スタッフ公式ブログ

しっかり水分を摂って暑さ対策をしましょう!

日本中で厳しい暑さが続いています。

快適に過ごすために、室内の温度や湿度の管理も大切ですが、水分をしっかり摂って体内環境に気を配ることも大切です。

暑いと体温を冷ますために血液は体表に多く分布してしまい、胃腸などの内臓への血流は相対的に減少します。すると、胃腸や肝臓などの機能が低下するので、消化力が弱くなったり、解毒力も低下してしまったりします。そのような状態で、冷たい飲み物やアイスなどを飲食すると、余計に内臓の働きが低下してしまいます。すぐに、お腹が痛くなったり、下痢したりして具合が悪くなります。

そして、摂った水分の代謝も悪くなるので、体内の水分の偏在が起き、むくんだりして体が重くなったり、だるくなったりします。

また、暑い中での作業やスポーツなどでは、体内の水分が汗などで過剰に排泄されて脱水状態になり、熱中症を引き起こしてしまいます。血液が濃縮されることで、血栓ができやすくなり、脳梗塞などの塞栓症のリスクも高くなります。

ですから、しっかり水分を摂って行きましょう。

当然、その水はプロトン水などの機能水であれば最高です。普通の水が細胞に入って利用されるまでに4時間半と言われていますが、プロトン水では数秒です。点滴並みの速さでしょう。

ですから、激しい競技スポーツの世界で秒速で吸収してくれるプロトン水がオリンピックやパラリンピックにおいて採用になっているのです。

ちなみに、水は本当にバカに出来ません。

簡単におさらいしますと、水は血流を良くして、老廃物を排出してくれます。お通じを良くします。リラックス効果があります。体温調節を適切に保ってくれます。

プロトン水なら、おならが臭くなくなり、自身のお通じが水に浮く状態がその人の適量になります。重い病気の人であれば、最初は1日3~4リットルから始めて見ると良いでしょう。そして、お通じが水に浮く良い状態で、個人差はありますが、だいたい1日2リットルくらいに落ち着きます。ただし、この暑い時期にはもっと多く摂ると良いです。

また、漢方薬の五苓散もお勧めです。

以前にもお伝えしましたが、この五苓散は猪苓、沢瀉、蒼朮、茯苓、桂皮の五つの生薬で構成されていて、利水止瀉、消腫の効果があり、一般的には“口渇、尿不利”に用いられています。

五苓散は、水分の代謝を整えてくれて、体内の水分の偏在を解消してくれます。代謝が悪くなって水分が滞っていれば、その水をさばいてくれますし、水分が不足しているところには潤いを保つように水分を持ってきてくれて機能を高めてくれます。

ですから、このような蒸し暑い時期に予防で五苓散を服用しておくと、過剰な脱水を防ぎ、熱中症や脳梗塞のリスクを下げてくれて体調を維持してくれます。スポーツであれば、熱中症の予防とパフォーマンスを維持するのに役に立ちます。

また、普段室内での仕事が多い方でしたら、暑い環境に出る前に、体調管理を目的に五苓散を利用して見てください。

ただし、このように暑い時期は、胃腸などの内臓機能が低下しやすい時期なので、養生として、冷たい飲み物やアルコールの過剰摂取は避けて、こまめに常温の水分補給を心がけて過ごしましょう。

ちなみに、夏バテで食欲も落ちてぐったりする状態では、気を補う生薬の“人参”や“黄耆”が入っている「清暑益気湯」、さらに憂うつや心労があり睡眠の質の低下があれば「清心蓮子飲」がお勧めです。

上手く、漢方薬やプロトン水を利用して見て下さい。

[ブログ/健康法]2023.07.19

コロナワク〇ン、現代医療、ヤバくないですか?

世界中を巻き込んでのコロナ騒動を起こしている犯罪者らは、現在ウクライナで戦争をしています!

とにかく、人の命よりも「今だけ、金だけ、自分だけ」の横暴な生き物(人と書きたくない)です。今、世界中でこの構造に気づき、新たに動き始めている気配を感じます。

今まで、コロナ騒動で画策されたワク〇ンに対して、多くの心ある方々が伝えてくれていました。大手のメディアやマスコミが彼らの配下なので、何度も消されながらのSNS発信や著書等です。これらを読み、学ぶと、どれだけひどいのかということがつくづく分かります。

ほんの一部をご紹介します。

「ノルウェーにおけるファイザー製遺伝子ワク〇ン接種後の死亡率は、同国の交通事故死亡率の35倍以上の確立です。」

「ジブラルタルでのファイザー製遺伝子ワク〇ン接種後の死亡率は1%、なんと100人に1人の致死率でした。しかも、同国のコロナ感染関連死亡率は0.05%だったので、ワク〇ンの破壊力は、感染死亡率の20倍でした。」

「今までのワク〇ンという臨床試験の結果、感染を防ぐことはなく、しかも重症化を防ぐというエビデンスもありませんでした。」

さて、現代医学ではがんに副作用の深刻な抗がん剤を使いますが、今まで理解できたことで、コロナ遺伝子ワク〇ンを健康な人に接種するのは、ちょうどこの抗がん剤を健康な人に投与するのと同じことになります。軽い風邪の予防に抗がん剤を希望する人がいるでしょうか。

現在の医療システムは、完全に魂を売り渡し、ビッグファーマやそれと回転ドアの政府当局、そしてそれを上から支配する病気投資家(disease investor)たちの“ダークマネー”に浸ってきました。病気投資家とは、慈善事業と称して税金のかからない財団から、医薬品やワク〇ンに投資して莫大な収益を上げている権力者のことを指します。その典型例が、ロックフェラーによる医薬品パテントとビル・ゲイツによるワク〇ンパテントです。彼らの投資は、税金控除されています。彼らは、20世紀に入ってから健康の概念を大きく変えました。彼らが行ってきた以下のことを、ぜひ知っておいてください。

・老若男女に病気を拡散した(ジャンクフード、ワク〇ン、医薬品、電磁波など)

・医療の倫理やモラルを利益相反(医師や研究者に利益を供与する)によって徹底的に破壊した

・良識のある、あるいは能力のある独立した研究者を徹底的に排除した

・慢性病を持つ、薬依存社会を作り上げ、人口削減および思考できない従順な労働者を大量生産した

・税金を病気投資家へと移転した

健康とは本来は、生命力を遺憾なく発揮できている状態のことで、慢性病を抱えていない状態とも言えます。この定義を病気資本家は「医薬品やワク〇ンで管理している状態」に完全に塗り替えてしまいました。そして、彼らの根底にある優生思想を具現化することが可能だからです。慢性病から不妊、寿命低下、死亡と人口削減が可能になるからです。

ぜひ、彼らの手の内を知って自身や家族、友人の命を守って行きましょう。

 

(参)ワクチンの真実

人は自然物、ナチュロパシー的医療が合っています!

人間は自然物であり、役目があれば生、役目が終われば死という自然淘汰を与えられます。

この教えは、東洋思想的考えであり、ナチュロパシー(自然療法)の基本だと思います。

医療は5つに分類されますが、一番歴史が古くというか、生物として本能的な体調維持や回復法からのベースの療法がナチュロパシーになります。

一方で、末っ子、五番目の療法が、薬物療法中心のアロパシー(現代医療)になります。現代では、経済的な後押しと権威主義の構造により、アロパシーが末っ子のわがままぶりを発揮しています。

未熟な末っ子のやりようが良く理解できる事象が、ストライキや倒産により病院が機能しない時期ほど健康で寿命が延びたイスラエルや夕張市の例が有名です。

また、コロンビア大学教授の25年間の調査では、手術、抗がん剤、放射線治療を行った癌患者の平均余命が3年なのに対して、経済的理由で3大療法を行えなかった人や拒否した人の平均余命は12年半でした。

そして、末っ子の横暴は、現在最悪な状況にあるように思えます。

前回でもご紹介した優生思想の流れで、細菌が病気の大本であり、遺伝が病気を決めているとする病原体仮説と遺伝子決定論を振りかざして、世界中の人々を恐怖と混乱に貶めているコロナ騒動です。

WHOなどが音頭を取り画策したコロナ騒動です。人々を恐怖で分断し、得体の知れないエキスのお注射や消毒・殺菌です。がん治療でも効かないと分かっていて、なおかつ造がん剤だと理解されている抗がん剤をガイドラインで主軸に据えて使用させています。

病気は、間違った生活習慣や食事、心などが引き起こしたもので、それに気付かせてくれるサインです。その病気の現場の悪環境に発生した細菌が大本ではないのです。動脈硬化の現場に多いコレステロールが悪玉ではないのです。火事現場にいる消防士が火事の原因ではないですね。

好きなナウシカのセリフをいつも出すのですが「きれいな水と土では腐海の木々も毒を出さないと分かったの。・・・汚れているのは土なんです。」

水は知恵を象徴し、土は経済を象徴しています。さまざまな環境悪化とそれを引き起こしている経済活動や考え方が大本だと思っています。

病気治療の基本は、生活習慣、食事、心のあり方の改善です。それをないがしろにして、考え方ややり方の順位を知らないアロパシーに任せっぱなしは、与えられた命に対して失礼です。

生かされたことに感謝して、明朗、愛和(明るく朗らかに、皆と仲良く)で過ごして行きましょう。ふんわりとやわらかで、何のこだわりも不足もなく、澄みきった張りきった心を持ち続けて行きたいものです。

 

(参)森愛の響きVOL.18

[がん/ブログ]2023.07.12

優生学と現代医療とのつながりを考えてみましょう!

優生学・優生思想(eugenics)は、ギリシャ語の「eughenos」が語源で、“eu”は良いという意味で“ghenos”は出産という意味です。19世紀末から多くの先進国で受け入れれてきた考え方で、進化論と遺伝学を人間に当てはめ、人間も遺伝的に心身の優れたものを掛け合わせて優れた子孫を残していこうとする思想です。このような思想の源流は、古代ユダヤ思想である「選民思想」やキリスト教の「予定調和」にありますが、哲学者のプラトンは「理想的な統治機構を維持するためには、優生思想に基づいた生殖システムを樹立しなければならない。」と主張していました。

そして、このプラトンの思想は、進化論や自然淘汰で有名なダーウィンの親戚のフランシス・ゴールトンによって、1863年に「優生学」として理論化されました。その趣旨は、適格とされる人種が世界を支配して、より不適格な人種を適切な手段(生殖のコントロール)で淘汰することを促進することとしています。皮肉なことに、自分が優勢な人種だと考えていたゴールトンは、生涯を通じて病を患っていて、上流階級の妻との間には子宝に恵まれませんでした。

その後、アメリカでは、ロックフェラー財団の支援を受けたチャールズ・ダベンポートの「人種改良学」(1911年)が大学の教科書として何年にもわたって使用されてきました。彼の趣旨は、最も能力の劣る者(梅毒などの感染者、てんかん患者、知的障害、先天性奇形、視聴覚障害者など)を下位10%について血統を絶やそうと提案していました。当時、米国各州では、強制不妊手術を可能にする断種法が相次ぎ制定されました。米国では第2次大戦までに、少なくとも6万人以上の人を強制不妊や安楽死させています。

ちなみに、ナチスドイツも米国の優生思想および政策を参考にしていました。

日本では、優生保護法の下、第2次世界大戦以降も断種を本人の同意なしに行った唯一の国家で、約1万6500人の女性が犠牲になりました。

そして現在、具体的なエビデンスも定義もない“公衆衛生(健康)を脅かす”という理由でワクチンの強制施行に近いことが起こっていました。

どういうことかと言いますと、特定の病原菌と遺伝はある病気の原因であるという要素還元主義的(近視眼的)な点に集約されるからです。

実際、優生思想は環境の影響の否定、そして病原体仮説は宿主の体調の影響の否定と、いずれも「環境要因を排除する」という意味では同じだからです。ワクチン接種や消毒・殺菌と強制不妊は同列と見なし、ワクチンや消毒・殺菌は病気を防ぎ、断種は人種の墜落と退化を防ぐと考えているのです。

その実例が、コロナ劇場で行われた社会隔離やワクチン、殺菌・消毒でした。

しかし、病気というのは環境や体調によるものであり、遺伝で決まるのはほんの一握りです。その遺伝病の方も、決して不適格者でも劣者ではありません。

病気の多くは、貧困・飢餓・極端な経済格差・不衛生から来るもので、病原体仮説ではこの現実問題を覆い隠すことのできる為政者に都合の良いものになります。

この病原体仮説と優生思想の現代版が「遺伝子決定論」であり、環境や経済格差などの人工的な社会問題を、さらに遺伝子へ責任転嫁したものです。

1990年にスタートした「ヒトゲノムプロジェクト」で2003年にヒトの全ゲノム解析が終了し、結果、優生思想家たちの期待に反して、ほとんどの人種間の遺伝子の差(99.8%は同じ)がないことが判明しました。

にもかかわらず、優生思想を利用している為政者は、分子生物学や遺伝子学を駆使して、ワクチンやがんビジネスで富の集中にまい進しています。

 

(参)ワクチンの真実

ファスティングで心身の健康を取り戻しましょう!

ファスティングとは、病気の回復や苦行のような“断食療法”とかと違って、病気の回復のサポートの部分もありますが、基本的には健康な人が精神力や集中力をより高めたり、より健康を目指したりするものです。

お勧めのファスティングは、一定の栄養素を摂りながら、余分な体脂肪を燃やし、体内に蓄積された有害物質や老廃物を排出して血液循環を改善したり、免疫機能を高めたり、細胞環境を整えたりするためのものです。

特に、細胞には自食作用(オートファジー)と呼ばれる浄化システムによって、常に細胞環境が整うように働いています。

しかし、食べ過ぎや飲み過ぎ、喫煙、寝不足、ストレスなどの生活習慣の悪化により、細胞環境の改善の働きが間に合わないことがあります。このような状況では、益々有害物質や老廃物は蓄積される一方です。

そこで、ファスティングをすることで細胞内の整理整頓を行う各細胞内器官の働きがスムーズになり、私たちの身体がリフレッシュされて真の健康を取り戻して行きます。

このファスティングの効能には様々あり、以下にご紹介します。

  • 臓器を休ませ、働き過ぎの内臓をリフレッシュします。
  • 大腸にこびりついていた宿便を取り除いて、大腸内をきれいにします。
  • 肝臓がリフレッシュされることで、代謝がスムーズに働くようになります。
  • 毒物や老廃物が排泄されて、体内環境が良くなります。
  • 酸化、炎症体質が改善され、余分なコレステロールを追い出します。
  • 血液がサラサラになり、きれいになります。
  • 体脂肪を燃焼させ、代謝が活発になり、理想の体重を保ちます。
  • 感覚が敏感になり、食べ物がおいしく感じられるようになります。
  • 免疫のバランス力が整い、アレルギーの体質改善になります。

ちなみに、欧米ではがんの治療にファスティングが利用されています。細胞の壊死をくい止めたり、抗がん剤の副作用を軽減したりする目的です。

ただし、自分勝手にファスティングを行うと体調を崩すこともあります。

当サロンでは、きちんとファスティングを学んだファスティングマイスターが、直接又はZOOM等で丁寧に指導しながら行っています。

体内の代謝の改善を図って、さらなる健康のために、どうぞご体験下さい。

先日、都内で「堤未果のショック・ドクトリン」出版記念講演会に行ってきました。

堤未果氏は9.11の体験から、裏でうごめく世界の仕組みを画策する動きに気づき、国際ジャーナリストとして各種メディアで幅広く発信をされています。

私は、9.11を見た瞬間に「パールバーバーだな」と気づき、その後もいろいろありますが、さらに今回のコロナ騒動も分かっていたので、堤未果氏の活躍を大いに応援している一人として参加して来ました。

今回は、やりたい放題にさまざま仕掛ける勢力にコントロールされている現政府から、いかに身を守るのかという具体例をお聞きしたいと思っていました。

その前に、仕掛ける方法である本題名の“ショックドクトリン”についてお伝えします。

これは2007年、ナオミ・クラインが紹介した造語で、テロや戦争、自然災害、パンデミック、金融危機、食糧不足、気候変動など、強いショックで国民がパニックで思考停止している隙に、通常なら炎上するような新自由主義政策(規制緩和、民営化、社会保障切り捨ての三本柱)を猛スピードでねじ込んで、国や国民の大事な資産を合法的に略奪し、国際金融資本家が大儲けするという手法です。いわば“火事場泥棒”です。

コロナ騒動では、世界中で恐怖を煽り、人々を分断し、効かないワ〇〇〇で儲けよう、人口〇減しようというカラクリです。

現在ではロシアを引きずり出して始まったウクライナ戦争においては、イラクの二の舞で、国際資本企業がウクライナの豊かな土地を奪い始めて草刈り場とし、さらに復興事業を手ぐすねを引いて待っています。

そして、国際金融資本家が次から次へと繰り出す強欲な手に気づいて行くには、違和感のアンテナを磨くことです。そのチェック内容は主に次になります。

メディアが横並びで一斉報道/コメンテーターの論調がみな一緒/ワイドショーやSNSが騒いでいる間に、国会で新しい法案または法改正が可決していた/前から反対や批判があった計画が一気に強行された/ショック期間に急に決まった新しい法律、政治事業で巨額の利益を得た人・企業がいた/反対意見や疑問が出ると「陰謀論」「差別主義」など、内容でなく「人」にレッテルが貼られる/反対意見や疑問を投げかける動画がYouTubeやSNSから削除されていた/恐怖や不安が先に煽られ「国民のため」という名目で言論統制・監視体制が導入された/「外国では」「国際社会では」と一方向に誘導する報道が増えた/ファクトチェックしているのが利害関係者/大多数が信じていたり、正しそうに見えても、なぜかモヤモヤする(重要です!)

さて、「今だけカネだけ自分だけ」の強欲資本主義者の仕掛けが益々大規模に、多面的に、そしてスピーディーになっています。

そこで今回の堤未果氏が提案している“ショックドクトリン対策”です。

まずは、筋トレのように、先程の違和感という直感を磨き続けることです。溢れる情報に翻弄されないように、時に情報オフの時間を取り、五感を再起動することです。そして、ショックドクトリンでは、誘導したい一つの選択肢を早く選んで欲しいので、あえて減速して、他の選択肢がないかゆっくりと考えることです。堤未果氏は京都人の視点でと言っていましたが、つまり、長い時間軸で物事を考えてみることです。そして、時間稼ぎをすることです。

ゼロかイチかという二者択一で考えないことです。分断すればするほどショックドクトリンはしかけやすいのです。大切なのは、正しさよりやさしさで選びましょう孤立しないよう人と食事したり、会話したりして、よく考えてみて、モヤモヤするなら一抜けしてみる

このような対策が有効であると話されていました。

私も東洋医学と同時に“人間は自然物である”という東洋哲学、自然思想を学ぶ中、益々違和感が続いて、気づけるようになって来ました。

ゆっくり呼吸をして、ゆっくり食事をとり、せかせか働かないで、皆と仲良く過ごし、自然を愛で楽しみ、心豊かに過ごして行きたいですね。

[ブログ]2023.06.28

各種細胞から分泌されている”マイクロRNA”は細胞間の伝令です!

体の各細胞同士のコミュニケーションツールにはさまざまな物質があり、細胞間を飛び交っています。それらには、エクソソーム(Exosome;膜小胞(エキソソームとも呼ぶ))やインターロイキン、Wnt(ウイント)などのタンパク質があり、その中で特にがんとの関連で注目されている“マイクロRNA”についてお伝えします。

このマイクロRNAは、細胞から分泌されるエクソソームに含まれています。エクソソームは、がん細胞から分泌される情報伝達物質で、その中にはマイクロRNA以外に核酸、各種酵素、ヒートショックプロテインなどの各種タンパク質などを内臓しています。

がんは遺伝子変異が蓄積されて無秩序に増殖を起こしたものではなく、計画的に増殖、浸潤、転移を起こし、生き残り戦略を展開しているのが研究で解明されていて、その戦略物質の一つにマイクロRNAがあります。

マイクロRNAは、一般に20~25mer(マー;1merは1塩基対)の長さを持つ一本鎖のRNA(リボ核酸)であり、その種類は2000以上が確認されています。マイクロRNAの指標はmRNA(メッセンジャーRNA)であり、その遺伝子発現を調節しています。つまり、遺伝子の本体であるDNAに書かれているタンパク質の情報がmRNAに転写され、それが核から細胞質に出て行って、そのmRNAにマイクロRNAが結合することによって、タンパク質への転写が抑制されるようになっています。

また、マイクロRNAの設計図がコードされているのは、DNAの中で一般のタンパク質の設計図がコードされていない部分であり、以前は“ジャンクDNA”と呼ばれていた領域で、生命の奥深さを本当に感じます。

そして、マイクロRNAは遺伝子の転写後の発現調節に関与していて、DNAのメチル化やヒストンのメチル化やアセチル化による転写前の発現調節も含めて、エピジェネティックにタンパク質の発現を調節しています。このような多重の調節機能も生命の営みの深遠さと言えるでしょう。

さて、このマイクロRNAはこれまでの研究により、特定のがん細胞により発現量が増加しているものと、減少しているものがあることが分かっています。そして、ただ一つのマイクロRNAが標的にしているmRNAの種類はかなり多く、例えばmiR520dでは、なんと8000種類以上と推定されています。ヒトの遺伝子の総数が21,787個しかないことを考え合わせると、一つのmRNAを複数のマイクロRNAで制御し合って調節している様は、つくづく生命現象の複雑さと奥深さに驚嘆せざるを得ません。

そして、このmiR520dはマウスでの導入実験で、がん細胞を正常幹細胞に変換するということをしています。

このことは、がん幹細胞の遺伝子は正常であり、計画的にがん細胞を生み出していたことを示唆しています。さらに、がん細胞は環境改善により正常になることをも示唆するものです。

がんは細胞環境の悪化によるものであり、その改善によりがんは正常にもどるのです。

がんになるとショックで辛い事ですが、心と生活のアンバランスや生活習慣、人間関係など、いろいろな意味でずれているということを知らせてくれているメッセージなのです。

アメリカのがん抑制効果のある食品「デザイナーフーズ」をしっかり摂って行きましょう!

デザイナーフーズ計画は、1990年代に米国国立がん研究所(NCI)で「果物、野菜などに含まれるがん予防に有効な天然の化学物質で強化された食品を作る」ことを目的として2000万ドルの予算規模で発足されたプロジェクトです。実はこの前、1970年代後半に、上院議員だったマクガバン氏が連邦政府及び議会に提出した一連のレポートを総称したもので、その中で「食習慣を変えない限り、肥満人口が増え、多くの国民ががんになる。その結果、国民医療費の増大により国家は破産する」と警告されていました。

その中に、果物や野菜を積極的に食べることが必要であると報告されていて、それを受けての計画になるのです。

計画では、過去10年間の疫学調査の中でがんの予防効果を示唆する研究報告がある約40種類の食品を集約したもので、より有効だと認められるものから順に上からピラミッド型に配置しました。

この上位の野菜は、ニンニク、キャベツ、大豆、ショウガ、セロリ、人参などで一般になじみの深い食品がほとんどです。

これらの食品には、がんを抑える驚くべき働きが次から次へと報告されました。

例としてニンニクを上げれば、この中に生じる抗がん成分は複数存在しています。特にジアリルトリスルフィド(DATS)は、すりつぶしたり短時間加熱処理により生じる成分で、次のような報告があります。

動物レベルで、移植した低分化型前立腺がんを濃度依存的に増殖を抑制した。皮膚がん細胞の細胞周期を停止させ、アポトーシスを誘導する。肝臓の代謝酵素の活性を調整して、発がんの抑制をサポートする、などです。

その他、キャベツ、大豆、ショウガ、セロリ、人参なども複数の作用機序によりがんの抑制が報告されています。

これだけ熱心に野菜のがん抑制効果の研究がなされるのは、がんの発病や死亡率の増加に歯止めをかけたいと真剣に考えていたからです。

同時に、1988年、数千ページにも及ぶ「がんの病因学」という報告書で「抗がん剤は増がん剤である」と発表されていました。また、1990年には「自然療法の方が通常の抗がん剤、放射線治療、手術よりも治癒効果が高い」と報告され、さらに「患者には代替療法を含めて効果的な医療を受ける権利があり、医師は効果的な治療法を提示する義務がある」(アクセル法)とされました。

これらにより、アメリカでは野菜の摂取量は増加して、がんの死亡率は低下し続けたのです。

一方、日本では真逆で、野菜の摂取量も低下していて、先進諸国の中では日本だけががんの死亡率が増加しているのです。

まず野菜をしっかり摂り、生活習慣の改善指導を優先にしましょう。

[がん/]2023.06.21

水道水の汚染から身を守り、健康に良い水を摂って行きましょう!

最近、東京都多摩地区の国分寺、立川両市の住民の血中のPFAS濃度が高く、米国で健康被害の恐れがあると定める指標を超えていたことが問題になっています。

このPFASとは、発がん性が疑われる有機フッ素化合物の総称でペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物と呼んでいるものです。代表的なものとしては、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)があり、撥水剤、消火剤、コーティング剤等に用いられており、環境中で分解されにくく、蓄積性が高い物質です。

今回の汚染源は、地下水も上流に位置している米軍横田基地が影響しているとされていますが、この地域の地下水は東日本大震災後に放射性物質による汚染も言われていました。

ちなみに、よく浄水器に使われている活性炭が有効とされていますが、PFASの浄化はせいぜい2割ほどとされています。

ですから、プロトン技術で大本から影響を取り除くのが安価で万全な方法になります。単にPFASの影響だけでなく、放射性物質や農薬その他の汚染による影響からの根本解決です。しかも、土壌の微生物が善玉化して地域がイヤシロチ化します。

また、家庭単位ではプロトン水生成器イリスを取り付ければ、同様の悪影響を防ぐばかりか、今まで蓄積されて悪影響を続けている状況を終わらせることが出来ます。なぜなら、体内で代謝等の過程で発生する悪玉活性酸素を、その都度安全な水に替えて排泄してくれるからです。当然、食事からの添加物や悪い油などの悪影響からも守り、さらなる健康増進につながります。

プロトン水生成器は前回お伝えしたように、他の浄水器と違って単なる浄水器ではなく、解離水を作るエネルギー水生成器の医療機器です。物質レベルを超えたエネルギーレベルで健康増進と環境浄化を果たしてくれます。

人間に一番大切な水を優れた形で摂り続けることは、健康への一番の近道です。

もともと、プロトン技術は健康増進と環境浄化で世界的に貢献して来ました。ですから、イリス1台で自身や家族の健康のみならず、地域の環境浄化にも貢献できるのです。

ぜひ、この機会にプロトン技術が拡がって欲しいと願います。

[ブログ/健康法]2023.06.17

がんの砦”がんニッチ”の防御力を知りましょう!

がんは決して遺伝子変異が積み重なって出来ているわけではありません。

むしろがんは、生活習慣の乱れ、悪い食習慣、ストレスをかかえた状態などの自身の生活の乱れによる体内環境の悪化、細胞環境の悪化によって、自らがん化を選んで浄化しようとする姿です。幹細胞はがん幹細胞となり、がん幹細胞は自らの複製とがん細胞を多く生み出し始めます。女王バチが働きバチをたくさん産んで集団を大きくして行くようなものです。悪化した環境を浄化するために、自ら様々に遺伝子変異を模索して行くようになります。

その中で、がん幹細胞は様々な生存戦略を作り出します。具体的には、悪化した環境を改善するために解毒機構をパワーアップするために、解毒酵素を増産したり、毒物を細胞外に排出するための細胞膜のポンプを増加するなどします。また、オートファジーを強化して必要な材料を速やかに提供する体制を構築します。

当然、自分の体の細胞なので、細胞表面にはMHCクラスⅠ分子などを提示するなどして免疫細胞の攻撃から逃れます。各種のエキソソームなどの便りを分泌しながら免疫を抑制したりして、がん細胞の増殖に有利な条件を整えて行きます。

そして、さらに大きくなるにつれて(平均的にはがん組織の直径が5mm以上になると)酸素や栄養を供給する独自の血管をがん組織の中に作り出します。ちなみに、この新生血管は内皮細胞が分厚く、少し荒めに配列したがん専用の血管です。新生血管の内皮細胞は、がんの局所の血管内皮細胞以外に、がん細胞自体が分化したり、骨髄から新たに供給されたりして作られます。

このようにして成長してきたがん細胞の塊は、砦のようにがん細胞を始め、各細胞が配置された構造物を構築しています。これが“がん微小環境”であり、別名“がんニッチ”と呼ばれる構造物で、内部にはがん幹細胞と、それによって生み出されたがん細胞、さらに好中球、マクロファージ、リンパ球、繊維芽細胞などが一緒になって塊を形成しています。そして、この微小環境全体をバリアのように細胞外マトリックス(細胞外で形成されている繊維状あるいは網目状の構造体で細胞制御も行っている)で包んでいます。

このがんニッチの中の免疫細胞は、がん細胞を殺すこともなく、むしろ逆にがん細胞の生存や育成に協力しています。代謝も生存しやすいようにする中で、ケトン体を利用できるようにしたり、二酸化炭素を利用するフマル酸呼吸も取り入れたりしています。

さて、がん幹細胞にはもともと抗がん剤が効かないことは知られていました。がんニッチは様々な方法で抗がん剤や放射線からがん幹細胞を守っています。

具体的には、がんニッチの内部の血流を適度に制限して、内部の抗がん剤濃度が上がらないようにします。休眠状態になって抗がん剤を取り込まないようにしたり、放射線からの障害を少なくします。障害されたDNAの修復能力と高めます。抗がん剤を細胞外に排出したり、抗がん剤がターゲットの代謝系を変更したり、抗がん剤そのものの構造を化学的に変化させるなどして薬剤耐性を高めます。アポトーシス(自滅)のシステムを抑えるようにします。

このようにがんニッチは、遺伝子持つの過去の記憶を総動員して、人智を上回る手段を次から次へと繰り出して、生存のための戦略を強化して行きます。

つまり、化学療法はがん幹細胞の生命力を一段と高めるだけなのです。

繰り返しますが、がんは細胞環境の悪化により自らがん化したもので、環境が悪くてそのままでは生き延びられないからこそ、周囲にバリアを設け、その内部だけでも浄化し、住みやすい環境を作り出したものです。風の谷のナウシカに例えると、腐海が汚染された土壌を飲み込んで浄化していく姿です。焼いても無駄で、殺しきれない。きれいな空気と水こそ、腐海の植物が毒を出さずにおとなしくなります。

体内環境に影響を与える食事などをしっかりと見直して改善すると、がんも正常細胞に戻ったり、おとなしくなり共生できます。

このことを理解して、エビデンスに基づいて生活を見直し、自然療法など代替療法を上手く取り入れている欧米では、がんの罹患率や死亡者は減少に転じています。

がんは決して不治の病ではありません。きちんとがんを理解して対処して行きましょう。