スタッフ公式ブログ

”見えない油”が体を蝕んでいます!

東京大学などのグループによる本格的な調査によって、30代女性で約33%、40代女性で約38%、トランス脂肪酸を過剰摂取していることが公表されました。

食べるプラスチックと呼ばれている「トランス脂肪酸」は世界では規制されています。世界保健機関(WHO)は、1日にとるトランス脂肪酸の摂取量を総エネルギー(カロリー)の1%未満に留めることを推奨しています。日本人ではおおむね2gです。

ところが、上記のように40代女性では約38%もWHOの推奨する目安を超えて摂取されていたのです。その女性たちは、主に都市部に住んでおり、ケーキ、クッキー、菓子パンなどの菓子類、スイーツ類の摂取が多い傾向にありました。

これらの食品には、植物油、マーガリン、ショートニングといった形でトランス脂肪酸が大量に含まれています。

インスタ映えするキレイで美味しそうなスイーツには、ある意味“毒”があるのです。

しっとりおいしい“高級パン”にもたくさん添加されています。フワフワを出すために、マーガリン、ショートニング、植物油脂の硬化油3点セットを入れ、モチモチ、しっとり感を出すためにファットスプレッドをパン生地に練り込んでいます。

また、ファストフード店のメニューにも要注意です。代表的なファストフード店の主なスイーツのトランス脂肪酸を調べたところ、アップルパイは4.5g、ホットケーキは4g、ドーナツは4~7gもありました。1個食べると、WHOの推奨する目安を日本人の場合は、軽々オーバーしてしまうのです。

世界各国の研究により、トランス脂肪酸による以下の健康リスクが明らかになっています。

・心筋梗塞のリスク約3割増

・前立腺がんのリスク約2倍

・不妊症のリスク約73%増

・認知症のリスク2.4倍以上

・乳がんのリスク約75%増

このように、トランス脂肪酸が有害物質と認めざるをえない結果により、カナダと台湾ではトランス脂肪酸を含む食品の製造、輸入販売が禁止されています。アメリカでは「一般に安全と認められる食品添加物」からトランス脂肪酸を含む油が除外され、実質上、加工食品での使用禁止措置がとられています。他にも、欧州や韓国など複数の国で、食品中のトランス脂肪酸の含有量の規制や表示義務があるのです。

一方、日本ではトランス脂肪酸の規制や表示義務はありません。「日本人の大多数がエネルギー比1%未満であり、また、健康への影響を評価できるレベルを下回っていることから、通常の食生活では健康への影響は小さいと考えられる」という理由からです。

しかし、安全でないことは事実であり、しかも何%以下だから安心ということではありません。先程のドーナツ1個のトランス脂肪酸の量を見てください。

そして、植物油脂は安価なパーム油、大豆油、コーン油などで、一般的に輸入された遺伝子組み換え原料から作られています。この植物油脂の硬化油は水素反応を調整し、添加物を駆使すれば、様々な硬さに調整できます。安上がりにチョコレートもどきを作るなら、カカオ豆からとれるココアバターの代わりに、体温で溶ける硬化油の植物油を使い、乳化剤でなめらかにし、チョコレート色になる着色料やココア香料を添加します。その一例がチョコレートポッキーです。コーヒーフレッシュも同様で、硬化油に水を加えて乳化剤で混ぜ合わせ、増粘多糖類でトロミをつけ、香料でクリーム風味を出し、着色料で本物らしい色合いにすれば、腐らずフレッシュ(?)のままです。

このように、日本ではスイーツや菓子類、麺、パン類、あらゆるところにトランス脂肪酸が隠れています。ぜひ、色鮮やかでおいしそうなスイーツは街中の「毒キノコ」と再認識して食べないこと。そして、食品の裏側をよく見る癖をつけて、その中に「植物油脂、マーガリン、ショートニング」などの文字を見たら危険を感じる習慣を身につけましょう。

 

(参)「安心な食品」の選び方

[ブログ/]2022.06.01

食べるプラスチック「トランス脂肪酸」の危険性!

私たち日本人は、病気になる油を取り続けています。

この警鐘が伝えられてから20年ほど経ちますが、未だに日本は規制されることなく、病気を増加させています。体と心を蝕む非常に危険な油が、毎日の料理で使われたり、スイーツなどに利用されたりして常食されていることが大きく影響しています。

この油は、食べるプラスチックと呼ばれている“トランス脂肪酸”です。

液体の植物油に水素をくぐらせて固形化させた人工的な油です。この油は、自然界に存在しないもので、虫も寄り付かず、土の中に埋めても分解されず、故に“食べるプラスチック”と呼ばれているのです。

身近なものでは、マーガリンやショートニング、ファットスプレッドといった固形油脂に多く含まれています。2010年の調査では、30代から40代の女性で、トランス脂肪酸を過剰摂取している割合が3割を超えている結果が出ています。

そして、このトランス脂肪酸はがんを始めとした現代病を引き起こす大きな原因とされているのです。

トランス脂肪酸による弊害の中でよく知られているのは、体内のコレステロールのバランスを崩して“心臓病”を誘発することです。

トランス脂肪酸は、直接細胞膜に悪影響を及ぼすことで、細胞自体の働きを弱めてしまい、細胞に必要なものが流出してしまったり、逆に有害物質が侵入しやすくなってしまいます。

また、肝臓にダメージを与えて、本来必須のコレステロールの合成を調節する機能を崩してしまいます。それによって、HDLが減り、LDLが過剰生産されてしまいます

このような結果、心臓病を引き起こすことになるのです。

同様に、細胞膜の働きが悪くなると、いくら体がインスリンを分泌しても、それをキャッチする細胞膜の受信機能が鈍くなり、結果、“糖尿病”となるのです。

さらに、日本人死因第1位の“がん”です。

細胞膜の構造や機能が不完全になり、糖鎖も正しく働かないと免疫力が低下します。トランス脂肪酸は体内で活性酸素を大量に作り出したり、有害物質が細胞内にどんどん入り込んで来たりして、体内環境が悪化することでがんになるのです。

実際、アメリカではがんによる死亡率の増加とトランス脂肪酸を含む植物油の消費量の増加がほぼ一致しているというデータが報告されています。

そして、脳に悪影響を及ぼすことで、高齢者では“認知症”、子どもでは“注意欠陥多動性障害(ADHD)”などを引き起こすことが分かっています。

脳は60%が脂質で構成されていて、発達途上にある胎児から子どもの脳の発育、人格形成に与えるダメージはとても大きいものと考えられます。いくら子どもに一流の生活環境を与えても、三流の食事を与えていてはどうしようもありません。「質の良い食事を摂ることは、一流の教育を受けることと同等である」ことをしっかりと認識してください。

頭の良い、心の優しい子どもに育てるためにも、トランス脂肪酸を極力排除し、オメガ3を含む良い油を積極的に摂ることが非常に有効になります。

 

(参)病気がイヤなら「油」を変えなさい、「安心な食品」の選び方

[がん/]2022.05.29

根本的な体質改善から取り組んでみましょう!

現在、皮膚科にかかる子供たちが多くなっています。そして、多くが炎症を抑える目的で処方される強弱の違いだけのステロイド剤の塗り薬です。

私が、炎症体質を変える食事や注意点のことをお話しすると「そうなんですか」と聞いてくれますが、逆に、医師達は表面の見える症状を抑える対処療法に終始しているだけで、体質を良くする指導は全く出来ていないということです。

花粉症も同様で、本質的な対処は免疫のアンバランスを引き起こしている体質を変える必要があります。腸を整え、炎症体質を改善する食べるものを正しく選択することが第一歩ではないでしょうか。甘いのものが嫌いな人はいないでしょう。しかし、現在の甘いものは、昔の甘いものとは別物です。昔は、サツマイモだったり、果物だったり、発酵食品の甘酒だったりするでしょう。一方、現在は、精製された糖質や砂糖以上の人工甘味料で味付けされたスウィーツ類です。これらは、腸内環境を悪化させ、腸管免疫の機能を崩します。また、炎症を引き起こし、くすぶらせ続けます。現代医療は、このような食習慣をほったらかしにしたまま、症状を抑え込もうとしているだけです。おかしいと思いませんか。

なぜ、薬を使い続けることに疑問を持たないのでしょうか。

さらに、医療ビジネスは成長しています。花粉症の例では、時期が終われば薬は必要とされません。ですから、次の手段は説得してアレルゲン免疫療法(舌下錠などによって微量のスギ花粉などの成分を毎日服用する方法で、3~5年続けます)によって1年中通院させるのです。特に、子どもは皆保険で自己負担が無料ですから、うってつけです。現在、アレルゲン免疫療法のターゲットは数あるアレルゲンの内、スギとダニに関するアレルギーだけですが、体内環境である炎症体質などが改善されるわけでもなく、効果はせいぜい2~3割くらいです。

薬では体内の炎症体質は変わらないのです。

この炎症体質を変えるには、不自然な糖質や肉類、乳製品をひかえることが基本です。そして、摂る油も大切です。植物油に多いリノール酸はオメガ6の脂肪酸で、炎症を引き起こし、血管を収縮させます。逆に、亜麻仁油やシソ油、青背の魚の油であるオメガ3の脂肪酸は、炎症を抑えて、血管を拡張させます。このように炎症を引き起こすものを減らし、炎症を抑える油を積極的に摂っていくことが大切です。

また、有害な電磁波の影響も考慮する必要もあります。WiFi空間やソーラーパネルを乗せた生活空間はがん箱だとおっしゃる先生もいます。対策は必須と言えます。

さらに、プラズマウォーターやプロトン水で酸化を抑えることも重要です。日常的には、プロトン水生成器で作ったプロトン水をさまざまな場で活用することをお勧めします。

プロトン水は料理にも使えて、食材の農薬や添加物の化学毒を瞬時に安全な水に戻して排泄してくれます。頻繁にプロトン水を飲むことで、腸内環境が改善するので、腸管免疫の働きも改善していきます。飲む目安は、便が臭くなく、浮く便になるまでの量です。

そして、普通の水は、吸収するのに、4時間半と言われています。また、それなりにエネルギーを消費しますが、プロトン水は、数秒で吸収され、逆にエネルギーチャージになるのです。ですから、競技中の補水に最適だと、オリンピック・パラリンピックの多くの種目で採用されたのでした。疲労物質の乳酸等による酸性環境を還元し、疲れを早くとり、またエネルギーを補充してくれます。

いずれにせよ、プラズマ療法やプロトン水は、アレルギー体質の改善サポートに向くものです。「害のないことをせよ」という医の倫理からも、また、自分の体や環境に配慮する面からも、まずは、根本的アプローチを優先してみましょう。

[ブログ/]2022.05.25

悪い循環を見てみましょう!

私たち人間は自然物であり、地球の自然環境の営み、ダイナミックな循環の中で生かされています。

特に、日本人は数万年前から、木を切る傍ら、木を植えて地球への恩返しを続けながら住む場所の環境に配慮していたとされています。また、食する品々に関しても、自然から頂いていることを理解していたので、収穫の感謝、食べるときの「いただきます」「ごちそうさまでした」という感謝等を当たり前にしていたのです。

現在の食を見てみますと、スーパーなどでは生鮮食料品と並列して多くの加工食品が賑わいを見せています。便利の極致、コンビニに至っては、食品はほとんどが加工食品で、スイーツに関しては超加工食品と化しています。このような工業製品化された食品を片手に作業やスマホ、あるあるです。

そしてこれらの食品を日常的に食していれば、当然、生活習慣病を始め死因No.1のがんや難病が増加します。見事に、右肩上がりになっています。

お米にとって代わって主食になっている小麦製品のパン・麺類はほとんどが輸入もので、農薬やポストハーベストに汚染されています。その他の食材も、裏返して成分表示を見ると、何行もびっしりと添加物名が書かれているように、何十種類もの添加物によって加工されている現状です。

私たちが「安い」「簡単」「便利・腐らない」「キレイ」「おいしい」を求めて行った結果になります。もう一つ言いますと、小麦や甘味料には麻薬のように、依存性もあります。

本物のバターの代わりに、安い油に水素と香料を添加することで作ったバターのようなマーガリン。本来、高い油のはずが、日持ちしておいしくしたドレッシング類。お米と海苔とちょっとした具材の本来のおにぎりも、何時間も暑い環境でも変色せず腐らずに持つように、油と調味料、保存料など多くの添加物で固められたものになっています。(ちなみに、血糖を持続測定すると、家庭で握ったおにぎり以上の急激な血糖上昇がコンビニおにぎりで見られます)

このような食生活により、私たち日本人は必然的に、加齢と共に多くの病気をかかえるようになります。高齢者は、病気自慢をし、薬の多さを競うかのようです。

がんにおいては、がんになるべく食生活でなっているのに、あたかも偶然、遺伝子のコピーミスによりがんになるから、誰でも確率的に運が悪くがんになるから、がんは苦しい怖い病気だから、そうならないように保険商品を買っています。不安が大きい人ほど、高額な保険で武装しています。保険のトップセールスの売り文句は「日常でベンツは買えなくても、せめて命を守るのだけは、ぜひ、ベンツのような安心できる商品を買って下さい」です。

そして、がんになると高額な抗がん剤が始まります。家一軒分の高額な抗がん剤が多くなってきました。疑問に思いませんか。

がんを免れた方を待ち受けているのは認知症です。最後の残りの人生、約数年間かけて、今までの楽しい思い出も含め、恨み、つらみ、後悔をすべて忘れて成仏できる病です。

こう見てくると、今の日本人は自然の営みの循環に即した生き方でしょうか。明らかに不自然です。そして、こうなってしまっている裏側を簡単に紹介します。

お米を食べる代わりに食べさせられている小麦、それを作る過程での農薬、肥料は皆外資です。悪い食べ物を食べさせられて出来た病気の治療薬、抗がん剤の多くが外資です。がん保険も外資です。このようなマッチポンプのような構造があるのです。

気づかずに「便利」「快適」の生活で慣らされてしまっている現代社会ですが、出来る範囲で自然のものを取るようにして、それらを作ってくださる生産者を応援し、循環できる環境を意識してみませんか。

[がん/ブログ/]2022.05.21

今、薬を減らせるチャンスです!

先日、NHKで「いつもの薬がない⁉ジェネリック急拡大の影で何が?」という番組録画を見ました。

医療費削減の枝葉末節的な厚労省のお粗末な政策の一つ、“ジェネリック医薬品”の推奨が招いた薬不足です。

莫大な経費をつぎ込んで開発された医薬品の特許が切れ、独占販売期間の終了後に、今までの正規の先発医薬品の薬価の半値ほどの同成分の医薬品である、いわゆる“ジェネリック医薬品”を積極的に使うことで、日本の税収の約40%にも及ぶ社会保障費の拡大を遅らせる愚策が招いた話です。

ちなみに、政府の上手な誘導の結果、現在、ジェネリック医薬品は約8割に及んでいます。

その需要の急拡大の中で、現在、不足している医薬品は約2,500品目に及ぶと言われています。アレルギー、高血圧、糖尿病、不整脈、胃潰瘍、リウマチ、心不全等の薬で深刻な状況になっていて、多くの患者さんに影響が出ているようです。

番組では、医療現場で薬の変更を余儀なくされて、例えば睡眠薬の変更で(主成分の変更ではなく、添加物と製造工程が違い、その結果、体内動態が微妙に変わります。別のメーカーになり、色形が若干異なっています。)不具合な状況になっていることを伝えていました。医師も現場の努力でどうにかなる話ではなく、全く入荷されない状況で地獄だと訴えているのです。

そして、なぜ、薬が不足するのかという原因究明の中で、先発品の特許切れに伴いジェネリック医薬品を供給するジェネリック業界の実態が浮き彫りにされていました。

それは、ジェネリック医薬品メーカー大手9社に不正が発覚し、業務停止命令を受けたからです。現在、国の基準に従った体制を整えるのに時間がかかり、出荷が再開できず長期化しているためなのです。

そして、薬不足が長期化する中、深刻な事態に陥る人も出て来ているとのことです。

確かに、お薬は人の命を救い、守るものです。

しかし、西洋医薬は、「非伝統的」「不自然」「「未経験」な未熟なもので、必ず多くの副作用を伴っています。本来、薬は飲み始めたら、ずっと飲み続けるものではありません。生活習慣病は生活習慣を改めることで、ほぼ完治出来ます。それを、麻薬のように一生依存させる構図が作られています。

ですから、今回の薬不足は、受け身になっている姿勢を改めて、生活習慣を改善する機会としてみたら良いかと思います。

ジェネリック医薬品も、本来、国が決めて多くの人や物の資源を無駄にしたお粗末な制度の産物です。今でも、現場の医療従事者は医療の本質でない無駄な業務で煩わされています。先発医薬品の特許が切れたら、その分値段を下げて続ければ、無駄な業務が大幅に削減されて混乱を続けることはないでしょう。

そして、ジェネリック医薬品による医療費節減効果は、1兆9200億円(2021年)です。そして、2020年、国内医療用医薬品総額10兆5990億円、医療費総額約42.2兆円です。これらは、ほぼ治療するための社会保障費です。

さて、今回のコ〇ナ劇場はどうでしょう。治療ではなく、予防です。日本がとても豊かでお金にゆとりがあれば、構いません。議会で審議も通さずに買い始めた治験中のワク〇ンメーカーにどれだけ支払っているのでしょうか。一説には、20兆円と聞きましたが、コ〇ナ関連で、すでに80兆円ほどの税金をかけてしまっているのです。お金をかけて、無意味な対策をして、経済を貶め、多くの自殺者や精神疾患者を増やし、薬害まで増やしています。このようなことをして良い、良かったという国民はどれほどいるのでしょうか。

すでに、風邪程度と言われるウイルスは、本来、自身の免疫で、生活習慣で対処して行きませんか。薬を減らせるチャンスでもあります。

[ブログ]2022.05.18

知らずに摂ってしまう隠れた塩に注意しましょう!

2019年に、世界では年間1100万人の多くの人が“不健康な食事”が原因で、寿命より早く死亡しているという調査結果が、イギリスの著名な医学誌「ランセット」に発表されました。

1年間で死亡した全成人のうちの5人に1人に相当するという衝撃的な結果で、喫煙による死者より多いということです。

“不健康な食事”は、年齢や性別、地理的な影響、経済状態などにかかわらず、どんな人でも早死にの原因になるのです。

分析の結果、最も影響を及ぼしたのは、全粒穀物や野菜、果物の摂取が少ないことと塩分の摂取量が多いことでした。続いて、脂肪、特に飽和脂肪酸の多い牛肉や豚肉、加工肉のとりすぎ、糖質やトランス脂肪酸のとりすぎが影響していました。

この塩分、油分、糖分の「とりすぎ3兄弟」は、現在大部分が加工食品から摂取されています。今回、塩分のとりすぎに注目してみましょう。

塩分はとりすぎると血圧が上がり、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。また、心臓や血管に直接影響を与え、心臓が機能不全に陥る原因にもなります。塩分の過剰摂取は最も大きな死因になっているのです。

現在、日本ではインスタントラーメンが日常食になっています。日本人1人が年間に食べるインスタントラーメンは45.4食(2019年)です。しかし、この数字は平均の数であって、一人暮らしであれば、ほぼ毎日ということも少なくないでしょう。手軽で、安価で、美味しいからです。

そして、このインスタントラーメンの中に相当量の塩分が隠れているのです。インスタントラーメン1食当たりの食塩相当量、つまり塩分は、約10グラム。7~8グラムは当たり前です。

実は、塩分過多の加工食品は“おいしい”のです。

インスタントラーメンのつゆを“おいしく”飲めるのは、添加物や種々のエキス類を駆使して塩味をあまり感じないようにして、うま味とコクが出るように調味されているからです。100mlの水に2グラムの塩を溶かしたら塩分は2%で、これが絶対塩度。これはしょっぱくて飲めません。一方、2%の塩分濃度の水に、グルタミン酸ナトリウムなどの複数のうま味調味料と、タンパク加水分解物や酵母エキス、チンキエキスなどの粉末を溶かすと、皆が“おいしい”という味に変わります。このとき舌に感じる塩分が1.2~1.5%とかなり低く感じます。これが舌感塩度です。この舌感塩度を麻痺させるカラクリにより、知らず知らず塩分をとりすぎてしまっているのです。

ちなみに、「和食は塩分をとりすぎる」と言う人がいますが、和食では絶対塩度と舌感塩度はほぼイコールで、一度に多くとれないようになっています。塩分9グラムをとるには、梅干し3個、みそ汁5杯分です。むしろ高濃度の塩分をとっていても気づかない即席めんのほうが、よほど健康上問題になるのです。

一人暮らしで、インスタントラーメンを常食しながら夜更かしして突然死はあるあるです。また、若い年代の不整脈も多い気がします。

加工食品は、他にさまざまな問題がありますが、塩分の点からも大きく健康上問題があるので、出来る限り避けて行きましょう。

そして、全粒穀物や野菜、果物は、逆に塩分を排出するカリウムや食物繊維を多く含み、心臓を守る働きがあり、心疾患のリスクを下げてくれます。

 

(参)家族と自分を守る「安心な食品」の選び方

[]2022.05.15

これから日本は変わって行きます

先日、横浜で行われた「イシキカイカクサミット2022」というイベントに参加して来ました。本当の日本を取り戻す有意な志士たちが立ち上がって出来た参政党のイベントです。真実を伝えるスペシャリスト8名がそれぞれの分野でご講演されました。知人からイベント前日にチケットを頂いたのですが、迷うことなく参加してきました。

その中で、感染症・ワク〇ンの第一人者の井上正康先生は、今のコロナは既に一般の風邪のレベルでのどあめで十分とおっしゃっていました。また、一日中着けている一般のマスクはパンツレベルの汚染度とのこと。私も、ここ1週間で都内に2度行きまして、電車の車内では意識してマスクを外すようにしていました。有害になっているマスクを着け続ける生活を改善して、普通の生活に戻りたいと思うのでしたら、意味なく無意識に有害なマスクをするのではなく、意識してマスクを外して行きましょう。先日、ワク〇ン後遺症のイベントでも理解しましたが、20歳以下の治験中のワク〇ンは薬害レベルでお注射するものではありません。

「よしりん」こと吉野敏明先生は、ユーチューブでも医療問題について多くを教えてくれています。税収から考えると異常な規模になっていて、がんは増え続け、がんの死亡者も1時間毎に40人以上亡くなる社会になっています。特に、コロナ劇場に対するワク〇ンでの対処は、共生している菌やウイルスに対してゼロを目指すやり方で、これではいくらお金をかけても解決しないやり方なのです。そして、今の医療の構造は、敗戦後アメリカによる用意周到な計画により形成されたもので、食から始まり、治さない現代西洋医学を巻き込んだマッチポンプ構造になっていて、今もこれが継続して行われていることに気づきを促すものでした。

ちなみに、吉野敏明先生は、18日に山梨に来られてお話しをしてくれるので、参加を申し込みました。

参政党を立ち上げた神谷宗幣さんは、2013年から「CGS」というネットチャンネルで歴史や政治、経済、食、医療などの幅広いテーマで情報を発信し続け、若者の意識改革を促し、本当の日本の魂を取り戻す活動をされています。戦前までの日本人がどれほど素晴らしかったか、世界で最も優れた民族であり、誇れる魂を持っているんだということをよく伝えてくれています。30代までの日本の若者の死因のトップが“自殺”という現代にあって、この参政党の理念や伝えることは、若者に希望を取り戻させ、これからの日本を未来ある素晴らしいものに変えて行くことでしょう。

今まで、真実を知る多くの方々は選ぶことが出来る政党が無かったのですが、今回、神谷さんが命を賭けて立ち上げた参政党は、多くの方々に希望と力を与えてくれるはずです。私も医療の世界で参加してみたいと思いました。

矢作直樹先生は、東大医学部救急医学分野教授だった方で、「人は死なない」「おかげさまで生きる」などの著書でも有名です。以前にもお話しをお伺いすることがあり、臨死体験により生と死の意味をよく教えてくれます。

「人は事故などで死ぬのではなく、寿命で死ぬだけ」「感謝して今を生き切る」「人にどうこうしない。自分が出来ることをすればいいだけ」等、死生観を失った多くの日本人に、生と死の意味や生き方を教えて頂きました。最後は、「安心して死んでください。」という恒例の言葉で締めくくられました。

他、経済の意識改革の松田学氏、メディアの意識改革の武田邦彦氏、歴史の意識改革の林千勝氏等のお話しもあり、とても有意義な学びの時間でした。そして、本来これらの方々は、わざわざリスクを取って選挙に出る必要もないにもかかわらず、この日本を取り戻したいという高い志で立ち上がったのです。

このうねりは、私もすぐに共感して行動したように、あっという間に多くの方々を巻き込み、真の日本を取り戻すでしょう。日本はきっと変わります。

[ブログ]2022.05.11

ほほえみの効用

10年以上前でしょうか、岡山県吉備高原の山奥で自然食の宿「百姓屋敷わら」で有名な船越康弘さんのお話しをお聞きしたことがあります。そこで提供されていた重ね煮が有名です。船越さんは、食により人生をイメージどおりに楽しんでいる方で、とても楽しいお話しでした。

今回は、船越さんのお話しをまとめた冊子から、「ほほえみの効用」をご紹介します。

 

・・・気の合わない人、嫌いな人というのはどうしてもいます。その場合どうするか。キリスト教のシスターであり、教育者でもある渡辺和子先生が見事に教えてくださっています。

「一番付き合いにくい人、一番嫌いな人、そういう人こそあなたの笑顔を一番必要としています。その人に微笑むことができれば、あなたは自分を向上させることになります。素晴らしい宿題をいただきましたね。」

言うが易し行うは難しの見本のようなことですが、嫌いだからとその人を避けるのは、自分の成長を自分で止めてしまうようです。相手の良いところが見えるようになるには、それだけ自分が優れていなくてはなりませんから、自己の成長のために必要な存在と考えてみてはどうでしょう。そして、嫌いな人が来たら、その嫌いな人こそ私の笑顔を必要としているのだと思って、ニイ、ニイと、嘘でいいから笑ってみるのです。もちろんこれは難しいことです。つい苦虫をつぶしたような顔になってしまいます。でも、無理に心を込めなくていいですから。

人間の素晴らしいところで、こういうニコニコの形を作ったら怒りは出てこないようになっています。試しに笑顔を作って「馬鹿野郎」と言ってみてください。言いにくい上に、どう頑張っても怒りの感情は出てきません。人間っていいですね。一週間、鏡を見ながら嫌いな人のことを思い浮かべてやってみましょう。そうすればその人が来たとき、条件反射でニイとなります。

例えば、ご近所に気難しい人がいて、ことあるごとに文句を言ってくるとするでしょう。そういうときも、すみません、すみませんとニコニコ笑うのです。怒られても怒られても笑うのです。すると向こうが相手にしなくなりますから。怒る人というのは怒られ続けたり、否定され続けの人生だったのでしょう。だからその人の後ろ姿に向かって、辛い人生だったんですね。どうぞ怒ってくださいという気持ちで、嘘でもいいから、「ありがとうございます」と声を掛けてあげてください。怒ってギャンギャン言う人に「ありがとう」と言えたら、たいていの問題が解決できます。嫌いな人とのつきあい方はそうする。そのことで一番得をするのは自分ですから。

人につらく当たる人は、それをせざるを得ない何らかの理由があるのです。小さい頃にいじめられた、奥さんに無視される、子どもは言うことを聞かない、経営はうまくいかない、何をしても借金ばっかり残る。その人には誰かを否定しなくてはならない理由がたくさんあるかもしれないのです。

私が岡山県の川上町に住むようになったとき、近所のあるおじさんは私を見るたびに文句ばかり言ってきました。私は集落の中で一番立派な元庄屋の家で、しかも山のてっぺんの家に住んでいたので、「どこの馬の骨かわからん奴が入って来て、俺らを見下ろしている」という憤りもあったのでしょう。その上、“わら”がどんどん繁盛していったものですから、そこまで言うかというくらいに徹底的にいじめられました。ですから私はそのおじさんが嫌で嫌で、それは半端ありませんでした。そのとき、やはり渡辺和子先生の言葉に出会ったのです。

「もし、あなたが誰かに期待したほほえみが得られなかったら、不愉快になる代わりに、むしろあなたからほほえんでご覧なさい。実際、ほほえみを忘れた人ほど、あなたからそれを必要としている人はいないのだから。」

でも、殺してやりたいぐらい憎たらしい奴なんですよ。二〇〇メートル先から来ても鳥肌が立ってしまうような奴に笑えますか。

それでもやってみました。最初は引きつりながらひたすらニッコリ笑うように努力したのです。二週間もすると楽勝になりました。おじさんの軽トラの音が聞こえたら条件反射でニコニコッ。おじさんは「ふん」という態度でしたが。

けれども忘れもしない二カ月後のある早朝、おじさんがいつものように軽トラでうちにやって来て「おい船越!」。またいちゃもんつけに来たなと思ったら、「今度少し多めに白菜を作ったんで、お前のところはようけ客が来るから漬物でもせえ、やるわ」。農家が少しと言ったら少しじゃないですよ。数えたら百個。何が起こったか。ニコッとするだけで二カ月後には白菜百個。この野郎、この野郎と辛い思いをするのと、ニコッとするだけで白菜百個、どっちが得ですか。・・・

 

笑顔は最高の化粧品。笑う門には福来る。常に心を明るく朗らかに保って、口角を上げて、笑顔という幸せな波動を放射して過ごしましょう。

 

(参)わらのお話し

活性酸素と一酸化窒素(NO)

病気は、とても多くの種類があります。がん、脳卒中、心筋梗塞、認知症、喘息、肝炎、糖尿病、関節炎・・・など、キリがありません。しかし、その大本は“酸化”であり、活性酸素による炎症です。

その万病の元とも言われる“活性酸素”は、私たちを取り巻く様々な面から絶えず発生しています。

怒り・不安・恐怖などのマイナス感情、ストレス、過食、過剰な運動、食品添加物、発ガン物質、動物性たんぱく質、砂糖、車や工場の排気ガス、水道水、アルコール、タバコ、薬物、紫外線、虚血、X線、農薬、電磁波などにより、体内に活性酸素を生み出します。

ここで、酸化や活性酸素が一概に悪玉とは言えないことはご承知おきください。酸化の働きがなければ、細胞はブドウ糖を燃焼させてエネルギーを得ることが出来ませんし、活性酸素は体内に侵入した細菌やウイルスをやっつけてくれます。

ただ、必要以上に発生した活性酸素が、自身の細胞にダメージを与えてしまうことが問題なのです。

ここで、私たちの身体の中には、常に発生する活性酸素とすぐに反応して中和する強力な抗酸化物質である一酸化窒素(NO)が存在します。NOの寿命は数分の1秒と短命です。主に血管の内皮細胞で産生されますが、別の組織、脳や肺、神経細胞、白血球などでも産生されています。

この一酸化窒素は、体内のあらゆる天然抗酸化物質の1000倍以上という強力なものです。NOは抗酸化物質の役割を果たす際、酵素などと反応して消炎剤として機能し、多くの炎症を抑えます。NOは病気によって体内で作り出された物質を常に処理してくれているのです。

さて、当サロンのプラズマ療法は、一酸化窒素(NO)を過飽和したプラズマウォーターを飲むことで効果を持続させています。

特に、NOはがんに対してとても有益なものとして認識されています。

NOは未検出のがん細胞がまだ少数しかいない初期段階だけでなく、後期段階においても、がん細胞の成長を抑制します。また、高レベルのNOは、がん細胞の増殖を遅らせ、体内の免疫系が悪性がん細胞を破壊する準備が整うまで、がんを寄せつけないようにすることに役立ちます。そして、NOの最も重要な機能は、異常細胞の成長を抑えることによって、各種がんの発病を予防することです。

また、NOは血管を拡張させ、血圧を低下させ、コレステロールを減らして血液循環を改善することによって、心臓発作を予防することが出来ます。同様に、血餅(血栓のもと)の生成を妨げ、動脈にプラークがつかないようにして脳卒中の危険性を低下させます。

そして、糖尿病の大半の合併症は心血管系的性質のものなので、上記の理由で糖尿病に効果的なことが分かります。

さらに、NOは正常な血流を維持し潰瘍を予防出来ます。消炎鎮痛剤の副作用としての潰瘍の予防にもなります。

これ以外にも酸化・炎症による多くの疾患は、一酸化窒素(NO)により恩恵を受けられるという研究成果が上がっています。

ですから、健康維持にぜひプラズマ療法をお役立て下さい。

 

(参)NOでアンチエイジング

物事を決めるときに、七代先の子孫への影響を考える

アメリカ・インディアンの人たちは、何か物事を決めるときに「それが七代先の子孫にどんな影響を及ぼすのか」というふうにまず考えます。

それは、人が自然界の循環の中で生かされていることをよく知っているからです。今自分たちが生きていられるのは、七代前の祖先が自分たちのことを考えてくれた結果であると理解しているのです。

これは、アメリカ・インディアンだけではなく、私たち日本人も、ほんの100年前までは七代前まで意識していたかは別として、このような考え方を持っていました。

特に、江戸時代の人々の生活は、当時世界で最も完成された循環型でした。

近年、持続可能な社会を目指して、環境問題が注目されていますが、このようになる前から私たちは自然界との共生を成し遂げていたのでした。

私たちは、目に見えない世界が主であり、自然界に生かされている存在であることを知っていたのでした。ですから、自然界の山や川、木、岩など、さまざまに神を見出し、精霊が宿っていることを理解していたのです。

山に分け入るとき、木を切り倒すとき、水に入るとき、必ず礼をして、お願いして行ってきました。無闇に山を切り崩し、木々を切り倒し、水を汚すことはしなかったのです。

現在、持続可能な開発目標「SDGs」が叫ばれています。

貧困をなくし、安全な水と食を提供し、さまざまな価値観を認めて、人や国の不平等をなくそう、深刻な感染症の蔓延を食い止めるためにも医療を完全に普及させ、誰もが安全で効果的な医薬品とワクチンを利用できるように・・・など。表向きはとてもきれいに見えます。しかし、コロナ劇場を演じ続けるだけで、既に80兆円ほど予算を浪費しています。共生している無数のウイルスを敵視するのが持続可能でしょうか。マスクや消毒などの新生活様式をずっと続けたいのですか。規制緩和して安全な食や水、土地を守れるのでしょうか。

SDGsが目指す社会は、人口を10分の1ほどに落とさないと成り立ちません。また、これらの大義のためには、国境をなくす一方で、さまざまな枠で規制されて行きます。

言い出しっぺが国連ですから、注意して見ていく必要があります。

それよりは、私たち日本人は、仁の思いやり、礼の感謝、信の愛情、義の喜働、智の勤勉の五徳を持って生きて行きましょう。自然への畏敬と自然界に生かされていることへの感謝、そこから生まれる節制ある生活が真の持続社会を可能にして行くはずです。

七代先とは行かなくても、後世の人たちが笑顔で安心して暮らしていけるような行動を選択して行きたいと思います。

不都合な医療に頼ることなく、自分で健康を維持できる世界を夢見ながら、情報発信を続けて行きたいと思っています。

[ブログ]2022.04.29