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ガンを増殖させる乳製品や肉類をひかえよう!

がんになったら、乳製品や肉類をひかえることは知られてくるようになりました。

その関連物質の一つにインスリン様成長因子(IGF-1)があります。このインスリン様成長因子(IGF-1)は、胎児や成長期の子供には必要なホルモンの一つですが、成人が動物性タンパク質や乳脂製品(牛乳、チーズなど)を多く摂ると、体には過剰にIGF-1が出現します。

IGF-1は主に肝臓で作られ、GH(下垂体成長ホルモン)によって促されるもので、乳幼児には欠かせないものですが、もうすでに成長してしまった大人にとっては、この物質の過剰は体に極めて良くない現象を起こすことが知られています。

というのもIGF-1は、骨や骨格筋などの成長や分化に関わる一方で、細胞のガン化を誘導する働きがあります。

特に、乳がん、子宮頸がん、前立腺がん、肺腺がん、肝臓がん、卵巣がん、精巣がん、甲状腺がんなどの「ホルモン依存性がん」といわれるガンのほとんどが、このIGF-1の体内増加で起きるということです。

さらに、IGF-1はその他のガンの増殖にも関係しているばかりか、心臓病や脳血管疾患にも密接な関係があるとされています。

ですから、IGF-1を多く生成する食物を減らすことこそ、ガンの予防にとても大切になりますし、ガンになったとしたら、IGF-1を多く生成する食物を少なくともとらないことがとても大切になります。

そして、このIGF-1を多く生成する食物が牛乳、チーズ等の乳脂製品と肉である動物性タンパク質になります。

動物を殺傷するという倫理的なことは別に、肉類を食べ過ぎるのは、タバコを吸うのと同じくらい体に悪いと指摘されています。

ある研究では、肉類やチーズ、牛乳などの動物性食品を大量に食べると、ガンや糖尿病の発症が増加することが分かっています。

酵素栄養学を伝える鶴見先生は、ガンになったら動物性タンパク質と乳脂製品を最低でも1年間は一切とらない指導をしています。

ここで、大豆食品などの植物性タンパク質はどうかと言いますと、納豆や味噌、豆腐といった大豆食品も動物性タンパク質と同等にIGF-1を生成するのですが、IGF-1を結合させて排泄させる結合タンパク質も増加するので、IGF-1の悪い作用は打ち消されることになります。

事実、世界一の大規模研究のチャイナスタディ等においても、大豆の発酵食品を中心にタンパク源を摂っている人ほど、乳がん、その他のガンが少なくなっています。

ところが、今の日本は、どちらかというと牛乳は健康に良いという誤った情報を流し続け、テレビのグルメ番組では、おいしそうにチーズや肉料理を見せつけています。

ですから、巷では健康に良いと思い、毎日乳製品をせっせととり、またタンパク質を摂れと肉食え、肉食えの現状です。このままでは、ますますガンが増加していきます。

もう一度繰り返しますが、動物性タンパク質、乳脂製品の過剰摂取はIGF-1の生成を増やし、ガンの発症を増加させるものです。

ですから、ガンの予防としてIGF-1を増やすこれらの食品を嗜好品と位置づけて付き合って行きましょう。

 

(参)食物栄養大全、家族みんなが病気にならない食べ方事典

[がん/]2022.07.03

グルタミン酸ナトリウム(MSG)が味覚音痴に加担?

味覚を壊す黄金トリオというのがあります。「食塩」「うま味調味料」「タンパク加水分解物」の三つです。この黄金トリオに様々な風味をつけることで、私たちの日常にあふれる加工食品が作られています。例えば、各種のだしの素、ラーメンスープ、スナックなどです。これらの濃い味の中毒になり、本物の食材の味が分からなくなり、塩分に鈍感になってしまうのです。

今回は、この味覚破壊の黄金トリオの一つ、「うま味調味料」の主要な成分である“グルタミン酸ナトリウム”についてお伝えします。

このグルタミン酸ナトリウムは、そもそも自然のアミノ酸ではありません。「化学合成物質」の一種です。それらの化学物質を1980年代に、印象を良くする名称の「うま味調味料」に変えてあるのです。

このグルタミン酸ナトリウムは、天然の原料による発酵法を利用して、以下のようにして作られています。

サトウキビから砂糖をとるときに、これ以上砂糖はできない「廃糖密」、いわば、砂糖を搾り取った残りカス(残滓)というものが出来ます。この「廃糖密」をエサにして遺伝子を組み替えたバクテリアによって、大量のグルタミン酸を作り出しているのです。このグルタミン酸は天然成分ですが、これだけでは味がほとんどないため、炭酸ナトリウムや苛性ソーダでグルタミン酸ナトリウムという化合物に合成しているのです。

ここで、昆布などの天然のうま味成分である「グルタミン酸」と化学合成物質である「グルタミン酸ナトリウム」は似て非なるものです。この認識がとても重要です。

アメリカでは、このグルタミン酸ナトリウムを「MSG(Monosodium Glutamate)」と呼び、とても敬遠されています。というのも、1960年代に中華料理を食べた人が頭痛、体のしびれ、疲労感などの症状を訴えたことがきっかけです。これがマスコミにグルタミン酸ナトリウム(MSG)が原因の「中華料理症候群」として大きく取り上げられたのです。それから半世紀経った現在でも、アメリカの健康志向の根強さから「No MSG」が潮流となっています。

食品の安全について、かなり厳しい審査基準を設定している欧州食品安全機関(FFSA)は、2017年に1日における許容摂取量(ADI)を30㎎/㎏と定めています。60キロの大人で1.8グラムとなります。日本人の1日当たりのうま味調味料の摂取量は、1.9グラム(平成12年、厚生省)と既にオーバーしています。

2014年「子どもの味覚に異変が起きている」と報道がありました。東京医科歯科大学の研究グループが、小学1年生から中学3年生までの350人ほどを対象に、基本となる4つの味「甘味、塩味、酸味、苦味」を感じることができるかを調査しました。その結果、いずれかの味を正しく感じることができない子どもが30%あまりもいることがわかったのです。

そして、味覚を感じることができなかった子どもには共通の特徴がありました。加工食品などの味の濃いものや、人工甘味料を使った清涼飲料水を頻繁に口にしていたのです。

「安い」「簡単」「便利」「きれい」「おいしい」という添加物の5つのメリットも含め、食の意味を考えてみましょう。

小さなころから、このような食事をしていると、脳や心もダメになります。そして、大人になったとしても、がん、脳・心臓などの血管疾患、慢性炎症疾患、そして認知症が待っています。ですから、普段の食事をエサにするのではなく、心や体を養う大切なものとして選んでいきましょう。

 

(参)家族と自分を守る「安心な食品」の選び方

[ブログ/]2022.06.04

”見えない油”が体を蝕んでいます!

東京大学などのグループによる本格的な調査によって、30代女性で約33%、40代女性で約38%、トランス脂肪酸を過剰摂取していることが公表されました。

食べるプラスチックと呼ばれている「トランス脂肪酸」は世界では規制されています。世界保健機関(WHO)は、1日にとるトランス脂肪酸の摂取量を総エネルギー(カロリー)の1%未満に留めることを推奨しています。日本人ではおおむね2gです。

ところが、上記のように40代女性では約38%もWHOの推奨する目安を超えて摂取されていたのです。その女性たちは、主に都市部に住んでおり、ケーキ、クッキー、菓子パンなどの菓子類、スイーツ類の摂取が多い傾向にありました。

これらの食品には、植物油、マーガリン、ショートニングといった形でトランス脂肪酸が大量に含まれています。

インスタ映えするキレイで美味しそうなスイーツには、ある意味“毒”があるのです。

しっとりおいしい“高級パン”にもたくさん添加されています。フワフワを出すために、マーガリン、ショートニング、植物油脂の硬化油3点セットを入れ、モチモチ、しっとり感を出すためにファットスプレッドをパン生地に練り込んでいます。

また、ファストフード店のメニューにも要注意です。代表的なファストフード店の主なスイーツのトランス脂肪酸を調べたところ、アップルパイは4.5g、ホットケーキは4g、ドーナツは4~7gもありました。1個食べると、WHOの推奨する目安を日本人の場合は、軽々オーバーしてしまうのです。

世界各国の研究により、トランス脂肪酸による以下の健康リスクが明らかになっています。

・心筋梗塞のリスク約3割増

・前立腺がんのリスク約2倍

・不妊症のリスク約73%増

・認知症のリスク2.4倍以上

・乳がんのリスク約75%増

このように、トランス脂肪酸が有害物質と認めざるをえない結果により、カナダと台湾ではトランス脂肪酸を含む食品の製造、輸入販売が禁止されています。アメリカでは「一般に安全と認められる食品添加物」からトランス脂肪酸を含む油が除外され、実質上、加工食品での使用禁止措置がとられています。他にも、欧州や韓国など複数の国で、食品中のトランス脂肪酸の含有量の規制や表示義務があるのです。

一方、日本ではトランス脂肪酸の規制や表示義務はありません。「日本人の大多数がエネルギー比1%未満であり、また、健康への影響を評価できるレベルを下回っていることから、通常の食生活では健康への影響は小さいと考えられる」という理由からです。

しかし、安全でないことは事実であり、しかも何%以下だから安心ということではありません。先程のドーナツ1個のトランス脂肪酸の量を見てください。

そして、植物油脂は安価なパーム油、大豆油、コーン油などで、一般的に輸入された遺伝子組み換え原料から作られています。この植物油脂の硬化油は水素反応を調整し、添加物を駆使すれば、様々な硬さに調整できます。安上がりにチョコレートもどきを作るなら、カカオ豆からとれるココアバターの代わりに、体温で溶ける硬化油の植物油を使い、乳化剤でなめらかにし、チョコレート色になる着色料やココア香料を添加します。その一例がチョコレートポッキーです。コーヒーフレッシュも同様で、硬化油に水を加えて乳化剤で混ぜ合わせ、増粘多糖類でトロミをつけ、香料でクリーム風味を出し、着色料で本物らしい色合いにすれば、腐らずフレッシュ(?)のままです。

このように、日本ではスイーツや菓子類、麺、パン類、あらゆるところにトランス脂肪酸が隠れています。ぜひ、色鮮やかでおいしそうなスイーツは街中の「毒キノコ」と再認識して食べないこと。そして、食品の裏側をよく見る癖をつけて、その中に「植物油脂、マーガリン、ショートニング」などの文字を見たら危険を感じる習慣を身につけましょう。

 

(参)「安心な食品」の選び方

[ブログ/]2022.06.01

食べるプラスチック「トランス脂肪酸」の危険性!

私たち日本人は、病気になる油を取り続けています。

この警鐘が伝えられてから20年ほど経ちますが、未だに日本は規制されることなく、病気を増加させています。体と心を蝕む非常に危険な油が、毎日の料理で使われたり、スイーツなどに利用されたりして常食されていることが大きく影響しています。

この油は、食べるプラスチックと呼ばれている“トランス脂肪酸”です。

液体の植物油に水素をくぐらせて固形化させた人工的な油です。この油は、自然界に存在しないもので、虫も寄り付かず、土の中に埋めても分解されず、故に“食べるプラスチック”と呼ばれているのです。

身近なものでは、マーガリンやショートニング、ファットスプレッドといった固形油脂に多く含まれています。2010年の調査では、30代から40代の女性で、トランス脂肪酸を過剰摂取している割合が3割を超えている結果が出ています。

そして、このトランス脂肪酸はがんを始めとした現代病を引き起こす大きな原因とされているのです。

トランス脂肪酸による弊害の中でよく知られているのは、体内のコレステロールのバランスを崩して“心臓病”を誘発することです。

トランス脂肪酸は、直接細胞膜に悪影響を及ぼすことで、細胞自体の働きを弱めてしまい、細胞に必要なものが流出してしまったり、逆に有害物質が侵入しやすくなってしまいます。

また、肝臓にダメージを与えて、本来必須のコレステロールの合成を調節する機能を崩してしまいます。それによって、HDLが減り、LDLが過剰生産されてしまいます

このような結果、心臓病を引き起こすことになるのです。

同様に、細胞膜の働きが悪くなると、いくら体がインスリンを分泌しても、それをキャッチする細胞膜の受信機能が鈍くなり、結果、“糖尿病”となるのです。

さらに、日本人死因第1位の“がん”です。

細胞膜の構造や機能が不完全になり、糖鎖も正しく働かないと免疫力が低下します。トランス脂肪酸は体内で活性酸素を大量に作り出したり、有害物質が細胞内にどんどん入り込んで来たりして、体内環境が悪化することでがんになるのです。

実際、アメリカではがんによる死亡率の増加とトランス脂肪酸を含む植物油の消費量の増加がほぼ一致しているというデータが報告されています。

そして、脳に悪影響を及ぼすことで、高齢者では“認知症”、子どもでは“注意欠陥多動性障害(ADHD)”などを引き起こすことが分かっています。

脳は60%が脂質で構成されていて、発達途上にある胎児から子どもの脳の発育、人格形成に与えるダメージはとても大きいものと考えられます。いくら子どもに一流の生活環境を与えても、三流の食事を与えていてはどうしようもありません。「質の良い食事を摂ることは、一流の教育を受けることと同等である」ことをしっかりと認識してください。

頭の良い、心の優しい子どもに育てるためにも、トランス脂肪酸を極力排除し、オメガ3を含む良い油を積極的に摂ることが非常に有効になります。

 

(参)病気がイヤなら「油」を変えなさい、「安心な食品」の選び方

[がん/]2022.05.29

根本的な体質改善から取り組んでみましょう!

現在、皮膚科にかかる子供たちが多くなっています。そして、多くが炎症を抑える目的で処方される強弱の違いだけのステロイド剤の塗り薬です。

私が、炎症体質を変える食事や注意点のことをお話しすると「そうなんですか」と聞いてくれますが、逆に、医師達は表面の見える症状を抑える対処療法に終始しているだけで、体質を良くする指導は全く出来ていないということです。

花粉症も同様で、本質的な対処は免疫のアンバランスを引き起こしている体質を変える必要があります。腸を整え、炎症体質を改善する食べるものを正しく選択することが第一歩ではないでしょうか。甘いのものが嫌いな人はいないでしょう。しかし、現在の甘いものは、昔の甘いものとは別物です。昔は、サツマイモだったり、果物だったり、発酵食品の甘酒だったりするでしょう。一方、現在は、精製された糖質や砂糖以上の人工甘味料で味付けされたスウィーツ類です。これらは、腸内環境を悪化させ、腸管免疫の機能を崩します。また、炎症を引き起こし、くすぶらせ続けます。現代医療は、このような食習慣をほったらかしにしたまま、症状を抑え込もうとしているだけです。おかしいと思いませんか。

なぜ、薬を使い続けることに疑問を持たないのでしょうか。

さらに、医療ビジネスは成長しています。花粉症の例では、時期が終われば薬は必要とされません。ですから、次の手段は説得してアレルゲン免疫療法(舌下錠などによって微量のスギ花粉などの成分を毎日服用する方法で、3~5年続けます)によって1年中通院させるのです。特に、子どもは皆保険で自己負担が無料ですから、うってつけです。現在、アレルゲン免疫療法のターゲットは数あるアレルゲンの内、スギとダニに関するアレルギーだけですが、体内環境である炎症体質などが改善されるわけでもなく、効果はせいぜい2~3割くらいです。

薬では体内の炎症体質は変わらないのです。

この炎症体質を変えるには、不自然な糖質や肉類、乳製品をひかえることが基本です。そして、摂る油も大切です。植物油に多いリノール酸はオメガ6の脂肪酸で、炎症を引き起こし、血管を収縮させます。逆に、亜麻仁油やシソ油、青背の魚の油であるオメガ3の脂肪酸は、炎症を抑えて、血管を拡張させます。このように炎症を引き起こすものを減らし、炎症を抑える油を積極的に摂っていくことが大切です。

また、有害な電磁波の影響も考慮する必要もあります。WiFi空間やソーラーパネルを乗せた生活空間はがん箱だとおっしゃる先生もいます。対策は必須と言えます。

さらに、プラズマウォーターやプロトン水で酸化を抑えることも重要です。日常的には、プロトン水生成器で作ったプロトン水をさまざまな場で活用することをお勧めします。

プロトン水は料理にも使えて、食材の農薬や添加物の化学毒を瞬時に安全な水に戻して排泄してくれます。頻繁にプロトン水を飲むことで、腸内環境が改善するので、腸管免疫の働きも改善していきます。飲む目安は、便が臭くなく、浮く便になるまでの量です。

そして、普通の水は、吸収するのに、4時間半と言われています。また、それなりにエネルギーを消費しますが、プロトン水は、数秒で吸収され、逆にエネルギーチャージになるのです。ですから、競技中の補水に最適だと、オリンピック・パラリンピックの多くの種目で採用されたのでした。疲労物質の乳酸等による酸性環境を還元し、疲れを早くとり、またエネルギーを補充してくれます。

いずれにせよ、プラズマ療法やプロトン水は、アレルギー体質の改善サポートに向くものです。「害のないことをせよ」という医の倫理からも、また、自分の体や環境に配慮する面からも、まずは、根本的アプローチを優先してみましょう。

[ブログ/]2022.05.25

悪い循環を見てみましょう!

私たち人間は自然物であり、地球の自然環境の営み、ダイナミックな循環の中で生かされています。

特に、日本人は数万年前から、木を切る傍ら、木を植えて地球への恩返しを続けながら住む場所の環境に配慮していたとされています。また、食する品々に関しても、自然から頂いていることを理解していたので、収穫の感謝、食べるときの「いただきます」「ごちそうさまでした」という感謝等を当たり前にしていたのです。

現在の食を見てみますと、スーパーなどでは生鮮食料品と並列して多くの加工食品が賑わいを見せています。便利の極致、コンビニに至っては、食品はほとんどが加工食品で、スイーツに関しては超加工食品と化しています。このような工業製品化された食品を片手に作業やスマホ、あるあるです。

そしてこれらの食品を日常的に食していれば、当然、生活習慣病を始め死因No.1のがんや難病が増加します。見事に、右肩上がりになっています。

お米にとって代わって主食になっている小麦製品のパン・麺類はほとんどが輸入もので、農薬やポストハーベストに汚染されています。その他の食材も、裏返して成分表示を見ると、何行もびっしりと添加物名が書かれているように、何十種類もの添加物によって加工されている現状です。

私たちが「安い」「簡単」「便利・腐らない」「キレイ」「おいしい」を求めて行った結果になります。もう一つ言いますと、小麦や甘味料には麻薬のように、依存性もあります。

本物のバターの代わりに、安い油に水素と香料を添加することで作ったバターのようなマーガリン。本来、高い油のはずが、日持ちしておいしくしたドレッシング類。お米と海苔とちょっとした具材の本来のおにぎりも、何時間も暑い環境でも変色せず腐らずに持つように、油と調味料、保存料など多くの添加物で固められたものになっています。(ちなみに、血糖を持続測定すると、家庭で握ったおにぎり以上の急激な血糖上昇がコンビニおにぎりで見られます)

このような食生活により、私たち日本人は必然的に、加齢と共に多くの病気をかかえるようになります。高齢者は、病気自慢をし、薬の多さを競うかのようです。

がんにおいては、がんになるべく食生活でなっているのに、あたかも偶然、遺伝子のコピーミスによりがんになるから、誰でも確率的に運が悪くがんになるから、がんは苦しい怖い病気だから、そうならないように保険商品を買っています。不安が大きい人ほど、高額な保険で武装しています。保険のトップセールスの売り文句は「日常でベンツは買えなくても、せめて命を守るのだけは、ぜひ、ベンツのような安心できる商品を買って下さい」です。

そして、がんになると高額な抗がん剤が始まります。家一軒分の高額な抗がん剤が多くなってきました。疑問に思いませんか。

がんを免れた方を待ち受けているのは認知症です。最後の残りの人生、約数年間かけて、今までの楽しい思い出も含め、恨み、つらみ、後悔をすべて忘れて成仏できる病です。

こう見てくると、今の日本人は自然の営みの循環に即した生き方でしょうか。明らかに不自然です。そして、こうなってしまっている裏側を簡単に紹介します。

お米を食べる代わりに食べさせられている小麦、それを作る過程での農薬、肥料は皆外資です。悪い食べ物を食べさせられて出来た病気の治療薬、抗がん剤の多くが外資です。がん保険も外資です。このようなマッチポンプのような構造があるのです。

気づかずに「便利」「快適」の生活で慣らされてしまっている現代社会ですが、出来る範囲で自然のものを取るようにして、それらを作ってくださる生産者を応援し、循環できる環境を意識してみませんか。

[がん/ブログ/]2022.05.21

知らずに摂ってしまう隠れた塩に注意しましょう!

2019年に、世界では年間1100万人の多くの人が“不健康な食事”が原因で、寿命より早く死亡しているという調査結果が、イギリスの著名な医学誌「ランセット」に発表されました。

1年間で死亡した全成人のうちの5人に1人に相当するという衝撃的な結果で、喫煙による死者より多いということです。

“不健康な食事”は、年齢や性別、地理的な影響、経済状態などにかかわらず、どんな人でも早死にの原因になるのです。

分析の結果、最も影響を及ぼしたのは、全粒穀物や野菜、果物の摂取が少ないことと塩分の摂取量が多いことでした。続いて、脂肪、特に飽和脂肪酸の多い牛肉や豚肉、加工肉のとりすぎ、糖質やトランス脂肪酸のとりすぎが影響していました。

この塩分、油分、糖分の「とりすぎ3兄弟」は、現在大部分が加工食品から摂取されています。今回、塩分のとりすぎに注目してみましょう。

塩分はとりすぎると血圧が上がり、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。また、心臓や血管に直接影響を与え、心臓が機能不全に陥る原因にもなります。塩分の過剰摂取は最も大きな死因になっているのです。

現在、日本ではインスタントラーメンが日常食になっています。日本人1人が年間に食べるインスタントラーメンは45.4食(2019年)です。しかし、この数字は平均の数であって、一人暮らしであれば、ほぼ毎日ということも少なくないでしょう。手軽で、安価で、美味しいからです。

そして、このインスタントラーメンの中に相当量の塩分が隠れているのです。インスタントラーメン1食当たりの食塩相当量、つまり塩分は、約10グラム。7~8グラムは当たり前です。

実は、塩分過多の加工食品は“おいしい”のです。

インスタントラーメンのつゆを“おいしく”飲めるのは、添加物や種々のエキス類を駆使して塩味をあまり感じないようにして、うま味とコクが出るように調味されているからです。100mlの水に2グラムの塩を溶かしたら塩分は2%で、これが絶対塩度。これはしょっぱくて飲めません。一方、2%の塩分濃度の水に、グルタミン酸ナトリウムなどの複数のうま味調味料と、タンパク加水分解物や酵母エキス、チンキエキスなどの粉末を溶かすと、皆が“おいしい”という味に変わります。このとき舌に感じる塩分が1.2~1.5%とかなり低く感じます。これが舌感塩度です。この舌感塩度を麻痺させるカラクリにより、知らず知らず塩分をとりすぎてしまっているのです。

ちなみに、「和食は塩分をとりすぎる」と言う人がいますが、和食では絶対塩度と舌感塩度はほぼイコールで、一度に多くとれないようになっています。塩分9グラムをとるには、梅干し3個、みそ汁5杯分です。むしろ高濃度の塩分をとっていても気づかない即席めんのほうが、よほど健康上問題になるのです。

一人暮らしで、インスタントラーメンを常食しながら夜更かしして突然死はあるあるです。また、若い年代の不整脈も多い気がします。

加工食品は、他にさまざまな問題がありますが、塩分の点からも大きく健康上問題があるので、出来る限り避けて行きましょう。

そして、全粒穀物や野菜、果物は、逆に塩分を排出するカリウムや食物繊維を多く含み、心臓を守る働きがあり、心疾患のリスクを下げてくれます。

 

(参)家族と自分を守る「安心な食品」の選び方

[]2022.05.15

便の状態は、自分だけの問題ではありません⁉

「便は体のお便り」とよく言いまして、便の状態は体の状態・健康具合をよく表しています。

理想的な便は、やや黄色っぽい茶色で、形状はバナナのような形が理想とされています。このような状態であれば、腸内細菌のバランスや、腸内で消化・吸収するスピードのバランスも正常ということになります。

ちなみに、食べ物が消化管を通ってきちんと消化されない“消化不良”は3大栄養素により、次のような現象を引き起こします。

タンパク質の消化不良は「腐敗」と呼び、必ず各種アンモニアが増加します。このアンモニアの毒性は強烈で、消化器管全体に炎症を起こし、音はなく非常に臭いオナラが出ます。また、アンモニアの代謝産物である「窒素残留物」は人体にとても有害な物質です。フェノール、インドール、スカトール、メチルメルカプタン等が知られていますが、これらが血中に入ると消化器官以外に、肝臓・腎臓・心臓・肺・脳などにも悪影響を及ぼします。

炭水化物の消化不良は「異常発酵」と呼び、腐敗菌の増殖は速く、大きな音と共に臭いオナラが出ます。

脂質の消化不良は「酸敗」と呼び、出現した過剰な活性酸素と二次胆汁酸のうっ滞によりがん化を促します。特に大腸がんは、この二次胆汁酸のうっ滞から生じるとされます。そして、脂質の分解に必要なリパーゼという酵素は、加齢とともにかなり少なくなります。

今回は、便の状態・質は、自分だけの問題ではないということです。

どういうことかと言いますと、便を出す人や動物も食物連鎖という“自然界の循環”の一翼を担っているからです。

便は自然界の細菌類が分解してくれます。それにより、水や土を浄化して草木やプランクトンの栄養になります。次に、これらは動物の栄養になり、人間の食べ物になっているのです。

ですから、良い便を出すことは、良い細菌を養い、良い植物を育て、それを食べる動物を健康に育て、それらを食べる私たち人間に良い食材として提供されることになるのです。

一方、悪い便を出すことは、悪い細菌を増やし、河川は汚れ、土壌も弱り、植物や作物に悪影響を及ぼして行きます。

つまり、便の質が悪いと、自然環境を悪化させることになり、めぐり巡って自分に返ってくるのです。

自然界では、分解者や植物のためにならない便を落とす動物は、病気という名を持って“抹殺”されます。“自然淘汰”という“死”です。言い換えますと、悪い便を落としている動物は、死に向かう病気になり、自然界から消されます。

人間も同じで、便が悪い人は、健康ではなく、自然界では生きていけないのです。悪い便の人は、極論すると、世のためにならないのです。

ですから、オナラが臭いからと笑って済ませないで、また、便秘だからと当たり前に薬を飲むのではなく、体の便りの状態を良いものにして行きましょう。

世のため人のためとSDGs(持続可能な開発目標)や環境問題に取り組む前に、食事や生活習慣を見直し、まずは自身の体内環境を改善して行きましょう。便の状態は、自分だけの問題ではありません。

良い便の者は生かされ、悪い便の者は自然界から登録抹消されます!

そして、当サロンのプラズマ療法やプロトン水は、余計なサプリメントに頼らずに、体内環境の改善をサポート出来ます。ぜひ、体験にいらしてみて下さい。

水道水は動脈壁に傷をつけます!

一般的に、日本では、蛇口をひねればどこでもおいしい水を安価で飲めます。

東京都では自信を持って、水道水をペットボトルに詰めて販売しています。そして、それなりにきちんとした安全基準に準じて、国民の衛生を担って来ています。

しかし、衛生上必要な塩素消毒には少なからず問題もあります。塩素消毒により、細菌は含まれていないので、それによる衛生上のメリットはありましたが、私たちの腸内細菌に悪影響を及ぼすことや、血管壁を傷つけることになるのです。

私たちがコレステロールの値を気にするのは、悪玉コレステロールと言われているLDLコレステロールが動脈の壁に沈着して動脈硬化を進め、血管梗塞や血管閉塞による重篤な血管疾患を引き起こすからです。

その悪玉コレステロールが動脈壁に付着する理由は、動脈壁の傷であり、その主な原因の一つが水道水の含まれる塩素なのです。ちなみに、他の原因には、マーガリンやショートニングに含まれる硬化油(食べるプラスチックと言われるトランス脂肪酸を含む)と乳製品(ホモナイズ加工されたもの)があります。

塩素の入った水は、飲み水だけでなく、シャワー、お風呂、プールの水等の皮膚から吸収される形もあるのです。

具体的には、水道水の水は、それから作られたものを食べたり飲んだりする。水道水を使って育てられた食品を食べる。水道水を飲んだ動物の肉、魚、乳製品を摂る。水道水のシャワーを浴び、入浴する。水道水の中で泳ぐ等です。

特に、私たちの身体における最大の器官である皮膚から、1回のシャワーで吸収される毒素(この場合は塩素)は5~8杯の水を飲むより多いという報告があります。シャワーを浴びると皮膚から塩素が吸収されるだけではなく、多くの揮発性毒素が蒸気化します。サウナやスイミングプールは、最も高濃度の毒素が吸収される場所なのです。

経皮毒という言葉もありますが、外用として日常的に使っている化粧品やシャンプー、日焼け止めなどにも注意して行きましょう。口に入れてはいけないものは、安易に肌にもつけてはいけません。

皮膚疾患のある方は、特に飲む水や外用する物質に気を付けて行きたいものです。

そして、4月1日から水道法の改悪で水質基準も甘くなり、さらに安心できなくなってきました。

このような中で、プラズマ療法では、一酸化窒素を過飽和されたプラズマウォーターが血管を修復し、しなやかさを保ってくれます。また、プロトン水は瞬時に毒素を安全な水に変えて体外に排出してくれます。日常的にこれらを使って、体内環境を汚さない生活をして行きましょう。

 

(参)病気にならない人は知っている

[健康法/]2022.04.23

食品添加物を減らすための12の心得

東洋医学では、「腎は先天の気をつかさどる」と言われていて、生命力の象徴と捉えています。腎の気が虚(減少)すると、生命力が衰えるとされています。東洋医学の「腎」イコール、西洋医学の「腎臓」ではありませんが、腎臓は寿命を決めていて、そのカギは「リン」の摂取にあるのです。「リン」イコール「老化促進物質」で、吸収しやすい「無機リン」である食品添加物の摂取をいかに減らしていくかが、私たちの健康のカギなのです。

今回は、前回に引き続き黒尾誠医師の「腎臓が寿命を決める」より、食品添加物を減らすための12の心得をお伝えします。

  • ハム、ウインナー、ベーコンなどの加工肉を減らす

   加工肉は、がんのリスクも高めます。

  • 魚肉ソーセージ、かまぼこ、練り物などを減らす
  • なるべく「元の素材が分かる食品」を買う
  • カップラーメンを減らす
  • 「とんでもなく日持ちがするもの」は買わない

   マーガリンなど腐らないものはトランス脂肪酸の害も有名です。

  • 「いかにも着色料を使っていそうな食品」は買わない
  • スナック菓子はなるべく個別包装してあるものを買う

   ついついひと袋という方向けです。

  • なるべく手作りのものを食べる
  • ファーストフードを食べる機会を減らす
  • 「下ゆで」「ゆでこぼし」などの工夫をする
  • 値段が安すぎるものには注意する
  • 食品表示ラベルを見て「〇〇料」「〇〇剤」という表記の多いものは買わない

 

以上のことを日々意識していくことで、年月が経つとともにかなりの量のリンを減らせることになります。そして、腎臓への負担を減らしてアンチエイジングになるのです。

あまり神経質になってしまって苦しくなるのは逆効果です。私たちが今まで、食品添加物の恩恵を受けて来たことも事実です。ただ、以前に増して不自然な食生活になっていて、過剰にリンが摂取されている現実があるので、上記の「食品添加物を減らすための12の心得」とともに「体内環境を汚さない食事」を基本に口に入れるものを選んで行きましょう。

そして、体内環境改善には日々「プロトン水」を利用したり、「プラズマ療法」「ファスティング」によって健康・美容を保って行きましょう。

 

(参)腎臓が寿命を決める

[]2022.04.02