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”見えない油”が体を蝕んでいます!

東京大学などのグループによる本格的な調査によって、30代女性で約33%、40代女性で約38%、トランス脂肪酸を過剰摂取していることが公表されました。

食べるプラスチックと呼ばれている「トランス脂肪酸」は世界では規制されています。世界保健機関(WHO)は、1日にとるトランス脂肪酸の摂取量を総エネルギー(カロリー)の1%未満に留めることを推奨しています。日本人ではおおむね2gです。

ところが、上記のように40代女性では約38%もWHOの推奨する目安を超えて摂取されていたのです。その女性たちは、主に都市部に住んでおり、ケーキ、クッキー、菓子パンなどの菓子類、スイーツ類の摂取が多い傾向にありました。

これらの食品には、植物油、マーガリン、ショートニングといった形でトランス脂肪酸が大量に含まれています。

インスタ映えするキレイで美味しそうなスイーツには、ある意味“毒”があるのです。

しっとりおいしい“高級パン”にもたくさん添加されています。フワフワを出すために、マーガリン、ショートニング、植物油脂の硬化油3点セットを入れ、モチモチ、しっとり感を出すためにファットスプレッドをパン生地に練り込んでいます。

また、ファストフード店のメニューにも要注意です。代表的なファストフード店の主なスイーツのトランス脂肪酸を調べたところ、アップルパイは4.5g、ホットケーキは4g、ドーナツは4~7gもありました。1個食べると、WHOの推奨する目安を日本人の場合は、軽々オーバーしてしまうのです。

世界各国の研究により、トランス脂肪酸による以下の健康リスクが明らかになっています。

・心筋梗塞のリスク約3割増

・前立腺がんのリスク約2倍

・不妊症のリスク約73%増

・認知症のリスク2.4倍以上

・乳がんのリスク約75%増

このように、トランス脂肪酸が有害物質と認めざるをえない結果により、カナダと台湾ではトランス脂肪酸を含む食品の製造、輸入販売が禁止されています。アメリカでは「一般に安全と認められる食品添加物」からトランス脂肪酸を含む油が除外され、実質上、加工食品での使用禁止措置がとられています。他にも、欧州や韓国など複数の国で、食品中のトランス脂肪酸の含有量の規制や表示義務があるのです。

一方、日本ではトランス脂肪酸の規制や表示義務はありません。「日本人の大多数がエネルギー比1%未満であり、また、健康への影響を評価できるレベルを下回っていることから、通常の食生活では健康への影響は小さいと考えられる」という理由からです。

しかし、安全でないことは事実であり、しかも何%以下だから安心ということではありません。先程のドーナツ1個のトランス脂肪酸の量を見てください。

そして、植物油脂は安価なパーム油、大豆油、コーン油などで、一般的に輸入された遺伝子組み換え原料から作られています。この植物油脂の硬化油は水素反応を調整し、添加物を駆使すれば、様々な硬さに調整できます。安上がりにチョコレートもどきを作るなら、カカオ豆からとれるココアバターの代わりに、体温で溶ける硬化油の植物油を使い、乳化剤でなめらかにし、チョコレート色になる着色料やココア香料を添加します。その一例がチョコレートポッキーです。コーヒーフレッシュも同様で、硬化油に水を加えて乳化剤で混ぜ合わせ、増粘多糖類でトロミをつけ、香料でクリーム風味を出し、着色料で本物らしい色合いにすれば、腐らずフレッシュ(?)のままです。

このように、日本ではスイーツや菓子類、麺、パン類、あらゆるところにトランス脂肪酸が隠れています。ぜひ、色鮮やかでおいしそうなスイーツは街中の「毒キノコ」と再認識して食べないこと。そして、食品の裏側をよく見る癖をつけて、その中に「植物油脂、マーガリン、ショートニング」などの文字を見たら危険を感じる習慣を身につけましょう。

 

(参)「安心な食品」の選び方

[ブログ/]2022.06.01

根本的な体質改善から取り組んでみましょう!

現在、皮膚科にかかる子供たちが多くなっています。そして、多くが炎症を抑える目的で処方される強弱の違いだけのステロイド剤の塗り薬です。

私が、炎症体質を変える食事や注意点のことをお話しすると「そうなんですか」と聞いてくれますが、逆に、医師達は表面の見える症状を抑える対処療法に終始しているだけで、体質を良くする指導は全く出来ていないということです。

花粉症も同様で、本質的な対処は免疫のアンバランスを引き起こしている体質を変える必要があります。腸を整え、炎症体質を改善する食べるものを正しく選択することが第一歩ではないでしょうか。甘いのものが嫌いな人はいないでしょう。しかし、現在の甘いものは、昔の甘いものとは別物です。昔は、サツマイモだったり、果物だったり、発酵食品の甘酒だったりするでしょう。一方、現在は、精製された糖質や砂糖以上の人工甘味料で味付けされたスウィーツ類です。これらは、腸内環境を悪化させ、腸管免疫の機能を崩します。また、炎症を引き起こし、くすぶらせ続けます。現代医療は、このような食習慣をほったらかしにしたまま、症状を抑え込もうとしているだけです。おかしいと思いませんか。

なぜ、薬を使い続けることに疑問を持たないのでしょうか。

さらに、医療ビジネスは成長しています。花粉症の例では、時期が終われば薬は必要とされません。ですから、次の手段は説得してアレルゲン免疫療法(舌下錠などによって微量のスギ花粉などの成分を毎日服用する方法で、3~5年続けます)によって1年中通院させるのです。特に、子どもは皆保険で自己負担が無料ですから、うってつけです。現在、アレルゲン免疫療法のターゲットは数あるアレルゲンの内、スギとダニに関するアレルギーだけですが、体内環境である炎症体質などが改善されるわけでもなく、効果はせいぜい2~3割くらいです。

薬では体内の炎症体質は変わらないのです。

この炎症体質を変えるには、不自然な糖質や肉類、乳製品をひかえることが基本です。そして、摂る油も大切です。植物油に多いリノール酸はオメガ6の脂肪酸で、炎症を引き起こし、血管を収縮させます。逆に、亜麻仁油やシソ油、青背の魚の油であるオメガ3の脂肪酸は、炎症を抑えて、血管を拡張させます。このように炎症を引き起こすものを減らし、炎症を抑える油を積極的に摂っていくことが大切です。

また、有害な電磁波の影響も考慮する必要もあります。WiFi空間やソーラーパネルを乗せた生活空間はがん箱だとおっしゃる先生もいます。対策は必須と言えます。

さらに、プラズマウォーターやプロトン水で酸化を抑えることも重要です。日常的には、プロトン水生成器で作ったプロトン水をさまざまな場で活用することをお勧めします。

プロトン水は料理にも使えて、食材の農薬や添加物の化学毒を瞬時に安全な水に戻して排泄してくれます。頻繁にプロトン水を飲むことで、腸内環境が改善するので、腸管免疫の働きも改善していきます。飲む目安は、便が臭くなく、浮く便になるまでの量です。

そして、普通の水は、吸収するのに、4時間半と言われています。また、それなりにエネルギーを消費しますが、プロトン水は、数秒で吸収され、逆にエネルギーチャージになるのです。ですから、競技中の補水に最適だと、オリンピック・パラリンピックの多くの種目で採用されたのでした。疲労物質の乳酸等による酸性環境を還元し、疲れを早くとり、またエネルギーを補充してくれます。

いずれにせよ、プラズマ療法やプロトン水は、アレルギー体質の改善サポートに向くものです。「害のないことをせよ」という医の倫理からも、また、自分の体や環境に配慮する面からも、まずは、根本的アプローチを優先してみましょう。

[ブログ/]2022.05.25

悪い循環を見てみましょう!

私たち人間は自然物であり、地球の自然環境の営み、ダイナミックな循環の中で生かされています。

特に、日本人は数万年前から、木を切る傍ら、木を植えて地球への恩返しを続けながら住む場所の環境に配慮していたとされています。また、食する品々に関しても、自然から頂いていることを理解していたので、収穫の感謝、食べるときの「いただきます」「ごちそうさまでした」という感謝等を当たり前にしていたのです。

現在の食を見てみますと、スーパーなどでは生鮮食料品と並列して多くの加工食品が賑わいを見せています。便利の極致、コンビニに至っては、食品はほとんどが加工食品で、スイーツに関しては超加工食品と化しています。このような工業製品化された食品を片手に作業やスマホ、あるあるです。

そしてこれらの食品を日常的に食していれば、当然、生活習慣病を始め死因No.1のがんや難病が増加します。見事に、右肩上がりになっています。

お米にとって代わって主食になっている小麦製品のパン・麺類はほとんどが輸入もので、農薬やポストハーベストに汚染されています。その他の食材も、裏返して成分表示を見ると、何行もびっしりと添加物名が書かれているように、何十種類もの添加物によって加工されている現状です。

私たちが「安い」「簡単」「便利・腐らない」「キレイ」「おいしい」を求めて行った結果になります。もう一つ言いますと、小麦や甘味料には麻薬のように、依存性もあります。

本物のバターの代わりに、安い油に水素と香料を添加することで作ったバターのようなマーガリン。本来、高い油のはずが、日持ちしておいしくしたドレッシング類。お米と海苔とちょっとした具材の本来のおにぎりも、何時間も暑い環境でも変色せず腐らずに持つように、油と調味料、保存料など多くの添加物で固められたものになっています。(ちなみに、血糖を持続測定すると、家庭で握ったおにぎり以上の急激な血糖上昇がコンビニおにぎりで見られます)

このような食生活により、私たち日本人は必然的に、加齢と共に多くの病気をかかえるようになります。高齢者は、病気自慢をし、薬の多さを競うかのようです。

がんにおいては、がんになるべく食生活でなっているのに、あたかも偶然、遺伝子のコピーミスによりがんになるから、誰でも確率的に運が悪くがんになるから、がんは苦しい怖い病気だから、そうならないように保険商品を買っています。不安が大きい人ほど、高額な保険で武装しています。保険のトップセールスの売り文句は「日常でベンツは買えなくても、せめて命を守るのだけは、ぜひ、ベンツのような安心できる商品を買って下さい」です。

そして、がんになると高額な抗がん剤が始まります。家一軒分の高額な抗がん剤が多くなってきました。疑問に思いませんか。

がんを免れた方を待ち受けているのは認知症です。最後の残りの人生、約数年間かけて、今までの楽しい思い出も含め、恨み、つらみ、後悔をすべて忘れて成仏できる病です。

こう見てくると、今の日本人は自然の営みの循環に即した生き方でしょうか。明らかに不自然です。そして、こうなってしまっている裏側を簡単に紹介します。

お米を食べる代わりに食べさせられている小麦、それを作る過程での農薬、肥料は皆外資です。悪い食べ物を食べさせられて出来た病気の治療薬、抗がん剤の多くが外資です。がん保険も外資です。このようなマッチポンプのような構造があるのです。

気づかずに「便利」「快適」の生活で慣らされてしまっている現代社会ですが、出来る範囲で自然のものを取るようにして、それらを作ってくださる生産者を応援し、循環できる環境を意識してみませんか。

[がん/ブログ/]2022.05.21

今、薬を減らせるチャンスです!

先日、NHKで「いつもの薬がない⁉ジェネリック急拡大の影で何が?」という番組録画を見ました。

医療費削減の枝葉末節的な厚労省のお粗末な政策の一つ、“ジェネリック医薬品”の推奨が招いた薬不足です。

莫大な経費をつぎ込んで開発された医薬品の特許が切れ、独占販売期間の終了後に、今までの正規の先発医薬品の薬価の半値ほどの同成分の医薬品である、いわゆる“ジェネリック医薬品”を積極的に使うことで、日本の税収の約40%にも及ぶ社会保障費の拡大を遅らせる愚策が招いた話です。

ちなみに、政府の上手な誘導の結果、現在、ジェネリック医薬品は約8割に及んでいます。

その需要の急拡大の中で、現在、不足している医薬品は約2,500品目に及ぶと言われています。アレルギー、高血圧、糖尿病、不整脈、胃潰瘍、リウマチ、心不全等の薬で深刻な状況になっていて、多くの患者さんに影響が出ているようです。

番組では、医療現場で薬の変更を余儀なくされて、例えば睡眠薬の変更で(主成分の変更ではなく、添加物と製造工程が違い、その結果、体内動態が微妙に変わります。別のメーカーになり、色形が若干異なっています。)不具合な状況になっていることを伝えていました。医師も現場の努力でどうにかなる話ではなく、全く入荷されない状況で地獄だと訴えているのです。

そして、なぜ、薬が不足するのかという原因究明の中で、先発品の特許切れに伴いジェネリック医薬品を供給するジェネリック業界の実態が浮き彫りにされていました。

それは、ジェネリック医薬品メーカー大手9社に不正が発覚し、業務停止命令を受けたからです。現在、国の基準に従った体制を整えるのに時間がかかり、出荷が再開できず長期化しているためなのです。

そして、薬不足が長期化する中、深刻な事態に陥る人も出て来ているとのことです。

確かに、お薬は人の命を救い、守るものです。

しかし、西洋医薬は、「非伝統的」「不自然」「「未経験」な未熟なもので、必ず多くの副作用を伴っています。本来、薬は飲み始めたら、ずっと飲み続けるものではありません。生活習慣病は生活習慣を改めることで、ほぼ完治出来ます。それを、麻薬のように一生依存させる構図が作られています。

ですから、今回の薬不足は、受け身になっている姿勢を改めて、生活習慣を改善する機会としてみたら良いかと思います。

ジェネリック医薬品も、本来、国が決めて多くの人や物の資源を無駄にしたお粗末な制度の産物です。今でも、現場の医療従事者は医療の本質でない無駄な業務で煩わされています。先発医薬品の特許が切れたら、その分値段を下げて続ければ、無駄な業務が大幅に削減されて混乱を続けることはないでしょう。

そして、ジェネリック医薬品による医療費節減効果は、1兆9200億円(2021年)です。そして、2020年、国内医療用医薬品総額10兆5990億円、医療費総額約42.2兆円です。これらは、ほぼ治療するための社会保障費です。

さて、今回のコ〇ナ劇場はどうでしょう。治療ではなく、予防です。日本がとても豊かでお金にゆとりがあれば、構いません。議会で審議も通さずに買い始めた治験中のワク〇ンメーカーにどれだけ支払っているのでしょうか。一説には、20兆円と聞きましたが、コ〇ナ関連で、すでに80兆円ほどの税金をかけてしまっているのです。お金をかけて、無意味な対策をして、経済を貶め、多くの自殺者や精神疾患者を増やし、薬害まで増やしています。このようなことをして良い、良かったという国民はどれほどいるのでしょうか。

すでに、風邪程度と言われるウイルスは、本来、自身の免疫で、生活習慣で対処して行きませんか。薬を減らせるチャンスでもあります。

[ブログ]2022.05.18

これから日本は変わって行きます

先日、横浜で行われた「イシキカイカクサミット2022」というイベントに参加して来ました。本当の日本を取り戻す有意な志士たちが立ち上がって出来た参政党のイベントです。真実を伝えるスペシャリスト8名がそれぞれの分野でご講演されました。知人からイベント前日にチケットを頂いたのですが、迷うことなく参加してきました。

その中で、感染症・ワク〇ンの第一人者の井上正康先生は、今のコロナは既に一般の風邪のレベルでのどあめで十分とおっしゃっていました。また、一日中着けている一般のマスクはパンツレベルの汚染度とのこと。私も、ここ1週間で都内に2度行きまして、電車の車内では意識してマスクを外すようにしていました。有害になっているマスクを着け続ける生活を改善して、普通の生活に戻りたいと思うのでしたら、意味なく無意識に有害なマスクをするのではなく、意識してマスクを外して行きましょう。先日、ワク〇ン後遺症のイベントでも理解しましたが、20歳以下の治験中のワク〇ンは薬害レベルでお注射するものではありません。

「よしりん」こと吉野敏明先生は、ユーチューブでも医療問題について多くを教えてくれています。税収から考えると異常な規模になっていて、がんは増え続け、がんの死亡者も1時間毎に40人以上亡くなる社会になっています。特に、コロナ劇場に対するワク〇ンでの対処は、共生している菌やウイルスに対してゼロを目指すやり方で、これではいくらお金をかけても解決しないやり方なのです。そして、今の医療の構造は、敗戦後アメリカによる用意周到な計画により形成されたもので、食から始まり、治さない現代西洋医学を巻き込んだマッチポンプ構造になっていて、今もこれが継続して行われていることに気づきを促すものでした。

ちなみに、吉野敏明先生は、18日に山梨に来られてお話しをしてくれるので、参加を申し込みました。

参政党を立ち上げた神谷宗幣さんは、2013年から「CGS」というネットチャンネルで歴史や政治、経済、食、医療などの幅広いテーマで情報を発信し続け、若者の意識改革を促し、本当の日本の魂を取り戻す活動をされています。戦前までの日本人がどれほど素晴らしかったか、世界で最も優れた民族であり、誇れる魂を持っているんだということをよく伝えてくれています。30代までの日本の若者の死因のトップが“自殺”という現代にあって、この参政党の理念や伝えることは、若者に希望を取り戻させ、これからの日本を未来ある素晴らしいものに変えて行くことでしょう。

今まで、真実を知る多くの方々は選ぶことが出来る政党が無かったのですが、今回、神谷さんが命を賭けて立ち上げた参政党は、多くの方々に希望と力を与えてくれるはずです。私も医療の世界で参加してみたいと思いました。

矢作直樹先生は、東大医学部救急医学分野教授だった方で、「人は死なない」「おかげさまで生きる」などの著書でも有名です。以前にもお話しをお伺いすることがあり、臨死体験により生と死の意味をよく教えてくれます。

「人は事故などで死ぬのではなく、寿命で死ぬだけ」「感謝して今を生き切る」「人にどうこうしない。自分が出来ることをすればいいだけ」等、死生観を失った多くの日本人に、生と死の意味や生き方を教えて頂きました。最後は、「安心して死んでください。」という恒例の言葉で締めくくられました。

他、経済の意識改革の松田学氏、メディアの意識改革の武田邦彦氏、歴史の意識改革の林千勝氏等のお話しもあり、とても有意義な学びの時間でした。そして、本来これらの方々は、わざわざリスクを取って選挙に出る必要もないにもかかわらず、この日本を取り戻したいという高い志で立ち上がったのです。

このうねりは、私もすぐに共感して行動したように、あっという間に多くの方々を巻き込み、真の日本を取り戻すでしょう。日本はきっと変わります。

[ブログ]2022.05.11

物事を決めるときに、七代先の子孫への影響を考える

アメリカ・インディアンの人たちは、何か物事を決めるときに「それが七代先の子孫にどんな影響を及ぼすのか」というふうにまず考えます。

それは、人が自然界の循環の中で生かされていることをよく知っているからです。今自分たちが生きていられるのは、七代前の祖先が自分たちのことを考えてくれた結果であると理解しているのです。

これは、アメリカ・インディアンだけではなく、私たち日本人も、ほんの100年前までは七代前まで意識していたかは別として、このような考え方を持っていました。

特に、江戸時代の人々の生活は、当時世界で最も完成された循環型でした。

近年、持続可能な社会を目指して、環境問題が注目されていますが、このようになる前から私たちは自然界との共生を成し遂げていたのでした。

私たちは、目に見えない世界が主であり、自然界に生かされている存在であることを知っていたのでした。ですから、自然界の山や川、木、岩など、さまざまに神を見出し、精霊が宿っていることを理解していたのです。

山に分け入るとき、木を切り倒すとき、水に入るとき、必ず礼をして、お願いして行ってきました。無闇に山を切り崩し、木々を切り倒し、水を汚すことはしなかったのです。

現在、持続可能な開発目標「SDGs」が叫ばれています。

貧困をなくし、安全な水と食を提供し、さまざまな価値観を認めて、人や国の不平等をなくそう、深刻な感染症の蔓延を食い止めるためにも医療を完全に普及させ、誰もが安全で効果的な医薬品とワクチンを利用できるように・・・など。表向きはとてもきれいに見えます。しかし、コロナ劇場を演じ続けるだけで、既に80兆円ほど予算を浪費しています。共生している無数のウイルスを敵視するのが持続可能でしょうか。マスクや消毒などの新生活様式をずっと続けたいのですか。規制緩和して安全な食や水、土地を守れるのでしょうか。

SDGsが目指す社会は、人口を10分の1ほどに落とさないと成り立ちません。また、これらの大義のためには、国境をなくす一方で、さまざまな枠で規制されて行きます。

言い出しっぺが国連ですから、注意して見ていく必要があります。

それよりは、私たち日本人は、仁の思いやり、礼の感謝、信の愛情、義の喜働、智の勤勉の五徳を持って生きて行きましょう。自然への畏敬と自然界に生かされていることへの感謝、そこから生まれる節制ある生活が真の持続社会を可能にして行くはずです。

七代先とは行かなくても、後世の人たちが笑顔で安心して暮らしていけるような行動を選択して行きたいと思います。

不都合な医療に頼ることなく、自分で健康を維持できる世界を夢見ながら、情報発信を続けて行きたいと思っています。

[ブログ]2022.04.29

理想の送られ方

人は、あの世から親を決め、目的を持って生まれて来ます。あの世ではテレパシーで、以心伝心だった世界から、今度は地球上で、時間と物理的法則に制約を受けた世界になるわけです。肉体という着ぐるみ、地球服を着て、言葉を覚えていかなければならないのです。

そこから始まり、人生の喜怒哀楽を体験して、時に使命に目覚め、果敢にチャレンジしてこの世の人生を生きて行きます。ある程度の年月を送り、肉体も役立たなくなったり、役目も終わると、もう一度あの世に戻るのです。

この時に、どのような言葉がふさわしいのかを考えてみました。

私は「今まで、ありがとうございました。お疲れ様でした。行ってらっしゃい。」がしっくりくるなと思っています。

身内や知人が亡くなると、とても悲しいものです。葬式の場では、故人を偲び、また、残されて悲しみに沈んでいる家族に共感してしんみりとした雰囲気です。

しかし、亡くなられた本人の立場は違うでしょう。見えないけれども、まだ空間に漂っていて見聞きしているでしょう。ですから、「ありがとう。お疲れ様。楽しんだね。行ってらっしゃい。」だと思うのですが、どう思いますか。

今回、真弓小児科医院院長の真弓定夫院長の記憶に残る葬儀のお話しをご紹介します。

真弓先生の人生の師でありチェロの師でもある佐藤良雄先生の葬儀のときのお話しです。複数の方が奥様に挨拶されていたのですが、それが何と「おめでとうございます」です。それに対して奥様が「ありがとうございます」と笑みをたたえて答えられるのです。そこに何の違和感も感じられないことに驚かされたとのことです。

また、尺八の山下無風師のお別れ会の弔辞の結びでは「行ってらっしゃい」と自然なものだったとのことです。

人は自然に生き、そして自然に死んで行きます。

生も死もともに天の配剤としてあるがままに受け止め、「日々是好日」の毎日を過ごすこと、それがそのまま本当の意味の長寿、つまり「超寿」につながっていくのではと真弓先生はおっしゃっています。

私も「いってらっしゃい」「行ってきます」と送られたいと思っています。

 

(参)「超」寿の条件

[ブログ]2022.04.20

長寿村の条件

日本の現在の平均寿命は男女共に80歳を越えていますが、その内の不健康年数は10歳前後と世界的には異常な状態になっています。

では、なぜこのような状況になっているのか、食生態学者の故西丸震哉氏が挙げていた世界各地の長寿村の条件から考えてみましょう。

 

  • 水・空気の質がよい
  • 気候がやや厳しい
  • 労働がややきつい
  • ストレスが少ない
  • 大食ができない(摂取カロリーが少ない)
  • 美食ができない(摂取タンパク質が少ない)
  • 野菜の摂取量が多い(いも類、海藻類を含む)

 

現在、当たり前の水や空気が汚染されていて、それが皮膚炎だったり、アレルギーなどの症状を抱える人数が異常に多くなっています。

本来、体質や抵抗力など健康のもとになる部分は、だいたい20歳になるまでに決まるとされています。従って、20歳までに上記のような条件を満たす生活をしていたかどうかで長寿が決まるとされています。

今の80歳代、90歳代のお年寄りが過ごしてきたような生活環境のもとで20歳を迎えることができたなら、今生まれたばかりの赤ちゃんは80歳まで生きられるだろうということです。これはかなり厳しいですね。

西丸氏は「41歳寿命説」の中で「長寿村と正反対の条件がそろった現在の状況のもとで、今年生まれた赤ちゃんが20歳を迎えると、その人たちの半数は41歳までしか生きられない」と衝撃的な説を提唱しました。確かに、現在の環境は先の長寿村の条件とは正反対の環境が日常的になっています。元気に育つには「少しの寒さと食事」と言われていることを思い出すことです。そして、良い水を飲み、太陽のもとでしっかり体を動かして行きましょう。

ちなみに、西丸震哉氏は世界の秘境を踏破し、“自らテレパシーによって行動する縄文人”を自認している奇人でした。パプアニューギニアの食人種と丸腰で過ごした体験から、現代文明を痛烈に批判し、「野山を歩いていて前方の岩が落ちそうだとテレパシーが知らせる。ヒグマだってこちらが友達です、そこを通り抜けたいのでよろしくと挨拶すれば、知らん顔して通してくれる。オオカミだって視線を合わせ耳の後ろを撫でてやるとゴロッと腹を見せてくる。幽霊との対話も得意中の得意。」とのこと。全てが自然界を駆けめぐり歩き回っての実証的研究の成果でした。

 

(参)41歳寿命説、「超」寿の条件

[ブログ/健康法]2022.04.17

デジタルファスティングのすすめ

現代社会では、子供から大人まで、スマホが手放せない世の中になっています。SNSによって、すぐに人とつながることができるからです。

フェイスブックやツイッターなどのSNSの中で見る情報は、ツール目的以外は、個人的な好みで選んでいると思われています。フェイスブックやツイッターがあれば、必要な情報が得られると思っています。

ところが、SNSもマスゴミ同様に私たちの思考を操作するツールになっているのです。

SNSやグーグルなどの検索サイトはアルゴリズムによってパーソナライズ化されていて、同じ考えを持った人ばかりを囲い込んでいます。ネット上の広告は、その人の嗜好に合わせて表示されていますね。また、自分の画面と他人の画面に表示されているニュースも違っています。

似たような価値観の仲間とつながるのは楽しいのですが、一定の傾向に偏った情報ばかりが蓄積されていくことになり、重要な情報から遮断されてしまいます。別の視点に触れる機会が減って行き、違う観点から知りたくても表示されなくなります。

特に、コロナ劇場やワクチン問題、ウクライナ情勢等、激しい動きの社会の中で、情報に翻弄されるのではなく、視野を広げて身を守って行く必要が迫られています。

そこで、時にスマホやPCなどから離れてみることをお勧めします。すべてのデバイスをシャットアウトしてデジタルファスティングすることです。

外界からの情報を遮断する時間を定期的に取るようにしてみましょう。

スマホをおいて、本を読んだり、山や神社仏閣を散策したり、生身の人の話を聞きに行ったりすることです。畑仕事、土いじりもアーシングが出来て最高です。

今のデジタル社会では、同じ情報が大量に、高速で流れて来ます。すると、物事を考える間もなく、また、多角的に広くとらえて判断することも出来なくなってしまいます。

あふれる情報社会では、どれだけ的確な情報を拾うかということも大切ですが、どれだけ「偽の情報」を捨てられるかも重要です。

そのために大事な視点が3つあります。一つ目は、「お金の流れ」を見ること。二つ目は、「歴史」を見ること。三つ目は、「近代史、現代史」です。

これらを少しずつ学んでいくことで、ニュースを多角的に見えるようになり、「偽の情報」に気づきやすくなります。

私も、お金の流れまではよく分かりませんが、生き方の哲学である東洋思想・哲学を学び続けていたので、“9.11”の時には、瞬時に“パールバーバーだ”と気付けました。そして、今のウクライナ情勢は、大東亜戦争前の日韓併合から満州国建国と重ねて見えています。

今、いろいろな面で、多くの情報があふれています。

外に振り回されるのではなく、時に心を内に向けて、瞑想などしてみましょう。

 

(参)株式会社アメリカの日本解体計画

[ブログ]2022.04.10

ファスティングが体にもたらすプレゼント

断食は昔から多くの聖人が行ってきました。

「月に1度断食をすれば、病気にならない」「病人に食べさせると、病気を養う事になる。一方、食事を与えなければ病気は早く治る」の名言で知られ、「医学の父」と呼ばれている古代ギリシャの医師ヒポクラテスは日常的に断食を実践していました。

現代の日本人は、これと真逆で、食べ過ぎによりさまざまな病気、奇病を作っています。

いつでも、どこでも食が手に入り、それによる病気を多く抱えることになった現代人は、ようやく断食(ファスティング)の価値に気づいて実践するようになりました。

断食は本来、食を断つという意味ですが、近年のファスティングはダイエットやデトックスなど従来の断食とは若干異なった意味で使われています。

主にダイエットを目的に行われていることが多いですが、体の中の毒素を出すデトックスなどの体質改善を目的に行われています。

飽食・偏食の現代では、体に良いものを取り入れ、良くないものを上手に排出することは私たちの健やかな生活には必要不可欠になっています。

今回は、ファスティングが体にもたらす効用、いわゆるプレゼントをお伝えします。

  • 「若返りホルモン」と言われる成長ホルモンの分泌を促し、魅力的に若返ります。
  • 代謝を整え、活性酸素を除去し、遺伝子修復に働く「長寿遺伝子」ことサーチュイン遺伝子が活性化して若返ります。
  • ファスティング2~3日後から内臓脂肪が燃焼し始め、人により腹筋が見えて来ます。
  • 脂肪細胞の中に潜む病原性微生物、有害な情報伝達物質などが排出されます。
  • 体細胞内の有害ミネラルが排出されます。
  • α波が出やすくなり、集中力が高まります。また、勝負に強い「勝負脳」を作ります。
  • 細胞内で傷ついた所を修復するHSP(ヒートショックプロテイン)が増加し、細胞を蘇らせたり、アポトーシスにより修復できない細胞を取り除いてきれいにします。
  • 細胞構成成分のリサイクル機能であるオートファジーを活性化し、体を強化します。
  • 腸内環境を良くして、免疫力を高めます。

 

今回、zoomを使ってのグループファスティングでは、3日から5日にチャレンジしました。

体重をしぼれたばかりか、皆が上記の恩恵を少なからず受け、素敵な心身を取り戻すことができました。

災害予防は多くが実践していますが、自身を襲う不慮の病に対しては対策が不十分に思います。自身のライフスタイル、食を見直し、ファスティングを楽しんでみましょう。