スタッフ公式ブログ

陰徳はポイント!

運は誰にでもやって来ます。

その運にまず気づくには、常にアンテナの感度を良くしておくことが大切です。常に、問題意識を持ち続けることです。そうやって察知力を高めておくことです。

そして、その運は、すぐに通り過ぎてしまうために、チャンスが来たらすぐにつかむことが秘訣です。

運は、目に見えないのですが、時に、人から与えられることもあります。

それも含めて、その人の運ですが、その頻度を上げるには、自分の目的や成したいことを周りに宣言しておくことや声をかけてくれるような笑顔や態度が影響します。

ブスッと不機嫌な顔をしている人よりは、にこやかな顔の人の方が話しかけやすいですよね。常に、上機嫌でいることが運を受け取りやすくします。

そして、頂いた縁に対して、きちんと感謝をすることも大切です。

一方、したことに対するお礼や感謝は、運のポイントとして積み重なっていきます。

つまり、運は貯めて行くことができます。

良いことをすれば、それに応じてポイントが付くのです。

ただし、ポイントは、良いこととお礼など、してもらったこととの差になります。

一番ポイントが付くのは、人のために、あるいは人の喜ぶことを、誰にも言わずにコツコツとすることです。自己犠牲ではなく、「人の喜びをわが喜びとする」姿勢です。

このことを「陰徳を積む」と言いますが、陰徳こそ倍のポイントが貯まるのです。

ちなみに、良いことをしたことのお礼が過分な時やそのことをひけらかす時には、マイナスのポイントになります。また、下心を持って良いことをしても差引かれます。

このようにして、ポイントが貯まると良いチャンスに多く恵まれてくるのです。

そして、チャンスは自身に帰って来るだけではありません。

「積善の家には必ず余慶あり」と言って、コツコツと人のために成したことが、子ども達や子孫に必ず帰って来るのです。

戦後の復興を遂げた日本人は、ある意味、戦争で亡くなった方々が使えなくて繰り越した運を使って来たのでしょう。そして、現在は、そのポイントを使い果たして来ているとも言えます。「今だけ、金だけ、自分だけ」の世になって来ています。

現在、私たちの住むこの地球は、温暖化から地球沸騰化にギアチェンジして自然災害が甚大化し始めました。搾取するだけ搾取して、循環を止めて来ています。きれいにしてお返しする姿勢をあらためて考え直してみましょう。

そして、もし何か事故を起こしたり、ケガをしたりしたときには、身近な人や親しい人の厄を払ってあげたと解釈すると良いです。息子思いの母親が転んでケガをしたときに、息子の厄を払えたと感謝していました。

人のために働く、人のために祈る、人のためにと、ポイントを貯めて行く生き方をして行きませんか。

自然療法は3大療法より優れています!

がんという病に、未だに日本の標準治療と称する3大療法が優れているとされていますが、残念でなりません。

すでに、1990年にアメリカの大規模な研究調査によって、「自然療法の方が通常の抗がん剤、放射線治療、手術よりも治癒効果が高い」と報告されています。それにより、欧米ではがんは減少に転じています。

日本では、高血圧症しかり、脂質異常症しかり、エビデンスを無視して、都合の良い基準数値をもうけてサブスク患者に仕立てています。

以前にもお伝えしたように、ピロリ菌除菌は胃がんを防ぎますが、死亡者数は増やします。他の難治性のがんを増やすことにもなります。また、肺がんの健診も同様で、死亡者数を増やすことになっています。

代替療法にはしっかりしたエビデンスがないとしながら、西洋医学の世界ではエビデンスを無視しています。

特に、増えているがんに関しては、死に直結しているだけに見過ごせません。

根本的なとらえ方と治療方法が大間違いです。がんは遺伝子変異が積み重なっているのではありません。それは、結果です。気づいて欲しいと思います。

体内環境の悪化が、自身の細胞にがん化を選ばせているのです。抗がん剤や放射線治療をすることで、よけいに体内環境を悪化させます。だから、苦しまずによい副作用で苦しいのです。我慢することではありません。

そして、医師自身は知っているので、無知な医師はともかく、ある程度の経験を積んだ医師や自身で考えることをしている医師は、自身ががんになったら抗がん剤を使わないのです。彼らは逆に、3大療法を回避して他の療法で治したことを著書で、自身の体験談で著しています。

がんは体内環境を改善させれば、治るのです。今の標準治療と称する3大療法は、逆効果なのです。治った方の多くが、食事などを見直して、体内環境の改善に務めた結果なのです。

3大療法で治ったのは、その働きではないのです。ですから、抗がん剤でたまたま治ったとされている確率が数%なのがうなずけます。抗がん剤は増がん剤であり、たまたまなのです。

標準治療は多くの科学的データが積み重ねられ検証され、医学的に効果が高いとされていますが、代替療法の中には科学的なデータをとれていないだけで、それ以上の症例のあるものもあります。そして、3大療法を西洋医学の中だけの比較で、効果が高いと標榜しているだけです。ですから、世界では遅れているやり方なので、あまり使われていない抗がん剤を、世界の85%も使っているのです。

私淑する近藤誠先生は言っていました。「エビデンスの無い、効かない抗がん剤をするなら放置せよ」と。ですから、放置療法をあえて訴えたのです。

がんは体内環境の悪化なので、その改善に努めたり、心のあり方、クセに気づいて行くことで治して行きましょう。

そして、その時に縁があれば、プラズマ療法などの多くの症例のあるもので、安心・安全・有益無害なものを試してみましょう。

当サロンでは、プラズマ療法をベースに、適切な生活指導を行っています。ぜひ、お試し下さい。

[がん/ブログ]2023.11.12

認知症の予防に水をたくさん飲みましょう!

現在、日本人の平均寿命と健康寿命との差は、男性で9歳、女性で12歳ほどになります。

つまり、介護状態が長いと言うことで、ピンピンコロリで死ぬことが難しいと言うことです。介護が必要になった原因の1位は認知症になり、次に脳血管疾患になります。

そして今回は、「認知症は水を飲めば治る」という事実をお伝えします。

まず、「認知症」と「物忘れ」とは全く性質は別物です。ところが、認知症の初期症状をチェックする簡単なテストは記憶障害を測るもので、「物忘れ」がひどくなれば認知症だと間違って考えています。「物忘れ」は何歳でも起きます。

「記憶」と「認知」は、別の働きで、「記憶」は忘れずに覚えていることであり、「認知」は自分の置かれた状況を正しく把握し、行動に結びつけてゆく働きです。具体的には、「認知」は、この場がどこかという「認識」、この場と自分の関係の「理解」、そして自分はどうするべきかという「判断」、この3つの要素から成り立っています。ですから、あらゆるミスは、「一過性の認知症」になり、継続的なミスが「認知症」であり「自己修正障害」とも言えます。

さて、人体の水分量は、年と共に減少して行きます。子どもで体重の75%、成人で60%、65歳以上の高齢者で50%になります。体重が50キロとすると、65歳以上の高齢者の水分量は25キロになり、およそ250~500ccの水が不足するだけで、意識はおかしくなります。

熱中症では、意識障害を起こすので、不調を感じることができなくなります。そのような点で、認知症も熱中症と似ています。

そして、介護を要する高齢者に水を十分飲ませると、認知症の異常な言動が次々と治まって行きます。

実は、脳の萎縮は正常な老化現象であり、認知症とはほとんど関係ありません。二十数年前に、アメリカの修道女が101歳の長寿で亡くなりましたが、死の直前まで仕事を完璧にこなしていました。解剖したところ、成人女性の脳が1200~1300グラムの所、彼女の脳は870グラムしかなく、老化により著しく萎縮していました。

また、認知症は、他の精神疾患と同じく人格全体の反応で、発病の年齢や症状によって、統合失調症やうつ病、認知症という名前が付けられているだけで、病の本質はほとんど同じです。採血すると、脳の働きにかかわる神経伝達物質のアセチルコリンやドーパミンなどの数値はほとんど一緒です。身体的には、認知症とうつ病はほとんど同じという意見もあります。

そして、認知症の意識は眠っているように暗い状態です。関心には度合いがあり、関心が高い(強い)、低い(弱い)というようなエネルギーの大小があります。認知症では、このエネルギーが大きく失われています。ボーッとすることが多くなり、以前興味あったことに関心がなくなります。関心を持つエネルギー、意識するエネルギーを覚醒水準と言いますが、この覚醒水準が上がらないと、何かを認知し、そこへ向けてエネルギーを出すことができません。認知症では、この覚醒水準が下がっているのです。認知症の方の意識は、眠っている時と同じように暗いのです。

そして、治すためには、覚醒水準を上げて「認知」を正しく働かせることです。そのための一番有効な方法が「水分を多くとること」なのです。

ほとんどの認知症患者は水分不足で、脱水を起こしています。ですから、水をたくさん飲むと、顔つきがしっかりして、コミュニケーションがきちんととれるようになります。姿勢や動作にも効果が表れます。すると、転倒事故も少なくなります。

また、逆説的とも思えますが、尿失禁にも水をたくさん飲ませることで改善されます。というのも、脱水による意識障害、脳の覚醒水準の低下が尿意の知覚を麻痺させているので、排尿をコントロールできていないのです。ですから、水をたくさん飲ませることで、脳の覚醒水準を上げて尿意の知覚の働き、排尿のコントロールが働くことで、尿失禁は改善するのです。

水分をしっかりとることは、日中の覚醒水準を上げ、睡眠の質を良くして、夜の異常行動すら改善につながります。

とにかく、認知症予防には水分をたくさん摂ることから始めて行きましょう。

お勧めの水は、プラズマウォーター、ナノバブル水素水、プロトン水です。

ちなみに、プラズマ療法では矢山利彦先生が認知症の改善例を学会で発表されています。エネルギー通貨であるATPを増やすことが、覚醒水準を高めることになるので納得ですね。

 

(参)水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない

魂とのつながり方

魂は、私たちの中に存在していて、自分を見守り、応援し、助けてくれる存在です。私たちを含め、生きとし生けるものに「命」を与えてくれているものであり、「愛」を与えてくれるものです。生きるために必要なものを授けてくれている頼もしいガイド。

「人は神の分け御霊」とも言いますが、神様の分身と考えても良いです。

その魂を喜ばせて、つながりを強めていけば、あなたの人生にとって必要な人、もの、体験が自然と引き寄せられてきます。

 

魂の世界には優劣や上下関係などはない。すべての命が等しく神様の分身であり素晴らしい存在です。

 

魂と身体は胸で繋がっています。魂を感じてみようと思ったら、胸のあたりに手を当てて、魂にいろいろ聞いてみよう。

 

頭が作り出す「精神(思考、心)」の声ばかりを聞いていると、魂に気づけなくなります。聞きたいことを掘り下げていくことで、魂と会話することができます。

 

「やるべきことをやったら神様にゆだねる」という生き方をすれば、すべての不安を手放すことが出来て、魂とも深くつながれます。

 

身近な意識(顕在意識)より深い意識(潜在意識)は、常に答えを知っています。語りかけることで、その答えを頂けるようになります。

 

自分で自分を癒すことで、「誰かの役に立ちたい」という魂の欲求に応えることができます。

 

人をうらやましく思うのは、あなたも同じものを持っているから。ほんのわずかな順番の違いで、他の人が先に得ただけの事なのです。魂は「次はあなたの番が来ますよ」と語りかけています。嫉妬の心は、次の順番を教えてくれる大切な気持ちでもあります。

「今嫉妬しなくても大丈夫。次は自分の番が来るから。あせらなくても大丈夫。もう少しだけ待っていてね」

 

魂は、あなたを傷つけた相手からの謝罪は求めていません。魂が求めているのは、あなたが内側に抱えた苦しみを外側へ出してあげることです。すべて声に出してしまえば、魂は「よしよし、もう大丈夫だよ」と、記憶を拾い上げてくれます。

 

魂は仕返しを望んでいません。相手からの謝罪ではなく、あなたの許しを待っています。

 

魂や神様に泣き言を言ってもかまいません。その繰り返しで絆は強まっていきます。

 

自分の名前を呼んで、「〇〇〇、愛しているよ、大好きだよ」と言って見てください。魂との信頼関係を深めることができます。

 

魂同士の見えない糸でのつながりを使って、相手の魂に語りかけてみましょう。

 

一人の時間を持とうとすることは、無意識にあなたが魂を感じたいと思っているということです。それが本当の意味で魂との会話になるのです。魂や神様ともっと仲良くなるために一人の時間を持ちましょう。

 

人の使命は、「怒って、泣いて、笑うこと」です。毎日、「感動を体験する」ことです。

 

感動は、神様からのギフトです。魂は、感動に振るえることが、一番の仕事です。

 

どのように、あなたが自身のことを思っていても、魂は「あなたが大好きです。あなたを愛しています。」と言っています。魂や神様は、あなたの人生を見捨てることはありません。

 

(参)魂のトリセツ

肉に期待するのを考えてみましょう!

体力をつけたい、筋肉を増やしたいと肉食に走るのは、当たり前のように思いますね。

それは、肉は優秀なタンパク源だと考えられるからです。

ところが、現代の過剰な肉食による弊害も知っておく必要があります。

まず、「肉を食べるとパワーが出る」ことに関して、面白いエピソードがあります。

それは、江戸時代の終わりごろに、日本にやって来た外国人が、およそ110kmの距離を14時間半で走破した人力車夫に驚嘆しました。普段何を食べているのか聞いたところ、玄米とジャガイモ、味噌汁など質素な食事をしているとのこと。肉を食べればさらにパワーアップするのではと、車夫に肉を食べさせたところ、たった3日目で「疲れて力が入らないから、元の食事に戻してくれ」と懇願して来たというエピソードです。

むしろ、肉食はパワーを奪うのです。

また、「元気な高齢者ほど肉好き」というのは、野菜をしっかり摂った植物性主体の健康的な食生活を送ってきたからこそ長生きで、元気だからこそ肉も楽しめているのです。

現代人のように、野菜をあまりとらずに、ジャンクな食べ物中心で肉を多くとることは、がんを始め、多くの生活習慣病を増やしています。

さらに、現代の畜産による肉には、成長ホルモンや抗生物質の残留が問題です。放牧してたっぷり草を食べさせたグラスフェッドの肉と、工業生産物のように効率化されて作られた畜産の肉とは大違いです。このような肉の多食では、性ホルモンの代謝異常を引き起こし、ひいては性ホルモンが影響するがんの増加を招いています。

現在、オリンピックのアスリートの中には、完全に肉をとらないビーガンのアスリートがいますが、彼ら彼女らの方が怪我が少なく選手寿命が長いです。肉食は炎症体質にし、植物性の食物は炎症を起こしにくい体質にします。

炎症を抑えると病気にならないのです。

引退した力士の白鵬は、現役時代ファスティングをして怪我を克服して優勝復活を遂げましたが、彼が毎年開催している“白鵬杯”では、「相撲に強くなりたければ、野菜をしっかり食べなさい」と子供たちにおっしゃっていました。

実は、肉は消化器官や肝臓、腎臓など、あらゆる臓器に負担をかけて病気を招きます。老けないためには、肉の摂取は極力避けるべき食材です。肉からしか得られない必須栄養素はありません。肉料理では、揚げる、焼く、炒めるなどの高温調理を行うことが多く、その過程で、発がんや酸化、糖化を促進する物質がたくさん発生します。ですから、ステーキ、焼き肉、とんかつ、焼き鳥、唐揚げ、フライドチキン、バーベキューなどのメニューは非常に高リスクになるのです。「やっぱりス〇ーキ、やっぱりがん」です。

逆に、植物性食品は、肉類に伴う様々な問題を、いずれも最小限に抑えることができます。

肉食はあくまで嗜好品として、「タンパク源は肉から」という肉食信仰から抜け出して行きましょう。

 

(参)老化が止まる食事術

[がん/ブログ/]2023.11.01

正しさよりも明るさ

世の中で起きている争いを見てみると、「お前が悪い」とお互いに譲らずに争いになっています。そこには、「自分が正しい」という思いがあるからです。

お互い「自分が正しい」「お前は良くない」と正しさを主張してぶつかり合っているのです。

これは、今も続いているウクライナとロシアの関係やパレスチナとイスラエルの関係にも言えるのかも知れません。

どちらの主張が正しいのだろうかと、深く考えてしまうと、明らかにこちらの方が真っ当だということもあります。

しかし、そこではお互い相手を憎しみ合うことしかありません。

先日、学びました。「正論」の反対は「正論」だと。

ついつい私も、コロナ禍はDSの企てだと知り「ワクチンは危険だ」と、正論を主張し続けてしまっていました。

しかし、すでに打ってしまった人やそれによる副反応に苦しむ多くの方にはどう思われるのでしょう。そこには、明るさはありません。

実は、「せい論」には大きく4つあります。

縦軸の上部に「明るさ」と下部に「暗さ」、横軸の左側に「意識」と右側に「無意識」の十字を書いて4区分すると、まず、「自分は正しい」という正論。これは、明るくはありません。右下の「暗さ」と「無意識」の領域の「せい論」です。自分が正しい事ばかりを主張するだけです。無意識に思っているので、相手を攻撃していることに気づきもしません。お互いぶつかり合うだけです。

次は、征服するの「征論」で、意識して相手に「征論」をぶつけて行きます。左下の「暗い」部位です。ただ、意識しているので、時に反省も出来ます。

次は、誠の「誠論」です。朗らかな明るさを伴う意見です。左上になります。相手を思いやる気持ちで意見をいうことになります。相手も攻撃されている気持ちが無くなり、明るくなります。人に意見を言うには、このような気持ちで伝えられれば良いですね。「何で理解してくれないんだ」と不快になることなく、むしろ、「まだまだ理解しにくいんだね。もっと、分かりやすく伝えてあげよう。気づいてくれれば嬉しいな」「笑顔になって欲しいな」というような感じでしょう。

そして、最後は聖人の「聖論」です。これは、もう笑うしかない。アホの境地だそうです。ここには達することが難しいので説明は出来ません。右上に位置し、本人も周りも笑顔で居るだけです。

このように分類してみると、自分の意見がどの部位に位置しているか分かって、反省も出来ますね。私も、このことを反省して、相手を明るくする伝え方を工夫していこうと思います。

言霊と言って、言葉には波動があり、発した本人と聞いている周りに影響を与えます。ですから、常に明るくする言葉を発して行きましょう。思いやりを持った言い方にしましょう。

「病は気から」とも言います。明るく笑顔で過ごすことは、病を遠ざけます。「笑う門には福来る」とも言いますが、常に明るく朗らかに過ごして行きましょう。

[ブログ]2023.10.29

アメリカのがん抑制効果のある食品「デザイナーフーズ」

デザイナーフーズ計画は、1990年代に米国国立がん研究所(NCI)で「果物、野菜などに含まれるがん予防に有効な天然の化学物質で強化された食品を作る」ことを目的として2000万ドルの予算規模で発足されたプロジェクトです。実はこの前、1970年代後半に、上院議員だったマクガバン氏が連邦政府及び議会に提出した一連のレポートを総称したもので、その中で「食習慣を変えない限り、肥満人口が増え、多くの国民ががんになる。その結果、国民医療費の増大により国家は破産する」と警告されていました。

その中に、果物や野菜を積極的に食べることが必要であると報告されていて、それを受けての計画になるのです。

計画では、過去10年間の疫学調査の中でがんの予防効果を示唆する研究報告がある約40種類の食品を集約したもので、より有効だと認められるものから順に上からピラミッド型に配置しました。

この上位の野菜は、ニンニク、キャベツ、大豆、ショウガ、セロリ、人参などで一般になじみの深い食品がほとんどです。

これらの食品には、がんを抑える驚くべき働きが次から次へと報告されました。

例としてニンニクを上げれば、この中に生じる抗がん成分は複数存在しています。特にジアリルトリスルフィド(DATS)は、すりつぶしたり短時間加熱処理により生じる成分で、次のような報告があります。

動物レベルで、移植した低分化型前立腺がんを濃度依存的に増殖を抑制した。皮膚がん細胞の細胞周期を停止させ、アポトーシスを誘導する。肝臓の代謝酵素の活性を調整して、発がんの抑制をサポートする、などです。

その他、キャベツ、大豆、ショウガ、セロリ、人参なども複数の作用機序によりがんの抑制が報告されています。

これだけ熱心に野菜のがん抑制効果の研究がなされるのは、がんの発病や死亡率の増加に歯止めをかけたいと真剣に考えていたからです。

同時に、1988年、数千ページにも及ぶ「がんの病因学」という報告書で「抗がん剤は増がん剤である」と発表されていました。また、1990年には「自然療法の方が通常の抗がん剤、放射線治療、手術よりも治癒効果が高い」と報告され、さらに「患者には代替療法を含めて効果的な医療を受ける権利があり、医師は効果的な治療法を提示する義務がある」(アクセル法)とされました。

これらにより、アメリカでは野菜の摂取量は増加して、がんの死亡率は低下し続けたのです。

一方、日本では真逆で、野菜の摂取量も低下していて、先進諸国の中では日本だけががんの死亡率が増加しているのです。

まず野菜をしっかり摂り、生活習慣の改善を優先にしましょう。

[がん/]2023.10.26

やるべきでないピロリ菌除菌

ピロリ菌は、強い胃酸の中で生息する菌で、尿素を分解してアンモニアを産生し、胃粘膜を傷つけ炎症を起こし、次第に胃粘膜を萎縮させていくとされています。そして、年月をかけて胃がんを発生しやすくすると言われています。

99%の胃がんが、ピロリ菌によるものだとも言われています。そのため、ピロリ菌の存在が確認できれば、除菌すれば胃がんを防げると過激な治療に走ることになっています。

なぜ、過激な治療かと言いますと、2種類の常用量以上の抗生物質と、胃酸を抑える薬、計3剤を1週間服用する標準治療に問題があるからです。

ピロリ菌の除菌に成功するのは、7~8割程度ですが、除菌治療をすると薬の副作用がいろいろと生じるからです。

特に問題なのが、抗生剤の使用で腸内の善玉菌が死滅させられてしまうために生じる「下痢症」です。高齢者では、菌交替現象によって「デフィシル菌」がはびこると、粘膜が傷つく「偽膜性腸炎」になり、頑固な下痢を引き起こして命を落とすことがあります。

また、胃酸を止めるために、胃液の殺菌効果が消失し、胃や小腸の中でいろいろな細菌が繁殖し、それが体の中を巡って肺炎を起こすこともあります。

長期的に問題になるのは「逆流性食道炎」(胸やけ)です。

さらに、がんサポートのカギであるミトコンドリアの機能低下も起こしてしまいます

このように、過激な除菌治療による副作用でいろいろな問題が出て来るわけですが、果たして「胃がん」の予防効果はどうでしょう。

各国で行われた比較試験がありますが、確かに胃がんの発生は減少しています。しかし、発生してきた胃がんは「早期胃がん」で、そのほとんどは欧米であれば「良性病変」とされるような病変でした。また、除菌群の方で食道がんが増加していました。副作用死とも言えるでしょう。

世界最高の医学雑誌である「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」に掲載された論文では、胃がんの死亡数は減少しましたが、総死亡数は増加していました。

つまり「ピロリ菌除菌は死亡者を増加させるための過激な行為」になります。治療になっていないのです。

さらに、被害は続きます。とりあえず除菌に成功しても「ピロリ菌除菌をしても胃がんが生じることがあり、半年に1度内視鏡検査を受けて下さい」と言われてしまうのです。なんのことはない、ピロリ菌除菌をきっかけに、医者の定期収入源にされてしまうわけです。

日本人にはピロリ菌陽性者がとても多く、人口の過半数を占めていた時代から胃がん死亡数は一貫して減少して来ているので、ピロリ菌犯人説にも疑問はあります。

ピロリ菌がいるから100%胃がんになるわけではないのです。

むしろ、食事内容やメリハリつけた食事のとり方に気をつけることの方が、はるかに胃の健康に良いと思っています。まして、除菌と称して死亡数を増やし、過大な副作用をもたらす行為をする必要はありません。エビデンスに基づく医療を行っている人道的な医師なら、決してピロリ菌の検査や除菌をしようとはしないでしょう。

まずは、被害者にならないためにもピロリ菌の検査はやめましょう。

 

(参)やってはいけない健診事典

スリランカの悪魔祓い

セイロン紅茶でも有名なインドの南端沖に位置するスリランカでは、悪魔祓いの儀式が行われています。

スリランカでは、病気は悪魔が入り込んだもの、ということになっているそうです。そして、悪魔が入り込むのは「孤独だから」と考えられています。

悪魔祓いの儀式とは、すなわち「孤独」の追放のための儀式ということです。

「儀式」では、村人総出で“病人”を囲み、数時間に渡って歌を歌ったり踊ったりするのです。

それが終わると、「さあ、そろそろ我々の仲間に戻ってらっしゃい」ということで、病人は仲間の輪に加わります。

すると、「これで君はもう孤独ではない。多くの仲間がいる。見守っている」ということになり、病気はなくなるのです。病人は「孤独」から救われ、ひいては「悪魔」からも救われるわけです。

病気は、陰で暗い、ネガティブであり、お祭りは陽で明るい、ポジティブなパワースポットのような場になります。

歌ったり踊ったりする明るく楽しい場で、人と関わることは、気を病む隙はありません。天岩戸(あまのいわと)神話にもあるように、嘆き悲しんで天岩戸に隠れたアマテラスを引き出すのに、八百万(やおよろず)の神々が楽しく踊って連れ戻した話もあります。

人は一人では生きていけません。友人や社会の人との関りで、生き生かされているのです。何でも良いので、人とのつながりを持ちましょう。私は、倫理法人会の朝のモーニングセミナーがパワースポットだと思っています。朝から多くの人と明るくあいさつを交わし、学びと同時にエネルギーを頂けます。何でも良いのです。散歩時でのすれ違う人へのあいさつでも、買い物の時のレジの方へ明るくあいさつやお礼をするのでも構いません。

孤独に陥り自殺や孤独死が増加している現代日本人に、社会や人とのつながりは益々重要性を増しています。生きることの本質や医療の原点がそこにはあります。

いつも、明るく元気に、喜んで過ごしましょう。

がんの原因になる食品添加物を避けましょう!

増え続けるがんの主な原因は“食”にあります。

その食も、食事そのものの影響もありますが、食品に添加されている食品添加物の害も知っておくことが大切です。現在、コンビニやスーパーで売られている商品のほとんどに添加物が使われていて、お弁当にも、20種類も30種類も添加物が使われています。今回は、がんの原因になる食品添加物をいくつかご紹介します。

 

  • 発色剤・亜硝酸ナトリウム

明太子やハムなどを色鮮やかに見せるために使われているもので、アミンと反応してニトロソアミンという強い発がん性物質に変化します。

  • カラメル色素(Ⅲ、Ⅳ)

ソース、清涼飲料水、炭酸飲料などの飲み物、菓子類、ラーメン、スープ、しょうゆなどの多くの食品に褐色をつけるために使われています。人間の遺伝子に入り込んで構造を変えるためです。

  • 人工甘味料(合成甘味料)

アスパルテームは、脳腫瘍との関係が取りざたされており、さらに白血病を引き起こす可能性があるとの指摘があります。スクラロースは、農薬のDDTやBHC、またPCB、ダイオキシンなどの有機塩素化合物の一種で、体内で代謝されません。アセスルファムKも体内で代謝されず、肝臓にダメージを与え、免疫を低下させる可能性があるとのことです。また、発がん性があるという理由で、いったん使用が禁止されたことがあるサッカリンナトリウムは、ショウガの漬物や歯磨き剤に使われていることがあるので注意です。

  • パン生地改良剤・臭素酸カリウム

WHOのIARC(国際がん研究機関)は、臭素酸カリウムを「人に対して発がん性を示す可能性がかなり高い」と発がん性物質に指定しています。

  • 合成着色料・タール色素

紅ショウガや福神漬け、菓子パン、清涼飲料など多くの食品に使われていて、化粧品などにも使われています。この色素は、いつまでたっても分解されず、色落ちせず、その化学構造から、発がん性や催奇形性の疑いがあります。

  • 防カビ剤のOPPとTBZ

輸入されたレモンやオレンジ、グレープフルーツなどの防カビ剤のOPP(オルトフェニルフェノール)やTBZ(チアベンダゾール)は発がん性や催奇形性が認められています。果肉からも検出されるので注意です。

  • 合成保存料・安息香酸ナトリウム

栄養ドリンクなどに使われていて、栄養成分が腐敗するのを防ぎます。安息香酸ナトリウムは、ビタミンCと反応して、人間に白血病を起こすことが明らかになっているベンゼンに変化します。

 

添加物を気にしていたら何も食べられないような社会になっていますが、不自然な食品からは遠ざかり、上記の食品添加物に気をつけて過ごしましょう。コンビニのアップルパイよりは、今旬のリンゴや柿など自然なものをしっかり摂りましょう。

 

(参)体を壊す10大食品添加物

[がん/]2023.10.14