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令和3年7月23日、東京オリンピック開会式が開かれます

今日、令和3年7月23日、一年越しの東京オリンピックの開会式が開かれます。

心身を極めて競技に望むアスリート達のパフォーマンスは、いつも私たちに感動を湧かせてくれます。

今回はコロナ禍を演じながらのため、無観客となり、アスリートも観客も少し盛り上がりに欠けてしまいますが、テレビや動画越しに優れたパフォーマンスに応援はして行きたいと思っています。(先日、大谷翔平選手が二刀流で湧かせた大リーグオールスター戦やノバク・ジョコビッチ選手が3大会連続6度目の優勝を果たしたウィンブルドンでの会場では、NOマスクかつ満席で楽しんでいて、盛り上がりが伝わりましたね。)


先日、NHKでタモリと山中伸弥氏の「超人たちの肉体」という番組で、鍛え抜かれたアスリート達の競技特性に応じた体の適応・発達の様子を伝えていました。

一人目の水泳競技界の超人ケレブ・ドレセル選手は、それまでの記録保持者マイケル・フェルブスの記録49秒82(2010年)を10年ぶりに破り49秒50(2020年)という記録を打ち出しました。それまでのフェルブスの記録は水の抵抗を少なくする競技用の高速水着の着用によって打ち出された記録だったため、その水着が廃止された2010年以降はもう更新は難しいとされていたのでした。今回その記録を更新した泳ぎの秘密を伝えていました。

それは、疲れの出るレース最終盤の15メートルを無呼吸で泳ぎ切るという前代未聞の泳法に成功したためでした。さらに、胸鎖乳突筋(頭蓋骨から鎖骨をつなぐ筋肉)は驚異的に発達していました。これにより、息継ぎの瞬間に効率良く空気を取り込むことができ、最後のラストスパートでスピードを落とすことなくゴールインし、記録更新になったのでした。

 

もう一人ご紹介しますと、マラソンの世界記録保持者、ケニアのエリウド・キプチョゲ選手です。“人間には限界はない”ことを証明し、世界記録2時間1分39秒と2時間を切るところまで迫っています。(非公式では1時間59分40秒)

ちなみに、マラソンの記録の限界は1時間57分58秒とされています。人間の心肺能力の最大値から導き出されたものです。

今回は、筋肉だけでなく、臓器の働きを科学の力で知り、その力で限界を突破しようと挑戦している取り組みを紹介していました。その臓器とは「腸」です。

マラソンでは「30キロの壁」と言われていることがあり、筋肉に蓄えられているエネルギー源、糖質が不足するタイミングです。終盤30kmを超えるとペースがガクンと落ちてしまうのですが、キプチョゲ選手だけはペースが上がっています。

その30キロの壁を突破するキプチョゲの速さの秘密が“腸”にあるということです。

それまで科学者は、トップランナーの強さの秘密は心肺機能の高さやエネルギー効率の良いフォームにあると考えてきました。ところが、最新の科学で、ケニア人の強さの全く別の可能性が分かってきました。それは「腸トレーニング」です。つまり、食生活に秘密があるのです。その中には、ケニアの伝統食“ウガリ”があり、トウモロコシの粉を練って蒸したもので、糖質が豊富です。

世界のトップランナーのカロリー摂取においては糖質の割合がおよそ50%なのですが、ケニアの選手達は糖質が8割近くを占めていました。

高糖質が腸に作用することで、強さを生み出していたのです。高糖質で腸をトレーニングすることで、腸に変化が起こり、糖質を吸収する能力が上がってくるのです。すると、レース中に補給するドリンクから糖質を効率良く吸収でき、そのおかげで最後までスピードを維持することができるということです。

昔の日本人はほとんどヴィーガンで、糖質過多でした。そのため、小柄な日本人でありながら、重い荷物を長時間担ぎ続けていて、当時の外人が驚くほどでした。現在、トップアスリートやオリンピアンの中にもヴィーガンが多くいます。ケガをしにくくなり、また持久力が維持できるからです。

とにかく限界まで無駄をそぎ落として競技に臨むアスリートの祭典をいろんな角度から楽しんでみましょう。

[ブログ]2021.07.23

この暑い時期、漢方薬「五苓散」を活用しよう!

梅雨のさなか、だいぶ蒸し暑くなっています。

快適に過ごすために、室内の温度や湿度の管理も大切ですが、私たちの体内環境に気を配ることも大切です。

暑いと体温を冷ますために血液は体表に多く分布してしまい、胃腸などの内臓への血流は相対的に減少します。すると、胃腸や肝臓などの機能が低下するので、消化力が弱くなったり、解毒力も低下してしまったりします。そのような状態で、冷たい飲み物やアイスなどを飲食すると、余計に内臓の働きが低下してしまいます。すぐに、お腹が痛くなったり、下痢したりして具合が悪くなります。

そして、摂った水分の代謝も悪くなるので、体内の水分の偏在が起き、むくんだりして体が重くなったり、だるくなったりします。

また、暑い中での作業やスポーツなどでは、体内の水分が汗などで過剰に排泄されて脱水状態になり、熱中症を引き起こしてしまいます。血液が濃縮されることで、血栓ができやすくなり、脳梗塞などの塞栓症のリスクも高くなります。

このように水分代謝の異常や水分の偏在、不足のリスクの多い時期こそお勧めしたいのが、漢方薬の「五苓散」です。

五苓散は、猪苓、沢瀉、蒼朮、茯苓、桂皮の五つの生薬で構成されていて、利水止瀉、消腫の効果があり、一般的には“口渇、尿不利”に用いられています。

脱水状態ですが、機能低下により、胃腸内に水分が動けずに溜まっている状態を改善します。

喉が渇いて水を飲みたがるのですが、飲むとすぐに吐いてしまう状態に良いわけです。現代医学では点滴の適応になりますが、軽度であれば経口補水液が推奨されています。

この五苓散は、水分の代謝を整えてくれて、体内の水分の偏在を解消してくれます。代謝が悪くなって水分が滞っていれば、その水をさばいてくれますし、水分が不足しているところには潤いを保つように水分を持ってきてくれて機能を高めてくれます。

ですから、このような蒸し暑い時期に予防で五苓散を服用しておくと、過剰な脱水を防ぎ、熱中症や脳梗塞のリスクを下げてくれて体調を維持してくれるのです。スポーツであれば、熱中症の予防とパフォーマンスを維持するのに役に立つのです。

また、普段室内での仕事が多い方でしたら、暑い環境に出る前に、体調管理を目的に五苓散を利用して見てください。

ただし、このように暑い時期は、胃腸などの内臓機能が低下しやすい時期なので、養生として、冷たい飲み物やアルコールの過剰摂取は避けて、こまめに常温の水分補給を心がけて過ごしましょう。

また、夏バテで食欲も落ちてぐったりする状態では、気を補う生薬の“人参”や“黄耆”が入っている「清暑益気湯」、さらに憂うつや心労があり睡眠の質の低下があれば「清心蓮子飲」がお勧めです。

ちなみに、調剤薬局に相談すれば、処方箋無しで実費で1日当たり300~400円ほどで頂けるので、役立てて見てくださいね。

当然、夏バテや心労、睡眠の質の低下等の不調は、当サロンでもサポートしていますので、ぜひお試しください。

 

(参)漢方処方の構成と適用

[ブログ/健康法]2021.07.11

体内で共生しているヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)は、慢性疲労の症状を引き起こします!

ヒトヘルペスウイルスには、たくさんの種類があります。よく知られているものに、ヒトヘルペスウイルス1型の単純ヘルペスウイルスによる“口唇ヘルペス”や3型による“帯状疱疹”があります。

しかし、実はヒトヘルペスウイルス(HHV6)が最も私たちに悪さをしているようです。というのも、HHV6が増殖すると慢性疲労症候群の症状を示しますが、今「うつ病」と呼ばれているもののほとんどが、この慢性疲労症候群なのです。

熟眠できず、疲労が回復しません。やる気がなくなり、まっすぐ立てなくなって、ひどくなると動こうにも動けなくなります。また、体力のある人の場合は思考面で自分本位となり、人のことは考えようとしなくなるのです。

コロ〇の狂演により、不安やストレスが増大させられていますが、このような状況で生命力が落ちると、体内に巣くっているヒトヘルペスウイルス6型(HHV6)が唾液や脳内などに集まって増殖してきます。それにより、炎症が引き起こされたり、組織が硬化し、より老化を早めてしまうのです。

脳の機能も低下するので、それにより、骨格筋のみならず内臓の筋肉や血管も緊張してしまいます。このようにして、慢性疲労症候群からうつの症状を呈して行くのです。

このことを発見した東京慈恵会医科大学近藤一博教授の報告によると、疲労によってHHV6が活性化されるとウイルスの持つ「SITH-1」という遺伝子が強く働くことが分り、実際にマウスの脳に「SITH-1」遺伝子を強く働かせることにより、嗅球のアポトーシスだけではなく、海馬の神経新生の抑制などうつ病によく似た神経変化がマウスに見られるようになりました。

つまり、ウイルスの感染や増殖により、においが分らなくなったり、記憶が出来なくなったり、だるさが続いたりするということです。

ここで感の鋭い方でしたら、コロ〇ウイルスの症状や今盲目な人々がすがっている“お注射”の害反応に似ていることに気付かれるでしょう。得体の知れない“お注射”の中には、様々な遺伝子が入っているようなので当然ですね。

とにかく、私たちの体内で共生しているウイルスの一種であるヒトヘルペスウイルス6型は、ストレスや疲労により体内で増大すると、慢性疲労症候群やうつ病を引き起こすのです。

そして、プラズマ療法では、様々なウイルス疾患に対する好症例があります。体内の酵素を活性化して体力、免疫力をつけてくれるので当然ですね。“お注射”をしてしまった人にもお勧めです。

本来、ウイルスは細菌同様、私たちと共生している仲間です。地球環境や体内環境が良ければ、決して悪さをしないと信じています。逆に、悪さをしていた細菌やウイルスも、体内環境を整えれば、悪さをしようと思わなくなるでしょう。

ですから、これからも気持ちを明るく持ち、体に良い食事を心がけて生活をして行きましょう。

 

(参)「脳の呼吸」を整えればあなたの全身はよみがえる

「何を食べるか」で全身の健康と歯やアゴも変化します

日本人にとって穀菜食の少食こそが「伝統食」。欧米型の「近代食」では、健康面でさまざまな悪影響を及ぼしています。

未来を担う子供たちの健康を守るためにも「伝統食」を習慣づけましょう。

欧米型の食事である「近代食」には、精製された砂糖や穀物、加工食品、肉食過多が中心になっています。

これらは、柔らかく甘いものが多く、よく嚙まなくても簡単に食べられるために、虫歯や歯周病が多く、歯並びも悪くなります。体質を炎症体質にし、アトピーや花粉症、喘息などのアレルギー疾患や先天性疾患、慢性疾患が多くなっています。

また、腸内環境も悪く、感染症に罹りやすい体になっています。同時に、すぐに薬に頼り、自身の治癒力を弱めています。

一方、「伝統食」「まごわやさしい(※)」の穀菜食の少食は各種ミネラル・ビタミン・食物繊維が豊富な未精製食品が食事の中心です。

これらはしっかりよく噛む必要があるので唾液もしっかり出て、また、抗酸化、抗糖化、抗炎症の食事のため、虫歯が無くなります。歯並びも整い、アゴも発達しています。

腸内環境も健全で、免疫力も調子が良く、脳の発達や身体の発育も健全になります。

よって、感染症も少なく、生活習慣病と無縁になります。

さらに、親が近代食を続けると、生まれてくる子どもは歯のトラブルを抱え、アゴが変化します。しかし、伝統食に戻すことで、生まれてくる子どもの歯並びや健康状態も回復します。

現在の日本の食事の環境は、特に意識しないと簡単に体内環境が汚染されてしまいます。以前ご紹介した様に、牛乳・乳製品、パン、肉は嗜好品です。常食するものではありません。

少しずつ知識を着けながら、自身や子ども達を守って行きましょう。

※ま:豆類、ご:ゴマ、わ:ワカメ、海藻類、や:野菜、さ:魚貝類、し:シイタケ、キノコ類、い:イモ類

 

(参)「断食力」で脳と体が若返る、食物養生大全

[ブログ/]2021.07.04

ホッとできる1杯のコーヒーは、気持ちを落ち着かせてくれます!

休日のひと時の1杯のコーヒーは、気持ちを落ち着かせてくれます。

出かける時には、1杯100円のマッ〇コーヒーやコンビニコーヒーを愛飲していました。

しかし、原価が20円台には訳があるようで、セブンのコーヒーの製造元はなぜか味の素ゼネラルフーズ(AGF)です。うまみやコクを化学の力で作り出すトップメーカーです。

しかし、コンビニコーヒーは専用のバリスタマシンにコーヒー豆を入れて、その場で抽出しているので食品添加物が入りようがないはずですが・・・。

その一方で、ファミレスコーヒーには、食品添加物のリン酸塩が増量剤として使用され、失われた風味は香料を添加して、おいしく味わえるよう作られています。

このリン酸塩を使うと、コーヒー豆の粉から通常の3倍はとれます。しかし、何倍も作ることができる代わりに、コーヒー独特の苦みと香りがなくなってしまいます。そこで、また食品添加物が使われるのです。

コーヒー香料として、酢酸ベンジル、ジメチルチオエーテル、Bナフトールエチルエーテルなどの合成香料を使用します。

また、リン酸塩のとり過ぎには注意が必要で、骨密度の低下、体の治癒力や免疫力が低下すると指摘されています。

一方で、缶コーヒーやボトルのコーヒーはより多くの人がおいしいと感じるように、多くの人が飲みやすい味わいに調整されています。

ミルク入りなら、本物のミルクを使わずに、乳化剤を使い、水と油でミルク風味の液体を使っています。これは、コンビニコーヒーの横にも置かれているコーヒーフレッシュと同じで、腐らないプラスチック油です。少なくともブラック無糖がベターでしょうか。

とにかく、コーヒー豆から抽出するだけの液体なら腐るので、缶やボトルに保存料を入れて詰めて販売しているものです。

いずれにせよ、飲む1杯のコーヒーは自宅で豆を挽いて入れるか、コーヒー豆専門店で挽いてもらった粉から入れて飲む方がお勧めです。

コーヒーは、ホッと一息できると同時に、適度に集中力を高めてくれます。また、健康面では1日2、3杯の習慣が心臓病の死亡率を下げたり、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸は消化力を高めたり、肥満予防や美容にもプラスに働きます。

これからも上手くコーヒーと付き合って行きましょう。

[ブログ]2021.06.30

海には”癒しの力”があります!

古代ギリシャの医学の祖ヒポクラテスは「海が人体に良い影響を及ぼす」ことを知り、治療に使っていました。

海の癒しの力を利用したものに「海洋療法(タラソテラピー)」というものがあります。

タラソテラピーとは、ギリシャ語のthalasso(海)とフランス語のtherapie(治療)の造語です。「海と海洋性気候、さらには海藻や海泥なども含めた海の恵みを総合的に活用して、心身に総合的に作用する治療、または健康増進のための方法」と定義されています。

海洋療法にはさまざまな種類があり、海水を直接使用する水治療法(ハイドロセラピー)、水中運動やマッサージなどの運動療法、海藻療法(アルゴテラピー)、海泥療法(ファンゴテラピー)、海岸沿い独特の地形や海洋性気候を生かした療法等があります。

また、海洋動物が持つ特性を「アシスト」の役割に活かすものにイルカ介在療法があり、発育発達障害、ダウン症、脳性麻痺、自閉症、うつ病などに対する心理作用効果によるものです。

ヨーロッパでは海岸部を中心に海洋療法センターが建設され、世界には260を超える海洋療法施設、併設ホテルが存在しています。

海洋療法の先進国フランスでは保健が一部適用されていて、現代西洋医学との融合も図られています。

では、なぜ「海」は体や心の健康に良い影響を及ぼすのでしょうか。

海辺で過ごすひとときには無条件の安らぎや癒しを感じます。海水の成分比は、人の羊水に近いものです。それは、生命が海から生まれてきたからです。

海から得られる安らぎや癒しは、安心に包まれた羊水の中を想起させるのでしょう。また、押し寄せる波のリズムにある“揺らぎ”を、体内の鼓動や呼吸のリズムにある “揺らぎ”に似て心地よいと感じることでもあるでしょう。

日本の海洋療法の第一人者、琉球大学教授荒川雅志氏は海の持つ癒しの力を研究し、次のような効果を報告しています。

それは、高齢者の日常生活体力(ADL)機能向上、睡眠の質的改善効果、メタボリック関連指標の改善効果、精神安定作用、ストレス軽減効果等です。

ただ海を見つめているだけでも、リラックスを示すα波成分が多く検出される結果もあります。美しい海の景観を眺めるだけでも血圧の低下や脳活動が鎮静化する作用をもたらすことは、他の研究チームでも報告されています。

朝の海岸の散歩は、10分ほどで体に活力を与えてくれます。ぜひ、海岸を散歩しに出かけてみましょう。

[ブログ/健康法]2021.06.09

人間のエネルギー産生は年齢とともに移行していきます。

私たちの体の細胞の中には進化の過程において融合した2つのエネルギー産生システムがあります。

それは、解糖系とミトコンドリア系です。


解糖系は、地球がまだ二酸化炭素でおおわれていたころに酸素の嫌いな微生物がエネルギーを産生していた方法です。食べ物から栄養素(糖質)を分解するだけの単純なエネルギー変換システムで、体表温度32度ですぐにエネルギーを産生します。瞬発力を産みだし、分解過程で乳酸などが作られるため量は少量で長続きは出来ません。ガンは、酸素が嫌いで解糖系で増殖分裂を繰り返しています。

一方、ミトコンドリア系は、酸素が発生するようになったころ出現したミトコンドリアが細胞内に寄生し、エネルギーを産生しているものです。酸素を取り入れて栄養素(糖質、脂質、タンパク質)から水素を取り出して酸素と結びつけ、水を作る過程で時間をかけて大量のエネルギーを産生します。持久力を産みだし、産生には37度の深部温度と酸素が必要です。

酸素を多く必要とする脳や心臓などの臓器には、ミトコンドリアがたくさん寄生しています。


さて、この二つのエネルギー産生システムは年齢とともに移行していきます。

胎児の頃から成長盛りの15歳ごろまでは解糖系優位の時期です。

赤ちゃんが生まれて肺呼吸を始めると同時に、細胞内でミトコンドリアは増え続けています。成長期を過ぎてからは解糖系は縮小し始めて、ミトコンドリアの多い細胞も分裂が抑制されて成長は止まります。

ミトコンドリアの少ない部位の皮膚、髪、骨髄、腸の上皮、精子だけは解糖系中心です。

20~50代は、解糖系とミトコンドリア系をともに活用でき、若干ミトコンドリア系が優位の調和の時期です。

ストレスを食べることで解消しているような生活は、解糖系優位になり乳酸の量を増やし、処理するミトコンドリア系の負担が増え、活性酸素による老化が進みます。

60代以降は、腹八分目の食事でミトコンドリア系を中心にすると、持続力のある落ち着いた気持ちを保った老いに入れます。

体の成長期では、しっかり食べることで体を作っていくことが大切ですが、成人した後は「ま・ご・わ・や・さ・し・い」などの食事を中心に、時にファスティングしたりして、ミトコンドリアに優しい食習慣にして行きましょう。

 

(参)食物養生大全、家族みんなが病気にならない食べ方事典、ガンと生きる4つの法則

[ブログ/]2021.05.24

癌を治せる病気にしたい~『デリートC』という中島なおさんの活動

「がんが治せる病気になりますように」

「がんを過去のものにする」

このような願いのもとで活動を始めた中島なおさんの「デリートC」という活動があります。

がんのイメージが変わって欲しい願いがある。

なおさんは31歳の時、乳がんが分かった。手術後に継続した治療をしていたが、2年半後に転移が発覚、“完治は難しい”と告げられた。

希望を感じられるものを、がんを患ってから見つけられない状況だった。

自分は医者でも研究者でもない。特別なことは何もない。何者でもなく、何も持っていなかった。

そのような状況で動き始め、その中で見つけた希望が先程の「デリートC」の活動である。仲間が集まり、昨年5月に発表をした。

企業などにがんを表すCANCERの頭文字“C”を消した商品を作ってもらい販売し、その売り上げの一部をがんの治療研究に寄付してもらうという試みだ。

しかし、その後4週間後に2年半使い続けてきた抗がん剤が効かなくなった知らせが届いた。

そのような体調の中で、今年初めてがんの研究者に寄付金を渡すイベントを開催し、デリートCの一歩を踏み出すことが出来た。応援する企業は20社を超えた盛り上がりだった。

今の医学でできる治療は、絶対がんが勝ってしまう日が100%来ることを知っているなおさんは、この意味ある一歩を今後は継続して行きたいと語る。

「がんが治せる病気になるその日まで続けていく」と。

 

なおさんの活動を通して、私もすばらしいプラズマ療法を中心にがん治療のサポートを広めて行きたいと強く思いました。

 

[がん/ブログ]2021.05.16

音楽は好きであれば何でも良いというわけではありません。

前回、音楽が体に有用だとご紹介しましたが、好きな音楽なら何でも良いというわけではありません。

それは、「水の結晶写真」で有名な波動の第一人者だった故江本勝先生がその写真集でご紹介されています。

モーツアルトやシューベルト、バッハなどのクラシック音楽を聞かせると、水はきれいな結晶になります。

特に、モーツアルトの曲は天が奏でているのをそのまま楽譜に下したものです。ですから、波動的にも高く、多くの人を癒しているのです。

ここで、「タンパク質の音楽」というものを紹介します。

タンパク質は20種類のアミノ酸によって成り立っていますが、その合成時に起きる波動の振動数を平均律に置き換えることにより音楽が作られるというものです。この方法は、物理学者のジョエル・ステルンナイメールが提案したもので、1983年「素粒子の音楽」という論文をまとめました。

彼は、DNAや受容体などのタンパク質を音楽に置き換えると、出来上がったメロディーがモーツアルトやベートーヴェンなどのメロディーラインを奏でることを発見しました。

例えば、「ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン受容体」はベートーヴェンの「運命」のメロディーになったり、パッヘルベルの「カノンニ長調」はがん原遺伝子の一つRasタンパク質の遺伝子発現を抑制するGAP(GTP分解酵素活性化タンパク質)のメロディーラインになったり、音楽が遺伝子をエピジェネティックにオンすることが分ってきました。

ですから、このようなクラシック音楽は細胞を揺らし、遺伝子を揺らしてがん細胞の増殖を抑制することになるのです。

一方、ロックなどの破壊的な曲はきれいな水の結晶になりません。

先日、83年のヒット曲「ボヘミアン」で知られる歌手葛城ユキさんが原発性腹膜がんのステージ4(遠隔転移がある状態)であることを発表しました。

本人曰く「私は歌うために生まれてきております。・・・ロック魂で頑張ります!」と拳を突き上げました。

実は、ロックなどの破壊的な曲がきれいな水の結晶を作らないだけではなく、メロディーラインによっては、先程のようにがん遺伝子の発現を促すことが分っています。

酒を飲んでのどをつぶしながら歌い続けたことも相まって、がんを促進させてしまったのでしょうか。飲食を正し、せめて、聞く音楽はクラシックなどで体調を整えて欲しいと思います。

先月京都で学んできた細胞環境デザイン学では、今回山田豊文先生が「山田式音楽療法」を提唱しました。

山田先生は、音楽をこよなく愛し、私たちに音楽のすばらしさを繰り返し伝えてくれています。聞こえる周波数だけでなく、聞こえない周波数帯にも体に有益な働きがあることを教えてくれました。

人をはじめ、地球上の生命は必須である水同様、「音」無しでは生きられないのです。楽曲だけでなく、自然に出ると聞こえる(聞こえない周波数も含めて)森林の葉や草木がふれあうかすかな音や川のせせらぎ、虫や野鳥の鳴き声なども私たちを癒してくれます。ステイホームとしつけられるのではなく、気持ちの良い日には屋外に出て、日光も含めて自然の波動を浴びに出て行きましょう。

[ブログ/健康法]2021.05.09

近未来の医療技術”メッドベッド(量子ヒーリングベッド)”はプラズマ療法の進化版では?

昨年の情報に、アメリカが持っている先進技術6000件を解放するというものがありました。しかし、トランプが明らかな不正選挙で落選させられたため、闇に葬られようとされていましたが、医療に関しての先端技術「メッドベッド(量子ヒーリングベッド)」の情報が流れていますのでご紹介します。


この「メッドベッド(量子ヒーリングベッド)」は、トランプが使用していることでも有名になっています。大きく3種類存在しますが、大まかに伝えると「ほぼ全ての病気を治療できる夢のようなベッド」であるとされ、以下の効果があるとされています。

 

・外科手術が必要な外傷、細胞の回復やDNAの修復・再生・若返りなどさまざまな機能がある

・がんや循環器系疾患、難病等の治療も可能

・DNA修復により先天性疾患も治療可能

・一説では最大3倍寿命の延伸

・臓器移植、手足の欠損、組織の欠損等の再生、回復

・心的外傷後記憶、PTSD等の苦しみからの解放

 

これらはタキオンとプラズマ技術を使って治療されるというものです。このような超技術は当然、人間離れしたものであり、当然そちらからの情報です。これからの世界の流れを示唆しているのです。

そして、これらの効果を見てみると、プラズマ療法自体がメッドベッドであり、先取していることが分ります。

がんや循環器疾患、神経難病、副腎疲労、精神疾患から先天性疾患への症例は、プラズマ療法で実証済です。

安心、安全、安価にがんを治療でき、先天性疾患に結果を出し、アンチエイジングへの有効性はプラズマ療法が結果を出しています。

そして、今後この異次元のメッドベッドが世に出回り始めた時には、プラズマ技術を使ったプラズマ技術はその先駆けとして再評価され、大いに見直されるでしょう。

人間も医療も、今後益々加速度的に変わって行きます。

受診して、検査してもらって、病名を付けてもらって、薬を出してもらってという人任せ、他力本願的な医療も問題ですが、根本的に生き方が変わっていく技術がもうすぐ来るようです。

生かされて生きていく意味を自覚して、自立した生を送る転換期です。儲かるためでなく、人のために何が出来るか、どうしたら周りと笑顔で過ごせるかを自問自答しながら、楽しんで行きましょう。