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音楽をもっと活用しよう!

音楽療法というものがあります。

日本音楽療法学会の定義によると「音楽の持つ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること」とあります。

音楽には、人の生理的、心理的、社会的、認知的な状態に作用する力があります。音楽療法では、活動における音楽の持つ力と人とのかかわりを用いて、クライエントを多面的に支援していきます。言語を用いた治療法が難しいクライエントに対しても有効に活用できる方法です。

そして、音楽療法の活動は、クライエントの「より良い生活(QOLの向上)」につながります。例えば、コミュニケーション、子どもの心身の発達、孤立を防ぐ人との交流、社会性問題行動の減少、心の安定、精神的な成長、介護予防、言語や身体のリハビリなどの分野で役立つのです。

実際、音楽療法を行う音楽療法士(民間資格)は医療・福祉・教育の各分野で、子どもの発達支援、健康維持、介護予防、病気・事故後のリハビリテーション、学習支援、認知症の症状の緩和、痛みの緩和、心のケアなどの目的で活動されています。

狭義の一般的な対象年齢は乳幼児から高齢者まで、健常な人から重度の障害のある人までと様々です。

しかし、本来の対象は、地球上の生命全てです。というのも、音は自然にあふれているからです。自然の中の鳥のさえずりや川のせせらぎ、岸辺の波打つ音など、人間の耳に聞こえる音から聞こえないけど波動として測定されるさまざまな周波数の波動といったエネルギーに満ちているのです。

そして、音や音楽は、多くの人が思っているよりも遥かに大きな影響を心身に及ぼしています。例えば、胎児に音が届かなければ、聴覚が未発達のまま産まれてくることになります。聴覚の未発達は、他の脳機能の未発達を伴うことにもなります。あるいは、人工的な騒音に晒されれば健康を害し、自然界の環境音や優れた音楽を聞けば心身の機能が高まり健康が増進するのです。聞かせる音により水の結晶構造の相違が生じ、人体のみならず植物の生育にも影響を与えるのです。

そして、音は耳だけで聞いているのではなく、全身の細胞で聞いてます。それにより、血行が良くなったり、免疫が高まったりもして行くのです。

ですから、出来るだけ自然の環境音を浴びたり、それに近い音域を再現できる設備で音楽をを聞いてみましょう。早起きして自然の中を散歩しましょう。素敵な一日が始まります。

 

(参)日本音楽療法学会

[ブログ]2021.11.03

波動セラピー「数霊REIWA」を活用してみましょう

当サロンで用いている波動セラピーは、「水からの伝言」で波動ブームを引き起こした波動の第一人者の故江本勝先生のもとで長年実践・研究をされていた吉野内聖一郎氏が、古神道の魔法陣もヒントにしながら作成した数霊REIWAというものです。

これは、今まで高額で手間がかかる商品しかなかったものを、格安で手間もかからずに簡単に活用できるようにした優れものです。

その大きな特徴は、潜在意識のマイナス感情やカルマを癒すことで、現実的な問題を解決に導くサポートをするものです。

無意識(潜在意識)とは、精神科医・心理学者のユングやフロイトが提唱していたもので、誰もが抱える悩みや問題の原因のほとんどが、その潜在意識にあると言われています。その気付かない部分のブロックを癒すサポートをすることで、ご自身の少しの努力で、前向きに進むことが断然楽になるのです。

数霊REIWAによって、波動を調整するためのパーソナル波動水を作り、その転写水を頻回に飲むことが主な使い方になります。しかし、遠く離れた人や測定が難しいペットや場所など、転写水を使うことが出来ない場合は、遠隔ヒーリングという機能を使うことが出来ます。

ご本人やペットの写真、あるいは名前と生年月日を書いた紙、また浄化したい場所の写真などを用いて測定し、その後ヒーリング機能を使って遠隔を行います。

数霊REIWAは、吉野内氏の今までの経験から、簡単に使えるように主な項目がピックアップされています。

がんやさまざまな病気に関しては、22番の「健康管理」でOKです。私のところでも一番よく使っています。また、眠れない、精神的なストレスなどは15番の「ブレイン」。花粉症は20番の「アレルギー」。辛い痛みには21番の「痛みの緩和」など。

他には、収入アップを期待して6番の「金運上昇」が大人気です。当サロンでも経験しました。無意識にあるお金に対するブロックを外してくれて、お金に対して良い付き合い方が出来るように力を貸してくれるのでしょう。このように無意識にあるマイナス感情のブロックを外すとさまざまな運を手に入れる可能性が高まるでしょう。

他には、シンプルに14番の「シェイプアップ」、7番の「勝負運」、10番の「受験勉強」。土地の浄化は11番の「家土地のエネルギー」で、いわくつきの家や部屋にうってつけです。

さて、毎日多くの人がさまざまなお願いや祈りを行っています。祈りは科学的に実証されています。けれども、「こうなって欲しい」という願いや祈り、「こうありたい」という思いの奥には多くの場合、無意識の世界で邪魔している反対の思いがあり、願いや祈りなどの実現を妨げています。しかし、数霊REIWAはその反対のマイナス感情などのブロックをそっと外してくれて、私たちの願いや祈りの実現を後押ししてくれるのです。

このような手軽なヒーリングデバイスを使いながら、人生の夢実現も含め、幸せになっていって欲しいと思っています。

[ブログ]2021.10.31

食事の時間によって内臓の負担が変わります!

ナチュラルハイジーンは、一日の時間帯による体内活動の優位性を教えてくれています。

午前4時から正午までの8時間は排泄が主になる時間帯です。続く正午から夜8時までは消化が主になります。そして、夜8時から翌午前4時までの間は代謝が主になる時間帯になります。

このような体内リズムに即して食べることが、肥満を防ぎ、ひいては生活習慣病の予防にもなります。特に現代人は、夕食が遅れがちです。18時までに飲食を終わらせることはダイエットにも重要なポイントになりますが、少なくとも節制して19時までには夕食を終わらせたいものです。

さらに、食事の時間によって内臓の負担も変わります。

まず理想の食事時間は、朝食は5時から9時、昼食は11時から14時、夕食は17時から20時とされています。

そして、午前の9時から11時の間食は主に心臓に悪影響を及ぼします。脈拍上昇、不整脈、動悸、息切れ、高血圧、高血糖、高尿酸などとなります。

午後の14時から17時の間食は主に肺に悪影響を及ぼします。脱力感、省エネ体質、呼吸器系弱体化となります。

夕食後の20時から24時の間食は主に腎臓や胃腸(脾)に悪影響を及ぼします。代謝に負担を負わせ、むくみを発生させます。

そして、深夜の0時から早朝5時までの間食は胃腸(脾)や肝臓に悪影響を及ぼします。胃腸の機能を弱らせ、代謝を低下させ、冷え症、解毒機能崩壊、精神不安定を促進させます。

深夜に、ジャンクフード片手にスマホやゲームにはまっている方はぜひ、改めていきましょう。心身ともに退化してしまいます。

そして、早寝早起きの生活習慣は体調を整えるばかりか、運も整えます。朝活も始めてみましょう。

プラズマ療法開発者、田丸滋先生の『東久邇宮国際文化褒賞』受賞が決定されました!

昨日の勉強会で、がんのアポトーシスを目的に作られたプラズマ療法の開発者、田丸滋先生が東久邇宮国際文化褒賞受賞が決定されたことの報告がありました。

田丸滋先生ご自身が、末期がんの治癒を目指してご苦労されながら数年かけて開発されたものです。そのプラズマ療法により、多くのがんの方々を快方させてきました。

このプラズマ療法は、「害することがない。すべてを良くする。高品質で安心・安全。経済的・安価である。」という本物技術の定義にマッチした本物技術です。血流を良くして、免疫力を高め、自律神経のバランス力を調え、遺伝子修復までする優れものです。

ゆえに、多くのがんの完全寛解例によってライフアチーブメント賞を受賞していますが、それ以外にさまざまな専門領域の医師達が、多くの臨床例を挙げておられます。

九州の矢山利彦先生もさまざまな疾患にチャレンジされていて、認知症の改善例の報告をされていました。

これからもプラズマ療法はますます注目を浴びて発展していき、医療との向き合い方も含めて改革を起こして行くでしょう。

当サロンでは、プラズマ療法の導入のサポートを親身に行っています。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。多くの可能性のあるプラズマ療法をぜひ、一緒にやって行きませんか。

[ブログ]2021.10.20

きちんと文字を書くことで認知症が改善します!

心の乱れは文字に現れます。そして、きちんと文字を書くと心が安定してきます。文字を整えれば、心も健康になるのです。

手書きの文字は、スマホやパソコンの文字と違い、書いた文字を確認する行為が伴うため、脳の複数の領域(前頭葉や頭頂葉など)を同時に活性化します。

書道家で文字ドクターの石﨑白龍さんは、認知症予防に取り組む脳神経外科医の濵﨑清利先生の監修の下に「認知症文字トレーニング」というメソッドをまとめました。

それを、簡単にご紹介します。

この認知症文字トレーニング(以下文字トレ)では、病院に行かなくても自分で、自宅で文字を書くだけで認知症の兆候を発見できます。お手本に忠実に、何回か書いてみて、どうしても手本通りに書けなければ、自分をコントロールできていない、認知機能が落ちていることを本人が自覚、発見できます。そうすることで、病院に足が向きやすくなり、早期発見できる可能性が高まるのです。

 

濵﨑先生は、特に初期の認知症であれば、文字トレがとても有効だとおっしゃっています。認知症は、脳の特定の部位の血流が悪くなることで陥ります。お手本を見ながら自分が正しく書けているかを見る、そういう判断・判別が発生することで脳に刺激が行くというのです。

簡単な発見法として、その一部として、「口」を見ます。その終筆にすき間、空きができている(最後の下部の横棒の右端と右の縦線の下部との間がくっついていない)人は、最近物忘れが多くなっているかもしれません。これは、筆跡心理学・筆跡診断では「接筆開型」といい、お金が出ていく、使い方が無計画である、浪費してしまい貯まらない性格を示していると見られます。簡単にオレオレ詐欺に引っかかってしまいますね。

それ以外にも、「目」などの文字では横線を等間隔に書く、「様」では右の縦線にきちんとハネがあることなどがポイントになります。

横線が等間隔になっていなければ、物の置忘れ、物事が頭から抜けがちになり、ハネは物事への責任感の強さ、また物事に優先順位をつける力と関連していて、これらの乱れは見当識障害の兆候かもしれません。

そして、きちんと文字を書く練習によって、物忘れ、記憶障害の予防・改善にもなるのです。

とにかく、きちんとお手本に従って楷書で書いていきます。そして、どんな漢字を書くときでも大切なポイントは次の3つです。

  • 「一、ニ、三」とリズムよく、かつ気持ちを込めて書く
  • 起筆と終筆は素直に
  • とめ、はね、はらい

これらに気を付けて、一つの文字につき大体3カ月、長くて半年くらいは継続する必要があります。1日15分を目安に、深呼吸して息を調え、集中できる静かな環境で行ってみましょう。(参考テキスト:「さよなら認知症文字トレ」徳間書店)

まだまだ認知症とは無関係というあなたも、これからは書く文字にも心を込めていきましょうね。

 

(参)月刊致知2021.11、筆跡診断

[ブログ/健康法]2021.10.17

良い事を考えると良い事が起こる

精神科医の和田秀樹氏の「良い事を考えると良い事が起こる」をご紹介させて頂きます。このお話しは、今朝の甲府市倫理法人会経営者モーニングセミナーでお話し下さった初代会長、山梨県倫理法人会相談役法人アドバイザー古屋哲男氏から引用させて頂きました。「早起きは三文の徳」と言いますが、毎週1回早朝からのいろんな方との交流はとても勉強になります。夜のお付き合いにも学ぶことがありますが、悪い縁もあるかもしれません。しかし、早朝の場では良い人しか会いません。楽しくて元気をもらえます。その場からの今朝の学びを、ぜひ、シェアさせて下さい。

 

  1. 自分の長所に早く気づいた人だけが、幸せになれる
  2. 良い事を考える人にしか「良い事」は起こらない
  3. ワクワクすると、本当に「良い事」が起こる
  4. どんな1日にも「良い事」「悪い事」が同居している
  5. 良い事を考える女性はなぜか美人になる
  6. 悲観的な人は、なぜ浮上できないのか?
  7. 調子が悪いときは「そういう時期なんだ」と考えよう
  8. 肯定感を持つ子は「頭のよい子」になる
  9. 「良い事」を考えつくのは人間の大切な能力
  10. その人が若々しく見えるのは「良い事」を考えているから

 

ちなみに、倫理法人会は、いつ、どこで、誰が行っても、常に正しい、皆幸福になれる「万人幸福の道」を愚直に実践し、身につける場です。教祖がいて、法や教えを一方的に学ぶ宗教でなく、真面目に実践する生活のすじみちです。それを3つに要約すると、「明朗(ほがらか)」「愛和(なかよく)」「喜働(よろこんではたらく)」です。

倫理法人会には治療仲間から誘われて、今月入会させて頂きました。長年、医療の両輪として東洋哲学や船井幸雄氏、稲盛和夫氏などの教えを個人的に学んで来ましたが、やはり人間は人との交流でより深く、早く学ぶことが出来、また人生をさらに豊かに出来ると思っています。せっかく身近にある学びの場なので、当センターの発展と共に、さらに世の中に貢献できればと思い、これから続けて行きたいと思っています。

[ブログ]2021.09.22

体内の毒物処理を行う人体最大のデトックス器官「肝臓」を労わりましょう

予防医学を行うヘルスコーチとして活動されている消化器外科医の石黒成治医師がいらっしゃいます。彼は、腸内環境の改善法、薬に頼らない健康法をメールマガジン、You Tube、Instagram、Facebookなどで情報発信をされています。

今回、石黒医師の「少食ライフ」より肝臓ケアをご紹介します。


肝臓は人体の中で最大のデトックス器官です。肝臓は細胞レベルで毒素を中和して無毒化します。そして、その毒素は主に腸から流入するものと、体内の代謝の過程で生成される生物学的毒素があります。

腸から入る主な毒素は、食品由来の添加物や保存料、酸化した脂質などの炎症誘発物質や未消化の食事成分、そして腸内の細菌です。これらが吸収されて腸の血流に乗ってすべて肝臓に流れ込むようになっています。そして、これらをすべて濾しとり、細菌などは肝臓内に存在するナチュラルキラー細胞やマクロファージなどの貪食細胞が処理をします。

また、毒素は一般的に脂溶性のため、そのままでは排出することは困難です。そのため肝臓では毒素を抱合という形にして、脂溶性から水溶性に変換します。水溶性で無毒となった代謝物質は血液の中に入って腎臓から尿として排泄されるか、肝臓から胆汁という形で直接、腸の中に捨てられます。

このように、肝臓は全身の臓器のボディーガードのようなもので、最初に毒素を処理することで、脳や心臓などの他の臓器に到達する毒素の数を大幅に減らすことができるのです。

また、もう一つの代謝過程で生成される生物学的毒素には、アンモニア、ホルモン、LPS(リポ多糖)、カビ毒素などがあります。アンモニアは、タンパク質の製造過程で生じる副産物で有毒なので、肝臓で尿素に分解されます。ホルモンは体内バランスが適切に保たれることが大切で、肝臓から胆汁中に排出されて腸内に捨てられます。グラム陰性菌という細菌の細胞壁にはLPS(リポ多糖)いう内毒素が含まれていて、細菌が死滅するたびに腸内から流入します。カビ毒は、お風呂や天井などの黒カビなどの環境・食品から体内に入り発生させたものです。

このように多くの毒素が体内に流入したり、体内で生成されるため、肝臓は休まる暇がありません。

ですから、肝臓を労わるために、日々摂取する食事内容や内服薬などを考えなくてはいけません。そのために、食事を節したり、肝臓を保護する食品を取ることが大切です。また、腸を整え、毎日きれいな便を出すことも大切です。

今回は、肝臓を保護し、肝臓のデトックス効果を食品を3つご紹介します。

  • りんご

りんごの食物繊維にはペクチンが含まれています。ペクチンは、善玉菌のエサ(プレバイオティクス)となり、リーキーガットを修復し、腸内環境を改善します。腸から水銀や鉛などの重金属を吸着して排出することを助ける作用もあります。また、リンゴに含まれるポリフェノールには炎症を抑える効果があります。

  • ビーツ

動物実験では、ビーツのジュースが肝臓のダメージを軽減し、自然の解毒酵素を増加させるという結果が出ています。また、ベタレインという色素には心臓を健康に保ち、強い抗炎症作用もあります。

  • ニンニク

紀元前から重要な薬としての役割を果たしてきたニンニクは、現代でも様々な病気予防や治療効果に関する実験・臨床報告が行われています。みじん切りにより生成されるアリシンは強力な抗酸化作用があり、肝臓細胞を保護する効果が認められています。また、脂肪肝予防効果や、週2回以上の摂取が肝臓がんを予防すると報告されています。

 

さて、プラズマ療法では、抗酸化による働きと体内酵素を活性化させることにより肝臓ケアをとてもサポートするものと考えています。ぜひ、人体最大のデトックス臓器である肝臓を労わって行きましょう。

 

(参)少食ライフ

[ブログ/]2021.09.20

今年の夏に発売された薬が、糖尿病においてもプラズマ療法のすばらしさを再確認させてくれました

今年の夏に、糖尿病の8種類目の新たな作用を持つ薬「イメグリミン(商品名ツイミーグ)」が発売されました。

糖尿病(Ⅱ型)は、血糖を下降させるインスリンの分泌低下やインスリンの効き目が悪い(抵抗性)ことで血糖が上昇します。そのインスリンはすい臓のβ細胞から分泌されています。そして、そのβ細胞内には“ミトコンドリア”というエネルギー源(ATP)を生み出す細胞内小器官があり、糖尿病の患者さんは、すい臓のβ細胞のミトコンドリアの機能が低下して、ATPが減少するためにインスリン分泌能が低下しているのです。

今回の新たな薬は従来と違い、すい臓のβ細胞のミトコンドリアの機能を高めてエネルギー源のATPを増やし、インスリンの分泌能を回復させるというものです。

さらに、すい臓のβ細胞で、ミトコンドリアの機能が低下する原因がもう一つあります。

それは、細胞を傷つける“活性酸素”の過剰産生です。ミトコンドリアはATPを合成する一方で、活性酸素を生み出しています。健康な状態では、活性酸素は絶えず適切に処理されています。ところが、糖尿病患者では適切に処理できず、過剰に産生された活性酸素がβ細胞を傷つけ、インスリン分泌も低下させていると考えられています。今回の新薬は、この活性酸素の産生も抑制するといいます。

活性酸素から細胞を保護する効果は「肝細胞」や「骨格筋細胞」においても同じです。活性酸素を減少させることで、肝細胞では「糖新生の抑制」、骨格筋では「糖取込み増加」という効果をもたらします。つまりインスリン抵抗性の改善につながるのです。

従来の薬では、「インスリン分泌能の改善」と「インスリン抵抗性の改善」の2つの作用を併せ持つ効果はなかったのですが、この新薬は両方の作用が期待できるとのことです。

ただし、この2つの作用による血糖降下作用は強力ではないので、単剤で従来の薬の代わりになるわけではありません。そのため、従来の薬との組み合わせで相乗効果があるとのことです。特に、国内で最も多く処方されている「DPP-4阻害薬」との相性が良いとのことです。

また、この新薬はミトコンドリアに作用することから、血糖降下作用だけでなく、「老化を遅らせる可能性がある」として注目されています。

さて、ここでプラズマ療法はどうでしょう。すでに多くの臨床例で糖尿病に有益だと研究会でもお話しされていました。

当然ですね。ミトコンドリアの機能を高めて、活性酸素を発生させることなくエネルギー通貨であるATPの産生を高めます。それにより、全身の酵素が活性化されます。当然、すい臓のβ細胞からのインスリンの分泌も必要に応じてしっかり出してくれます。

抗酸化力も発揮して、老化を遅らせるアンチエイジング効果も期待できます。しかも、記憶力を高め、認知症予防にもなるので、健康で長生きです。

がん治療の世界だけでなく、糖尿病の治療においても、プラズマ療法のすばらしさが再認識されました。

 

(参)健活手帖2021.9.14

献身的なシスターたちの姿勢~いただいた愛を人にも分け与えたい

前回、素敵な鈴木秀子先生のお話しやご著書の内容をご紹介させて頂きました。

今回は、愛読書月刊「致知」2010年10月号に、有名な横田南嶺臨済宗円覚寺派管長との対談で鈴木秀子先生のお話しがご紹介されていました。その中で、鈴木先生がカトリックのシスターになられたきっかけのシスターたちの生活をご紹介します。


・・・戦後、それまでの価値観を否定されて生きていく中で、国際性のある大学とはどういうところだろうという関心から聖心女子大学を選んで進んでからです。

当時、カトリック教会では敗戦後の日本を援助するために、世界の一流大学で教鞭を執っていた海外の教育者に声を掛けて、日本に送り込んでいました。聖心女子大学にもそういう先生が集まっていて、自分の国を捨ててやってきた修道女(シスター)もたくさん学生たちの教育に携わっていました。

当時、カトリックのシスターたちには一生涯を通じて個人的な会話を絶対にしてはいけない、沈黙を守らなくてはいけないという厳格な規則がありました。だから、私たち学生が知っているのはシスターの名前だけ。どの国に生まれてどういう環境で育ったのかなど誰も何も分かりません。それでも彼女たちは、これから日本を背負っていく若い女性たちを育てるために死に物狂いで働いていました。

一方で、大学には教える側とは別に掃除や家事などを受け持っているシスターもいました。彼女たちは学校の廊下を掃いたり、寄宿舎で学生が使う皿を洗ったりしながら何かぶつぶつ言っているんです。まだカトリックのことは何も分からなかった私が友達にそのことを聞いてみると「いまここを通った学生と家族、それに連なる人たちが幸せでありますようにと、いつも祈っているのよ」と。

国や大切な家族を捨て、厳しい規律を守りながら、しかも人のために働くことだけが喜びという、およそ普通の人たちにはできないことができる、そのエネルギーの源は何だろうかと思いました。

・・・自分たちはイエス・キリストによって愛されたのだから、いただいた愛を人にも分け与えたいという一念で働いていることを知って、イエス様への関心が高まっていきました。

シスターたちにとっては、講義などを終えて宿舎に帰った後も修行でした。沈黙を守りながら夜中に起きて血だらけになってひざまずきながらお祈りをするような毎日を送っていましたが、それでいてとても明るいんです。いま思うと、シスターたちの姿そのものがキリストを表していたように思います。

彼女たちの真剣さに心打たれたことが、私がシスターになった理由の一つですね。・・・

 

このお話しで、以前鈴木秀子先生から直に先生自身のシスターとしての修行の様子をお聞きした内容を思い出しました。

それは、寝ても起きてもずっと修行で、沈黙を守りながら、ひたすらお祈りする毎日でした。

現在、非常に多くの情報にあふれた真っ只中で、私たちは生活しています。片時でもスマホがないと不安になってしまいます。でも、このようなあふれる情報は、本来の生き方にどれだけ必要なのでしょうか。

ファスティングは食事を制限して感性を高めることができます。同様に、あふれる情報を断捨離することで、別の視点でものごとをとらえることができるようになります。

時に、静寂を味わう豊かな時間を過ごして見ませんか。

 

(参)月刊致知2021年10月号

[ブログ]2021.09.11

なんとか皆さんにブドウをお届けすることが出来ました(^^;

7月にご案内した父が作り続けているシャインマスカットも無事皆様に送り終わることが出来ました。味わって頂いて、少しでも笑顔になって頂ければと思っています。

近年は異常気象が世界規模で頻発し続けている中、今年は長雨で悩まされてしまいました。山梨県内でも今年は天候による不作や病気で、収穫量が大幅に減少しました。私も空いている時間には、ぶどうの棚の下に行き、手入れをお手伝いしました。そして、なんとか皆様に発送できたので、本当にほっとしています。

ちなみに、世界でぶどうは、バナナ、かんきつ類に次いで生産量の多い果物です。1980年代前半までは世界で最も生産量の多い果物でしたが、現在では4位のリンゴに追いつかれつつあります。

世界のぶどう生産量のうち約70%がワイン生産用で、27%が生食用に使用され、残りの2%ほどがレーズン生産用です。世界最大のぶどう生産国は今や中国で、ついでイタリア、アメリカ、スペイン、フランスと続いています。日本はもともと少なく、さらに微減し続けています。

ところで、私はワインが好きです。地元の甲州ぶどうを使ったワインのレベルも高くなり、とても美味しく飲むことが出来ます。その甲州ワインは、少し前までは、やせた土地で、貧弱と言われる甲州ぶどうで美味しいワインが出来るはずがないと思われていたそうです。ところが、日本人の努力でしょう。見事に印象を覆し、欧州でも高評価のワインを作ることが出来るようになりました。そして、その甲州ぶどうの大きな特徴は、さまざまなスタイルを楽しむことができるところにあります。

樽に沈殿する滓(おり)を取り除かずに、その滓とワインを樽内で一定期間接触させる「シュール・リー」という技法のワイン。甲州の辛口タイプの主流として、ミディアムライトなボディ感のある、フレッシュな味わいのワインです。

また、樽で発酵させた後そのまま熟成させるタイプや、ステンレスタンクで発酵後に樽に移して熟成させるタイプなどの「樽熟」タイプは、樽由来のバニラ香や燻香、複雑性のあるミディアムライトボディのワインです。

その他にも、果皮の色素成分やポリフェノール類などが抽出されて、オレンジがかった色合いのワインや、フレッシュで爽快な味わいのスパークリングワインなどもあります。

おすすめは、休日に甲府盆地でのワイナリー巡りです。無料の試飲を楽しむことが出来るワイナリーが多いので、リフレッシュを兼ねて山梨にお越しください(^^♪

また、甲州市勝沼町の「ぶどうの丘」もおすすめです。ブドウ畑が前面に広がる甲府盆地の風景を望むことの出来る立地で、宿泊も出来、なおかつ地元のワイナリーのワイン約180種全ての試飲が1,520円で出来ます(^^;

今、コロナ劇場では変なことをしています。お酒は飲んで仲間と楽しむものであって、手の消毒薬ではありません!早く我に返って欲しと思います。

[ブログ]2021.09.05