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虫の音を聞きましょう!

家の庭先や畑から、鈴虫やコオロギ、キリギリス等の虫の音がにぎやかに聞こえ、秋の深まりを感じるようになりました。近くの公園では、示し合わせたかのようにヒガンバナが赤い花を咲かせて来ています。

本当に、自然はうまく時間を刻んでいるのだなと思います。

日本では、昔から虫の音を愛でる分化があり、平安時代には虫の音を楽しむことを「虫聞き」と呼び、平安貴族のたしなみの一つとされていました。江戸時代には、「虫売り」が商売として成り立つほどに「虫聞き」が流行していました。

西洋では、虫の音はノイズとしてとらえられてしまうようですが、さまざまな虫の音に包まれながら、秋の夜長を楽しみたいものです。

虫の音や草木・森林のさまざまな自然音は、2万ヘルツまでの聞こえる音以外の100万ヘルツ前後の高周波も含んでいます。これらの聞こえない音は、耳ではなく体の細胞が聞いていることが分かっています。それにより、私たちの自律神経が適度に刺激を受けて、体のバランスが保たれるように働きます。

人間は自然物であり、自然のリズムで自律神経やホルモンのバランスが維持されています。

季節ごとの音に触れて、大いに自然の恩恵を受け体調を整えて行きましょう。

ちなみに、日本最古の歌集「万葉集」にコオロギを詠んだ歌が七首ありますが、コオロギはあくまで「虫聞き」として愛で、決して食べないようにしましょう。

[ブログ]2023.09.16

がんの転移はいつから?

がんはいつ転移するのでしょうか?

多くの人は「早期がんのうちは転移しないか、転移しにくい」と考えているようです。がん検診を呼びかけるのにも「がんは早期発見・早期治療が大切」が決まり文句になっていますね。

しかし「早期がん」といっても、最低でも直径1センチはあり、たった1センチのがんの中には、およそ10億個のがん細胞がつまっています。そこまで育つには5~20年かかり、そこまで育っても転移していないなら、それは「がん細胞に転移する能力がない」証拠でしょう。

ところが研究では、転移するがんは生まれたとたん、1ミリ未満から転移し始めることが分かっています。逆に、転移能力のないがんは、治療しないで放っておいても転移できません。

結局、「がんは早く治療しないと転移してしまう」というのは誤解です。

転移する能力のあるがんは、見つけたときには転移していて、手術すると暴れ出してしまいます。早めに見つけて抗がん剤をしても、寿命を縮めるだけになるのです。

近藤医師は、多くの研究データを読み込み、「早期発見は死亡リスクを増やし、手術をすると寿命を縮めてしまう」と明かしてくれました。極論に聞こえますが、「人間ドックは救命装置ではなく、寿命短縮装置であり、ハッキリ言えば“人殺し装置”です」と、用心するよう伝えています。

事実、医療費はうなぎ上りで大金が使われているにも関わらず、がんの死亡者も増加したままです。医療資源が不足すると、死亡者が減るという現象もあり、医療ビジネスだと揶揄されるわけです。

がんの早期発見・早期治療の方法が間違いなのは、もう分かっているわけです。がんを早期発見しても、三大療法をすることではなく、ストレスによる心の問題や食生活などの生活習慣を整えることをまずしっかり取り組むことが大切です。せっかく早期発見したなら、心の持ち方や細胞環境を整えることを第一にやってみましょう。時に、がんが正常化することにもなるでしょう。

 

(参)眠っているがんを起こしてはいけない

「抗がん剤で余命1年」の本当の意味

エビデンスをもとにがん治療に真摯に行ってきた故近藤誠医師の「眠っているがんを起こしてはいけない」より、“余命1年の本当の意味”をお伝えします。

がんは遺伝子変異が積み重なってなったという間違った仮説をもとに行っている西洋医学において、固形がんでは、さらに効かない抗がん剤を投与するという治療?によって寿命を縮めていることを知ることが出来ました。

厚労省が言うように、抗がん剤は効かないのは常識で、医師の言う「効く」というのは、患者さんが希望を抱く「治る」という意味ではありません。

「抗がん剤が効く」というのは、半年ほどのある期間でがんが小さくなる可能性があるという意味です。抗がん剤が効かない“がん幹細胞”の周りの働きバチのような遺伝子変異を模索しているさまざまながん細胞には、抗がん剤により死滅するものはあります。しかし、死滅するがん細胞以上に、正常な細胞も死滅したりしてダメージを蓄積させて行きます。免疫も落ち、体力も奪われて行き、抗がん剤を続けられなくなったときには、がん細胞は優位に盛り返して命を奪いに来ます。

ですから、近藤医師は“抗がん剤で余命が縮む”と言っています。

かつては近藤医師も効くと信じて、乳がんの抗がん剤治療を他のどこよりも多く、一生懸命やっていました。患者さんの寿命が延びると思い込んでいたからです。

ところが、元気だった患者さんが急死することも経験する中で、あらためて医学論文を集めてみると、乳がんステージ4では、比較試験もなければ、延命効果を示すデータが世界のどこにもなかったのです。

そこで、抗がん剤がなかった時代のデータと比べてみると、その当時の余命は2.7年で、抗がん剤を使うようになると、余命は2年になり、逆に短縮しています。しかも、抗がん剤を始めた途端に亡くなる人が出始めています。

そして抗がん剤の開発が進み、最初の抗がん剤が効かなければ次はこれ、その次はこれ、というように抗がん剤をどんどん「乗り換え」をしていく時代になると、余命はさらに短く、わずか1年になりました。

つまり、医師たちが言う「抗がん剤で余命1年」というのはその通りです。しかし、治療しない方が長生きしているわけです。しかも、現代より医療も栄養も劣っていたため、全身状態が不良で、ホスピスに入院している患者たちが対象でした。

そして、生存曲線を見てみると、抗がん剤治療を受けない場合、肺や肝臓などの臓器にある転移が大きくなって機能不全を起こすまでは死なないので、生存率100%の期間は、抗がん剤を使う場合よりは長いことが分かります。なかには、転移が自然に消えてしまう人もいるはずです。

現在の日本の抗がん剤は、世界の85%も使う状態です。ある意味、効かない抗がん剤を世界一消費させられているのです。そして、早死にです。国立がん研究センターの、抗がん剤治療後のデータでは、緩和ケアが必要と言われてから、半数が100日以内に亡くなっています。2.7年どころではありません抗がん剤の毒性で生命力を吸い取られてしまい、抗がん剤をやめても長く生きられなくなってしまったのです。

抗がん剤を中心とした日本のガイドラインが、早く、エビデンスを基にして行って欲しいと思っています。

 

(参)眠っているがんを起こしてはいけない

ワクチンの必要性を考えて、まとめてみました!

今回、目に余るワクチンについて考えさせられ、故近藤誠医師や元国立公衆衛生院感染症室長母里啓子氏の著書から、以下にまとめてみました。いかに、今のワクチン医療がビジネス化しているか、また危険なのかが理解できると思います。すでに、医療費と介護費の合計が約60兆円と国家税収に匹敵する規模でさらに激増する状況を鑑みると、この状況を知らしめてストップして行くことがとても大切です。

 

ワクチンの問題点

a.感染経路を無視した方法により、適正な抗体が作られにくいこと

b.感染症が激減してから導入する必要性

c.不活化ワクチンが数年で効果がなくなること

d.異物であるアジュバントやその他、添加物による健康被害

e.生物由来製品が体内で起こる未解明な問題

f.必ず副作用が起こり、時に死亡例が起こること

g.重症化を防ぐ証拠のないもの、有効性に疑いのあるものの接種

h.健康な人にも接種することによる医療ビジネス面

i.同時接種による安全性が不明であり、むしろ危険であること

 

大切な考え方

病気にかかることは、生きていく上で必要な、とても大切なこと

現在、「ワクチンで防げる病気」のほとんどが自然に治る病気であること

常在菌は健康な人には悪さをせず、ワクチンは必要ないこと

予防接種を強制することは、基本的人権を侵害する行為であること

「定期」や「勧奨」は義務と違い、「打つか打たないかは個人の自由であり、何か不自由が生じたら自己責任ですよ」という意味

 

各ワクチン、いる(〇)?、いらない(×)?

  • BCGワクチン(結核菌)(定期):乳幼児発症率は低く、有効なデータなし ×
  • 肺炎球菌ワクチン(定期):副作用がひどく、肺炎球菌感染で亡くなる人数より、打った場合の副作用死の方が多いようで危険です。常在菌なので自然抗体が出来ます。 ×
  • ヒブワクチン(インフルエンザ菌)(定期):副作用や死亡が怖く、打つべきでない。常在菌なので自然抗体が出来、必要ありません。 ×
  • B型肝炎ワクチン(定期):母子対策が成功しているので乳幼児のキャリアーが少なく有効なデータなし。全国一律接種は医療経済効果が低いため、北欧では定期接種化を見送り。副作用も甚大なので、打つ必要なし。 ×
  • ロタウイルスワクチン(任意):日本ではひどい下痢でも医療上の対処法が確立しているので死ぬことは考えにくい。子どもが下痢で簡単に死んでしまう低開発国向き。副作用で死亡者も増えるので無用。 ×
  • 百日せきジフテリア破傷風ポリオ四種混合ワクチン(定期):ワクチン導入以前に死亡者はほぼいない。感染症の治療も確立されている。ポリオはすでに30年以上前に日本では排除されている。接種者の死亡の方が多いので打つ必要なし。 ×
  • 麻しん風しん混合ワクチン(定期):生ワクチンなので効果は高いが、死ぬ病気ではないので、必要性はない。麻しんウイルスは既に日本から排除されている。風しんは三日ばしかと呼ばれたように症状は軽く、風邪の一種のようなもの。必要性なし。 ×
  • 水痘ワクチン(定期):水痘での感染では症状も軽いので、必要性なし。 ×
  • 日本脳炎ワクチン(定期):有効性は不明。就学前の子の発症は3人で死亡は0人。(2005~2010年)脳障害の副作用が多く、危険。 ×
  • 高齢者への肺炎球菌ワクチン:総死亡数はワクチン接種者の方が多く、有効性もなし。無用かつ危険です。高齢者の肺炎は、主に誤嚥性肺炎です。 ×
  • インフルエンザワクチン:効果に関しては専門家が語るように「水のようなワクチン」で、ただの風邪を予防するために打つには危険すぎ、無用です。 ×

(番外)犬の狂犬病ワクチン(狂犬病予防法):1957年を最後に狂犬病を発症する人も犬もいなくなっている。ワクチンによる副作用で毎年数十頭ほど亡くなっている。 ×

 

わが子を守る10カ条(一部抜粋)

  • 赤ちゃんは、免疫システムが未熟な状態で生まれてきます。でもその後、いろいろな病原体に感染することによって、免疫システムは徐々に成熟していきます。
  • 自然の状態では、病原体は消化管や呼吸器などから侵入してくるので、その場の免疫システムが瞬時に対応し、発症しても大事にいたらないようにしてきました。ところがワクチンでは、免疫システムが混乱します。遺伝的素質や体調によって、免疫システムは暴走し、時に重大な副作用をもたらすことがあり、最悪死亡にいたります。
  • 人類は長く、近代的なクスリなしに存続し繁栄してきました。今の百歳超えの長寿者は、種痘程度しかワクチンがない時代に育ってきたのです。
  • 日本では抗菌グッズがはやり、清潔を追及するなど、病原体を目の敵にする傾向があります。しかし、子どもをある程度不潔な環境で育てたほうが、免疫系がよりよく熟成し、アトピーや喘息などが少なくなるという“衛生仮説”が通説化しています。
  • 人に自然に備わる種々の病原体に対する抵抗力や免疫力をもっと信じることです。それが、一番安全確実に子ども育てる秘訣です。
  • そもそも、インフルエンザも肺炎球菌肺炎もワクチンでは防げません。それどころか副作用が強くて死者もでます。肺炎で亡くなるのは自然の摂理、ワクチンで死ぬのは不条理です。

 

今回の新型コロナウイルスについて

世界的な見解では、人工ウイルスの説が強いです。そして、それに対するワクチンは、コロナ禍が始まる前から開発が進められていました。遺伝子組み換えのような治験中のmRNAワクチンは、すでに多くの死者、被害者を出し、ついにWHOでも効果のないことを認めました。決して打ってはいけません。

 

さて、当サロンでは、ワクチン後遺症、シェディングに悩まされる方の対応も行っています。今後とも、ご利用下さい。

常在菌にワクチンは必要ありません!

私たち人間には、常在菌と共生して生きています。皮膚や粘膜の常在菌や腸内細菌など自然物の一員として、本来なら悪さをすることなく、相互に助け合っています。

その常在菌に対して、あたかも悪い菌で殺菌し、駆除しなければならないという対処を取り始めました。それが、過度な消毒からワクチンにまで至っています。

そのワクチンの対象微生物が、肺炎球菌とヘモフィルス・インフルエンザB型菌(HiB;ヒブ)の常在菌です。普段は健康な人ののどや鼻に潜んでいます。

これらの常在菌は、そのまま悪さをしないで出て行くこともあれば、体力が落ちたときなどは増加して、中耳炎を起こしたりすることもあります。

本来は、健康に暮らしている人では、撃退してしまえるものですが、極端に免疫力が落ちている場合に、ごくまれに髄膜などに侵入して重症化することがあります。

寝たきりで体力も落ちているお年寄りや、お母さんからもらった免疫で過ごしている赤ちゃんが、たまたまなんらかの原因で、体の体力がひどく低下してしまったというような場合です。

肺炎球菌ワクチンもヒブワクチンも接種しても、うまく免疫抗体は作られません。赤ちゃんにはお母さんからもらった免疫が残っていて、まだ自分で抗体を作る力が育っておらず、2歳くらいになるまでは、ワクチンを接種しても十分免疫が作られません。他のどのようなワクチンも同様です。

ですから、0歳児の赤ちゃんの体での免疫応答をよくするために、肺炎球菌の病原体だけではなく、ジフテリアの毒素を付け加えてワクチンを作っています。ヒブワクチンの方では、破傷風の毒素を加えています。それでもまだしっかりした抗体を作るには足りず、肺炎球菌ワクチンの方には免疫増強剤のアジュバンドという添加物も加えています。

このように様々な添加物を混合したり、他のワクチンとの同時接種では、いつアナフィラキシーショックを起こしてもおかしくない状況になっています。

本来、肺炎球菌やヒブは常在菌で、赤ちゃん期を過ぎる頃には、どの子も自分で自然に抗体を作っていきます。それなりのバランスで、共生に至るわけで、この自然の過程はとても大切なものです。

そして、ワクチンにより、多少いくつかの型を防いだとしても、別の型に移行していくだけです。しかも、ヒブと肺炎球菌ワクチンの接種により、年間10人近い人が亡くなっています。

自然のバランスを大切にして、人の生命力を信じて、生かされているということに謙虚になり、命を尊く思うのならば、このような不自然な異物を体内に入れるのはいかがなものでしょうか。

 

(参)もうワクチンはやめなさい

日本の将来を担う子供たちを健康にしましょう!

今の日本はどうでしょう。

日本人の死因のトップであるがんは、他の欧米諸外国では減少に転じているのに、増加を続けています。また、国民の医療費と介護費用の総額は60兆円を超えて、税収とほぼ同額です。

子ども達の不登校やいじめは増え、自閉症や知的障害児も増え続け、自殺や小児がんも増加し、不妊で赤ちゃんを授かることもままならなくなって来ています。

これらの状況は、現代における生活、身の回りのほとんどのものが問題だらけだということです。

ですから、分野や領域の壁を越えて、見直さなければならないことを全てやっていくことが大切になります。

今回は、京都市の杏林予防医学研究所内の(一社)日本幼児いきいき育成協会(JALNI)の取組みをご紹介させて頂きます。先日、このJALNIのマスター養成講座を受講し、日本の将来を担う子供たちの現況と問題点を学び、具体的な対策を講じて、子供たちを救って行くことの必要性を強く思いました。

この具体策こそJALNIの目的で、胎生期から幼児期の子供の健全育成の正しい知識の普及とその推進に資することです。

なぜ、胎生期からなのか。それは、子供たちがお腹にいる時から、食事を始め様々な影響を受けていくからです。そして、お腹の中の胎児が女児であれば、その女児の卵巣内では原始卵胞が出来上がっていて、その時点から卵細胞の減少が始まるからです。もう、母親が妊娠5カ月ごろには孫の種も出来ているのです。

そして、健全でいきいきした子供たちを育成するための項目は、次のようなものです。

食育/音育/朝型生活/噛み方/正しい呼吸/自然の中での遊び/有害なものの回避や除去/適度な不衛生/笑い・・・

 

食生活においては、精白した炭水化物や加工食品、トランス脂肪酸を避け、油の摂り方に気をつけて行くことなどです。

「ま・ご・は・や・さ・し・い」の食を取り入れて行くことです。自然の力を使うことです。

このままでは本当に子供たち、そして孫たち、日本の未来が危険になります。

ぜひ、日本幼児いきいき育成協会(JALNI)の教えを学んで行きましょう。

少しでも身の回りの間違った生活習慣に気づかせて行き、世の中を良くして行きましょう。

 

(参)日本幼児いきいき育成協会

[ブログ/健康法]2023.08.30

分子標的薬「イレッサ」からがん医療を考えてみました!

かつては“夢の治療薬”と呼ばれた肺がん治療薬のイレッサは、多くの副作用被害を出し、裁判も起こされています。

近年における“精密医療”は、個々の患者の細胞を遺伝子レベルで分析して、それに見合った薬のみを投与して治療を行うものですが、その中でこの分子標的薬は花形的存在です。がんが増殖するために必要な様々な過程に標的とする分子があるので、細分化されて来ています。

しかし、人の身体は機械のように単純ではありません。

標的とすべき分子は、正常な他の部位にも存在しているために、それらにも悪影響が及びます。例えば、イレッサ(ゲフィチニブ)であれば、ターゲットのEGFRチロシンキナーゼは皮膚にも存在するので、皮膚障害が起きます。専門用語では、on-target toxicityと言います。

「on-target toxicityの重症度が高いほど、抗腫瘍効果が高いことが知られている」とがんのテキストには書いてありますが、当然です。がんに効くほどの強さであれば、正常細胞も当然ダメージは深刻になります。平気でこれを治療というのは、考え方がおかしくなっています。

抗がん剤は、効かないのは世界の常識で、造がん剤でもあります。過大な副作用があるにもかかわらず、使用禁止としないどころか、その一つ一つの副作用に対して、都度そこだけ真面目に対処しようとしています。

そして、イレッサも効果があるようでも1年ほどで薬剤耐性が出てきます。薬剤耐性の機構もいくつかは判明されていますが、がんの立場であれば当然です。

がんも様々な戦略を駆使して生き残りを試みている姿なのです。ある一つの変異手段に切り替えるのではなく、多くのがん細胞が様々な手法を試みているのです。

そのことを理解せずに、主要な変異に対してのみの標的薬を投与する行為はいかがなものでしょうか。

手段をはき違えて、高額で高度な医薬品を次から次へと使い続けたという症例集めのようにしか思えません。

そして、正常細胞はダメージを積み重ねて行き、母体がやられてしまうのです。

まさに、現在の精密医療は枝葉末節的なことに終始し続けてテクニックを競い合っているようにしか見えません。

その前に、きちんと細胞環境を整えるように、食事や睡眠といった生活習慣を整えて行くことを主軸にして行くべきでしょう。がんになった大本をおろそかにしていては、根本的な治癒は不可能です。

活性酸素の善玉と悪玉

物事に善と悪というように、白黒つけると分かりやすい面があり、またそのように決め付けたがる傾向も分からなくはありません。

体のことで言うと、腸内細菌について善玉菌と悪玉菌と言ったり、コレステロールに関しても悪玉とか善玉とか区別しています。

今回は、万病の元とも言われる活性酸素について、善玉活性酸素と悪玉活性酸素を説明します。

その前に、酸素は原子番号8という事で、電子は8個あります。原子は2個ずつペアを作って安定していますが、何らかの原因で電子のペアが崩れてしまうと、活性酸素化してしまいます。その活性酸素は4種類あり、酸化力の順で言うと、スーパーオキサイドラジカル、過酸化水素、一重項酸素、ヒドロキシラジカルの順で活性が強くなります。

本来、活性酸素は酸化によって、体内に侵入した病原性微生物や有害物質を駆除するために利用されるものです。ですから、スーパーオキサイドラジカルと過酸化水素は「善玉」と呼ばれます。酸化の状態が強くなった後の2つの活性酸素は、正常な細胞まで酸化させて傷つけてしまう欠点を持っています。

具体的には、4つの活性酸素の特徴は以下になります。

スーパーオキサイドラジカル(善玉)

スーパーオキサイドラジカルは、ミトコンドリアがエネルギーを発生させる際に生まれます。異物に対して撃退する作用があります。

過酸化水素(善玉)

スーパーオキサイドラジカルがスーパーオキシド・ディスムターゼ(SOD)という酵素によって分解される際に発生します。過酸化水素は、体内酵素のカタラーゼやグルタチオンペルオキシダーゼによって分解され、水になります。

一重項酸素(悪玉)

一重項酸素は、紫外線を浴びると増えることが知られています。強い酸化力があり、生体分子と反応して細胞を破壊しようとします。身体はこれに対して、βカロチンやビタミンE・C、尿酸などで対抗しようとします。

ヒドロキシラジカル(悪玉)

酵素で分解されずに残った過酸化水素が、金属イオンやスーパーオキサイドラジカルと反応することで発生します。酸化力が非常に強く、脂質を次々と酸化させる特徴を持ち、“細胞傷害型”の活性酸素とも呼ばれています。また、遺伝子を傷つけるため、がんの原因の一つとも考えられています。

 

活性酸素も必要なものですが、悪玉の親玉であるヒドロキシラジカルになると、活性酸素を過剰に発生させるストレス過多などの生活習慣に気をつけること、過剰に蓄積されている重金属などのデトックス、そして酸化しやすい油の摂り過ぎを防ぐことが大切です。

そして、抗酸化に働くプラズマ療法やプロトン・水素を生活に取り入れることがより健康をサポートしてくれるでしょう。

[ブログ/健康法]2023.08.23

私たちの体内には重金属が蓄積されています!積極的に解毒しましょう‼

環境汚染や工業活動により、私たちの体内には鉛、水銀、カドミウム、アルミニウムなどの重金属が蓄積しています。

これらの重金属は、神経系や免疫系などに悪影響を及ぼす可能性があり、慢性的な健康問題を引き起こしています。

もともと、私たちの身体にはこれら重金属を解毒する機能を備えていますが、私たちの身体の機能の低下もありますし、汚染度が益々深刻化しているので、以前に増して積極的に対処していく必要があります。

ちなみに、豆類、玄米、ニンニク、玉ねぎなど、システインを多く含む食材を食べることで、重金属の排泄を促すとされています。

しかし、重金属は細胞内に隠れているため、一般的な食品で体外への排出は非常に困難です。

そして、私たちの身体に備わっている解毒機能についてですが、スムーズに重金属を排出できるかどうかの「力」は、一般的には「デトックス力」ともいわれます。

そのデトックスのカギはグルタチオンという解毒酵素です。グルタチオンは身体の全細胞の中にあり、グルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸からできています。効果としては、老化防止、アルコール性脂肪肝の予防、放射線障害の予防が期待されていて、体内の酸化を防ぎ、炎症を消し、重金属を解毒し、身体が病気にならないようにフル活動しています。

特に、重い病を持つ人は、積極的に解毒する必要があり、グルタチオンの点滴や重金属をキレートに包み込んで解毒する方法が取られています。

但し、グルタチオンは体内に炎症が起きていればいるほど、デトックス力は弱まるので、しっかり炎症体質を改善することが大切です。

当サロンでは、プラズマ療法が炎症体質の改善に働き、また、全身の酵素を活性化します。また、腸管から重金属を解毒するサプリを使うこともあります。佐賀県の矢山利彦先生の所からだいぶ前に重金属デトックス漢方の処方を教えて頂きましたが、それよりは簡便なものになります。10年前から注目していた素材で、実は東大や千葉大等でも10年ほど研究されていたものです。

根本的には、歯の詰め物のアマルガムを取り除くことも必要なのでしょうが、難もあるので、このサプリは喜ばれています。このサプリに関しては、zoomで勉強会をしていますので、ご希望の方があれば、ご連絡下さい。30日間のお試し分を差し上げます。

体内の重金属を解毒して、細胞環境を良くして体調を整えたい方から、治療院やサロンに導入されたい方もかまいません。

現在、太平洋はインド洋や大西洋のおよそ6倍もの水銀で汚染されています。また、使い過ぎるほどの農薬からの重金属の問題もあります。それらが、私たちの身体の機能を妨げ続けています。ですから、重金属は積極的に解毒して行きましょう。

[ブログ/健康法]2023.08.19

国の税収は、そのまま国民の医療・介護費‼

先日、八ヶ岳でのイベントで統合医療の第一人者の川嶋朗医師のお話しを聞くことが出来ました。

その中で、現在の国民医療費はおよそ45兆円であり、それに介護費用・生活保護費などを含めると約60兆円以上にもなるとのことでした。

この約60兆円は、まさに日本の税収にほかなりません。国民の税収がそっくり医療・介護費用になっているようなものです。もう、びっくりというか、とてもひどい状況です。

前回もお伝えしましたが、医療は仁術ではなく、ビジネス化しています。患者さんに無駄な検査や薬漬けにしているのは、周知のことです。

こんなことを続けて良いのでしょうか。税収を超える出費は、未来の子供たちに負わせるクレジットとおっしゃっていました。

そして、今回の茶番コロナにおけるワク○ンなどを含めた出費100兆円はそのまま、未来の子供たちへのつけです。とんでもないことをしてくれたと思っています。

ですから、前回でもお伝えしたように、まずはエビデンスのない、あるいは少ない検診をやめることとワクチンをやめることです。

そして、その一部を子ども達の食育教育や食材に当てることです。

今回、食学ミネラルアドバイザーの国光美佳さんのお話しでは、脳がしっかり機能するには、良い油とミネラルがとても大切だということです。

脳の神経伝達物質は、全て補酵素としてビタミンとミネラルがあってしっかり作られます。

ですから、発達障害と呼ばれる子ども達や、落ち着かない子ども達などは薬よりはミネラルです。

事実、幼稚園・保育園などの給食にアゴだしや煮干しの粉末などのミネラルをしっかりとらせることで、まるで別人格になったかのように改善します。国光美佳さんは、まずは、それらをふりかけとして使用してみるのが導入しやすいですよとおっしゃっていました。ジャンクフードしか食べない偏食の子供たちには、インスタント麺などにそれらをかけるだけでも違います。

今回、大阪府泉大津市長の南出賢一氏や長野県松川町長北沢秀公氏、北杜市役所職員の浅川氏のそれぞれの取組みを発表されましたが、保育園や学校に有機野菜を取り入れる活動など、とても良い内容でした。時間はかかるものの、まずは一歩を踏み出すことです。

この異常な状況をまず知って、未来の子供たちや地球のために、行動をして行きましょう。

[ブログ/]2023.08.16