歳まで生きられるだろうということです。これはかなり厳しいですね。

西丸氏は「41歳寿命説」の中で「長寿村と正反対の条件がそろった現在の状況のもとで、今年生まれた赤ちゃんが20歳を迎えると、その人たちの半数は41歳までしか生きられない」と衝撃的な説を提唱しました。確かに、現在の環境は先の長寿村の条件とは正反対の環境が日常的になっています。元気に育つには「少しの寒さと食事」と言われていることを思い出すことです。そして、良い水を飲み、太陽のもとでしっかり体を動かして行きましょう。

ちなみに、西丸震哉氏は世界の秘境を踏破し、“自らテレパシーによって行動する縄文人”を自認している奇人でした。パプアニューギニアの食人種と丸腰で過ごした体験から、現代文明を痛烈に批判し、「野山を歩いていて前方の岩が落ちそうだとテレパシーが知らせる。ヒグマだってこちらが友達です、そこを通り抜けたいのでよろしくと挨拶すれば、知らん顔して通してくれる。オオカミだって視線を合わせ耳の後ろを撫でてやるとゴロッと腹を見せてくる。幽霊との対話も得意中の得意。」とのこと。全てが自然界を駆けめぐり歩き回っての実証的研究の成果でした。

 

(参)41歳寿命説、「超」寿の条件

[ブログ/健康法]2022.04.17

腎臓さんが寿命を決めている⁉

人体のさまざまな臓器が互いに連携を取り合って、体内環境のバランスを維持しています。

その中で、腎臓は特に、体内の老廃物をおしっことして出すことで、体内環境をきれいにしていることは知られていますが、さらに、どうやら寿命までも決定していることが分かってきました。

おさらいですが、腎臓は飲食によってさまざまなミネラル成分が入ってきますが、いつも通りに命をキープしていくために、体内の塩分、カリウム、リンなどの成分の量を常に一定範囲内に保っています。不必要な余分なものは尿とともに体外に排泄し、必要なものは体に戻して、常に過不足ないようにコントロールをしているのです。

この働きは、腎臓のネフロンというところで血液をろ過して、1日にドラム缶1本分、およそ180ℓの原尿を作り、そこから必要なものとそうでないものを仕分けておよそ1.8ℓの尿として排泄しているのです。

さて、動物にはだいたい決まった寿命があります。ネズミはおよそ3年、ウサギはおよそ10年、ヒツジはおよそ20年、ゾウはおよそ70年・・・。いったいこうした寿命は何によって決まっているのでしょうか。この疑問に対してよく取り上げられているのが「体の小さな動物の寿命は短く、体の大きな動物の寿命は長い」という説です。ところが、よく調べてみるとこの説に当てはまらない動物が多くいます。体の小さなハダカデバネズミはおよそ28年、コウモリはおよそ30年など。そして、私たち人間は体のサイズの割にとんでもなく長生きする動物の代表です。日本人の平均寿命は、女性が87.5歳、男性が81歳で、ゾウより長生きです。どうしてでしょうか。

実は、生体内の「リン(P)」が動物の寿命の長さに関係していることが分かったのです。

「血液中のリン濃度」の高い順番に、寿命の短い順番通りに動物が並んだのです。先程の動物でしたら、血液中のリン濃度が高い動物から低い動物へと並べると「ネズミ3年→ウサギ10年→ヒツジ20年→ハダカデバネズミ28年→コウモリ30年→ゾウ70年→ヒト・・・」という順です。

つまり、血液中のリンが少ない動物ほど寿命が長いということなのです。

医学研究では、老化が加速したマウスを調べたところ、「クロトー遺伝子」と名づけられた遺伝子が欠損していることが分りました。名前の由来は、ギリシャ神話に出てくる「生命の糸」を紡ぐ女神の名前からです。このクロトー遺伝子は、体内の余分なリンを腎臓から尿中に排泄するのに必要な遺伝子です。そして「血液中のリンこそ老化加速物質」ということが解明されて来ています。

リンは骨やエネルギー通貨であるATPにあり、人体に必須の物質ですが、摂り過ぎると腎臓の機能を低下させたり血管のトラブルや慢性炎症を引き起こしたりして、老化を加速させる大きな原因となっていくのです。一方、普段からリンの摂り過ぎを抑えていけば、腎臓を健やかにして、老化や病気を未然に防いでいくことが出来ます。

血液中のリン濃度が正常範囲内の人およそ4,000人を対象とした疫学調査研究では「血中リン濃度が高い人は、低い人に比べて7割も死亡率が高くなる」という結果が報告されています。

添加物には多くのリンが含まれています。インスタント食品、ファーストフードなどのお手軽な食品ほどリンが多く含まれています。これらの食品をメインにすると、さまざまなトラブルを生じて健康を害していきます。ぜひ、自分の体を大切にして、今食べているものが体内環境を汚すものかどうかを考えて食材を選んでいきましょう。

また、3月末からグループファスティングを行います。ご興味があればご連絡下さいね。

 

(参)腎臓が寿命を決める

[ブログ/健康法]2022.03.20

プロトン技術を使った電解水で胃腸を元気にしましょう!

以前、2019年10月17日のブログでもご紹介したプロトン技術が、また、最近おもしろくなってきたので、ご紹介します。

プロトン技術は、素粒子を水に閉じ込めることで、さまざまな面で私たちの健康や環境に貢献できています。

特に今回、東京オリンピック・パラリンピックの300種目の競技中、70種目の競技でこのプロトン技術が使用されて多くのアスリートのパフォーマンス向上やケガの防止やケアに役立ちました。

そして今回、このプロトン技術を手軽に家庭や職場で利用できるすばらしい生成器が出来ました。

プロトン技術を水に閉じ込めることで、大きく3つの働きがあります。

それは、①解毒(抗酸化作用)、②引き出す、③充電(生命力を高める)です。そして、この3つの働きは、「同時に」「瞬時に」発揮するのです。

老化や私たちの多くの病気は“酸化現象”です。そして、ある意味“寿命”は、120歳から酸化による影響を差し引いた年齢と考えられます。

多くの病気、つまり、生活習慣病や認知症、がんも活性酸素による炎症が大本です。ですから、いかに病気を作る元である活性酸素(フリーラジカル)をすみやかに消去するかがポイントなのです。

現在、私たちの環境は“酸化社会”になっています。人間関係のストレス、乱れた生活習慣、添加物や農薬等に汚染されて劣化している食品、プラスイオン優位な住環境等によって、私たちは益々酸化ストレスにさらされているのです。そして、激しい運動も同様です。

ですから、いかに酸化を処理するかが、私たちの健康では重要なポイントなのです。

当サロンのプラズマ療法もアポトーシスの働きと強力な抗酸化によって、がん患者さんのサポートをしていますが、それ以外の日常の場面で気軽に健康生活を送るアイテムを手に入れることが出来ました。

それが、プロトン技術を応用したプロトン水生成器e-ris(イリス)(医療用電解生成器)です。医療用なので、胃腸症状の改善という効能・効果を持っています。胃もたれや胃の不快感をやわらげたり、胃腸の働きを助け、お通じを良好にするなど、内側から胃腸症状を整えます。しかし、これはプロトン水のほんの一面しかありません。

それは、先程のプロトン技術の3つ、解毒、引き出す、充電をすべて瞬時に行える水だからです。普通の水は吸収されるのに約4時間と言われていますが、この水は数秒以内です。速やかに吸収されるからこそ、脱水にさらされて酸化された疲労物質が溜まってしまった体内環境を改善する最適なものとして多くの一流のアスリートが利用しているのです。以前のブログの時にもご紹介しましたが、メジャーリーガーの大谷翔平選手やフィギャースケートの羽生結弦選手等はケガの早期回復やパフォーマンス向上に大いに利用しています。

最近では、Jリーグやプロ野球のプロスポーツ団体でも取り入れられたり、職場や施設、病院等でも導入され始めています。

とにかく、プロトン水はすみやかに酸化を還元してくれます。それにより、炎症体質を改善してくれます。

摂取する食品の解毒、消化吸収する胃腸機能を高める、おならが臭くなく、水に浮く良い便になるように腸内環境を良くする、血液を良くする、肌・粘膜を正常化する、ストレスに強くなり、運動機能を高めたり、睡眠の質を良くするなど脳機能を高める、疲労回復を早める、ミトコンドリアの働きを高めて元気にする等の現象によって、健康面でさまざまなサポートをしているのです。

私の所でも、トップレベルの浄水器を取り付けていたのですが、単に浄水するだけではなく、健康面でさまざまに利用できるので、プロトン生成器に切り替えました。勉強会を繰り返し、時間をかけて販売店として取り扱いも始めたので、ぜひ、ご希望の方はご連絡下さい。

単に、器機を販売して終わりではなく、無料で、その後さまざまな健康面での相談付きです。

地球環境改善にもプラスのものなので、浄水器やウォーターサーバーからの切り替えもお勧めです。

人間の生命力はどんだけ~

人間の生命力には驚かされることがあります。

先日、富士高原の倫理研究所で行われた経営者倫理セミナーに参加してきました。その中で、雪が周りに残り、氷の張る道を素足で散策したのですが、初めて20分以上歩きました。

今まで、京都の杏林予防医学研究所の研修会では早朝のアーシングがあり、また、山田豊文先生直々の80日間アーシングの課題もして来ました。確かに、冬場早朝の鴨川の土手を素足で歩くのは辛いものでした。但し、辛ければすぐにシューズを履くことが出来ました。

ところが、今回は長時間で、途中、雪上や氷上の素足はとても厳しいものでした。

しかし、考えてみると、山に住む鹿やサル、野鳥などの動物たちはシューズも防寒具も羽織っていませんが、その環境でも平気です。白くまは、氷や雪の中で暮らしています。

そして、イタリアの登山家ラインハルト・メスナーの例もあります。そのエピソードをご紹介します。

彼は、ヒマラヤ山脈の8000メートル峰14座全てに、酸素ボンベなしで完全登頂するという偉業を成し遂げた史上初の人物です。一般的にはとても生きて戻ってこられないような極めて過酷な状況です。その偉業の裏で彼が行っていたのが、以下のような修行です。

標高1000メートルの凍結した山の斜面を裸足で駆け上がる

朝に冷水のシャワーを浴びる

腹式呼吸(瞑想)を毎日行う

週に1回は断食を行い、肉類は食べない

このような修行僧のような修練が、自然環境への順応性を高め、偉業を成し遂げるような能力開発につながっていくのです。

空海や多くの僧侶が、自然の中での修行を通じて、悟りを開いて行っています。

超能力を目指すのではありませんが、ぬくぬく過ごす怠惰な生活を改め、自然の環境に即した生活により、人の生命力は高まるのです。

人間の設計図である遺伝子は、適度なストレスによりスイッチをオン・オフして、より心身を強靭にしてくれます。この遺伝子には、不思議なことに、酸素が無い場合には、窒素呼吸が可能な遺伝子もあるとのことです。共生している表在菌の助けにもよりますが、不食の人たちや、驚くような自然治癒力を発揮した人たちを見ると、本当に遺伝子の潜在能力に驚かされます。そして、その遺伝子が環境に応じて自由に発揮できるよう、適度なストレス環境に身をおいて行きましょう。きっと、ミトコンドリアも元気に増加して行きます。

早起き、ウォーキング、運動など、体が喜ぶストレスを上手く取り入れて行きましょうね。

 

(参)死ぬまで元気に生きるための七つの習慣

[ブログ/健康法]2022.02.27

西原克成先生が伝える「病気にならない3原則」

今回は、日本免疫治療研究会会長・医学博士の西原克成先生と東洋医学・開業医の田中保郎先生共著の「病気の8割は腸とミトコンドリアで治る!」(ヒカルランド)より、病気にならない3原則をご紹介します。

西原克成氏は、口呼吸をしたり、冷たいものの飲食により白血球細胞の中にばい菌が入り込んで体中にばらまくことでさまざまな病気を引き起こしていると提唱されています。

田中保郎氏は、パーキンソン病やアルツハイマー病は腸から起こっている病気だとおっしゃっています。「考根論」を提唱し、腸が植物でいうところの根っこにあたり、腸を整え、元気にすることで多くの患者さんを救っています。

さて、病気にならない3原則は次の通りです。

 

  • 腸を冷やさない(冷たいものを止める)
  • 骨休めをする(睡眠をよくとる)
  • 口呼吸をしない(鼻呼吸をする)

 

がんは腸内微生物の多重複合感染で、ミトコンドリアの働きのうち細胞分裂や細胞増殖、リモデリングを行う機能が変調をきたしたときに発症します。ミトコンドリアは細胞機能の全てを担っています。ミトコンドリアは、一つの細胞にだいたい800~3000粒いて、お互い関連し合って全身のすべての器官と連絡を取っています。

私たちの超多細胞の多臓器生命体が、統一個体としての制御システムを持っていることで上手く動くことができるのです。

しかし、口呼吸をして、腸を冷やすと、腸からクラミジアからヘルペスなど、いろんなウイルスが細胞の中に入って、細胞分裂を制御する部分がやられてしまいます。これを「細胞内感染」と言います。1世紀も前に、ドイツの生化学者オットー・ワールブルクは「細胞呼吸の変調(ミトコンドリアの変異)ががんの大元である」と言いました。この細胞内感染については、おいおい理解を深めていきたいことろです。

ちなみに、口呼吸が原因となる病気を一部ご紹介します。

(以下の病気の原因が、すべて口呼吸とは限りません)

脳:偏頭痛、うつ病、統合失調症、発達障害、多発性硬化症、てんかんなど

目:網膜症、シェーグレン症候群、緑内障、白内障、ドライアイなど

内耳:耳鳴り、難聴、メニエール病

鼻・のど:鼻炎、扁桃炎、副鼻腔炎

肺:喘息、気管支炎、間質性肺炎など

甲状腺:橋本病、甲状腺炎

消化器:腸炎、胃炎、クローン病、胃潰瘍

皮膚:皮疹、湿疹、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹

関節:リウマチ、関節炎、白血病、痛風

すい臓:糖尿病、すい炎

骨髄:再生不良性貧血、血小板減少症、骨髄異形成症

泌尿器・生殖器:膀胱炎、前立腺炎、子宮筋腫、内膜症、不妊症

 

とにかく、無理せず体を冷やさない生活をして、鼻呼吸を意識しましょう。そして、ミトコンドリアの働きを応援するプラズマ療法をぜひご体験下さい。

[健康法]2022.02.13

本質にアプローチする純粋倫理の実践で健康になります

自然療法、東洋医学等の世界では、身体の一部の状態から精神状態も含む全身の様子を察知して、実際の診断や治療に応用しています。

例えば、手指の関節部の黒っぽい色は、体内の酸化・糖化が現れていて、アトピーや自己免疫疾患、がんの方に多く見られます。また、口周りの赤い湿疹などは、ジャンクフードや精製された糖質過多などによる胃腸の炎症症状としてとらえることが出来ます。

そして、手相や人相も、東洋医学のベースである自然思考・東洋哲学などから生まれていて、「その人に会えば、初対面の人でも、その人物の大体は見当がつく」とされています。

このように、身体の状態は、必ず関連する場所にシグナルを出しているのです。

ですから、肉体に病気が起こった場合、これは、肉体だけが悪くなったと片付けて良いのでしょうか。

そして、これまでは、多くは肉体の故障と考えられて、そうした治療法が加えられていましたが、実は体が細菌に侵されたり、悪くなったりするその奥の奥に原因があるのです。

それは、心に不自然なひがみ、ゆがみが出来たことなのです。

その時病気の原因になっている心の間違いは、実は、その人の家庭の不和、事業の不振などから来るのです。そのような生活環境とぴったりと一致しているのです。本当は、家庭や仕事などの生活の不自然さ・暗影が、自分の肉体に赤信号として表れているのです。その表れ方が、また実に見事に、その心の不自然さを映しているのです。

現在、かぜの一種のコロナが流行していますが、おかされる人もあれば、全く平気な人もいます。どこに違いがあるのでしょうか。

そのように病気の原因をとことん究明していくと、どうしても本人の生活習慣や、さらにその奥に隠れている心の持ち方にまで行きつくはずです。しかし、生活習慣であればまだしも、心の持ち方になると、どう計量化してよいかわからないので、通常の医学ではそこまで探求しません。しかし、自然療法や純粋倫理はそこを問うていくのです。

心と身体は相関関係にあり、病気は心のひずみ・ゆがみの映った赤信号だと実践倫理運動を創始した丸山敏秋先生は訴えました。従って、病気の真の原因である心の不自然さを修正して自然な状態に戻せば、病気は自ずから治っていくのです。

逆に、日ごろ生じる心のつかえやストレスを空にして、明朗な心持ちで過ごせば、病気とは無縁の幸せな生活を送ることができると、実践倫理では教えてくれています。

万人が必ず幸福になれる絶対倫理で、宗教でも、主義でも、学説でもなく、実行によって直ちに正しさが証明できる生活の法則(すじみち)を伝える「万人幸福の栞」では次のように伝えています。

「病気の根本である心の暗影(生活の無理なところ)を切り取ってしまって、朗らかなゆたかなうるおいのある心になれば、肉体は、自然に、すぐに、直ってしまうものである。それで、病気は実は、困ったもの、人生の苦しみなどではなくて、有難い自然の注意、天の与えた赤信号であるから、喜んでうけて、間違いを直すべきである。でないと、折角なった病気を、ただそれだけとして直しては惜しい、勿体ない。今や病気をこわがる、恐れる時代は過ぎた。よろこんで、これを利用する時代がきた。

30年ほど前に、施術にこられた原因不明の足首の痛みの方に「親とけんかしましたか?」と問うたことを思い出しました。「どうしてわかったの」と答える彼女に、「謝って、仲良くしましょうね」と言っていました。

現在、私は個人のみならず、地域、環境まで良くし、また、真の健康指導にも役立つ倫理法人会で学び始めています。この学びは、本当に奥が深く、とても良い生活習慣になります。目先の健康のみならず、真の生き方を学べる実践道場だと思っています。ご興味があれば、ぜひ、「倫理法人会」の門を叩いてみて下さい。必ずや、幸福度の次元を挙げてくれるでしょう。

 

(参)万人幸福の栞、万人幸福の栞を読む

[ブログ/健康法]2022.01.25

風邪に備えた過ごし方

冬本番の寒さで迎えた新たな年ですが、世界規模で演じているコ〇ナ劇場の第2幕においては尾身ク〇ン株なるもので不安を煽っています。

この尾身ク〇ンは変異とは大違いで、今までのACE2受容体に結合するタイプとは別もので、のどなどの粘膜に付着するタイプで、いわゆる今までの一般的な風邪なのです。

ですから、症状も軽症が多く、頭痛や咽頭痛、発熱、関節痛などの普通の風邪症状です。子どもの頃からかかっているので、免疫の記憶は確立されているので重症化はしにくいですし、3、4日もあれば治るのです。

但し、PCR検査では陽性者を非常に増やしますので、これから持って行こうとするステージにはうってつけなのでしょう。

このようなことを知って、とにかく一般的な風邪に備えれば良いのです。

まずは、生活リズムを乱さないことです。どうしても年末年始は食事もカロリーオーバーになりがちですし、炎症を起こしやすいごちそうに偏ります。睡眠のリズムも乱れ、当然、免疫力は落としてしまいます。

ビタミン、ミネラルも代謝に追いつかず、体内酵素も手一杯です。しっかり野菜や果物などからビタミンやミネラルを取ったり、サプリメントで補ってください。

また、カロリーオーバーによる消化器官の負担を考えて、食べ過ぎないようにして行きましょう。明後日には、五節句の一つ「人日の節句」で七草粥を食べる日が来ます。七草粥には、お正月の豪華な食事で疲れた胃腸を休めたり、デトックス(体内毒素の排出)を促す働きがあります。今はスーパーでも簡単に七草粥セットも売っています。デトックスの働きは低下しますが、それでも日本の伝統文化を改めて知る機会でもあります。

さらに、プチ断食やファスティングも良いでしょう。近くグループファスティングを企画していますので、ご興味がある方はご一緒にしてみませんか。

そして、空気の乾燥にも気を配って下さい。特に、肌や粘膜には潤いは大切です。しっかり保湿して行きましょう。

また、電磁波は皮膚に炎症を起こすので、当然、電磁波対策はいろんな面で大切です。小さな子どもの脳を守ることやがんなどの重い病まで、電磁波の害に気を配るのは統合医療の基本です。室内空間をイヤシロチにするヒーリングデバイスのソマヴェディックはお勧めです。伝統的な正月の縁起物の鏡餅やダルマ、干支の置物、しめ飾り、破魔矢などは味わいがありますが、科学的根拠(エビデンス)においてはソマヴェディックに軍配が上がります。上手く取り入れてみて下さいね。

これから益々社会がデジタル化、AIにより管理社会になって行きます。便利な技術ですが、忘れてはいけないのは、私たち人間は、自然の営みの中、大いなる自然、この地球で生かされているという事実です。グローバル企業が強く資本主義を押しつけて進めて行く流れで、デジタルと組み合わされると、より獰猛になって行きます。自然物である私たち人間の思考や営みとAI技術のスピードとはとてつもない時差があり、その解離で不安や恐怖、思考停止が引き起こされて行きます。本来私たちの営みの目的は、幸せになることです。その事を忘れずに、丁寧にゆっくり足元を確認しながら過ごしていく1年にして行きたいですね。

今年も、プラズマ療法を中心とした統合療法で、世の中を良くする活動を続けて行きたいと思っています。プラズマ療法を導入されたい方を引き続き募集しています。昨年も2件サポートさせて頂きました。親身にご指導させて頂いております。ぜひ、お声がけください。

100歳以上が多い”ブルーゾーン”の暮らし方

日本は世界でも長寿国の一つですが、特に世界の平均よりも顕著に長生きしている“ブルーゾーン”と言われている地域があります。

今回は、その4つの地域の暮らし方をご紹介します。


日本:沖縄

植物性食品が食事の中心で、農産物を育てたり、よく歩くことから足腰も丈夫です。

アメリカ:ロマリンダ(カルフォルニア州)

セブンスデー・アドバンチスト教会の管轄地域にあり、食事は肉類は少なく、全粒穀物や野菜、果物が中心です。ナッツの摂取量が多いのも特徴です。

イタリア:サルディーニャ島

全粒粉のパンと、豆や野菜、果物を中心とした食事です。少量の赤ワインを毎日飲むのも特徴です。産業は牧羊で、1日に何kmも歩く習慣があります。

コスタリカ:コニヤ半島

豆類、とうもろこし、果物をよく食べ、日の出とともに起きて農作業をし、夕食は早めの時間に軽く済ませて明日に備える暮らしです。

 

実は、この地域の人達にはいくつかの共通点があり、端的に言えば「自然に寄り添った昔ながらの暮らしをしている」ということです。

健康長寿には、植物性食品を中心とした伝統的な食事に、規則的な生活、適度な運動量、周囲の人たちや地域の人たちと関り生きがいがあることが大切です。

京都の杏林予防医学研究所アカデミーでは、自然の営みを尊重し、その力を借りることで細胞環境を調え、真の健康を目指す「細胞環境デザイン学」を学びます。

まさに、その学びはブルーゾーンで暮らす人々に共通したものです。自然に習い、生活習慣を整えれば、後は自ずから健康になって行くものです。

多くの人工環境の中で暮らす私たちは、少しでも自然を取り入れて、そのリズムを意識して過ごす時間を取っていってみましょう。

 

(参)死ぬまで元気に生きるための七つの習慣、老けない体をつくる生活習慣

[ブログ/健康法]2021.12.08

アメリカ薬学会が困惑した「不都合な真実」

「うつ」というと、精神科に行って抗うつ薬をもらうのが当たり前になっています。多くの人々が複数の抗うつ薬に依存する状態になっています。しかし、心の病気を薬で治せるわけではありません。あくまで対処療法で、不安感などの症状をごまかすだけのものです。しかも、多くの副作用の問題があります。

一時的に気分が晴れても、症状が回復したわけではなく、服用した多くに、睡眠障害や口内の渇き、吐き気や集中力の低下などの副作用が認められています。

このような状況で、アメリカの臨床心理学者、ジェームズ・ブルーメンソールが156名のうつ病患者を集めて大規模な実験を行いました。

その実験は、被験者を無作為に3つのグループに分け、一つは、ゾロフトという抗うつ薬を服用するグループ。もう一つは、週に3回、30分ずつ運動をするグループ。もう一つは、運動と抗うつ薬の両方を取り入れるグループです。

4カ月後、被験者のほとんどは病状が劇的に改善し、もはやうつ病の症状は見られなかった。ゾロフトを服用していたグループと運動をしていたグループでは、回復した人の数は変わりませんでした。しかし、うつ病は回復したかに思えても完全には治癒しているわけではなく、再発することも多いのです。さらに、半年間、被験者自身で服薬か運動かなどを選択して観察しました。

すると、最も効果があったのは「運動」でした。半年後にうつ病を再発したのは、わずか8%で、抗うつ薬のグループでの再発は38%でした。

つまり、運動は抗うつ薬よりも強力だったのです。運動は、莫大な開発費用をかけた抗うつ薬よりもはるかに安全で安価です。

しかも、この種の研究はブルーメンソール1人ではなく、運動が効果的なことを立証する多くの論文が上がっています。

そして、これらの論文により、最も効果がある運動はランニングでした。また、ウォーキングにうつ病を予防する効果があることも明らかになりました。毎日20~30分歩くことで、うつ病を予防出来て気持ちが晴れやかになるのです。

そして、週に5日歩くだけで認知症の発症率を40%も減らすことができます。クロスワードパズルを解くことよりはるかに効果があり、認知症を防ぐだけでなく、認知機能すべての衰えを防ぐことができるのです。

仮にこれが薬なら、あっという間に世界中に広まって飛ぶように売れ、ノーベル賞級の革新的な発明としてもてはやされたに違いありません。大勢の人が自分や家族が認知症にならないように、われ先にと処方箋をもらいに走ったはずです。

薬学会や製薬メーカーにとっての「不都合な真実」ですが、逆に言えば、運動はとても価値のあることなのです。

ぜひ、積極的に外に出て歩きましょう。

 

(参)一流の頭脳

[健康法]2021.11.28