スタッフ公式ブログ

2023年11月

隠れ油に注意しましょう!

私たちの体は食べたもので出来ていますが、その健康度は油が大きな影響を与えています。取る油によって、体質が変わります。

サラダ油や菜種油に代表される植物油やお肉の脂などは、主に炎症体質に持って行きます。サラダ油というと、イメージ的に健康に良さそうに思えますが、リノール酸豊富なオメガ6脂肪酸は体質を炎症体質にしてしまうばかりか、加熱すると、さらにヒドロキシノネナールという神経毒を発生させ、それが蓄積し細胞膜を連鎖的にサビさせ、脳細胞を死に至らしめ、やがて認知症を発症し、ついには脳を殺すとされています。

一方、亜麻仁油や魚油などは主に炎症を抑える体質に持って行きます。

現代では、植物油がアトピー性皮膚炎や花粉症、糖尿病から睡眠不足や慢性疲労といった体の不調の原因になっています。

このような日常の食事に使われている油には、急性症状がないのが厄介なことですが、すでに医学的、科学的な研究で植物油の危険性が多く報告されています。

ですから、植物油が使われているドレッシングや揚げ物は控えて行きましょう。そして、さらにその危険な植物油ですが、特に気をつけるべきは、食品に隠れている「隠れ油」です。

その隠れ油は、マヨネーズ、菓子パン、チョコレート、カレーのルー、フライドポテトなど、何気なく食べている食品の多くに潜んでいるのです。

例えば、マヨネーズは、何と原料の70%が隠れ油です。主成分は卵ではないのです。

また、菓子パンにおいては、多量のマーガリンが使われていることが多いので危険です。マーガリンの原料は、菜種油、パーム油、大豆油など摂取を避けたい植物油であり、トランス脂肪酸の弊害もあります。また、安い菓子パンやケーキ、アイスに使われているチョコレートはチョコもどきであり、やはり多くの植物油脂が使われています。チョコレートは、高くてもピュアチョコレートを選びましょう。

また、アイスクリームも本来のアイスクリームは、乳固形分が15%以上のものを指し、3〜10%はラクトアイスと分類され、乳脂肪の少なさをパーム油でカバーしているので注意が必要です。

また、揚げ物が乗っている海苔弁にも多くの油が入っていますし、カップ麺もスープも怖いですが、麺の油も問題です。

そして、スナック類や揚げ煎餅にも多量の油が使われているので控えて行きたいものです。

とにかく、植物油は多くの健康問題を引き起こします。

一流のアスリートは、勝ち飯にカツ丼は食べません。脳や体の機能をスムーズに働かせたいのならば、隠れ油にも気を遣って行きたいものです。

 

(参)その病気、その疲労、「隠れ油」が原因です!

[ブログ/]2023.11.29

食生活の良し悪しは”便り”で分かります!

私たちの身体は、食べたもので出来上がっています。そして、食べたもののお釣りは“便”として排出されます。便は文字どおり、体内からの「便り」です。

身体が良い状態かどうかは、便を見れば分かります。油や砂糖まみれだったこれまでの食生活を変えるだけで、便の状態も確実に変わります。当然、便秘も食生活の表れです。

では、食事内容によって、便はどのように変わるかというと、以下になります。

 

A:アフリカの農村地域で、穀類、豆類、ジャガイモ、ヤマイモなどをほとんど加工しない食事で、穀類や根菜類が食物繊維の主な供給源になっている場合では、便はおよそ1日半で通過し、1日400~500gの便の量になります。

B:欧米地域で、精製した小麦粉で作ったパン、砂糖、油脂類の多い食事で、果物や葉菜が食物繊維の主な供給源になっている場合では、便はおよそ3日で通過し、1日80~120gの便の量になります。

 

このように、「穀類や豆類」と「砂糖や油脂類」を多く摂るのとでは、便の出る量が大きく異なります。また、便が出やすくなると色も変わります。便通の良い人は「黄土色」や「黄色」の便ですが、便秘がちな人の便の色は「こげ茶色」をしています。

さらに、便の量や色だけでなく、便の臭いも便通の悪い人は臭く、強くなります。

そして、便秘のために食物繊維の多い野菜や海藻を取ると良いとされていますが、あまり解消されません。野菜や海藻からの食物繊維は「水溶性食物繊維」が主であり、大腸粘膜の保護や有害物質を体外へ運ぶ働きがあります。一方、穀類や豆類に含まれている「不溶性の食物繊維」は腸もぜん動運動をさかんにして便の排泄を促してくれます。便秘の解消に直接関係するのは、穀類や豆類に含まれる「不溶性食物繊維」の方です。

ですから、便秘を解消したいのなら、デンプンが入っているごはんやサツマイモなどを十分に取ることが必要です。日本食の基本のごはんをしっかり取ることが大切なのです。

一方、朝食にパンを主食にしている方が増えていますが、パンを主食にすると、必然的に高脂肪な食事になります。パンにわずかな葉野菜とドレッシング、ウインナーやハム、牛乳、ヨーグルトなどのメニューと昔からの朝食とでは、身体に及ぼす影響は大違いです。

腸内の善玉を増やし、おなかに良いとされる機能性の乳酸菌を含むヨーグルトを毎日、欠かさずに食べている多いです。しかし、乳酸菌が腸内に届くことと、善玉菌が増殖するというのは全く別問題です。その他の腸内環境を整えない食事を受け付けている腸には、そのような人工的な乳酸菌は定着することはありません。しかも、ヨーグルトは脂質や糖質を多く含んでもいるので、おなかに逆効果なことが多いのです。

おなかには、「まごはやさしいは」を基本にした和食にして、良い便りを地球に戻して行きましょう。

 

(参)乳がん患者の8割は朝、パンを食べている

[ブログ/]2023.11.25

飲む点滴と言われる“みそ”は“身礎”

最近は、みそ汁を飲まない人がいるようです。ごはんにみそ汁は付きものですが、どちらも陽性の働きがあり、基礎体温を上げて身体を温かくさせてくれます。

みそは本来“身礎”で、身体の礎となり、飲む点滴です。みそは、霊験あらたかで、ご利益があるのです。

みそが身体に良い理由はいくつかあります。

まず、みそには消化の働きを良くする作用があります。食事のとき、最初にみそ汁を飲むと、塩気が身体に取り込まれて胃腸が動き始めます。すると、その後に食べた物の消化吸収が良くなるというわけです。昔から、日本人は食事のときに、みそ汁から口をつけていましたが、それは理にかなったことなのです。

さらに、みそは血管の掃除や腸の掃除をしてくれる上、造血能力を高め、血液を陽性にしてくれます。毎日必ず飲む人は、健康が約束されます。がんの予防にも効果があります。

また、体内の酸化を抑制する作用があり、老化防止にも役立ちます。動脈硬化を予防する働きもあります。

昔の人は、吸っていた煙草のキセルのヤニを取るのに、チリ紙をよって作ったコヨリにみそをつけて、それをキセルの中に通して掃除をしていました。実は、みそには脂などの汚れを落とす作用があるのです。これと同じ原理で、血管に流れるコレステロールを溶かします。動脈硬化が心配な人は、みそ汁を飲みましょう。

出来れば、みそは3年寝かしたものがベストです。3年かけて熟成、発酵させると、身体を冷やす陰性の大豆がアミノ酸に分解されて、身体を温める陽性に変化します。一方、短期間で作るみそには、大豆に混ぜる麹菌が残っているため、身体が陰性になります。「菌」自体は陰性です。3年も寝かせると影も形もなくなって、大豆が全部アミノ酸に分解され、美味しいみそが出来上がります。

江戸時代のことわざに「医者に金を払うより、みそ屋に払え」というものがあったそうです。毎日みそ汁を飲んで、患わないようにとの養生訓です。

日本は四季折々の季節の旬の野菜や根菜を、みそ汁の具としてたくさん入れて飲むようにしましょう。すると、具がお菜の役割になって、一汁のみそ汁だけでも、豊かな食事になります。

また、みそ汁にふのりをひとつまみ入れて飲むと、身体の中の老廃物や毒素を吸収して、身体の外に運び、捨ててくれます。

 

(参)長生きしたけりゃ肉は食べるな

[ブログ/栄養/]2023.11.22

子ども達は多くの有害物質にさらされています!

現在、子ども達はさまざまな有害物質の影響にさらされています。2011年から、環境省は、化学物質の影響に関する10万人規模の大規模調査を開始しています。この調査の正式名称は「子どもの健康と環境に関する全国調査」というものであり、通称「エコチル調査」と呼ばれています。

このエコチル調査では、母親の体に蓄積した化学物質が胎児や幼児の健康に及ぼす影響の解明に主眼が置かれ、胎児期から誕生後13歳になるまで、対象となった子どもの健康状態が定期的に確認されます。

現在、研究分野ごとに次のような仮説が立てられています。

それは、ダイオキシンやポリ塩化ビフェニル(PCB)、水銀や鉛、ヒ素などの重金属類、ビスフェノールAなどの環境ホルモン、そして有機リン系殺虫剤やDDTなどの農薬をはじめとする、多種多様な化学物質にさらされることで、出生時体重の低下、発育異常、先天奇形(口唇裂、口蓋裂、二分脊椎、ダウン症など)、性分化の異常(男女比の偏り、性器形成障害、脳の性分化異常など)、精神神経発達障害(自閉症、学習障害、ADHDなど)、免疫系の異常(小児アレルギー、アトピー、喘息など)、代謝・内分泌系の異常(耐糖能異常、肥満など)といったような、心身のさまざまな健康問題を招くのではないかというものです。

いずれにせよ、環境省がこれだけの大規模な調査を行うということは、子どもの健康に対する化学物質の影響が重大さを増して来ているということです。

実際、日常生活の中でいつの間にか環境ホルモンにさらされています。

例えば、ダイオキシン類は、塩素を含む物質の不完全燃焼や薬品類の合成の際に、意図しない副産物として生成される人工的物質ですが、主に乳腺や胎盤などの生殖器官に多く移行して濃縮されます。毒性は生殖毒性、遺伝毒性、免疫毒性、そして、体重減少、胸腺萎縮、肝臓代謝障害、心筋障害、ホルモン代謝障害、脂質代謝障害、皮膚症状、中枢神経症状などの一般毒性があり、侵入経路はほとんど食事からです。昨今では、日本近海のカニやイカの内臓、アナゴやタラの肝臓、遠洋・輸入マグロなどから高濃度のダイオキシン類が検出されています。

また、ビスフェノールAはカップ麺や市販弁当、冷凍食品などの容器を電子レンジで温めることで溶出されます。このビスフェノールAは、女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を持ち、早熟・生殖機能の異常、乳がんなどが誘発される可能性があり、死産リスクとの関連の研究も進められています。男性では、精子数の減少、前立腺がんなどの危険性が高まるとされています。

ビスフェノールAと似たビスフェノールSは、レシート用感熱紙全てから検出されています。他には、チケット類や封筒、搭乗券、荷物のタグ、広告チラシ、ATMの領収書などでも検出されています。ゆえに、日本人のビスフェノールBの尿中濃度は世界で突出していると言われています。

また、欧米では禁止されている除草剤のグリホサートについて、ワシントン大学の研究では、がんのリスクが41%増大すると発表されています。がんの他にも、腸内細菌叢を乱し、自閉症などの病気との関連も報告されています。グリホサートは、収穫前の小麦に多く使用されているので、日本人の血中には必ず検出されるそうです。学校給食で出される給食パンにもほとんどに検出されていました。

ネオニコチノイド系農薬も含め、まだまだ多くの有害物質があり、それらに囲まれて逃れられない状況になっています。

ですから、これらの有害物質から身を守るには、その正体を理解して、体内に取り入れないことが第一条件になります。小さな子ども達を守るには、大人が注意を払って行くしかありません。

当サロンでも、現在、JALNI他、さまざまな栄養関連を学び、養成講座を含め、健康セミナーも始めました。特に、未来ある子ども達を守るために、JALNIジュニアインストラクターはお勧めです。ご希望の方は、ご連絡お待ちしています。

[ブログ/]2023.11.19

陰徳はポイント!

運は誰にでもやって来ます。

その運にまず気づくには、常にアンテナの感度を良くしておくことが大切です。常に、問題意識を持ち続けることです。そうやって察知力を高めておくことです。

そして、その運は、すぐに通り過ぎてしまうために、チャンスが来たらすぐにつかむことが秘訣です。

運は、目に見えないのですが、時に、人から与えられることもあります。

それも含めて、その人の運ですが、その頻度を上げるには、自分の目的や成したいことを周りに宣言しておくことや声をかけてくれるような笑顔や態度が影響します。

ブスッと不機嫌な顔をしている人よりは、にこやかな顔の人の方が話しかけやすいですよね。常に、上機嫌でいることが運を受け取りやすくします。

そして、頂いた縁に対して、きちんと感謝をすることも大切です。

一方、したことに対するお礼や感謝は、運のポイントとして積み重なっていきます。

つまり、運は貯めて行くことができます。

良いことをすれば、それに応じてポイントが付くのです。

ただし、ポイントは、良いこととお礼など、してもらったこととの差になります。

一番ポイントが付くのは、人のために、あるいは人の喜ぶことを、誰にも言わずにコツコツとすることです。自己犠牲ではなく、「人の喜びをわが喜びとする」姿勢です。

このことを「陰徳を積む」と言いますが、陰徳こそ倍のポイントが貯まるのです。

ちなみに、良いことをしたことのお礼が過分な時やそのことをひけらかす時には、マイナスのポイントになります。また、下心を持って良いことをしても差引かれます。

このようにして、ポイントが貯まると良いチャンスに多く恵まれてくるのです。

そして、チャンスは自身に帰って来るだけではありません。

「積善の家には必ず余慶あり」と言って、コツコツと人のために成したことが、子ども達や子孫に必ず帰って来るのです。

戦後の復興を遂げた日本人は、ある意味、戦争で亡くなった方々が使えなくて繰り越した運を使って来たのでしょう。そして、現在は、そのポイントを使い果たして来ているとも言えます。「今だけ、金だけ、自分だけ」の世になって来ています。

現在、私たちの住むこの地球は、温暖化から地球沸騰化にギアチェンジして自然災害が甚大化し始めました。搾取するだけ搾取して、循環を止めて来ています。きれいにしてお返しする姿勢をあらためて考え直してみましょう。

そして、もし何か事故を起こしたり、ケガをしたりしたときには、身近な人や親しい人の厄を払ってあげたと解釈すると良いです。息子思いの母親が転んでケガをしたときに、息子の厄を払えたと感謝していました。

人のために働く、人のために祈る、人のためにと、ポイントを貯めて行く生き方をして行きませんか。

自然療法は3大療法より優れています!

がんという病に、未だに日本の標準治療と称する3大療法が優れているとされていますが、残念でなりません。

すでに、1990年にアメリカの大規模な研究調査によって、「自然療法の方が通常の抗がん剤、放射線治療、手術よりも治癒効果が高い」と報告されています。それにより、欧米ではがんは減少に転じています。

日本では、高血圧症しかり、脂質異常症しかり、エビデンスを無視して、都合の良い基準数値をもうけてサブスク患者に仕立てています。

以前にもお伝えしたように、ピロリ菌除菌は胃がんを防ぎますが、死亡者数は増やします。他の難治性のがんを増やすことにもなります。また、肺がんの健診も同様で、死亡者数を増やすことになっています。

代替療法にはしっかりしたエビデンスがないとしながら、西洋医学の世界ではエビデンスを無視しています。

特に、増えているがんに関しては、死に直結しているだけに見過ごせません。

根本的なとらえ方と治療方法が大間違いです。がんは遺伝子変異が積み重なっているのではありません。それは、結果です。気づいて欲しいと思います。

体内環境の悪化が、自身の細胞にがん化を選ばせているのです。抗がん剤や放射線治療をすることで、よけいに体内環境を悪化させます。だから、苦しまずによい副作用で苦しいのです。我慢することではありません。

そして、医師自身は知っているので、無知な医師はともかく、ある程度の経験を積んだ医師や自身で考えることをしている医師は、自身ががんになったら抗がん剤を使わないのです。彼らは逆に、3大療法を回避して他の療法で治したことを著書で、自身の体験談で著しています。

がんは体内環境を改善させれば、治るのです。今の標準治療と称する3大療法は、逆効果なのです。治った方の多くが、食事などを見直して、体内環境の改善に務めた結果なのです。

3大療法で治ったのは、その働きではないのです。ですから、抗がん剤でたまたま治ったとされている確率が数%なのがうなずけます。抗がん剤は増がん剤であり、たまたまなのです。

標準治療は多くの科学的データが積み重ねられ検証され、医学的に効果が高いとされていますが、代替療法の中には科学的なデータをとれていないだけで、それ以上の症例のあるものもあります。そして、3大療法を西洋医学の中だけの比較で、効果が高いと標榜しているだけです。ですから、世界では遅れているやり方なので、あまり使われていない抗がん剤を、世界の85%も使っているのです。

私淑する近藤誠先生は言っていました。「エビデンスの無い、効かない抗がん剤をするなら放置せよ」と。ですから、放置療法をあえて訴えたのです。

がんは体内環境の悪化なので、その改善に努めたり、心のあり方、クセに気づいて行くことで治して行きましょう。

そして、その時に縁があれば、プラズマ療法などの多くの症例のあるもので、安心・安全・有益無害なものを試してみましょう。

当サロンでは、プラズマ療法をベースに、適切な生活指導を行っています。ぜひ、お試し下さい。

[がん/ブログ]2023.11.12

認知症の予防に水をたくさん飲みましょう!

現在、日本人の平均寿命と健康寿命との差は、男性で9歳、女性で12歳ほどになります。

つまり、介護状態が長いと言うことで、ピンピンコロリで死ぬことが難しいと言うことです。介護が必要になった原因の1位は認知症になり、次に脳血管疾患になります。

そして今回は、「認知症は水を飲めば治る」という事実をお伝えします。

まず、「認知症」と「物忘れ」とは全く性質は別物です。ところが、認知症の初期症状をチェックする簡単なテストは記憶障害を測るもので、「物忘れ」がひどくなれば認知症だと間違って考えています。「物忘れ」は何歳でも起きます。

「記憶」と「認知」は、別の働きで、「記憶」は忘れずに覚えていることであり、「認知」は自分の置かれた状況を正しく把握し、行動に結びつけてゆく働きです。具体的には、「認知」は、この場がどこかという「認識」、この場と自分の関係の「理解」、そして自分はどうするべきかという「判断」、この3つの要素から成り立っています。ですから、あらゆるミスは、「一過性の認知症」になり、継続的なミスが「認知症」であり「自己修正障害」とも言えます。

さて、人体の水分量は、年と共に減少して行きます。子どもで体重の75%、成人で60%、65歳以上の高齢者で50%になります。体重が50キロとすると、65歳以上の高齢者の水分量は25キロになり、およそ250~500ccの水が不足するだけで、意識はおかしくなります。

熱中症では、意識障害を起こすので、不調を感じることができなくなります。そのような点で、認知症も熱中症と似ています。

そして、介護を要する高齢者に水を十分飲ませると、認知症の異常な言動が次々と治まって行きます。

実は、脳の萎縮は正常な老化現象であり、認知症とはほとんど関係ありません。二十数年前に、アメリカの修道女が101歳の長寿で亡くなりましたが、死の直前まで仕事を完璧にこなしていました。解剖したところ、成人女性の脳が1200~1300グラムの所、彼女の脳は870グラムしかなく、老化により著しく萎縮していました。

また、認知症は、他の精神疾患と同じく人格全体の反応で、発病の年齢や症状によって、統合失調症やうつ病、認知症という名前が付けられているだけで、病の本質はほとんど同じです。採血すると、脳の働きにかかわる神経伝達物質のアセチルコリンやドーパミンなどの数値はほとんど一緒です。身体的には、認知症とうつ病はほとんど同じという意見もあります。

そして、認知症の意識は眠っているように暗い状態です。関心には度合いがあり、関心が高い(強い)、低い(弱い)というようなエネルギーの大小があります。認知症では、このエネルギーが大きく失われています。ボーッとすることが多くなり、以前興味あったことに関心がなくなります。関心を持つエネルギー、意識するエネルギーを覚醒水準と言いますが、この覚醒水準が上がらないと、何かを認知し、そこへ向けてエネルギーを出すことができません。認知症では、この覚醒水準が下がっているのです。認知症の方の意識は、眠っている時と同じように暗いのです。

そして、治すためには、覚醒水準を上げて「認知」を正しく働かせることです。そのための一番有効な方法が「水分を多くとること」なのです。

ほとんどの認知症患者は水分不足で、脱水を起こしています。ですから、水をたくさん飲むと、顔つきがしっかりして、コミュニケーションがきちんととれるようになります。姿勢や動作にも効果が表れます。すると、転倒事故も少なくなります。

また、逆説的とも思えますが、尿失禁にも水をたくさん飲ませることで改善されます。というのも、脱水による意識障害、脳の覚醒水準の低下が尿意の知覚を麻痺させているので、排尿をコントロールできていないのです。ですから、水をたくさん飲ませることで、脳の覚醒水準を上げて尿意の知覚の働き、排尿のコントロールが働くことで、尿失禁は改善するのです。

水分をしっかりとることは、日中の覚醒水準を上げ、睡眠の質を良くして、夜の異常行動すら改善につながります。

とにかく、認知症予防には水分をたくさん摂ることから始めて行きましょう。

お勧めの水は、プラズマウォーター、ナノバブル水素水、プロトン水です。

ちなみに、プラズマ療法では矢山利彦先生が認知症の改善例を学会で発表されています。エネルギー通貨であるATPを増やすことが、覚醒水準を高めることになるので納得ですね。

 

(参)水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない

魂とのつながり方

魂は、私たちの中に存在していて、自分を見守り、応援し、助けてくれる存在です。私たちを含め、生きとし生けるものに「命」を与えてくれているものであり、「愛」を与えてくれるものです。生きるために必要なものを授けてくれている頼もしいガイド。

「人は神の分け御霊」とも言いますが、神様の分身と考えても良いです。

その魂を喜ばせて、つながりを強めていけば、あなたの人生にとって必要な人、もの、体験が自然と引き寄せられてきます。

 

魂の世界には優劣や上下関係などはない。すべての命が等しく神様の分身であり素晴らしい存在です。

 

魂と身体は胸で繋がっています。魂を感じてみようと思ったら、胸のあたりに手を当てて、魂にいろいろ聞いてみよう。

 

頭が作り出す「精神(思考、心)」の声ばかりを聞いていると、魂に気づけなくなります。聞きたいことを掘り下げていくことで、魂と会話することができます。

 

「やるべきことをやったら神様にゆだねる」という生き方をすれば、すべての不安を手放すことが出来て、魂とも深くつながれます。

 

身近な意識(顕在意識)より深い意識(潜在意識)は、常に答えを知っています。語りかけることで、その答えを頂けるようになります。

 

自分で自分を癒すことで、「誰かの役に立ちたい」という魂の欲求に応えることができます。

 

人をうらやましく思うのは、あなたも同じものを持っているから。ほんのわずかな順番の違いで、他の人が先に得ただけの事なのです。魂は「次はあなたの番が来ますよ」と語りかけています。嫉妬の心は、次の順番を教えてくれる大切な気持ちでもあります。

「今嫉妬しなくても大丈夫。次は自分の番が来るから。あせらなくても大丈夫。もう少しだけ待っていてね」

 

魂は、あなたを傷つけた相手からの謝罪は求めていません。魂が求めているのは、あなたが内側に抱えた苦しみを外側へ出してあげることです。すべて声に出してしまえば、魂は「よしよし、もう大丈夫だよ」と、記憶を拾い上げてくれます。

 

魂は仕返しを望んでいません。相手からの謝罪ではなく、あなたの許しを待っています。

 

魂や神様に泣き言を言ってもかまいません。その繰り返しで絆は強まっていきます。

 

自分の名前を呼んで、「〇〇〇、愛しているよ、大好きだよ」と言って見てください。魂との信頼関係を深めることができます。

 

魂同士の見えない糸でのつながりを使って、相手の魂に語りかけてみましょう。

 

一人の時間を持とうとすることは、無意識にあなたが魂を感じたいと思っているということです。それが本当の意味で魂との会話になるのです。魂や神様ともっと仲良くなるために一人の時間を持ちましょう。

 

人の使命は、「怒って、泣いて、笑うこと」です。毎日、「感動を体験する」ことです。

 

感動は、神様からのギフトです。魂は、感動に振るえることが、一番の仕事です。

 

どのように、あなたが自身のことを思っていても、魂は「あなたが大好きです。あなたを愛しています。」と言っています。魂や神様は、あなたの人生を見捨てることはありません。

 

(参)魂のトリセツ

肉に期待するのを考えてみましょう!

体力をつけたい、筋肉を増やしたいと肉食に走るのは、当たり前のように思いますね。

それは、肉は優秀なタンパク源だと考えられるからです。

ところが、現代の過剰な肉食による弊害も知っておく必要があります。

まず、「肉を食べるとパワーが出る」ことに関して、面白いエピソードがあります。

それは、江戸時代の終わりごろに、日本にやって来た外国人が、およそ110kmの距離を14時間半で走破した人力車夫に驚嘆しました。普段何を食べているのか聞いたところ、玄米とジャガイモ、味噌汁など質素な食事をしているとのこと。肉を食べればさらにパワーアップするのではと、車夫に肉を食べさせたところ、たった3日目で「疲れて力が入らないから、元の食事に戻してくれ」と懇願して来たというエピソードです。

むしろ、肉食はパワーを奪うのです。

また、「元気な高齢者ほど肉好き」というのは、野菜をしっかり摂った植物性主体の健康的な食生活を送ってきたからこそ長生きで、元気だからこそ肉も楽しめているのです。

現代人のように、野菜をあまりとらずに、ジャンクな食べ物中心で肉を多くとることは、がんを始め、多くの生活習慣病を増やしています。

さらに、現代の畜産による肉には、成長ホルモンや抗生物質の残留が問題です。放牧してたっぷり草を食べさせたグラスフェッドの肉と、工業生産物のように効率化されて作られた畜産の肉とは大違いです。このような肉の多食では、性ホルモンの代謝異常を引き起こし、ひいては性ホルモンが影響するがんの増加を招いています。

現在、オリンピックのアスリートの中には、完全に肉をとらないビーガンのアスリートがいますが、彼ら彼女らの方が怪我が少なく選手寿命が長いです。肉食は炎症体質にし、植物性の食物は炎症を起こしにくい体質にします。

炎症を抑えると病気にならないのです。

引退した力士の白鵬は、現役時代ファスティングをして怪我を克服して優勝復活を遂げましたが、彼が毎年開催している“白鵬杯”では、「相撲に強くなりたければ、野菜をしっかり食べなさい」と子供たちにおっしゃっていました。

実は、肉は消化器官や肝臓、腎臓など、あらゆる臓器に負担をかけて病気を招きます。老けないためには、肉の摂取は極力避けるべき食材です。肉からしか得られない必須栄養素はありません。肉料理では、揚げる、焼く、炒めるなどの高温調理を行うことが多く、その過程で、発がんや酸化、糖化を促進する物質がたくさん発生します。ですから、ステーキ、焼き肉、とんかつ、焼き鳥、唐揚げ、フライドチキン、バーベキューなどのメニューは非常に高リスクになるのです。「やっぱりス〇ーキ、やっぱりがん」です。

逆に、植物性食品は、肉類に伴う様々な問題を、いずれも最小限に抑えることができます。

肉食はあくまで嗜好品として、「タンパク源は肉から」という肉食信仰から抜け出して行きましょう。

 

(参)老化が止まる食事術

[がん/ブログ/]2023.11.01