スタッフ公式ブログ

長引く痛みの原因に「モヤモヤ血管」があります

痛みが長引くのはとても辛いものです。現在、日本人の20%以上の人が「長引く痛み」を抱えています。 「長引く痛み」は寿命を短くしてしまうことが分かっています。 また、新たにがんになる確率や心臓病で亡くなる確率も高いことが分かっています。 その痛みは、レントゲンやMRIでも異常が分かりません。ストレスのせいなのでしょうか。 とりあえず痛み止めでごまかすことになりますが、胃が荒れてしまいます。 実は、「長引く痛み」の場所には、「モヤモヤ血管」があるのです。 「モヤモヤ血管」は局所で小さな血管が無秩序に増えています。そして、モヤモヤ血管には血液が大量に流れ込むので、血行は促進されているのです。 つまり、「痛い場所は血液の流れが悪くなっている」というのは迷信であり、オックスフォード大の整形外科医エスパボディ氏は、超音波検査のカラードップラーにより、腰痛のある人は正常の人に比べて血液の流れが1.5倍に増えていることを調べました。
では、モヤモヤ血管がなぜ痛みの原因になるのでしょうか?理由は3つあります。 ① モヤモヤ血管が炎症細胞の供給源(インフラ)になってしまう ② モヤモヤ血管の周りに神経線維が増えてしまう ③ 無駄な血流が増えて、低酸素になってしまう これらの3つのうちどれかひとつ、あるいはいくつかが重なることで「長引く痛み」が生じてしまうのです。   さて、血管を新しく作る指令を出す物質は「血管内皮増殖因子(VEGF)」と言い、炎症やがん細胞によりたくさん出ます。このVEGFが過剰に作られると、血管が一気に増え、その時にぐちゃぐちゃした血管(モヤモヤ血管)が出来てしまうのです。 ですから、炎症があるところには必ずモヤモヤ血管があるのです。 次に、血管と神経とは対になって増えるという基本ルールがあり、モヤモヤ血管の周りにもすぐそばに寄り添う形で神経線維が一緒に増えています。 その増えた神経線維にはミエリンという脂肪組織で出来ているカバーのない、「裸」の神経線維であり、モヤモヤ血管に血液が流れることで周りにある神経線維から絶えず痛みの信号が送られているようなのです。事実、血管の流れを遮断することで、非常に早く痛みが改善するのです。 最後に、モヤモヤ血管のあるところには乳酸の濃度が高く、低酸素状態になっているのです。つまり、モヤモヤ血管には血液が多いのに、栄養や酸素を届けるパイプとしての役目を果たすことが出来ていないのです。なぜなら、モヤモヤ血管の手前の動脈から出口の静脈に直接橋渡しをしている「動静脈短絡」という血管が出来ているからなのです。この血管により、モヤモヤ血管部位へ送られるはずの栄養や酸素が盗み取られてしまっているのです。 以上により、モヤモヤ血管が痛みを長引かせてしまうのです。
さて、モヤモヤ血管は40歳から急増してきます。 人体には、本来、軟骨や靭帯、あるいはさまざまな軟部組織には「新しく血管を作らないように」という指令を出す物質がたくさんあります。それが、40歳くらいから枯渇してくるので、その年齢を超えるとそのような血管への防御機構が破綻して血管が新生しやすくなってくるのです。 年齢以外にモヤモヤ血管が出来やすくなる要因として、「姿勢の乱れ」や「繰り返される負担(過労)」「外傷」などがあります。 では、どうやって長引く痛みを改善したら良いのでしょうか。 セルフケアをいくつかご紹介します。 ① 普段の姿勢を変えてみる。正しい姿勢を意識する。 ② ウォーキングや自転車など有酸素運動を行う。 ③ 高カロリーの食事をひかえ、炎症体質を改善する。 ④ 適度なストレッチを行う。 ⑤ 痛みの場所を5秒から10秒程、持続的に圧迫する。 ⑥ 痛みが改善したらどんなことをしたいか、目標を定め、行動や環境を変えてみる。   簡単なところからやってみて下さいね。プラズマ療法は血管を正常化するサポートは得意分野の一つです。ぜひ、長引く痛みを我慢せず、体験にいらして下さいね。   (参)長引く痛みの原因は、血管が9割

[痛み]2020.05.19

近藤誠先生の「抗がん剤だけはやめなさい」から学んだ”抗がん剤の真の姿”

現在、近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来をされている近藤誠医師の数々の著書の中で繰り返し述べていらっしゃる「抗がん剤だけはやめなさい」ということをお伝えしたいと思います。 一般的に、がん治療の大きな柱として「抗がん剤」があります。 しかし、その抗がん剤はどのように使われて、どのくらい効果があるのかということを、私なりに勉強して来ました。 医師・薬剤師などの専門家が読む成書では、とても多くの抗がん剤のきめ細かな使い方があり、効能・効果が述べられています。しかし、 一般的な医薬品と違って、「抗がん剤が効く」ということが、医師等専門家と患者さんとの間に大きなギャップがあることと、副作用の過酷さ、それと、真の抗がん剤の姿に気付かされました。 特に、正直に、かつ正確に抗がん剤の世界を理解させてくれた医師の一人に近藤誠先生がいます。 その先生の多くのご著書から学んだ「抗がん剤の本当の姿」の数々をお伝えしたいと思います。
・抗がん剤はすべて猛毒であり、発がん物質である ・がんの治療現場で、頻繁に使われる「ケモ死」(抗がん剤の化学療法で死ぬこと)は病名のようになっている ・多くの臓器の正常細胞はがん細胞より分裂が速いので、正常細胞が効率的に死滅することになる ・患者さんがよく気にする副作用に、吐き気や脱毛がありますが、これらの副作用は回復可能です。しかし、問題なのは回復不能の副作用で、抗がん剤によってやられる臓器や程度・頻度が異なりますが、心不全、脳障害、肺線維症、腎不全などが生じることがあります ・抗がん剤の「治験成績」データにはウソがあり、有名医学雑誌にインチキ論文が載る ・特殊な一部を除いて、固形がんの場合、抗がん剤に延命効果はない ・抗がん剤の延命効果は、人為的に操作されていて、データはインチキだらけ ・臨床医は、情報の操作や隠ぺいに気が付かない ・早期発見で、生存期間が延びたように見える ・抗がん剤を乗り換えるごとに死亡率は高まる ・抗がん剤は、命を縮める効果しかなく、しかも、ロシアンルーレットのように「数回目の抗がん剤投与で、一気に衰弱。あるいは急死」ということがよく起きます。 ・抗がん剤が「効く」というのは、治るとか延命に役立つという意味ではなく、単に「一時的にしこりが小さくなる」というだけです ・抗がん剤は、がんだけでなく全身の正常細胞もたたくので、「しこりは小さくなりましたが、命も縮んでしまいました」ということが、よく起きます ・今までどれだけ多くの人が延命効果もない「画期的新薬」のPRにのせられ、「副作用はほとんどない」とだまされて、もがき苦しみ、死んでいかなければならなかったか ・抗がん剤は、命を賭けた、勝ち目のないギャンブルです
(一般的な固形がんに対して)抗がん剤がこのような真の姿であることで、近藤先生はがんの治療において、患者さんにできるだけ快適に暮らして欲しい、出来る限り長生きして欲しいという願いで、懸命に相談に乗っていらっしゃいます。 また、良心的な知り合いの医師等は、抗がん剤の本当の姿を知っていて、抗がん剤をやめるように言っています。さらに、世界の多くの医師も、自身の治療に過酷な抗がん剤を使いませんし、患者さんにも使用をひかえるようになっています。専門医が、自身ががんになったら、300人中299人が抗がん剤を使わないとのアンケートもあります。 ですから、抗がん剤を使わないで治りたいという方へのサポートには、プラズマ療法はとても適していると思っております。 ただ、サロンの立場では、決して「やめるように」とは言えないので、知り合いの医師やクリニックを紹介したり、書物を教えて気付いてもらったりしています。 抗がん剤は、発がん物質でもあり、体内環境をひどく汚染させます。 このように、抗がん剤の真の姿を理解して、適切ながん治療が、もっと現場で実現していくことを願うばかりです。   (参)抗がん剤だけはやめなさい、「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人、がん放置療法のすすめ、医者のデマ、がんメディカルサービス

[がん]2020.05.11

薬には必ず副作用という”リスク”があることを、しっかり頭に入れておきましょう。

私たち日本人は、世界で最も多く薬を使うようになってしまっています。 耐性が出来て効かないといわれているタミフルですら、未だに使われ、世界の40%以上も処方されています。 風邪には〇〇ロン、頭痛には〇〇〇リン、痛みには〇〇〇ニン、便秘には〇ー〇ックなどと、知らずに刷り込まれていますね。 しかし、私たちの身体は、病気になったとき、薬を使わないと治らないのでしょうか。 必ずしも、そんなことはありませんね。 風邪なら水分をしっかりとって安静に過ごすことで自然に治りますし、頭痛など痛みなら無理せず休むなどして治まりますね。(救急を要する場合や重篤な場合は別ですよ) 心配で受診しても、最近は、良心的な医師は、安易に抗生物質や対症療法としての薬は出さなくなっています。 もっと、自身の体の強さ、要するに自然治癒力・自己治癒力を信頼してみませんか。
薬は、さまざまな副作用という“リスク”を持った不自然な異物です。 先程の風邪薬ですら、薬の箱に付いている説明書に次のような副作用が載っています。 「発疹、発赤、かゆみ、吐き気、嘔吐、食欲不振、めまい、排尿困難、アナフィラキシーショック、肝機能障害、腎障害、ぜんそく、再生不良性貧血、無顆粒症、呼吸抑制、便秘、口渇、眠気・・・」 これらが必ず起こるわけではありませんが、安易に飲むことで、実に多くの方が副作用を経験されています。 また、厚労省が風邪に抗生物質を安易に処方しないように勧告されていますが、その抗生物質は人間に影響を及ぼさないで、目的の菌を抑えるとされています。ところが、抗生物質は、私たちの健康に寄与している腸内細菌をやっつけることになりますし、ミトコンドリアについての2019.6.3のブログでご紹介したように、体重の10%もあり、共生していてエネルギー通貨であるATPをたくさん作ってくれているミトコンドリアの遺伝子には害を与えることが分かっています。それにより、急に悪影響が出るのではないのですが、長期的には多くの疾患の元を作ることになります。 そして、薬の副作用をよく見てみると、ジョークのような世界を理解できます。 例えば、痛み止めとしてよく処方される“ロキソニン(ロキソプロフェン)”の副作用には、「頭痛」「筋肉痛」。 逆流性食道炎としてよく処方される“ネキシウム”の副作用には、「食道炎」「十二指腸炎」。 うつなどで処方される“サインバルタ”の副作用には、「不安」「焦燥」「自律神経不安定」。挙げたらきりがありません。 抗がん剤に至っては、アメリカ食品医薬品局(FDA)や厚労省が「抗がん剤は発がん物質であり、増がん剤」だと言っていて、腫瘍内科を始め、がん治療の医師の間では常識です。 このように、治しているのか、さらに病気を作っているのか、副作用なのか、単に効いていないのか、よく理解できませんね。 治したい目的のために、数多くの病気を作る構造が“薬”にはあることを知っておいてください。薬は“リスク”です。 すでに、がんが早期発見されても、場合により急ぐ必要はなく、がんを治療するはずの抗がん剤で延命できる証拠はないので、がんの症状が出てから必要な処置をする流れに、少しずつ変わってきています。
ですから、安易に薬に頼らずに、食生活を始め生活習慣を見直して見ましょう。 余計なストレスをどうしたら軽くできるのか、寝不足にならずにはどうしたらよいのか、胃腸の具合を良くするにはどのように食事を取って行ったらよいのか等、生活習慣を見直して自分の身体を労わってあげましょう。 「薬は“リスク”」だということを、もう一度頭に入れておいて下さいね。   (参)医者が飲まない「市販薬」「処方薬」大事典、「薬のやめ方」事典、食物養生大全

[薬はリスク]2020.05.05

抗がん剤の付き合い方と真の実力(?)についてUASオンコロジーセンター長の植松稔医師から学びます

がん放射線専門医で現UASオンコロジーセンター長の植松稔医師の「抗がん剤治療のうそ」から、現在の抗がん剤治療の使い方や実力が理解できます。その一部をご紹介します。 植松先生は、10年にわたって「乳がん専門医」等を標榜する立場でしたが、学会が主導する治療方針が、特に「抗がん剤の使い方が不適切」だと気付き、学会を退会された正直な先生です。多くのがんでは、乳がんほどには抗がん剤が効かないとのことで、乳がんについての理解を深めれば、その他多くの固形がんにも役に立ちます。そこを考えて、以下抜粋したことを参考にしてみて下さい。
・・・『乳がんの抗がん剤治療やホルモン療法は「臓器転移」が見つかってから行っても間に合わない。しかし、「微小転移」のうちに治療すれば治る人もいて生存率が上がる。』 これは、間違った医学界の常識です。 真実は、『乳がんの抗がん剤治療やホルモン療法は「肉眼的転移」にも「微小転移」にも同様な効果なので、存在の確認できない「微小転移」を治療すべきではない。はっきりと「臓器転移」が見つかってから考えればよい。』・・・   ・・・『分子標的薬「ハーセプチン」は、がんの転移が進行してから使っても効果は同じ。 「臓器転移」した「ハーツー」陽性の乳がんの場合、がんが進行してから「クロスオーバー」(最初は使わないはずだった薬を後から使うこと)で「ハーセプチン」を用いても最初から使用したのと同じ生存率であった。「ハーツー」陽性の進行がんの分子標的薬「タイケルブ」についても、進行がんの場合も、最初から使ったのと病気がさらに進行してから使っても、同じ効果が得られる。だから、「ハーツー」陽性の進行性乳がんの場合、「タイケルブ」を早く使うべきだ、そのほうが効果が高いという専門家の常識が間違っていたことが証明されているのです。』・・・ ・・・『抗がん剤は毒をもって毒を制す治療です。実際には「微小転移」ゼロの患者さんのほうが多いのですから、その場合明らかに有害といえるでしょう。もちろん、いずれ抗がん剤の治療を考えなければいけない人、つまり、本当に「微小転移」が隠れている人もいるのですが、そのような人たちも再発・転移がでてから抗がん剤を考えれば十分なのです。 乳がんでは手術しか治療がなかった時代、1期患者は8割以上、2~3期でも半分以上には再発・転移は出なかったのです。本来、これらの人たちには一生涯抗がん剤やホルモン剤は不必要なのです。最初にやっても転移が出てからやっても結果は同じ(延命効果なし、副作用あり)、抗がん剤治療に関してご理解できたでしょう。』・・・   ・・・『抗がん剤の真の実力を見てみたいと思います。抗がん剤でがん細胞をゼロにするのは、とてもたいへんなことで、肉眼的な病巣のがんをゼロに出来たからといって、「微小転移」のがんをゼロに出来るとは限らないのです。そして、MDアンダーソンがんセンターの20年におよぶ長期観察などのデータから、抗がん剤による「真の再発・転移予防効果」は4%くらいなのです。・・・但し、今日同じような転移が出てしまった患者さんに対して、もっと新しい薬剤を工夫して用いれば、もう少し良好な生存率が得られる可能性は高いと思われます。』・・・
本書の最後の章に「かしこい患者になるためのヒント」が書かれていて、次のように記されています。   ・・・さて、抗がん剤やホルモン剤を受けるか否かは本人が最終決定できることです。 どんなに周囲が薦めても、本人が断ればそれで完結する話です。 「自分には抗がん剤やホルモン剤の予防投与は不要だ」と無理なく判断できる方が少しでも増えればと期待しています。 「ガイドラインに従って抗がん剤やホルモン剤の予防投与をしないなら、もうあなたの面倒は見れませんよ」などと脅し文句を言う医師もいそうですが、どうせ、その手の輩はガイドラインに従ったとおり一遍の治療(標準治療)しかできないわけですから、本当に転移が出て困ったときには、それこそ本当に面倒をみてくれなくて緩和ケア科を紹介するだけになってしまうのではないでしょうか。 患者さんが「転移の予防では薬を使いたくないが、もし転移が出てしまったときには、状況に合わせてしっかり考えたいので、よろしくお願いします」と言ったときに、それを受け入れてくれる度量のある医師であれば信頼して任せてもよいでしょう。このように考えると、抗がん剤について自分の意見を言うことは医師の良否を見極める試金石としても有効かもしれません。・・・
現在の抗がん剤の実力は、数%もあるのでしょうか。静岡県立静岡がんセンター「処方別がん薬物療法説明書」を覗けば、各レジメンの奏効率が詳しく見ることが出来ます。また、近藤誠先生の「がん・部位別治療事典」では、部位別、状況別に判断しやすいでしょう。きちんと、その実力(?)を理解するならば、「延命効果」や「生活の質」に考慮して、正しい判断ができるのではないかと思います。そして、治癒率を高めている実力の大部分は、患者本人の「生命力」であり、「自然治癒力」です。抗がん剤の副作用は相変わらず過酷です。ですから、主治医と本音でよく治療や生き方を話し合って、治療を理解し、自分で選択して行きましょう。 もし、仮に様子を見ると決めたのでしたら、安全・安心・安価でサポート出来るプラズマ療法は、お勧め出来るものです。先程の生命力を高め、自然治癒力を大きくサポートするものです。 これからも、ぜひ、プラズマ療法を利用して見て下さいね。   (参)抗がん剤のうそ、最高のがん治療、がん・部位別治療事典

[がん]2020.05.04

代謝アップで若返る「舌トレーニング」は病気の予防にもなります。

みらいクリニック院長で今井一彰先生は診療の中で、舌の重要性に気付き、口の体操や鼻呼吸の健康効果を研究して来られました。その中で、今回ご紹介する「舌トレーニング」を指導し続けています。 なぜ舌を鍛えると代謝が上がって、見た目も若返るのか? 舌は大部分が筋肉でできていて、約200g(スマホ1個分程)の重さがあるので、スマホが口の中に入っているようなものです。 その舌を鍛えなかったら、だらっと下がってしまいます。加齢などで舌の筋力が衰えると垂れ下がります。 ほうれい線が深くなったり、シワが増えたり、アゴが垂れ下がったりして、見た目にも老けてしまったりします。口がポカンと開いてしまって、だらしのない顔になってしまいます。 表情だけではなく、口呼吸になると、バイ菌が体内に入りやすくなり、喉の炎症につながり、さらに、病巣感染という全身のさまざまな疾患を引き起こしてしまうのです。 また、寝ている間に舌が喉の奥に落ち込むと、睡眠時無呼吸症候群という病気になったり、口腔内の衛生にも悪影響を及ぼしたりして、虫歯や歯周病の増加にもつながります。 よって、舌の筋肉を鍛えておけば、代謝が上がりシワやたるみの改善どころか、全身の健康増進にもとても役立つのです。
ここで、以下のような人は、舌の衰えと思われるサインで、今すぐにでも舌トレーニングを始めた方が良いです。   ・ご飯を食べるとき、むせるようになった ・いびきをかくと言われる ・食べるときにくちゃくちゃと音を立てていると言われる   「舌トレーニング」の方法は、歯と唇の間にベロを入れて回す方法です。 これを、連続して右に5回、左に5回まわします。ほうれい線を伸ばすイメージで舌を回すと良いでしょう。 この「舌回し」を毎日続けることで、代謝が自然とアップし見た目も若返るでしょう。 そして、舌を鍛えると血行が良くなり、顔を始め、上半身(デコルテの上)がポカポカしてきます。サーモグラフィーで確認すると、舌トレ20分後から、額から首にかけて温度が上がり、さらに1時間後には顔全体から首にかけてさらに温度が上がったことが確認されました。血行が良くなって、顔から首まで全体がポカポカになって代謝が上がるのです。しかも、この状態が約2時間続くとのことです。 さて、本来、舌は軽く上アゴについているのが正常ですが、「落ちベロ」と言われるように、舌の筋力が低下して上アゴから離れている状態の方がいます。 実は、舌はある部分の力にも関係していて、舌の位置を変えることで、脚力がアップすることがイタリアの大学の研究で分かっています。 これは、舌が上の方にある場合と、下がっている場合で比較したところ、舌が上にある方が膝を伸ばす力が強かったのです。 よって、舌トレにより、つまずかなくなったり、歩行が良くなったりするのです。 また、舌トレにより鼻呼吸が出来れば、インフルエンザなどの感染症の予防にもなります。 舌トレは唾液をしっかり出すことになるので、しっかり噛むことも大切ですが、消化を助けることになります。ですから、舌トレのタイミングでは、食事の直前に行うと良いでしょう。 この簡単な舌トレを習慣にして、美と健康にお役立て下さい。   参考ですが、舌の筋力を測る「舌圧測定器」という機械があります。機械に備えられた風船を上アゴにつけ、舌を押すことで舌の筋力を測定するものです。(単位はkPa) (参)男性:40代43、50代43、60代38、70歳以上33(kPa) 女性:40代38、50代38、60代38、70歳以上32(kPa)   (参)舌トレ

[健康法]2020.05.03

新型コロナウイルスは重症化しなければただの風邪です。

先日発売されました田丸滋/坂の上零両氏の第2弾「プラズマ化学はこうして人体の危機を救う?!」の中で、新型コロナウイルスについての安心できる情報を得ました。 それは、『新型コロナウイルスも重症化しなければただの風邪』だということです。

もともと、コロナウイルスは風邪のウイルスの一種であり、いつでも罹ります。ですが、新型コロナウイルスは重症化しやすいことが恐ろしいわけです。 その新型コロナウイルスの重症化というのは、白血球が外敵を駆除するために出すサイトカインという生理活性タンパク質が過剰に出過ぎて、自分自身の組織を壊してしまう“サイトカインストーム”という状態のことです。私たちの免疫が過剰に反応してしまった状態です。 それを起こさないためには、プラズマ療法が有用だということです。 プラズマ療法により、免疫を正常範囲に戻すことが出来、サイトカインストームの予防が期待出来るのです。 特に、プラスとマイナスの荷電がフィフティー・フィフティーにプラズマ状態で溶かし込んであるプラズマウォーターに免疫を正常範囲に戻す働きがあり、重症化の予防が期待出来ます。 1日150cc程、1日2~3回に分けてお飲みください。   (参)プラズマ化学はこうして人体の危機を救う?!

「プラズマ化学はこうして人体の危機を救う?!」田丸滋/坂の上零両氏の出版記念講演会での重要情報満載の第2弾が出版されました。

田丸滋/坂の上零両氏の第1弾である「プラズマ化学と世界を救う技術」において、天才田丸滋先生の開発されたプラズマ療法が反響を呼び、プラズマパルサーとプラズマウォーターが一層認知されることになりました。 今回は、その出版記念講演会での内容を分かりやすくまとめた第2弾として著された書籍で、現在世界中で蔓延している新型コロナウイルスの重症化を緩和できることにも言及されています。 その内容をざっくりとお伝えします。
・プラズマとは、マイナスとプラスの荷電がフィフティー・フィフティーである状態で、プラズマエネルギーは生命の源であり、生命エネルギーそのものです。 ・アメリカではプラズマ療法がガン治療として最も有効ではないかということで認められています。 ・福島では、放射線被曝により多発性ガンが数多くいるとのことですが、大学病院で全て隠蔽して出さないとのことです。 ・プラズマ療法のパルサーが医療機器として申請したのだが、新規性が高すぎることと、この装置がおさまるカテゴリーがないとのことで、不合格とのことでした。但し、6000症例集まれば申請できるとのことで、まだ2000例を超えたところですが、今は一生懸命、地をはうように症例をとっているとのことです。 一番症例が多いのは糖尿病で、ヘモグロビンA1Cという指標が改善されたり、ほとんど見えなかった目が見えるようになったりしています。これは、毛細血管の脆弱化が補填されて強化されて行くのでしょう。 コロナウイルスは基本的には風邪であり、細胞質の中で増殖します。ウイルス的にはインフルエンザのほうが悪性で怖いのですが、今回のコロナウイルスは新型で人類全員が免疫を持っていないので、罹った方に接触すれば100%うつることが怖いところです。 ・濃厚接触の定義は、室内で15分一緒にいた方ですが、直接接触した場合は、握手だけでもアウトです。また、おしっこや糞、唾液にも出ます。特に、公衆トイレのウォシュレットは極力使わないようにとのこと。 ・ウイルスは水分を抜かれると死にますが、皮膚上とか体内では未来永劫生きています。マスクは飛沫を防ぐためで、感染した方がうつさないためですが、感染予防には手袋の方が有効です。但し、化繊はダメで、木綿とかの天然の繊維の上では、ウイルスは3分しか生きられません。 コロナウイルスにかからないというのは無理で、必ずかかりますが、重症化しなければ、ただの風邪です。そして、プラズマウォーターを飲んでいるとコロナウイルスは重症化しません。 ・重症化というのは、白血球が外敵を駆除するために出すサイトカインという生理活性タンパク質が過剰に出過ぎて、自分自身の組織を壊してしまう状態です。この状態を「サイトカインストーム」と言いますが、プラズマウォーターにより免疫を正常範囲に戻し、このサイトカインストームを止めることが出来るのです。 同様の原理で、クローン病などの炎症性難病に対しても、プラズマウォーターで緩和しています。 初乳を飲んでいる5歳までの乳幼児は、新型コロナウイルスにかかってもサイトカインストームを起こさないようになっているので、風邪程度ですみます。 日々プラズマにかかっていれば、コロナが流行ってもびくともしない“プラズマ体質”をつくり上げることになります。 遺伝子修復酵素のDNAリガーゼは、ATP(アデノシン三リン酸)の量が多ければ作動することが解明されていますが、プラズマにかかっていると、まずATPが増えます。 ・プラズマウォーターとプラズマ装置(パルサー)にかかっているとATPの量が増えるのです。ATPの量を増やしてガンのアポトーシスを起こすためにつくった装置なのです。 ・難病の方は、要は遺伝子の病気ですから、本来は治るわけはないんだけど、そこが治って改善していくというのは、遺伝子修復している以外に考えられないという話なんです。 ・(田丸氏は)自然界に飛び散った放射性物質を除去する方法をつくり上げました。プラズマウォーターは放射性物質のトリチウムを外に出します。WHOによると、トリチウム起因のガン化率は1万人に1人です。日本に1万人のガン患者がいるということです。 ・プラズマウォーターを飲んでいれば、プラズマウォーターの中の水素のエネルギーのほうが高いので、トリチウムと入れ替わり、トリチウムが排出されます。 プラズマウォーターの一酸化窒素(NO)が血管壁に作動して、連鎖して血管壁からよけいNOが出ます。だから、血管の損傷が治るのがすごく早いのです。血管を治していくことによって、結果的に糖尿病がよくなるのだと僕(田丸)は思います。 プラズマパルサーは、小さい尿路結石を体内で破壊します。 ・僕(田丸)はオムロンと一緒にJRの券売機のタッチパネルをつくりました。また、血管年齢の診断計を商品化しました。
数々の発明をし、問題解決を続けていらっしゃる天才田丸滋先生の志の結晶であるプラズマ療法は、益々病気の問題解決の可能性を拡げていくでしょう。 私も、このプラズマ療法で、縁ある方々のサポートを続けさせて頂きますので、これからもよろしくお願いします。 なお、当サロンでは、新型コロナウイルスに対しても対策しておりますので、安心してご来店下さい。

薬の多くは体内の大切な酵素を阻害する”酵素阻害薬”です

全ての生物は、酵素とDNA(遺伝子=生命の設計図)で成り立っています。 酵素は、24種類の消化酵素と2万種類以上の代謝酵素があり、体内で“生きた触媒”として働いています。 その大切な酵素が不足することで、さまざまな病気を引き起こしていることが分かっています。また、酵素は十分あっても、その働きを阻害する物質があるのも病気のリスクを高めます。 酵素の働きが低下すると、消化が悪くなったり、代謝がスムーズに行われません。 ですから、酵素の働きを阻害する物質は摂ってはいけません。やむを得ず体内に入れる場合でも、できるだけ少量にすべきです。特に、膵酵素への弊害は大きいとのことです。 では、酵素阻害物質にはどのようなものがあるかを以下に列挙します。
1. 重金属(ヒ素、水銀、カドミウム、鉛、アルミニウム、銀、スズ他) 2. 生の種(あらゆる種、玄米など) 3. 人工薬剤(化学合成の医薬品) 4. 農薬 5. 動物性発酵食品(チーズ、ハム、ウインナー、ベーコン、イカの塩辛、燻製食品など) 6. 白砂糖や白砂糖を使った菓子、チョコレート 7. 動物性タンパク質(カゼインタンパク質が最悪、卵白のオボムコイドなど) 8. タバコ 9. 酒類(特にウイスキーと日本酒) 10. トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング、ファットスプレッド)   私たちの身体の中で、2万種類以上の代謝酵素が超速で活躍しているのですが、その中でよく知れた酵素に、健康診断にも出てくるγ-GTP、AST、ALTやシトクロムP450(CYP)などがあります。 ちなみに、γ-GTPは、肝臓、腎臓、膵臓などで解毒作用に関与している酵素で、細胞が死んだときに血液中に流れ出ます。一方、ALPは、肝臓や骨などに多く含まれる酵素で、臓器の壊死や破壊に伴う修復活動として細胞再生が行われており、これに伴ってALPの合成亢進が行われ、血中への放出が進んだものと考えられます。 がん細胞の消失が始まった方ですと、γ-GTP:ALPの比率が1:2~5などと数値が変わって来るとのことです。
さて、この中で、3番の医薬品はさまざまな酵素を阻害することで目的を得ようとするものです。 例えば、降圧薬であれば、血圧上昇作用を持つ生理活性物質のアンジオテンシンⅠをアンジオテンシンⅡに変換するアンジオテンシン変換酵素(ACE)を阻害するもの。鎮痛薬であれば、シクロオキシゲナーゼ(COX)という酵素を阻害することで、プロスタグランジンの生成を抑えるもの。抗ガン剤であれば、DNAの複製修復を担うDNAトポイソメラーゼを阻害するものやチロシンをリン酸化する酵素を阻害するものなど。 しかし、いずれにしても、目的外の部位でも作用するために、それが多くの副作用となっているわけです。 このことを、常に頭に置いて、安易に薬に頼ることはしない方が良いように思います。人工的な薬剤により何とかしようとするのは、極力避けたいものですね。   (参)食物養生大全、鶴見酵素栄養学、薬がみえる

[薬はリスク]2020.04.23

新型コロナウイルスにワクチンは効くのでしょうか?

新型コロナウイルスは、風邪のウイルス200種類以上あるウイルスのたった1種類が突然変異を起こしたものです。(しかし、エイズやSARSと同様に人工ウイルスの有力な説があります) これから、インフルエンザと似たような風邪の一種として、考えてみます。
インフルエンザの感染者は、アメリカでは年間8万人以上がなくなっていて、日本では年間1000万人前後の感染者がいて、年間1000人前後なくなっています。 その中で、インフルエンザワクチンが日本では盛んに接種されていますが、実は、インフルエンザワクチンは効かないことが分かっていて、世界中で無視されています。また、インフルエンザワクチンが重症化を防ぐ証拠もありません。 そして、インフルエンザに効くとされて処方されているタミフルに至っては、もうすでに耐性菌が出来て効かないとされていてWHOですら相手にしていません。しかも、インフルエンザ罹患後の死亡者(約1000人前後/年間)より、インフルエンザワクチン接種後の死亡者の方が多いのです。 ですから、元国立衛生院感染室長の母里啓子はじめ、心得ある医師等が、いらないワクチンとして、肺炎球菌、子宮頸がんワクチンと共に、インフルエンザワクチンをあげているのです。 余談ですが、今、日本で推奨されているワクチンもほとんど似た状況で、ジフテリアなどすでに発症する人がいなくなっているものや、感染しても亡くなる人がいない日本脳炎にもワクチンが打たれ、それにより未だに多くの被害者を生み出しているのです。 小児に多い川崎病に至ってもワクチンとの関係があるとも言われています。
ワクチンは、その病原体が純粋な形で手に入らないと造れません。しかも、それを造っている間にウイルスは変異・変身してしまうのですから、いたちごっこです。このような事情から、インフルエンザワクチンやエイズワクチンができないのです。 仮にワクチンを造ったとしても、ウイルスによる感染症はいくら予防接種をしたところで絶滅させることは不可能です。ウイルスはあらゆる生物を構成している基本的な成分である「遺伝子」そのものです。さまざまな生物の体内に入り込んで、その生物の遺伝子に入り混じり、変異して別のウイルスになります。しかも、生物とされてはいませんが、人間等の高等動物を頂点とすると、底辺に位置する細菌のその下に位置する存在なので、数や種類は膨大な数量です。これらを抑え込めると思うのは、神に逆らうようなものでしょう。 しかも、私たち人間には、私たちの身体を構成する細胞約37兆個以上の細菌やミトコンドリアなどのオルガネラがすでに共生しています。そして、ウイルスは私たちのDNAやミトコンドリアなどのDNAにも入り込んでいるのです。 これだけ、人体や自然界への理解が進んできていますので、もっと宇宙・自然界に生かされているということに謙虚になって行くべきではないでしょうか。 あちこち、消毒・殺菌もどうでしょうか。 ちなみに、インフルエンザには、手洗い・うがい・マスクは効果がありません。そして、ウイルス感染には、必ず不顕性感染者が一定存在しますので、知らずに感染している元気な人(不顕性感染者)が拡げかねないので、その事を考えると、不必要に病院やクリニックへ行く方が危険になります。
人間は、死ぬときには死にます。 人は、病気になるのは自然なことです。そして、自然に治る病気に薬は使ってはいけません。さらに、予防接種の副作用・害作用で苦しむのは不条理です。 予防接種の害作用で、今でも多くの子供たちが亡くなり、廃人になっています。予防接種が子供を殺しているのです。 予防接種のことは、また別の機会にお話ししますが、知っておいて下さい。 予防接種を受けると、一時的に免疫力が70%ダウンするといわれています。それは、感染経路を無視して、いきなり体内に重金属や防腐剤、抗生物質等も含めた得体の知れない毒物エキスを入れるからに他なりません。ちなみに、普通の病気に罹っても6~7%のダウンです。しかも、それによりしっかりと本当の免疫を獲得できるのです。 以上から、もし仮に新型コロナウイルスのワクチンが出来たと言ってきても、とても変異が盛んなこともあり、全く効かないインフルエンザワクチンより効くとは思えないでしょう。 そして、そのときには、効かないワクチンを打たせようとする隠された意図を想像してください。
実は、今回の新型コロナウイルスの感染が始まる2カ月程の前、2019年10月に130人の代表が集まり、ビルゲイツ財団とジョンズ・ホプキンス大学主催行事のEVENT201が開催されました。 内容は、伝染病がどのように世界に広がり、またどのような結果をもたらすかについてシュミレーションされました。そのシュミレーションされた病気は、コウモリからブタを介して感染するコロナウイルスでした。肺炎と同じような症状で、発症6カ月後に全世界中に拡散され、そのシナリオによると18カ月後には約6500万人が死亡するというものでした。 主催者のビルゲイツは、アフリカの人たちに子宮頸がんワクチン強要していたり、以前からパンデミックが広がることを言っていて、世界中の人口が増えると世界が良くなることはないとして、適切な人口は約5億人だと大っぴらに言っていた人物です。 現在、このような流れで、スペインでは、自宅隔離を破ったら約8千万円の罰金を課すことが決められました。また、イタリアでは、女性が隔離中にショッピングをしたと摘発され、12年の懲役刑に処せられました。 急な統制で、しっかり考える時間がないので、言うなりになっているようです。 日本も、この流れでは、制御に従わない人々には、社会の安全を阻害する者として、不合理に非難され、最後には容赦ない刑が宣告されるようになるかも知れませんね。 危険がやって来たとき人々がとる行動パターンは以下の通りです。 ①ビクビクし怯え、不安になる ②感染者を憎悪しはじめる ③損失や害が出たら、スケープゴートを探す(魔女狩りに向かう) ぜひ、このような流れを理解して、冷静に対処して行きましょう。   (参)まちがいだらけの予防接種、もうワクチンはやめなさい、ワクチン副作用の恐怖、コロナ・経済恐慌・統制社会(YouTubeソン・ケムン)

断食(ファスティング)がアスリートに受け入れられる理由

杏林予防医学研究所所長の山田豊文先生のご著書「脳がよみがえる断食力」から、アスリートがなぜ断食するのかをお伝えします。 山田先生は、プロ野球の筒香選手を始め、プロゴルファー、格闘家など多くのプロアスリートへ断食をご指導されています。また、横綱の白鵬にも2016年の足のケガの回復目的で断食をさせました。食べることも修行の相撲界で、あえて断食させるには、それなりのメリットがあるからです。断食は、食や栄養に関するアドバイス以上に重要だということです。 断食は、経験すると分かりますが、疲れにくくなったり、体の動きが良くなります。そして、何より「脳力」が飛躍的にアップするのです。
断食をコンディショニングに取り入れているアスリートがいるのは、日本だけに限りません。簡単に紹介すると・・・ 4回のオリンピックに出場し、9個の金メダルを獲得した陸上短距離界のカール・ルイス選手。彼は、動物性タンパク質をとらない菜食主義者でもありました。 2010年に米国大リーグのトレバー・ホフマン投手は、通算セーブ記録は世界2位を保持しています。 1986年に人類史上初の8000m峰全14座完全無酸素登頂を成し遂げた登山家ラインホルト・メスナー。彼は、毎朝冷水シャワーを浴び、腹式呼吸を行い、高度差1000mの距離を7km走るというトレーニングを行い、さらに、肉を食べず、週1回断食を行っていました。   体力勝負のアスリートは、一般の人以上に肉を食べ、高カロリーのものをとらないと体がもたないのではと思われるかもしれません。しかし、結果を出しているアスリートは、むしろ「食べない」ほうが体のコンディションが良くなることを知っているのです。 そして、一流になるには、集中力、判断力、動体視力の良さが欠かせません。さらに、体重コントロールや全身の細胞のメンテナンス、酷使し続けた筋肉のダメージ修復も含めて理解しているからこそ、彼らは断食するのです。 ちなみに、脳力アップということで、世界の偉人たちも断食をされています。 イエス・キリスト、モーゼ、マホメット、ソクラテス他、古代ギリシアの歴史家ヘロドトス、古代ギリシアの哲学者、数学者ピタゴラス、古代ギリシアの医師ヒポクラテス、アメリカの政治家ベンジャミン・フランクリン等、数え上げればキリがありません。 ぜひ、アンチエイジンと脳力アップを目指して断食(ファスティング)をしてみましょう。   (参)脳がよみがえる断食力