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厚労省が「高齢者に抗がん剤は効かない」と発表しています‼

厚労省は「高齢者に抗がん剤は効かない」と発表しています。

このような衝撃的な内容を見たのでご紹介します。

高齢者は、心肺機能が落ちていたり、様々な生活習慣病の持病を持っています。体の主な代謝機能を担っている肝臓や腎臓の機能も低下しています。

ですから、高齢者にはがん治療は危険なのです。

『大往生したけりゃ医療とかかわるな』の中村仁一医師は、有言実行で肺がんを放置して、自宅で穏やかに旅立たれました。

年齢に関係なく、がんの9割は放置して痛みだけ抑えたほうが楽に長生きできます。

とりわけ高齢者は、手術や抗がん剤のダメージで命を縮めやすいのです。全身麻酔の手術が終わったらボケていた、入院生活から寝たきりに直行などのトラブルも多発します。

また、手術時の全身麻酔について、全身麻酔下では自力呼吸ができなくなり、人工呼吸器が必須になります。その他、中枢機能、心臓の働き、ホルモン分泌など、生きていくために欠かせない体の機能のほとんどが抑制されたり、乱れます。そのため、70歳を過ぎて心肺機能が弱っていたり、狭心症や脳梗塞、糖尿病、腎臓病などの持病があると、全身麻酔によって状態が悪化することがあります。また、手術後にせん妄(幻覚)やボケが急激に進むという研究データがいくつも出ています。

厚労省が行った研究で、国立がんセンターを受診した70歳以上の高齢患者、約1500人を「抗がん剤治療を中心にしたグループ」と「痛みをやわらげる緩和ケアを重点的に行ったグループ」の2つに分けて、初診から死亡までの生存期間を比較したものがあります。

その結果、肺がん、大腸がん、乳がん末期の高齢患者では、成績に差はありませんでした。しかし、肺がんでは「40カ月以上生存した人たちは、抗がん剤治療をしていないグループのみ」「75歳以上で10カ月以上生存した人の割合は、抗がん剤治療をしていないグループの方が高くて生存期間も長かった」。

つまり「抗がん剤を使わない方が長生きする」という、思惑とは逆の結果が出ていました。

2500人以上の末期がん患者を診てきた小野寺時夫医師が次のようなため息をついています。

「ホスピスで心を痛めるのは、抗がん剤治療でズタズタの人が多すぎること。いろいろ試しても効かず、衰弱しきってホスピスにくる。副作用で食べ物の味はしない、手足はしびれる、だるくて身の置き場がない。そして間もなく死亡。これほど痛ましいことはないです。」

抗がん剤、分子標的薬などあれこれ投与されて副作用で死ぬまで苦しんでいるのです。

ですから、「無治療で明るく穏やかに『在宅がん自然死』が僕の究極の理想です。」と近藤誠医師は述べています。

以上を考えれば、高齢者にはプラズマ療法でサポートすると良いと思いますね。

 

(参)がんの逆襲

[がん]2021.10.08

がんに逆襲されないために守るべき8カ条!

今回は、近藤誠医師の新刊「がんの逆襲」から、がんに逆襲されないための8カ条をご紹介します。

近藤誠医師は、40年近く慶應義塾大学医学部放射線科に席を置き、がん治療に関わってきた専門家です。乳房温存療法のパイオニアとして、抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療における先駆的な意見を一般の人に分かりやすく発表し、啓蒙を続けていらっしゃる方です。4万人以上診てきて、つかんだ心得を伝え、原則的にがん放置を勧めていらっしゃいます。以下に、近藤誠医師の伝える8カ条を列記します。そして、少し補足して分かりやすくしました。


  • 検査を受けない

健診、がん検診、人間ドッグが不幸の始まりになります。世界では「命が延びることを証明できたがん検診はひとつもない」ことがはっきりしていて、各国政府が、がん検診の廃止を勧告しています。また、過剰診断で大きなダメージも受けます。

  • 病院に近づかない

うかつに受診すると、血液検査などされて、がんを見つけられる。早期発見、早期治療をしても、がん死は増え続けています。乳がんのマンモグラフィー検診も欧米では「死亡率を下げる効果がない」と多く報告されています。また、前立腺がんのPSA検査も無意味だと中止勧告されています。

  • 「がん」と診断されても、苦痛がないなら忘れる。放置する

日本人の2人に1人以上ががんになっています。つまり、中年過ぎれば、たいてい体のどこかにがんがある。共生が一番。治療により苦しみが増し、早死にさせます。

  • がんの手術はしない

「本物のがん」なら、体にメスが入ると、傷口にがんが一気に増殖したり、すぐに転移が出てきたり、がんの進行が早まることがよくあります。ステント(拡張器具)、ラジオ波、放射線など、なるべく体を痛めない方法を選ぶ。

  • 放射線をかけすぎない

骨転移、舌がん、子宮頸がん、膀胱がんなどに有効だが、線量が多すぎると危険。

  • 固形がんに抗がん剤は打たない

抗がん剤、分子標的薬、オプシーボなど、すべて延命効果は不明で、毒性が強すぎる。固形がんには延命効果さえなく、毒性により容赦なく死に至らせます。

  • バランスよくなんでも食べる

特に、肉、乳製品、卵など動物性たんぱく質をしっかり摂って、正常細胞を丈夫に。(※ごめんなさい。末期はともかく、私はチャイナスタディの大規模なエビデンスを尊重していて、基本的にがん患者さんには植物性タンパク質を主にして、動物性タンパク質は控えるように伝える派です。鶴見隆史医師、ナチュラルハイジーンなどから学んだチャイナスタディなどのエビデンスを支持しています。

  • 本書で知識を身につける

 

以上ですが、以前にもお伝えしましたが、がん治療においては日本の3大療法を主にした標準治療は世界的にはおかしいようです。欧米で3大療法は数%です。がんになり、死と向き合い、生き方を真剣に考えた場合に、最小限の処置をしながら放置して共生を選んでいるのです。

当サロンには、そのような意識の高い方がほとんどです。そして、放置し共生するなら、がんサポートとしてプラズマ療法は最高のマッチングです。ステージⅠ、Ⅱは2カ月から数カ月で85%の消失寛解なので、実際消えてしまった方は多くいらっしゃいます。

ですから、いつか近藤誠先生が放置療法と相性の良いプラズマ療法を好評価されることを願っています。

 

(参)がんの逆襲

[がん]2021.10.05

ホ・オポノポノによるウニヒピリ(潜在意識)との協同作業の仕方

ウニヒピリがいろいろと見せてくれる記憶には、さまざまな感情を湧かせます。それにより、なかなかうまくクリーニングがいかないことがあります。

また、自身の都合のよい目的を達成させるためにクリーニングをするのも、ウニヒピリの存在を無視することになります。

そうではなく、膨大な記憶を管理しているウニヒピリが、ただただあなたにクリーニングしてもらうために再生しているということを常に意識してください。

そして「人生は、一瞬一瞬、クリーニングしつづけることでしかない」のです。

自分が見たり聞いたり、感じたりすることすべてが、自分の中で起きている何かが原因であると考えるのです。わからなくても、あなたがクリーニングを続けることで、ウニヒピリはその問題の原因となる的確な記憶を探し出し、あなたが始めたこのプロセスによって、あとはディヴィニティ(神聖なる存在)が変換し、消去し、ゼロの状態に戻し、最後にはインスピレーションとしてあなたに与えてくれるのです。

それでは具体的に、ウニヒピリとの協同作業の手順をお伝えします。

 

  • あなた(表面意識)がホ・オポノポノを学び、クリーニングを始めます。(ここまでが基本です)
  • あなた(表面意識)がウニヒピリ(潜在意識)に働きかけ、ホ・オポノポノのプロセスに参加してもらいます。
  • あなた(表面意識)がウニヒピリを尊重し、尊敬しながらケアしていきます。

いらだち、不安、怒りに満ちたまま口先だけで唱えるのではなく、ウニヒピリが出してくれたものを一度何もかも受け止めて、それを一つずつクリーニングして行くことです。

  • ウニヒピリがあなたとコミュニケーションをとれるよう練習を重ねます。(辛抱強く愛をもって話しかけ続けます)

出来るだけ多くのタイミングでウニヒピリに話しかけるようにすることです。「今、元気?」とウニヒピリに話しかけて、「・・・」という返事や感情・体調が現れた(ウニヒピリが記憶を再生してくれた)ので、それをクリーニングするのです。

  • やがてウニヒピリは自らクリーニングに参加しはじめます。
  • あなた(表面意識)とウニヒピリは記憶の消去を共同作業していきます。
  • アウマクア(超意識)がこの作業を引き継ぐ形で、この一連の作業にさらに磨きをかけます。(余分なものを取り除き、必要なものがあれば加え、この作業の最終的な形まで導き出します)

ここで、あなたの意図や期待はクリーニングの妨げになります。すべてウニヒピリの働きに感謝して、神聖なる存在に任せることがポイントです。

  • あなた、ウニヒピリ、アウマクアの三者によってクリーニングされ続けた記憶は、最終的にディヴィニティ(神聖なる存在)に届いてゼロになり、あなたのもとにインスピレーションとして現れます。

 

このプロセスの中でも、ウニヒピリはあらゆる感情的体験、記憶を集め出すという重要な役割を担っています。とにかく、クリーニングのコツは「ウニヒピリと深く関わること」です。

ウニヒピリとの関りが深ければ深いほど、今の状況を「よい」や「悪い」という判断によって濁らせることなく、もっとスムーズに、インスピレーションに従って判断していくことが可能になります。

結果的に、あなたが何か人生において障害や苦難を体験したときでも、ウニヒピリはそこで記憶の再生をしてあなたとともにクリーニングを始め、大きな変化に向けてあなたを導いてくれます。

ウニヒピリと仲良くなり、クリーニングの流れに身をゆだねることが最も美しいプロセスです。常に、クリーニングし続けましょう。そして、自然の流れに身をゆだねているというような心の豊かさや安心感をもって日常を過ごして行って欲しいと思います。

 

(参)ウニヒピリ

「カタカムナウタヒ」と「ホ・オポノポノ」

病気を高次元の方から癒す「カタカムナウタヒ」の実践のコツは、「無私」と「感謝」です。

自分で治そうとする気持ちも、治してもらいたいという気持ちも必要ありません。自分は、カタカムナウタヒを唱えているだけの存在にすぎない。自分は、それが行われているのをただ見ているだけである。痛みが消えても、その場面を見ている目撃者にすぎない。そんなふうに無私になることが大切です。自我が介入すると、執着になります。

また、自分を生かして下さっている大いなる存在からすべてを頂いているという気持ち、生きていくだけのお金も、住むことのできる家も、日々の食事も、空気も、光も、すべて頂いている。これ以上、神様から頂くものは何もない。こんなに十分にして頂いて、ありがとうございます、という感謝の気持ちが大切です。

この「無私」の心の持ちようと「感謝」の気持ちは、「ホ・オポノポノ」にも通じます。

ホ・オポノポノでは、目の前で起こる出来事や病気などは、すべて私自身の責任であり、私の記憶が再生したものだととらえています。その記憶を、「許してください。ごめんなさい。ありがとうございます。愛しています。」という4つのフレーズでひたすらクリーニングするのが「ホ・オポノポノ」です。唱えるときの心の持ちようが「無私」であり、唱えるフレーズのポイントが「感謝」です。具体的には次回お伝えします。

この二つの方法は、本当の自分である、主体に働きかけることによって問題を解消するのです。そして、その本質は「愛」でしょう。その本質を輝かせることが出来れば、自ずと問題は解消し、病気も癒えるのです。

そのときには、表情は明るく朗らかになり、周りを安心させることにもなります。自然に笑顔が出るでしょう。

とにかく、口角を少し上げて表情を明るく保ち、「カタカムナウタヒ」や「ホ・オポノポノ」を唱えて続けてみましょう。特に、悩みや問題を抱えている方こそ、必ず救われると信じていますから、自分をいたわってこれらの言葉を唱えて見てください。

 

(参)丸山式究極の健康法、誰もが幸せになるハワイの言葉ホ・オポノポノ

高次元医療としての「カタカムナウタヒ」

カタカムナのことやそれを紐解いた相似象学などに触れたのは20年程前で、当時は“イヤシロチ(癒しろ地)”化の技術を学ぶためでした。地磁気計を使って土地の地磁気を測定し、その歪んでいるところに埋炭して場を高める方法です。この方法が、カタカムナ人の智慧が書かれているカタカムナ文献から得たものでした。

そして、再びカタカムナに出会ったのが、電磁波対策の師匠である仙台の丸山アレルギークリニック院長、丸山修寛先生の勉強会のときです。患者さんをひたすら治したい一心で常に研究を続けることで、神がかり的な能力からカタカムナの古代人の智慧を医療の中に復活させたのです。

ちなみに、カタカムナとは、一万二千年以上前に使われていた線と円のシンプルな要素で作られている言葉で、カタカムナ人は現代人よりも感覚や能力が格段に発達していて、宇宙や原子の真空の中に発生する素粒子をとらえていたのではないかと考えられています。

というのも、カタカムナ文献である「カタカムナウタヒ」には、宇宙の仕組みや量子力学、生命の仕組み、病気の治し方、農業のことなど、驚くべきことが書かれているからです。

そして、丸山先生は、八十首ある「カタカムナウタヒ」の第五首、第六首、第七首の三首を唱えることで、不快な症状が消えたり、身体がポカポカしたり、ときには奇跡的な変化が起きることを発見しました。

さらに、治療に使うと、患者さんの周囲にブラックホールのような球体(ミスマルノタマ)が突然現れ、いろいろな症状を飲み込むのをとらえることが出来たのです。頭痛や腰痛、風邪の諸症状、アトピー性皮膚炎のかゆみなどからがんの転移の痛みなどです。先生曰く、「カタカムナを詠むことによって高次元のエネルギーを取り入れることができ、その結果、私たちの身体に修復が起こると考えられる。」とのことです。

では、以下にカタカムナウタヒの三首と丸山先生の詠み方をご紹介します。


両手の人差し指を天に向かって立てて、カタカムナの第五首、第六首、第七首を続けて詠みます。人差し指を立てるのは、人差し指がアンテナのような役目をするからです。こうしてカタカムナを詠むと、手に微細な振動が伝わってきて、立てた人差し指を中心に、ミスマルノタマという高次元空間が出現します。身体が揺れたり、勝手に動き始めたりすることもあります。うまくいかないという人は、自分だけでやろうとしないで、潜在意識と一緒にやっているつもりでお試しください。

第五首 ヒフミヨイ マワリテメクル ムナヤコト アウノスヘシレ カタチサキ

第六首 ソラニモロケセ ユヱヌオヲ ハエツヰネホン カタカムナ

第七首 マカタマノ アマノミナカヌシ タカミムスヒ カムミムスヒ ミスマルノタマ

 

この三首は、意味がわからなくても、ただ詠むだけでも身体は確実に変化します。続けて読み上げると、「私」という顕在意識と潜在意識、無意識の3つの意識が「三位一体」となり、潜在意識や無意識が、全体的に「私」の味方となって働き始めます。

自身の健康維持や病気を治す手立てとして、ぜひ、この三首を声に出すか、または心の中で唱えるようにすると良いでしょう。

 

(参)丸山式究極の健康法

 

良い事を考えると良い事が起こる

精神科医の和田秀樹氏の「良い事を考えると良い事が起こる」をご紹介させて頂きます。このお話しは、今朝の甲府市倫理法人会経営者モーニングセミナーでお話し下さった初代会長、山梨県倫理法人会相談役法人アドバイザー古屋哲男氏から引用させて頂きました。「早起きは三文の徳」と言いますが、毎週1回早朝からのいろんな方との交流はとても勉強になります。夜のお付き合いにも学ぶことがありますが、悪い縁もあるかもしれません。しかし、早朝の場では良い人しか会いません。楽しくて元気をもらえます。その場からの今朝の学びを、ぜひ、シェアさせて下さい。

 

  1. 自分の長所に早く気づいた人だけが、幸せになれる
  2. 良い事を考える人にしか「良い事」は起こらない
  3. ワクワクすると、本当に「良い事」が起こる
  4. どんな1日にも「良い事」「悪い事」が同居している
  5. 良い事を考える女性はなぜか美人になる
  6. 悲観的な人は、なぜ浮上できないのか?
  7. 調子が悪いときは「そういう時期なんだ」と考えよう
  8. 肯定感を持つ子は「頭のよい子」になる
  9. 「良い事」を考えつくのは人間の大切な能力
  10. その人が若々しく見えるのは「良い事」を考えているから

 

ちなみに、倫理法人会は、いつ、どこで、誰が行っても、常に正しい、皆幸福になれる「万人幸福の道」を愚直に実践し、身につける場です。教祖がいて、法や教えを一方的に学ぶ宗教でなく、真面目に実践する生活のすじみちです。それを3つに要約すると、「明朗(ほがらか)」「愛和(なかよく)」「喜働(よろこんではたらく)」です。

倫理法人会には治療仲間から誘われて、今月入会させて頂きました。長年、医療の両輪として東洋哲学や船井幸雄氏、稲盛和夫氏などの教えを個人的に学んで来ましたが、やはり人間は人との交流でより深く、早く学ぶことが出来、また人生をさらに豊かに出来ると思っています。せっかく身近にある学びの場なので、当センターの発展と共に、さらに世の中に貢献できればと思い、これから続けて行きたいと思っています。

[ブログ]2021.09.22

体内の毒物処理を行う人体最大のデトックス器官「肝臓」を労わりましょう

予防医学を行うヘルスコーチとして活動されている消化器外科医の石黒成治医師がいらっしゃいます。彼は、腸内環境の改善法、薬に頼らない健康法をメールマガジン、You Tube、Instagram、Facebookなどで情報発信をされています。

今回、石黒医師の「少食ライフ」より肝臓ケアをご紹介します。


肝臓は人体の中で最大のデトックス器官です。肝臓は細胞レベルで毒素を中和して無毒化します。そして、その毒素は主に腸から流入するものと、体内の代謝の過程で生成される生物学的毒素があります。

腸から入る主な毒素は、食品由来の添加物や保存料、酸化した脂質などの炎症誘発物質や未消化の食事成分、そして腸内の細菌です。これらが吸収されて腸の血流に乗ってすべて肝臓に流れ込むようになっています。そして、これらをすべて濾しとり、細菌などは肝臓内に存在するナチュラルキラー細胞やマクロファージなどの貪食細胞が処理をします。

また、毒素は一般的に脂溶性のため、そのままでは排出することは困難です。そのため肝臓では毒素を抱合という形にして、脂溶性から水溶性に変換します。水溶性で無毒となった代謝物質は血液の中に入って腎臓から尿として排泄されるか、肝臓から胆汁という形で直接、腸の中に捨てられます。

このように、肝臓は全身の臓器のボディーガードのようなもので、最初に毒素を処理することで、脳や心臓などの他の臓器に到達する毒素の数を大幅に減らすことができるのです。

また、もう一つの代謝過程で生成される生物学的毒素には、アンモニア、ホルモン、LPS(リポ多糖)、カビ毒素などがあります。アンモニアは、タンパク質の製造過程で生じる副産物で有毒なので、肝臓で尿素に分解されます。ホルモンは体内バランスが適切に保たれることが大切で、肝臓から胆汁中に排出されて腸内に捨てられます。グラム陰性菌という細菌の細胞壁にはLPS(リポ多糖)いう内毒素が含まれていて、細菌が死滅するたびに腸内から流入します。カビ毒は、お風呂や天井などの黒カビなどの環境・食品から体内に入り発生させたものです。

このように多くの毒素が体内に流入したり、体内で生成されるため、肝臓は休まる暇がありません。

ですから、肝臓を労わるために、日々摂取する食事内容や内服薬などを考えなくてはいけません。そのために、食事を節したり、肝臓を保護する食品を取ることが大切です。また、腸を整え、毎日きれいな便を出すことも大切です。

今回は、肝臓を保護し、肝臓のデトックス効果を食品を3つご紹介します。

  • りんご

りんごの食物繊維にはペクチンが含まれています。ペクチンは、善玉菌のエサ(プレバイオティクス)となり、リーキーガットを修復し、腸内環境を改善します。腸から水銀や鉛などの重金属を吸着して排出することを助ける作用もあります。また、リンゴに含まれるポリフェノールには炎症を抑える効果があります。

  • ビーツ

動物実験では、ビーツのジュースが肝臓のダメージを軽減し、自然の解毒酵素を増加させるという結果が出ています。また、ベタレインという色素には心臓を健康に保ち、強い抗炎症作用もあります。

  • ニンニク

紀元前から重要な薬としての役割を果たしてきたニンニクは、現代でも様々な病気予防や治療効果に関する実験・臨床報告が行われています。みじん切りにより生成されるアリシンは強力な抗酸化作用があり、肝臓細胞を保護する効果が認められています。また、脂肪肝予防効果や、週2回以上の摂取が肝臓がんを予防すると報告されています。

 

さて、プラズマ療法では、抗酸化による働きと体内酵素を活性化させることにより肝臓ケアをとてもサポートするものと考えています。ぜひ、人体最大のデトックス臓器である肝臓を労わって行きましょう。

 

(参)少食ライフ

[ブログ/]2021.09.20

今年の夏に発売された薬が、糖尿病においてもプラズマ療法のすばらしさを再確認させてくれました

今年の夏に、糖尿病の8種類目の新たな作用を持つ薬「イメグリミン(商品名ツイミーグ)」が発売されました。

糖尿病(Ⅱ型)は、血糖を下降させるインスリンの分泌低下やインスリンの効き目が悪い(抵抗性)ことで血糖が上昇します。そのインスリンはすい臓のβ細胞から分泌されています。そして、そのβ細胞内には“ミトコンドリア”というエネルギー源(ATP)を生み出す細胞内小器官があり、糖尿病の患者さんは、すい臓のβ細胞のミトコンドリアの機能が低下して、ATPが減少するためにインスリン分泌能が低下しているのです。

今回の新たな薬は従来と違い、すい臓のβ細胞のミトコンドリアの機能を高めてエネルギー源のATPを増やし、インスリンの分泌能を回復させるというものです。

さらに、すい臓のβ細胞で、ミトコンドリアの機能が低下する原因がもう一つあります。

それは、細胞を傷つける“活性酸素”の過剰産生です。ミトコンドリアはATPを合成する一方で、活性酸素を生み出しています。健康な状態では、活性酸素は絶えず適切に処理されています。ところが、糖尿病患者では適切に処理できず、過剰に産生された活性酸素がβ細胞を傷つけ、インスリン分泌も低下させていると考えられています。今回の新薬は、この活性酸素の産生も抑制するといいます。

活性酸素から細胞を保護する効果は「肝細胞」や「骨格筋細胞」においても同じです。活性酸素を減少させることで、肝細胞では「糖新生の抑制」、骨格筋では「糖取込み増加」という効果をもたらします。つまりインスリン抵抗性の改善につながるのです。

従来の薬では、「インスリン分泌能の改善」と「インスリン抵抗性の改善」の2つの作用を併せ持つ効果はなかったのですが、この新薬は両方の作用が期待できるとのことです。

ただし、この2つの作用による血糖降下作用は強力ではないので、単剤で従来の薬の代わりになるわけではありません。そのため、従来の薬との組み合わせで相乗効果があるとのことです。特に、国内で最も多く処方されている「DPP-4阻害薬」との相性が良いとのことです。

また、この新薬はミトコンドリアに作用することから、血糖降下作用だけでなく、「老化を遅らせる可能性がある」として注目されています。

さて、ここでプラズマ療法はどうでしょう。すでに多くの臨床例で糖尿病に有益だと研究会でもお話しされていました。

当然ですね。ミトコンドリアの機能を高めて、活性酸素を発生させることなくエネルギー通貨であるATPの産生を高めます。それにより、全身の酵素が活性化されます。当然、すい臓のβ細胞からのインスリンの分泌も必要に応じてしっかり出してくれます。

抗酸化力も発揮して、老化を遅らせるアンチエイジング効果も期待できます。しかも、記憶力を高め、認知症予防にもなるので、健康で長生きです。

がん治療の世界だけでなく、糖尿病の治療においても、プラズマ療法のすばらしさが再認識されました。

 

(参)健活手帖2021.9.14

化合物でミトコンドリアの機能を高めるのはどうかしら?

期待されて登場したがん免疫治療薬「オプシーボ」などの「免疫チェックポイント阻害剤」も蓋を開けてみれば、従来の抗がん剤程度の10%程度の効果があるだけでした。しかも、異常に高額な価格も問題になっていました。

今回、がん細胞を攻撃する免疫細胞が機能するのを助けるオプシーボの働きを高める化合物を作製したとの京都大学の発表がありました。

その化合物は、なんとミトコンドリアの合成に不可欠な遺伝子の働きを強めるとのことでした。

プラズマ療法では、ミトコンドリアの働きを活性酸素を出すことなく、十分に高めることが出来ます。それにより、がん細胞をアポトーシスに導くことができ、その効果はすでにステージⅠ、Ⅱで85%以上、ステージⅢ、Ⅳで50%以上の消失です。縮小するだけの効果(?)ではありません。オプシーボとの併用効果は分かりませんが、どちらが主体になるのでしょう。それに、この期に及んで化合物とは・・・

そして、オプシーボによって免疫が高まることが良いことだけとは限りません。ブレーキを外された免疫細胞が、都合よくがん細胞だけを狙って攻撃することがないことは常識です。すでに、全身に及ぶ数々の副作用が物語っています。

大学医学部でも、体に安心・安全なプラズマ療法をもっと積極的に取り入れて研究してみてはどうでしょうか。

献身的なシスターたちの姿勢~いただいた愛を人にも分け与えたい

前回、素敵な鈴木秀子先生のお話しやご著書の内容をご紹介させて頂きました。

今回は、愛読書月刊「致知」2010年10月号に、有名な横田南嶺臨済宗円覚寺派管長との対談で鈴木秀子先生のお話しがご紹介されていました。その中で、鈴木先生がカトリックのシスターになられたきっかけのシスターたちの生活をご紹介します。


・・・戦後、それまでの価値観を否定されて生きていく中で、国際性のある大学とはどういうところだろうという関心から聖心女子大学を選んで進んでからです。

当時、カトリック教会では敗戦後の日本を援助するために、世界の一流大学で教鞭を執っていた海外の教育者に声を掛けて、日本に送り込んでいました。聖心女子大学にもそういう先生が集まっていて、自分の国を捨ててやってきた修道女(シスター)もたくさん学生たちの教育に携わっていました。

当時、カトリックのシスターたちには一生涯を通じて個人的な会話を絶対にしてはいけない、沈黙を守らなくてはいけないという厳格な規則がありました。だから、私たち学生が知っているのはシスターの名前だけ。どの国に生まれてどういう環境で育ったのかなど誰も何も分かりません。それでも彼女たちは、これから日本を背負っていく若い女性たちを育てるために死に物狂いで働いていました。

一方で、大学には教える側とは別に掃除や家事などを受け持っているシスターもいました。彼女たちは学校の廊下を掃いたり、寄宿舎で学生が使う皿を洗ったりしながら何かぶつぶつ言っているんです。まだカトリックのことは何も分からなかった私が友達にそのことを聞いてみると「いまここを通った学生と家族、それに連なる人たちが幸せでありますようにと、いつも祈っているのよ」と。

国や大切な家族を捨て、厳しい規律を守りながら、しかも人のために働くことだけが喜びという、およそ普通の人たちにはできないことができる、そのエネルギーの源は何だろうかと思いました。

・・・自分たちはイエス・キリストによって愛されたのだから、いただいた愛を人にも分け与えたいという一念で働いていることを知って、イエス様への関心が高まっていきました。

シスターたちにとっては、講義などを終えて宿舎に帰った後も修行でした。沈黙を守りながら夜中に起きて血だらけになってひざまずきながらお祈りをするような毎日を送っていましたが、それでいてとても明るいんです。いま思うと、シスターたちの姿そのものがキリストを表していたように思います。

彼女たちの真剣さに心打たれたことが、私がシスターになった理由の一つですね。・・・

 

このお話しで、以前鈴木秀子先生から直に先生自身のシスターとしての修行の様子をお聞きした内容を思い出しました。

それは、寝ても起きてもずっと修行で、沈黙を守りながら、ひたすらお祈りする毎日でした。

現在、非常に多くの情報にあふれた真っ只中で、私たちは生活しています。片時でもスマホがないと不安になってしまいます。でも、このようなあふれる情報は、本来の生き方にどれだけ必要なのでしょうか。

ファスティングは食事を制限して感性を高めることができます。同様に、あふれる情報を断捨離することで、別の視点でものごとをとらえることができるようになります。

時に、静寂を味わう豊かな時間を過ごして見ませんか。

 

(参)月刊致知2021年10月号

[ブログ]2021.09.11