スタッフ公式ブログ

2022年02月

人間の生命力はどんだけ~

人間の生命力には驚かされることがあります。

先日、富士高原の倫理研究所で行われた経営者倫理セミナーに参加してきました。その中で、雪が周りに残り、氷の張る道を素足で散策したのですが、初めて20分以上歩きました。

今まで、京都の杏林予防医学研究所の研修会では早朝のアーシングがあり、また、山田豊文先生直々の80日間アーシングの課題もして来ました。確かに、冬場早朝の鴨川の土手を素足で歩くのは辛いものでした。但し、辛ければすぐにシューズを履くことが出来ました。

ところが、今回は長時間で、途中、雪上や氷上の素足はとても厳しいものでした。

しかし、考えてみると、山に住む鹿やサル、野鳥などの動物たちはシューズも防寒具も羽織っていませんが、その環境でも平気です。白くまは、氷や雪の中で暮らしています。

そして、イタリアの登山家ラインハルト・メスナーの例もあります。そのエピソードをご紹介します。

彼は、ヒマラヤ山脈の8000メートル峰14座全てに、酸素ボンベなしで完全登頂するという偉業を成し遂げた史上初の人物です。一般的にはとても生きて戻ってこられないような極めて過酷な状況です。その偉業の裏で彼が行っていたのが、以下のような修行です。

標高1000メートルの凍結した山の斜面を裸足で駆け上がる

朝に冷水のシャワーを浴びる

腹式呼吸(瞑想)を毎日行う

週に1回は断食を行い、肉類は食べない

このような修行僧のような修練が、自然環境への順応性を高め、偉業を成し遂げるような能力開発につながっていくのです。

空海や多くの僧侶が、自然の中での修行を通じて、悟りを開いて行っています。

超能力を目指すのではありませんが、ぬくぬく過ごす怠惰な生活を改め、自然の環境に即した生活により、人の生命力は高まるのです。

人間の設計図である遺伝子は、適度なストレスによりスイッチをオン・オフして、より心身を強靭にしてくれます。この遺伝子には、不思議なことに、酸素が無い場合には、窒素呼吸が可能な遺伝子もあるとのことです。共生している表在菌の助けにもよりますが、不食の人たちや、驚くような自然治癒力を発揮した人たちを見ると、本当に遺伝子の潜在能力に驚かされます。そして、その遺伝子が環境に応じて自由に発揮できるよう、適度なストレス環境に身をおいて行きましょう。きっと、ミトコンドリアも元気に増加して行きます。

早起き、ウォーキング、運動など、体が喜ぶストレスを上手く取り入れて行きましょうね。

 

(参)死ぬまで元気に生きるための七つの習慣

[ブログ/健康法]2022.02.27

ビタミンB6のお話し

ビタミンB6は、他のビタミン同様、様々な代謝の補酵素として働いています。

特に、ビタミンB6は100以上の補酵素として、すべてのアミノ酸の代謝に関与しています。糖原性アミノ酸からの糖新生、アミノ基転移、DNA合成、尿素の生成、ヘモグロビン合成、ホモシステイン代謝の正常化等に働いています。

また、細胞の新陳代謝を促し、発育促進、生殖機能の活性化などの働きをしたり、免疫機能を維持するのに必須です。妊娠中のつわりや、月経前後に現れるイライラや落ち込みなどの、女性特有の症状を軽減する働きもあります。

さらに、神経伝達物質の合成にも関わっています。

ビタミンB6の欠乏症として現れやすいものとしては、貧血、口角炎、口内炎、舌炎、脂漏性皮膚炎、多発性末梢神経炎、痙攣、てんかん発作などとされています。

本来、ビタミンB6は欠乏しにくいビタミンで、活性化されるのにビタミンB2が必要なので、同時かもしくはビタミンB2のほうが不足しやすく、その時には先にビタミンB2の欠乏症が現れます。

菜食主義者、アルコール愛飲家、喫煙者、薬品摂取者は欠乏のリスクが高くなります。

また、ビタミンB6は腸内細菌でも作られるので、抗生物質を服用した場合は、不足しがちになります。

ちなみに、分子栄養学的に、逸脱酵素のASTとALTとの関係で、ALTがASTより2以上の差で低い場合にビタミンB6不足と考えます。

さて、ビタミンB6の不足によって起きやすい症状には次のものがあります。

  • タンパク質合成の低下によるもの・・・食欲不振、体質虚弱、リンパ球や抗体の減少、易感染性、がん免疫低下
  • 神経伝達物質合成低下によるもの・・・神経の過敏、痙攣が起きやすい
  • ヘモグロビン合成低下によるもの・・・貧血
  • アミノ酸代謝異常によるもの・・・動脈硬化、糖尿病、ナイアシン不足

特に、鉄芽球性貧血症、動脈硬化や心臓病の予防、脳の正常な働きの維持、妊婦や授乳婦の健康維持には、ぜひ積極的にビタミンB6を補って下さい。

もともとビタミンB6は皮膚炎を予防することから発見されて、過剰なアレルギー応答を抑えたり、免疫機能を正常化に維持するのに役立ちます。

感染症、花粉症、がんなどには、やはり栄養を見直して、必要なビタミンはしっかりと摂って行きましょう。

[栄養]2022.02.23

ビタミンB2のお話し

ビタミンB2(リボフラビン)は、牛乳から発見されました。ビタミンB2を含むほとんどの食品は、ビタミンB2とタンパク質とが結合した補酵素型であるFAD(フラビンアデニンジヌクレオチド)あるいはFMN(フラビンモノヌクレチド)の2つの活性型の形で含んでいます。

作用としてビタミンB2は、代謝において基本機能を果たし、酸化還元反応を行う多くの代謝に深い関係があります。

脂質の代謝にも関連していて、脂肪燃焼の働きもあります。他、化学物質の解毒や活性酸素の除去にも重要な働きを担っています。

機能としては、成長と生殖を助けます。皮膚や爪、髪を健康にして、口腔内、唇、舌の炎症を和らげます。視力を増進させ、目の疲労を軽減します。

動物性食品から植物性食品まで多くの食品に含まれているのと、体内でタンパク質と結合した形で存在していて急激に体外に出ることはないので、欠乏症の発現はゆっくりしています。ただし、アルコール愛飲者では消耗が大きいのと、消化力が弱った高齢者では欠乏症が現れてきます。

欠乏すると最初に兆候が表れるのは、細胞回転の速い皮膚や上皮組織です。症状としては、口唇炎、舌炎、口角炎の他、鼻の周りや陰部の脂漏性皮膚炎など。また「まぶしい」「涙が出る」「目の灼熱感」「視力低下」「眼性疲労」などの眼の症状も起こります。

その他、皮脂の分泌を調整する作用があるので、欠乏により肌荒れや髪のトラブルなどが現れます。ゆえに「美容(皮膚)のビタミン」と呼ばれています。

偏った食事、ファーストフード、インスタント食品等による慢性的な不足によって、エネルギー代謝に支障が出てくると、成長障害を起こすことがあります。

さて、活性酸素の除去については、グルタチオンペルオキシダーゼという酵素と共に働いていて、有害な過酸化脂質を消去します。過酸化脂質は、動脈硬化や老化を進行させ、発ガン性の疑いのある物質です。ビタミンEが過酸化脂質の生成を抑えるのに対して、ビタミンB2は生成された過酸化脂質の分解を促進します。

ともすれば、有害な食品添加物を取り込むことの多い現代食では、意識してビタミンB2の摂取をして行って下さい。

ちなみに、コロナ対策としてお勧めしている“チョコラBBプラス”にもビタミンB2がしっかり含まれています。

感染症の予防、美容、解毒の機能を持つビタミンB2が愛おしくなりますね。

[栄養]2022.02.19

ビタミンB1のお話し

ビタミンB群は、いずれも生体内において、補酵素として機能して、様々な代謝を助けています。補酵素とは、一般的に酵素に結合して働く低分子量の有機化合物を指し、別名として「コエンザイム」と呼ばれています。

今回お伝えするビタミンB1は、世界で初めて日本で発見されたビタミンで、1910年に鈴木梅太郎氏が脚気を予防する因子として米ぬかから抽出し、1912年にオリザニンと命名しました。

ビタミンB1は生体内でリン酸基が付加されてチアミン二リン酸に変換され、各種酵素の補酵素として、血糖(ブドウ糖)や脂質からのエネルギー産生に働いたり、リン酸基がもう一つ結合したチアミン三リン酸として、神経伝達に関与しています。

ビタミンB1欠乏症としては、心不全、末梢神経障害(ウェルニッケ脳症:意識障害、精神障害)等があります。心不全によって下肢がむくみ、神経障害によって下肢のしびれが起き、これを「脚気」と呼びます。心臓や筋肉はATPを大量に必要とする臓器で、ATP欠乏症状は多くの臓器で起こりますが、心臓は特に強い症状が現れるのです。心臓が悪くなると、動悸や下腿の浮腫に続いて、呼吸困難などの心不全の症状が出て来て、死亡例もまれではありません。

繰り返しますが、ビタミンB1は特にエネルギー通貨であるATPを作り出す過程において重要な働きを担っているので、不足するとエネルギー不足の症状である、疲れやすい、だるい、憂うつ、物忘れ、イライラ、食欲不振、吐き気などが現れます。また、神経伝達機能の低下では、四肢のしびれや痛み、麻痺が現れます。ビタミンB1がないと、クエン酸回路が回らずに、乳酸になってしまうのです。

現在、ビタミンB1欠乏の一番の原因は、甘いもののとり過ぎ(糖質過多)で、また、アルコール愛飲者では欠乏のリスクが高くなります。

そして、アルツハイマー型認知症や糖尿病患者さんでは、ビタミンB1の血中濃度の低下が見られています。

ビタミンB1は、全粒穀物、オート麦、雑穀、野菜、種子、豚肉、ビール酵母などに含まれています。

ちなみに、にんにくにはビタミンB1のチアミンとチアミンの吸収を助けてくれるアリシンが結合したアリチアミンの形で存在しています。このアリチアミンはビタミンB1の吸収利用には非常に有用な物質ですが、にんにく臭があります。そこでにんにく臭がしないように合成してできたのが、栄養剤のアリナミンに配合されているフルスルチアミンです。

さて、プラズマ療法で疲労が摂りづらい方は、ぜひ、栄養の取り方やビタミンの摂取も考えていきましょう。

 

[栄養]2022.02.16

西原克成先生が伝える「病気にならない3原則」

今回は、日本免疫治療研究会会長・医学博士の西原克成先生と東洋医学・開業医の田中保郎先生共著の「病気の8割は腸とミトコンドリアで治る!」(ヒカルランド)より、病気にならない3原則をご紹介します。

西原克成氏は、口呼吸をしたり、冷たいものの飲食により白血球細胞の中にばい菌が入り込んで体中にばらまくことでさまざまな病気を引き起こしていると提唱されています。

田中保郎氏は、パーキンソン病やアルツハイマー病は腸から起こっている病気だとおっしゃっています。「考根論」を提唱し、腸が植物でいうところの根っこにあたり、腸を整え、元気にすることで多くの患者さんを救っています。

さて、病気にならない3原則は次の通りです。

 

  • 腸を冷やさない(冷たいものを止める)
  • 骨休めをする(睡眠をよくとる)
  • 口呼吸をしない(鼻呼吸をする)

 

がんは腸内微生物の多重複合感染で、ミトコンドリアの働きのうち細胞分裂や細胞増殖、リモデリングを行う機能が変調をきたしたときに発症します。ミトコンドリアは細胞機能の全てを担っています。ミトコンドリアは、一つの細胞にだいたい800~3000粒いて、お互い関連し合って全身のすべての器官と連絡を取っています。

私たちの超多細胞の多臓器生命体が、統一個体としての制御システムを持っていることで上手く動くことができるのです。

しかし、口呼吸をして、腸を冷やすと、腸からクラミジアからヘルペスなど、いろんなウイルスが細胞の中に入って、細胞分裂を制御する部分がやられてしまいます。これを「細胞内感染」と言います。1世紀も前に、ドイツの生化学者オットー・ワールブルクは「細胞呼吸の変調(ミトコンドリアの変異)ががんの大元である」と言いました。この細胞内感染については、おいおい理解を深めていきたいことろです。

ちなみに、口呼吸が原因となる病気を一部ご紹介します。

(以下の病気の原因が、すべて口呼吸とは限りません)

脳:偏頭痛、うつ病、統合失調症、発達障害、多発性硬化症、てんかんなど

目:網膜症、シェーグレン症候群、緑内障、白内障、ドライアイなど

内耳:耳鳴り、難聴、メニエール病

鼻・のど:鼻炎、扁桃炎、副鼻腔炎

肺:喘息、気管支炎、間質性肺炎など

甲状腺:橋本病、甲状腺炎

消化器:腸炎、胃炎、クローン病、胃潰瘍

皮膚:皮疹、湿疹、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹

関節:リウマチ、関節炎、白血病、痛風

すい臓:糖尿病、すい炎

骨髄:再生不良性貧血、血小板減少症、骨髄異形成症

泌尿器・生殖器:膀胱炎、前立腺炎、子宮筋腫、内膜症、不妊症

 

とにかく、無理せず体を冷やさない生活をして、鼻呼吸を意識しましょう。そして、ミトコンドリアの働きを応援するプラズマ療法をぜひご体験下さい。

[健康法]2022.02.13

子ども達にワク〇んを打たせるのはどうでしょう?

先日、地方紙の新聞広告に「お子さんやお孫さんにワク〇んを勧める前に」と題した意見広告が一面に掲載されました。

「厚労省ホームページから「未成年接種」を考える」という副題で、今までの臨床試験中のワク〇んの安全性への疑問に、今までの治験データから明確な指針をしめした素晴らしい内容でした。

本来、治験では、そのメリットとデメリットをしっかり説明して同意の上で行われる必要があります。しかし、今回のコ〇ナ禍においては、大手のマスメディアを使って恐怖を煽りつつ、メリット偏重で、中身の成分も含め安全面で問題のあるものを打たせるのが目的であるかのような流れで打ちまくっています。

そのような中で、今回の意見広告では、株式会社ゆうネットの勇気ある行動にとても感動しました。

その代表取締役堤猛さんの“決意表明”を要約してご紹介します。

 

・・・本当の目的、それは世論を変えることです。・・・実際に世論を作っているのは、政治家や経済人や知識人、著名人や報道機関の上層部等の、発信力が強く社会的影響力や指導力もある、ごくごく一部の人達です。

・・・彼らの大半は意外なことに、まだワク〇んの危険性を分かっていません。だからまず、彼らが日頃読んでいる新聞の中で「意見広告」に触れてもらい、子どもにワク〇んが必要ないことを分かってもらうのです。

・・・1紙でも多くの新聞に意見広告を掲載することが、日本の子ども達を守る最も有効な手段であると私は確信しています。・・・そして皆様もお感じの通り、この予兆はすでに見え始めています。・・・

 

こうして2022年2月8日(火)の時点で、累計1億7千万円以上の寄付が集まり、現在、地方紙では29社/49社と59%ほど掲載されました。多くの方々が、異常なコ〇ナ禍の対応と非常識なワク〇んに気づき、子ども達を守っていこうと立ち上がったのです。

それは現在、大人だけではなく、将来を担う子供たちにも安全性に問題のあるワク〇んを打ち始めたからです。

意見広告は、厚労省がホームページで伝えている事実をありのまま伝えているだけですが、未だにその「事実」を報道機関(テレビ局など)が伝えようとしない内容です。

それは、ワク〇んによって既に未成年者の接種後、重篤者387人、後遺症8人、死亡者5人出ていることです。それまで、コ〇ナ感染で死亡した健康な未成年者はただの一人もいないし、重症化もほとんどしていないにも関わらず、にです。

今までの大人の治験だけで、十分“薬害”相当です。

「思いやりワクチン」「親孝行ワクチン」「大切な人を守るために」ではないのです。

ぜひ、事実を知って、賢明な行動を選択して下さい。そして、子ども達を守って行きましょう。

 

(参)株式会社ゆうネット意見広告

愛のホルモン”オキシトシン”の分泌を促すプチ瞑想を取り入れよう!

私たちの脳内ホルモンの一種に“オキシトシン”というホルモンがあります。このホルモンは、間脳の視床下部から分泌され、心を幸せに満たしてくれる働きがあり、「幸せホルモン」とか「愛のホルモン」とか呼ばれています。

オキシトシンは、体の健康にも効果を発揮して、ストレスの負担を軽減したり、高血圧や認知症の予防や体の痛みを抑えたりします。

このオキシトシンの分泌を促すポイントは、心地良いと感じる刺激を与えることと、人と交流することです。具体的には、美しい風景を心地よい音楽を視聴したり、美味しいものを食べたり、人とのスキンシップを楽しんだりすることです。

そして、一人でも気軽にできる五分間ほどのプチ瞑想もオキシトシンの分泌を促します。

この瞑想は、他人の幸せを祈り続ける「利他と感謝(慈悲)の瞑想」です。元々チベット仏教の瞑想法ですが、近年欧米の心理学者がLKM(Loving Kindness Meditation)という瞑想法を確立して、慢性の痛みや不安・怒りの軽減に役立てています。

ダライ・ラマ法王は、「他人を幸せにしたければ、他人を思いやりなさい。自分が幸せになりたければ、他人を思いやりなさい」と説いていますが、他人を思いやること(利他)でオキシトシンの分泌が増え、かえって自分が幸せになれるからです。

瞑想の方法は、以下になります。

 

姿勢は、仰向けに寝たり、椅子に座っても座禅を組んでも良く、目を閉じて息を吐く時間を長めにとって、ゆっくりと腹式呼吸を行います。

・その時に、自分の大事な人(子供やパートナー、両親など)を思い浮かべ「その人が幸せになりますように」と、毎日五分間、1~2週間祈り続けます。

・次の段階では、もう少し離れた人(友人や昔の同級生など)を思い浮かべて、その人が幸せになりますようにと、五分間、同じく1~2週間祈り続けます。

・次に、日常で出逢う知らない人(お店ですれ違った人、いつも使う駅の駅員さんなど)を思い浮かべて、その人が幸せになりますようにと、五分間、同じく1~2週間祈り続けます。

・最後は、自分の嫌いな人や苦手な人を思い浮かべて、その人が幸せになりますようにと、五分間、同じく1~2週間祈り続けます。

ここまでが一連の流れです。

 

以上のようにしっかり祈るだけでも効果がありますが、利他の心で何かを行うことは、オキシトシンの分泌を高める上でやはり有効です。

公園や道端のごみ拾いやトイレ掃除、ボランティア活動です。このような活動をすると、人は元気になり、長生きしやすいと報告されています。

現在、コロナ禍で、リモートワークやソーシャルディスタンスなどの新生活様式により、人との距離が遠くなり、不安が増大しています。しかし、オキシトシンの分泌が増えれば、不安や恐れが軽減し、心が落ち着き、安心できるようになります。

さらには、他人の幸せと自分の幸せが矛盾しないことに気づけるようになり、朗らかに安らかに笑顔で毎日を過ごせるようになるでしょう。

ぜひ、オキシトシンを活かして幸せな日々を過ごしていきましょう。

 

(参)人のために祈ると超健康になる、月刊致知(R4.2月号)

[ブログ/瞑想]2022.02.06

船井幸雄氏の”幸せに生きるための「法則」と「ルール」(後半)

新年のご挨拶のときに伝えた、船井幸雄氏の”幸せに生きるための「法則」と「ルール」”の後半をお伝えします。悩みや病気、災難などの苦難から幸福をつかむ知恵として心の中で反すうして見てください。

 

〇人間の役割と正しい生き方

  • 人間は地球と地球上のすべての存在を、より良い方に成長させる使命を持って、人として生まれてきた。
  • この使命を果たすために、人間は終生、勉強し、アタマを良くする努力が必要です。
  • また、人間は、理性的に生きる努力も必要です。
  • アタマを良くし、理性的に生きる努力を続け、使命(地球と地球上の存在を良い方に成長させること)に取り組めば取り組むほど、人間はその本質である魂を成長させられます。(近年「地球や宇宙を救うために生まれてきた」という目的を話す子供たちが増えて来ています)
  • 「魂が成長すればするほど、運がつき、人相がよくなり、明るくなり、健康になり、幸せに生きられる」ようにできているようです。

〇人財

自分を活かし、周囲を活かすことのできる人。そのためには、

  • 長所伸展、
  • プラス発想、
  • 勇気、
  • 至誠・慈愛、
  • 自由

 の癖づけが必要。

〇人財づくり、10のコツ

  • 希望を与え、プラス発想させる
  • 納得できる方向づけをする
  • 長所を引き出し、活用する
  • 褒める
  • できるだけ任せる
  • 話を聞く
  • 具体的な目標を示す
  • (自分が責任のとれる範囲内で)したいことをしてもらう
  • 差別しない
  • だれからも学び、感謝する

〇人間の成長とは、人間性を高めること

人間性が高まると、

  • 批判したり否定しなくなり、すべてを受け入れ、包み込めるようになる
  • 嫌いなことが少なくなり、どんなことも好きになれる。他人の欠点、短所も気にならなくなる
  • 不平不満が減り、すべてを肯定し、感謝できるようになる
  • こだわりがなくなり、あけっぱなしになり、精神的にすこぶる自由になる
  • 差別したり、区別したりしなくなり、どんなものも大事にし、融合し、一体化できるようになる
  • 脅したり、心配させたり、他人の足を引っぱったりしなくなる
  • 自他の長所に気がつき、それを伸ばすようになる。自主的になる
  • 人相がよくなり、約束を守り、他人から信頼されるようになる

〇正しく生きるために心がけること

  • 地球と地球上のすべての存在に責任があることを知って、これを思考と行動の基準にする
  • すべての存在を大事にする
  • 常に勉強し、アタマを良くする
  • 意志力を強め、良心に従い、良いことをやり、悪いことはやめる
  • 常にプラス発想する
  • 人間性の向上に、常に努力を傾注する
  • 良い世の中をつくるために常に努力をする

〇正しい生き方の具体的手法

  • とりあえず、運をつける。そのために、「長所伸展法」「良心法」「親身法」
  • 効率的に勉強し、実現を確信できる夢を持とう
  • 本物化しよう
  • 「マクロの善人間」的生き方をしよう

〇「マクロな善人間的」生き方

  • 自慢しない、謙虚
  • 否定しない、欠点指摘しない、悪口言わない
  • 自他を同じように見て、行動できる
  • 周りを蘇生化し、明るくさせ、楽しくさせる
  • 常にあらゆるものから学ぶ
  • 不要なことをしない
  • シンプルである
  • 質素である
  • 与え好き
  • 良心に従う

私もまだまだ未熟で、何度でもこれらを見ては反省しきりです。

すぐカッとなったり、人に迷惑をかけたり、自暴自棄になったり、落ち込んだり。でも「人間だから」。そんな人こそ、皆、”伸びしろ半端ないです”。いろいろな縁がありますが、自分のペースで、少しずつ成長して行きましょう。