スタッフ公式ブログ

プロトン技術を使った電解水で胃腸を元気にしましょう!

以前、2019年10月17日のブログでもご紹介したプロトン技術が、また、最近おもしろくなってきたので、ご紹介します。

プロトン技術は、素粒子を水に閉じ込めることで、さまざまな面で私たちの健康や環境に貢献できています。

特に今回、東京オリンピック・パラリンピックの300種目の競技中、70種目の競技でこのプロトン技術が使用されて多くのアスリートのパフォーマンス向上やケガの防止やケアに役立ちました。

そして今回、このプロトン技術を手軽に家庭や職場で利用できるすばらしい生成器が出来ました。

プロトン技術を水に閉じ込めることで、大きく3つの働きがあります。

それは、①解毒(抗酸化作用)、②引き出す、③充電(生命力を高める)です。そして、この3つの働きは、「同時に」「瞬時に」発揮するのです。

老化や私たちの多くの病気は“酸化現象”です。そして、ある意味“寿命”は、120歳から酸化による影響を差し引いた年齢と考えられます。

多くの病気、つまり、生活習慣病や認知症、がんも活性酸素による炎症が大本です。ですから、いかに病気を作る元である活性酸素(フリーラジカル)をすみやかに消去するかがポイントなのです。

現在、私たちの環境は“酸化社会”になっています。人間関係のストレス、乱れた生活習慣、添加物や農薬等に汚染されて劣化している食品、プラスイオン優位な住環境等によって、私たちは益々酸化ストレスにさらされているのです。そして、激しい運動も同様です。

ですから、いかに酸化を処理するかが、私たちの健康では重要なポイントなのです。

当サロンのプラズマ療法もアポトーシスの働きと強力な抗酸化によって、がん患者さんのサポートをしていますが、それ以外の日常の場面で気軽に健康生活を送るアイテムを手に入れることが出来ました。

それが、プロトン技術を応用したプロトン水生成器e-ris(イリス)(医療用電解生成器)です。医療用なので、胃腸症状の改善という効能・効果を持っています。胃もたれや胃の不快感をやわらげたり、胃腸の働きを助け、お通じを良好にするなど、内側から胃腸症状を整えます。しかし、これはプロトン水のほんの一面しかありません。

それは、先程のプロトン技術の3つ、解毒、引き出す、充電をすべて瞬時に行える水だからです。普通の水は吸収されるのに約4時間と言われていますが、この水は数秒以内です。速やかに吸収されるからこそ、脱水にさらされて酸化された疲労物質が溜まってしまった体内環境を改善する最適なものとして多くの一流のアスリートが利用しているのです。以前のブログの時にもご紹介しましたが、メジャーリーガーの大谷翔平選手やフィギャースケートの羽生結弦選手等はケガの早期回復やパフォーマンス向上に大いに利用しています。

最近では、Jリーグやプロ野球のプロスポーツ団体でも取り入れられたり、職場や施設、病院等でも導入され始めています。

とにかく、プロトン水はすみやかに酸化を還元してくれます。それにより、炎症体質を改善してくれます。

摂取する食品の解毒、消化吸収する胃腸機能を高める、おならが臭くなく、水に浮く良い便になるように腸内環境を良くする、血液を良くする、肌・粘膜を正常化する、ストレスに強くなり、運動機能を高めたり、睡眠の質を良くするなど脳機能を高める、疲労回復を早める、ミトコンドリアの働きを高めて元気にする等の現象によって、健康面でさまざまなサポートをしているのです。

私の所でも、トップレベルの浄水器を取り付けていたのですが、単に浄水するだけではなく、健康面でさまざまに利用できるので、プロトン生成器に切り替えました。勉強会を繰り返し、時間をかけて販売店として取り扱いも始めたので、ぜひ、ご希望の方はご連絡下さい。

単に、器機を販売して終わりではなく、無料で、その後さまざまな健康面での相談付きです。

地球環境改善にもプラスのものなので、浄水器やウォーターサーバーからの切り替えもお勧めです。

ビタミンB群は頭を良くします

母親がビタミンB群、鉄等を妊娠中にしっかり摂っているとIQ(知能指数)が高くなることが分かっています。

4歳児189人のテストでは、妊娠中、ビタミンB群、鉄を摂っていた場合は、摂っていなかった場合と比べてIQが8高くなりました。

一般的に、大きな努力をしてもIQを5上げるのは大変なことであり、10高まれば人生に大きな影響が出ると言われています。子供に「勉強しなさい!」と言わなくても、妊婦が積極的にビタミンB群を摂ることは最も効率の良い「頭の良い子に育てる方法」とも言えます。

また、IQに限らず、胎児のうちから十分なビタミンB群が与えられることによる恩恵は、母子ともに大きなものがあります。特に、ビタミンB群が十分ある環境で育った赤ん坊は、新生児の初期から6時間程度連続して眠れるので夜泣きが少なく、不機嫌や人見知りも少なく、笑顔が多く穏やかなので、親もとても育てやすいのです。

しかし、妊娠中ビタミンB群が少なかった場合でも、その後母親がしっかりビタミンB群や鉄等を含め栄養改善に努めることで、体調を改善し、良い母乳により、子どもの成長にプラスになって行きます。

ちなみに、「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、3歳までに1万冊の絵本を読み聞かせる実践によって、4人の子ども全員を東京大学理科三類(医学部)に入学させた例もあります。頭は栄養で出来ていますから、炎症を抑えた食事とビタミン・ミネラル・オメガ3の脂質をしっかり摂る食事、それと親の読み聞かせは学力の土台作りになります。ストレスに強い心身を養い、これからの変化の激しい時代を乗り切る基本になるでしょう。

さて振り返りますが、ビタミンB群には、ビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、B12、葉酸などが含まれます。体内で代謝がスムーズに進むためには、それを促す“酵素”が必要です。酵素そのものはタンパク質なので、タンパク質をしっかり摂ることが必須で、さらに酵素がまともに機能するためにはビタミンB群が必要なのです。

代謝とは相互に関係し、影響し合う流通網のようなもので、1カ所でも滞るとその影響で重大な障害をもたらす場合があります。

ビタミンB群は脳・神経系で特に需要が高く、子どもにおいてはB群を十分に摂れたかどうかで、脳神経系の発達具合、さらには知能指数(IQ)にも歴然とした差が出るのです。ですから、うつや発達障害に限らず、学業やスポーツのパフォーマンス向上にもビタミンB群は十分に摂って行きましょう。

ここで、ジャンクフードや精製された糖質類の過剰摂取は、ビタミンB群を消耗しますから、控えて行きましょう。

ちなみに、感染予防においてお勧めの“チョコラBBプラス”もビタミンB群です。受験時や人込みに出たりしてどうしても感染するリスクを下げたい場合や暴飲暴食してしまった時にも有益なので、ぜひご利用してみて下さい。

 

(参)食事と栄養で心の病が治るワケとコツ、月刊致知2022・2月号

[栄養]2022.03.09

がんの体験をした外科医が伝える『がんの言い分』

がんは突然、偶然に発症したのではありません。遺伝子が何らかの原因で傷ついたり、エラーミスの積み重ねによって発症したのではありません。

がんは今までの生活のアンバランスによって発症するのです。今までの生活がおかしいぞと気付かせてくれるものなのです。

今回、がんの体験をした外科医である船戸クリニック院長船戸崇史氏の、がん克服までの気付きを伝える「がんが消えていく生き方」より『がんの言い分』をご紹介します。

昔から、病気を含め人生の苦難は「自然なルールからはずれたぞ、それでは不幸になるぞ」と注意してくれる赤信号と捉えていました。そして、人間が自然のルールの中で生かされていることに謙虚になり、反省し、自然のルールに則った生き方にもどると苦難が消えることを良く知っていました。

ところが、現代では、病気はいたしかたがないもので、患者は自身の身体を医師にお任せ状態になってしまっています。医師も対処療法に忙殺されて、ゆっくりと本質である生き方に向き合ってあげる時間をとることができなくなっています。

睡眠を削り仕事に夢中になっていた船戸先生は、自身ががんになり、生き方を見直すことで、がんを克服されました。そして、その経験を活かして、がんの患者さんに向き合っています。その中で、クリニックを受診されているがん患者さんにアンケートをとりました。そのアンケートの質問の一つに「あなたのがんの言い分は何ですか?」と問いかけてみました。つまり、あなた自身でもあるがん細胞は、あなたに何と問いかけていますか?ということです。

その回答(※最後に掲載)を船戸先生がまとめたものを以下にご紹介します。

「感謝して、ワクワク生きなさい」

「自分の生き方を見直しなさい」

「自分を大切にしなさい」

「もっと希望を持ちなさい」

「義務感を捨てなさい」

「食生活の見直し、卒煙、卒酒」

「家族との絆を見直しなさい」

がんは一言も「死ね」とか「治してみろ」とは言っていなかったのです。

『がんの言い分』はただ一つ「変わりなさい」だけだったのです。

がんは敵ではなかったのです。

そして、間違った生き方を正すことで、手術できない末期の方々の中に、余命半年と言われたのに20年生きたとか、転移巣含めてがんがすべて消えてしまったということもあるのです。奇跡でも何でもないのです。生活を改め、自分で治そうと決めたからなのです。

私たちのプラズマ療法は、そう言う意味ではほんの些細なサポートです。患者さん自らが現状に向き合い、心身を改めて生きようとする姿勢に寄り添って行くだけです。人生捨てたものではないと、笑顔になってもらいたいのです。

 

※がん患者さんの回答(一部)

・自分を大切にしなさい。よくやったと褒めなさいと言っている

・毎日が大切、常に希望を持ち広い視野でみなさいと言っている

・人の温かさにより感謝できるようになった

・足りないものより足る事に感謝できるようになった

・義務感を捨て、辛い人に寄り添おうと思うようになった

・今一度人生を考え直しなさい

・希望をもって1日1日を大事にすること

・自分と真剣に向き合えた。家族との絆が深まった

・もっとやりたいことをしなさい。奥様に死に様を見せること

 

(参)がんが消えていく生き方

今日は最良の一日、今は無二の好機(日々好日)

これは、倫理法人会の「万人幸福の栞」の17カ条の第1カ条の教えです。

「光陰矢の如し」という言葉があります。今という瞬間は、あっという間に過ぎ、取り戻せません。『今日はまたとめぐって来ない。昨日は過ぎ去った今日であり、明日は近づく今日である。今日の外に人生はない。人の一生は、今日の連続(つづき)である。』

今日、今という一瞬を失うとさまざまなものを失います。「時は金なり」と言いますが、お金だけではありません。お金は取り戻せますが、チャンスはもう戻らないかもしれません。人との縁も一瞬です。

そして、その一瞬の連続である一日をどのように過ごすのかということに成功の秘訣や健康の秘法があるのです。

ぐずぐず、だらだらしている人は、皆「今」をとりにがす人です。

「気づいた時、気軽に、喜んでさっと処理する。」「気づくと同時に行う。」目的を常に意識して持っていると、その一瞬に気づきます。

私も30年間、「医療を通して縁ある人を幸せにしたい」とコツコツ努力し続け、思い続けていたので、ナチュラルアートクリニックの御川先生からプラズマ療法のことを知った時に、すぐそのすばらしさを理解でき、行動に移すことができたのです。

この「気づいた時」がポイントです。栞では『気づいた時―それはその事を処理する最好のチャンスである。それをのばせば、次第に条件が悪くなる。事情の最も高潮に達した時、その波動(うごき)が、人の脳に伝わって気がつくようになっている。これは、「気づくとすぐする」という、ほんの日常の、しかし絶対な生活倫理(くらしみち)の実践によって証明せられる。』続く『第1感を働かせよ。これは叡智である。あとで考えたのは堕落(つまらぬ)人間のばか智慧、気がついたら、毛髪1本のすき間もなく、ぐいとつかむ。ここに幸福の天地がまっている。』

なかなかの名言です。つい心配したり、怠け心で後回しにし、チャンスを逃すことがとても多いでしょう。そこで、気づいたらすぐするという「即行」を身につけてチャンスを逃さない訓練があります。

それは、「朝起き」です。「早起き」ではありません。まずは目が覚めたらサッと起きる「朝起き」です。どんなに気づきの感度が鈍い人でも、一日に一度は「目覚め」の瞬間があります。そして、その目覚めは気づきの一種にほかなりません。その目覚めという気づきの一瞬に、どんな起き方をするかは、本人の意志が決めることです。人間の本性は怠惰ですが、ぐずぐずと布団の中に留まらずに、サッと起き上がってみましょう。朝起きは自ずと早起きになります。早起きは三文の得といいますが、それにより一日が充実していきます。目覚めの時の「即行」が身につくように心がければ、日常のさまざまな場面での気づきの感度が高まっていきます。ピンと来て、難を逃れたり、チャンスをつかめる頻度が高まるでしょう。

ただし、即行が単なる思い付きの行動にならないように、平素の行いも正していきましょう。お勧めは、各地域にある地元の倫理法人会で学ぶことです。一度顔を出すだけでも良いです。とにかく、希望や志を抱いて、気づきの感度を高めていけば、通り過ぎようとする縁をつかんでチャンスをものにしていけるでしょう。瞬間、瞬間、至る所に縁や気づきはあります。一日一日を大切に過ごしていきましょう。今まで不遇だとしても、この瞬間からでも変われます。命の確かな瞬間に「あいにく」はありません。今はまたとない瞬間。今日は最良の一日です。今を無二の好機にしてみましょう。

 

(参)万人幸福の栞、人生の合言葉

[ブログ]2022.03.02

人間の生命力はどんだけ~

人間の生命力には驚かされることがあります。

先日、富士高原の倫理研究所で行われた経営者倫理セミナーに参加してきました。その中で、雪が周りに残り、氷の張る道を素足で散策したのですが、初めて20分以上歩きました。

今まで、京都の杏林予防医学研究所の研修会では早朝のアーシングがあり、また、山田豊文先生直々の80日間アーシングの課題もして来ました。確かに、冬場早朝の鴨川の土手を素足で歩くのは辛いものでした。但し、辛ければすぐにシューズを履くことが出来ました。

ところが、今回は長時間で、途中、雪上や氷上の素足はとても厳しいものでした。

しかし、考えてみると、山に住む鹿やサル、野鳥などの動物たちはシューズも防寒具も羽織っていませんが、その環境でも平気です。白くまは、氷や雪の中で暮らしています。

そして、イタリアの登山家ラインハルト・メスナーの例もあります。そのエピソードをご紹介します。

彼は、ヒマラヤ山脈の8000メートル峰14座全てに、酸素ボンベなしで完全登頂するという偉業を成し遂げた史上初の人物です。一般的にはとても生きて戻ってこられないような極めて過酷な状況です。その偉業の裏で彼が行っていたのが、以下のような修行です。

標高1000メートルの凍結した山の斜面を裸足で駆け上がる

朝に冷水のシャワーを浴びる

腹式呼吸(瞑想)を毎日行う

週に1回は断食を行い、肉類は食べない

このような修行僧のような修練が、自然環境への順応性を高め、偉業を成し遂げるような能力開発につながっていくのです。

空海や多くの僧侶が、自然の中での修行を通じて、悟りを開いて行っています。

超能力を目指すのではありませんが、ぬくぬく過ごす怠惰な生活を改め、自然の環境に即した生活により、人の生命力は高まるのです。

人間の設計図である遺伝子は、適度なストレスによりスイッチをオン・オフして、より心身を強靭にしてくれます。この遺伝子には、不思議なことに、酸素が無い場合には、窒素呼吸が可能な遺伝子もあるとのことです。共生している表在菌の助けにもよりますが、不食の人たちや、驚くような自然治癒力を発揮した人たちを見ると、本当に遺伝子の潜在能力に驚かされます。そして、その遺伝子が環境に応じて自由に発揮できるよう、適度なストレス環境に身をおいて行きましょう。きっと、ミトコンドリアも元気に増加して行きます。

早起き、ウォーキング、運動など、体が喜ぶストレスを上手く取り入れて行きましょうね。

 

(参)死ぬまで元気に生きるための七つの習慣

[ブログ/健康法]2022.02.27

ビタミンB6のお話し

ビタミンB6は、他のビタミン同様、様々な代謝の補酵素として働いています。

特に、ビタミンB6は100以上の補酵素として、すべてのアミノ酸の代謝に関与しています。糖原性アミノ酸からの糖新生、アミノ基転移、DNA合成、尿素の生成、ヘモグロビン合成、ホモシステイン代謝の正常化等に働いています。

また、細胞の新陳代謝を促し、発育促進、生殖機能の活性化などの働きをしたり、免疫機能を維持するのに必須です。妊娠中のつわりや、月経前後に現れるイライラや落ち込みなどの、女性特有の症状を軽減する働きもあります。

さらに、神経伝達物質の合成にも関わっています。

ビタミンB6の欠乏症として現れやすいものとしては、貧血、口角炎、口内炎、舌炎、脂漏性皮膚炎、多発性末梢神経炎、痙攣、てんかん発作などとされています。

本来、ビタミンB6は欠乏しにくいビタミンで、活性化されるのにビタミンB2が必要なので、同時かもしくはビタミンB2のほうが不足しやすく、その時には先にビタミンB2の欠乏症が現れます。

菜食主義者、アルコール愛飲家、喫煙者、薬品摂取者は欠乏のリスクが高くなります。

また、ビタミンB6は腸内細菌でも作られるので、抗生物質を服用した場合は、不足しがちになります。

ちなみに、分子栄養学的に、逸脱酵素のASTとALTとの関係で、ALTがASTより2以上の差で低い場合にビタミンB6不足と考えます。

さて、ビタミンB6の不足によって起きやすい症状には次のものがあります。

  • タンパク質合成の低下によるもの・・・食欲不振、体質虚弱、リンパ球や抗体の減少、易感染性、がん免疫低下
  • 神経伝達物質合成低下によるもの・・・神経の過敏、痙攣が起きやすい
  • ヘモグロビン合成低下によるもの・・・貧血
  • アミノ酸代謝異常によるもの・・・動脈硬化、糖尿病、ナイアシン不足

特に、鉄芽球性貧血症、動脈硬化や心臓病の予防、脳の正常な働きの維持、妊婦や授乳婦の健康維持には、ぜひ積極的にビタミンB6を補って下さい。

もともとビタミンB6は皮膚炎を予防することから発見されて、過剰なアレルギー応答を抑えたり、免疫機能を正常化に維持するのに役立ちます。

感染症、花粉症、がんなどには、やはり栄養を見直して、必要なビタミンはしっかりと摂って行きましょう。

[栄養]2022.02.23

ビタミンB2のお話し

ビタミンB2(リボフラビン)は、牛乳から発見されました。ビタミンB2を含むほとんどの食品は、ビタミンB2とタンパク質とが結合した補酵素型であるFAD(フラビンアデニンジヌクレオチド)あるいはFMN(フラビンモノヌクレチド)の2つの活性型の形で含んでいます。

作用としてビタミンB2は、代謝において基本機能を果たし、酸化還元反応を行う多くの代謝に深い関係があります。

脂質の代謝にも関連していて、脂肪燃焼の働きもあります。他、化学物質の解毒や活性酸素の除去にも重要な働きを担っています。

機能としては、成長と生殖を助けます。皮膚や爪、髪を健康にして、口腔内、唇、舌の炎症を和らげます。視力を増進させ、目の疲労を軽減します。

動物性食品から植物性食品まで多くの食品に含まれているのと、体内でタンパク質と結合した形で存在していて急激に体外に出ることはないので、欠乏症の発現はゆっくりしています。ただし、アルコール愛飲者では消耗が大きいのと、消化力が弱った高齢者では欠乏症が現れてきます。

欠乏すると最初に兆候が表れるのは、細胞回転の速い皮膚や上皮組織です。症状としては、口唇炎、舌炎、口角炎の他、鼻の周りや陰部の脂漏性皮膚炎など。また「まぶしい」「涙が出る」「目の灼熱感」「視力低下」「眼性疲労」などの眼の症状も起こります。

その他、皮脂の分泌を調整する作用があるので、欠乏により肌荒れや髪のトラブルなどが現れます。ゆえに「美容(皮膚)のビタミン」と呼ばれています。

偏った食事、ファーストフード、インスタント食品等による慢性的な不足によって、エネルギー代謝に支障が出てくると、成長障害を起こすことがあります。

さて、活性酸素の除去については、グルタチオンペルオキシダーゼという酵素と共に働いていて、有害な過酸化脂質を消去します。過酸化脂質は、動脈硬化や老化を進行させ、発ガン性の疑いのある物質です。ビタミンEが過酸化脂質の生成を抑えるのに対して、ビタミンB2は生成された過酸化脂質の分解を促進します。

ともすれば、有害な食品添加物を取り込むことの多い現代食では、意識してビタミンB2の摂取をして行って下さい。

ちなみに、コロナ対策としてお勧めしている“チョコラBBプラス”にもビタミンB2がしっかり含まれています。

感染症の予防、美容、解毒の機能を持つビタミンB2が愛おしくなりますね。

[栄養]2022.02.19

ビタミンB1のお話し

ビタミンB群は、いずれも生体内において、補酵素として機能して、様々な代謝を助けています。補酵素とは、一般的に酵素に結合して働く低分子量の有機化合物を指し、別名として「コエンザイム」と呼ばれています。

今回お伝えするビタミンB1は、世界で初めて日本で発見されたビタミンで、1910年に鈴木梅太郎氏が脚気を予防する因子として米ぬかから抽出し、1912年にオリザニンと命名しました。

ビタミンB1は生体内でリン酸基が付加されてチアミン二リン酸に変換され、各種酵素の補酵素として、血糖(ブドウ糖)や脂質からのエネルギー産生に働いたり、リン酸基がもう一つ結合したチアミン三リン酸として、神経伝達に関与しています。

ビタミンB1欠乏症としては、心不全、末梢神経障害(ウェルニッケ脳症:意識障害、精神障害)等があります。心不全によって下肢がむくみ、神経障害によって下肢のしびれが起き、これを「脚気」と呼びます。心臓や筋肉はATPを大量に必要とする臓器で、ATP欠乏症状は多くの臓器で起こりますが、心臓は特に強い症状が現れるのです。心臓が悪くなると、動悸や下腿の浮腫に続いて、呼吸困難などの心不全の症状が出て来て、死亡例もまれではありません。

繰り返しますが、ビタミンB1は特にエネルギー通貨であるATPを作り出す過程において重要な働きを担っているので、不足するとエネルギー不足の症状である、疲れやすい、だるい、憂うつ、物忘れ、イライラ、食欲不振、吐き気などが現れます。また、神経伝達機能の低下では、四肢のしびれや痛み、麻痺が現れます。ビタミンB1がないと、クエン酸回路が回らずに、乳酸になってしまうのです。

現在、ビタミンB1欠乏の一番の原因は、甘いもののとり過ぎ(糖質過多)で、また、アルコール愛飲者では欠乏のリスクが高くなります。

そして、アルツハイマー型認知症や糖尿病患者さんでは、ビタミンB1の血中濃度の低下が見られています。

ビタミンB1は、全粒穀物、オート麦、雑穀、野菜、種子、豚肉、ビール酵母などに含まれています。

ちなみに、にんにくにはビタミンB1のチアミンとチアミンの吸収を助けてくれるアリシンが結合したアリチアミンの形で存在しています。このアリチアミンはビタミンB1の吸収利用には非常に有用な物質ですが、にんにく臭があります。そこでにんにく臭がしないように合成してできたのが、栄養剤のアリナミンに配合されているフルスルチアミンです。

さて、プラズマ療法で疲労が摂りづらい方は、ぜひ、栄養の取り方やビタミンの摂取も考えていきましょう。

 

[栄養]2022.02.16

西原克成先生が伝える「病気にならない3原則」

今回は、日本免疫治療研究会会長・医学博士の西原克成先生と東洋医学・開業医の田中保郎先生共著の「病気の8割は腸とミトコンドリアで治る!」(ヒカルランド)より、病気にならない3原則をご紹介します。

西原克成氏は、口呼吸をしたり、冷たいものの飲食により白血球細胞の中にばい菌が入り込んで体中にばらまくことでさまざまな病気を引き起こしていると提唱されています。

田中保郎氏は、パーキンソン病やアルツハイマー病は腸から起こっている病気だとおっしゃっています。「考根論」を提唱し、腸が植物でいうところの根っこにあたり、腸を整え、元気にすることで多くの患者さんを救っています。

さて、病気にならない3原則は次の通りです。

 

  • 腸を冷やさない(冷たいものを止める)
  • 骨休めをする(睡眠をよくとる)
  • 口呼吸をしない(鼻呼吸をする)

 

がんは腸内微生物の多重複合感染で、ミトコンドリアの働きのうち細胞分裂や細胞増殖、リモデリングを行う機能が変調をきたしたときに発症します。ミトコンドリアは細胞機能の全てを担っています。ミトコンドリアは、一つの細胞にだいたい800~3000粒いて、お互い関連し合って全身のすべての器官と連絡を取っています。

私たちの超多細胞の多臓器生命体が、統一個体としての制御システムを持っていることで上手く動くことができるのです。

しかし、口呼吸をして、腸を冷やすと、腸からクラミジアからヘルペスなど、いろんなウイルスが細胞の中に入って、細胞分裂を制御する部分がやられてしまいます。これを「細胞内感染」と言います。1世紀も前に、ドイツの生化学者オットー・ワールブルクは「細胞呼吸の変調(ミトコンドリアの変異)ががんの大元である」と言いました。この細胞内感染については、おいおい理解を深めていきたいことろです。

ちなみに、口呼吸が原因となる病気を一部ご紹介します。

(以下の病気の原因が、すべて口呼吸とは限りません)

脳:偏頭痛、うつ病、統合失調症、発達障害、多発性硬化症、てんかんなど

目:網膜症、シェーグレン症候群、緑内障、白内障、ドライアイなど

内耳:耳鳴り、難聴、メニエール病

鼻・のど:鼻炎、扁桃炎、副鼻腔炎

肺:喘息、気管支炎、間質性肺炎など

甲状腺:橋本病、甲状腺炎

消化器:腸炎、胃炎、クローン病、胃潰瘍

皮膚:皮疹、湿疹、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹

関節:リウマチ、関節炎、白血病、痛風

すい臓:糖尿病、すい炎

骨髄:再生不良性貧血、血小板減少症、骨髄異形成症

泌尿器・生殖器:膀胱炎、前立腺炎、子宮筋腫、内膜症、不妊症

 

とにかく、無理せず体を冷やさない生活をして、鼻呼吸を意識しましょう。そして、ミトコンドリアの働きを応援するプラズマ療法をぜひご体験下さい。

[健康法]2022.02.13

子ども達にワク〇んを打たせるのはどうでしょう?

先日、地方紙の新聞広告に「お子さんやお孫さんにワク〇んを勧める前に」と題した意見広告が一面に掲載されました。

「厚労省ホームページから「未成年接種」を考える」という副題で、今までの臨床試験中のワク〇んの安全性への疑問に、今までの治験データから明確な指針をしめした素晴らしい内容でした。

本来、治験では、そのメリットとデメリットをしっかり説明して同意の上で行われる必要があります。しかし、今回のコ〇ナ禍においては、大手のマスメディアを使って恐怖を煽りつつ、メリット偏重で、中身の成分も含め安全面で問題のあるものを打たせるのが目的であるかのような流れで打ちまくっています。

そのような中で、今回の意見広告では、株式会社ゆうネットの勇気ある行動にとても感動しました。

その代表取締役堤猛さんの“決意表明”を要約してご紹介します。

 

・・・本当の目的、それは世論を変えることです。・・・実際に世論を作っているのは、政治家や経済人や知識人、著名人や報道機関の上層部等の、発信力が強く社会的影響力や指導力もある、ごくごく一部の人達です。

・・・彼らの大半は意外なことに、まだワク〇んの危険性を分かっていません。だからまず、彼らが日頃読んでいる新聞の中で「意見広告」に触れてもらい、子どもにワク〇んが必要ないことを分かってもらうのです。

・・・1紙でも多くの新聞に意見広告を掲載することが、日本の子ども達を守る最も有効な手段であると私は確信しています。・・・そして皆様もお感じの通り、この予兆はすでに見え始めています。・・・

 

こうして2022年2月8日(火)の時点で、累計1億7千万円以上の寄付が集まり、現在、地方紙では29社/49社と59%ほど掲載されました。多くの方々が、異常なコ〇ナ禍の対応と非常識なワク〇んに気づき、子ども達を守っていこうと立ち上がったのです。

それは現在、大人だけではなく、将来を担う子供たちにも安全性に問題のあるワク〇んを打ち始めたからです。

意見広告は、厚労省がホームページで伝えている事実をありのまま伝えているだけですが、未だにその「事実」を報道機関(テレビ局など)が伝えようとしない内容です。

それは、ワク〇んによって既に未成年者の接種後、重篤者387人、後遺症8人、死亡者5人出ていることです。それまで、コ〇ナ感染で死亡した健康な未成年者はただの一人もいないし、重症化もほとんどしていないにも関わらず、にです。

今までの大人の治験だけで、十分“薬害”相当です。

「思いやりワクチン」「親孝行ワクチン」「大切な人を守るために」ではないのです。

ぜひ、事実を知って、賢明な行動を選択して下さい。そして、子ども達を守って行きましょう。

 

(参)株式会社ゆうネット意見広告